海ノ底カラ星ヲ見上ゲヨ
おぼんろ
サンモールスタジオ(東京都)
2009/12/17 (木) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★
一月経って
今更感もありますが、一言。私が観たのは千秋楽のマチネ。おぼんろさんの公演は、4.5公演に続いて2回目の観劇だった。内容について、ほとんど事前知識無く観に行ったが、オープニングの死神・末原氏から説明での知識を中心の観想。個々の場面の皆の演技にはある程度納得できたが、残念ながら一つの作品として何を伝えたかったのかは、良く分からなかった。「死神と乙姫」に重点を置くか、「乙姫と太郎」に重点を置くか、どちらかで展開させた方が、観る方としてはある程度分かり安くなったのではと思う。また、ただの演劇好きの戯言として言わせていただければ、「劇団」として『おぼんろの演劇』をするのか、「脚本・演出」としての『末原拓馬氏の演劇を観せたい』のか、この点も確定させて作品作りをした方が、観る方も演じる方もやり易いのではないかなと感じた。これは4.5公演の時も強く感じた。とにかく、次回の公演で期待してみたい。
マレーヒルの幻影
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
麻生久美子
観想としては、彼女を生かしきれていないような歯がゆさが残った。しかし、それが彼女の実力か?逆に他の出演者の方がとても良かった。正直、麻生久美子さんだけ他の役者に替われば、とても良い作品になったような気がする。これも、舞台経験の差かもしれないが。麻生久美子さんの今後に期待。
パッチギ!
フジテレビジョン
新国立劇場 中劇場(東京都)
2009/12/04 (金) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★
加藤和彦さん
個人的に加藤和彦さんが大好きで、演劇と言うより、音楽の方がメインで観に行った。直前に加藤和彦さんが自殺したこともあり、より感慨深く観ていた。ストーリー自体に新しいところも特筆するところも無いが、イムジン河は本当に良いタイミングでかかっていたので、結構泣いてしまった。。。
『デストロイヤー花』
junkiesista×junkiebros.
新宿FACE(東京都)
2009/12/18 (金) ~ 2009/12/21 (月)公演終了
満足度★★★★
ギャクセンスに脱帽…
もちろんミュージカルなので、踊りと歌もよかったですが、とにかく細かく散りばめられたギャグと俳優陣の絶妙な演技センスがとてもツボに嵌りました!今後も是非観て行きたい劇団ですね。
かわうそ
横町慶子
ラフォーレミュージアム 原宿(東京都)
2009/12/19 (土) ~ 2009/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
事前期待よりストーリーもしっかりしていて、作品の演出・展開もしっかりあり、横町慶子さんの魅力はタップリ伝わったんではないでしょうか。個人的にはとても面白かったと思います。もちろん、横町慶子さんの抜群のスタイルと美貌にも圧倒されましたが。
太陽と下着の見える町(庭劇団ペニノ)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★
なるほどね。
またも、内田慈さん狙いで観に行きました。彼女の演技(衣装?)については、全く文句無く、逆にタニノクロウさんにお礼を言いたいくらいです…。作品自体の内容についてですが、この作品をどのジャンルの作品として観劇するかで、評価が大きく変わると思います。事前の期待に比べると、そんなには満足してないかな。
舞台版『妹と油揚』
metro
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
キャスティングは抜群。
他の方も書かれている通り、キャスティングは抜群で素晴らしいと思うが、基となる作品にそんなに魅力が無いため、話の展開が殆ど無く、ダラダラとホームドラマのような展開になってしまっていたのは、物凄く残念だと思う。でも、metroのお二人をはじめ、芝居に対する姿勢にはとても感銘しているので、今後も応援していきたいと思う。
卵を立てることから―卵熱(山海塾)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/12/04 (金) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
初観劇
子供頃からずっと気になっていた「山海塾」と言う謎の白塗り集団の作品を、やっと観劇することが出来て、少しは彼らを理解できたかな?自分の持っている「山海塾」イメージとは大きく違っていたが、それは良い意味で裏切られたと言う感じで不満ではない。でも、やはり自分の趣味の領域ではないかな。
社会派すけべい
毛皮族
駅前劇場(東京都)
2009/11/19 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
ただ楽しむのみ!
江本純子さん作品は結構観ていたし、町田マリーさんの作品も観ていたけど、「毛皮族」の本公演は今回が初めて。やっぱり事前期待通り、エロ面白く、ナンセンスで、心空っぽにして楽しめた!それにしても、普通にしてれば、とても可愛い女の子やキレイなお姉さん方が、最後にはあんな姿で…。まぁ、本当に感動・感激で、ご馳走様でした。。。ずーっと、観て行きたい劇団です。
心は孤独なアトム
“STRAYDOG”
シアター代官山(東京都)
2010/01/12 (火) ~ 2010/01/17 (日)公演終了
満足度★★
実写版のアトム???
オープニングから、学芸会演技にぶっ倒れそうになったけど、さらに実写版のアトム姿で歌われたときには、あきれを超えて逆に感動した。。。歌と踊りはそれなりに観られるが、演技そのものは、学芸会の域を抜けず、何とも悲しかった。”STRAYDOG”の作品は、アイドルを結構使うので、当たり外れが大きいので、要注意かな。それにしても、実写版アトムの格好をしていた女の子の勇気には脱帽です。 ※チラシの地図が分かりにくく、危うく会場にたどり着けなくなるところだった。これも減点。
コルテオ
CIRQUE DU SOLEIL
原宿・新ビッグトップ(東京都)
2009/11/04 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了
満足度★★★
劇場の作りが不満
何作かシルクド・ソレイユの公演は観てきたが、今回はちょっと会場と演技があんまり良くなくて、内容についてもそんなに良いとは思わなかった。これおなら、TDRでやってる『ZED』の方が、断然面白い。
東京月光魔曲
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/12/15 (火) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★
う~~~ん…
事前期待が大きかったから、それを上回ることは無く、ちょっと残念。
キャストも全員良かったんだけど、やっぱり脚本が良くないのかな。
悪くは無いけど、本当にちょっと残念なお芝居でした。
友達の友達
『友達の友達』
シアター711(東京都)
2010/01/08 (金) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★★
ゆるゆる~
内田慈さん目当てで観に行きましたが、今回は”コント”と言うことで、どんな感じかなと思って観に行きました。全編シュールな何とも言えない感じのコントで大笑いは無いけど、今回の趣旨にはあってたかな?ツボだったのは、内田さんの”お姉さんシリーズ?”本当に彼女は何やらしても及第点以上の演技で面白かったです。それに、□□□(くちろろ)のテーマソング?も、良い感じで馴染んでました。また、内田さんの本職ではないイラストが抜群に良く、そっちが一番感動したかな?
ウーマン・イン・ホワイト
ホリプロ
青山劇場(東京都)
2010/01/12 (火) ~ 2010/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★
女優陣の魅力は充分
笹本玲奈出世作の再演と言うことで、事前の企画含めて注目度は高かったが、それを超えられたかどうかは難しいところ。平日だったこともあるだろうが、かなり空席も目立っていた。しかし、かなり高いレベルの作品であることは確か。主演級のメンバーは、充分な稽古量が分かるほど完成しており、ミスなどは皆無だった。3女優陣は流石に上手い。そして、予想以上に良かったのは、田代万里生さん。声量が無いかなぁと思っていたが、本番では高音の伸びも含め、充分満足できる演技と歌だった。観る価値は十分にある。
トライフル~reorder~
トライフルエンターテインメント
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2010/01/27 (水) ~ 2010/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高の面白さ!!!
事前の期待を大きく上回る面白さで、本当に大満足!!!
全出演者が全てツボに嵌ったキャラクターでとても良かった。
オープニングからエンディングまで、全員が高いテンションで演じきっていた。
明日千秋楽だが、観る価値大!
とにかく観てみて!お勧めです。
血は立ったまま眠っている
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/01/18 (月) ~ 2010/02/16 (火)公演終了
満足度★★★★
凄いキャラの俳優陣
自分の席がコクーンシートであまりよく見えなかった部分もあり、
ちょっと後悔してるので、観にいく方はその点を気を付けた方がいいかも。
観想を一言で言えば、よくこんだけの個性的(一種異様な)
メンバーを集めた物だと、まずは関心。本当に開演とともにビックリ。
話の内容と展開はそんなに際立っているわけではないが、
コクーンの舞台空間をうまく使う手法は、やはり蜷川といった感じ。
飛び抜けてよかったのは、遠藤ミチロウ!彼が見られただけで充分。
アンチクロックワイズ・ワンダーランド
阿佐ヶ谷スパイダース
本多劇場(東京都)
2010/01/21 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了
満足度★★★
寝ちゃった…
最初は頑張ってついていけたけど、中間部で脱落…
エンディングが意識不明でした。。。
しかし、話の展開に仕方にはかなり工夫があり、
やはり演出の上手さは感じた。
俳優陣もとても上手いのだが、演出と合った演技なのか、
今一つ腑に落ちず。
事前期待の大きさからすると、可もなく不可もなく。