満足度★★
一月経って
今更感もありますが、一言。私が観たのは千秋楽のマチネ。おぼんろさんの公演は、4.5公演に続いて2回目の観劇だった。内容について、ほとんど事前知識無く観に行ったが、オープニングの死神・末原氏から説明での知識を中心の観想。個々の場面の皆の演技にはある程度納得できたが、残念ながら一つの作品として何を伝えたかったのかは、良く分からなかった。「死神と乙姫」に重点を置くか、「乙姫と太郎」に重点を置くか、どちらかで展開させた方が、観る方としてはある程度分かり安くなったのではと思う。また、ただの演劇好きの戯言として言わせていただければ、「劇団」として『おぼんろの演劇』をするのか、「脚本・演出」としての『末原拓馬氏の演劇を観せたい』のか、この点も確定させて作品作りをした方が、観る方も演じる方もやり易いのではないかなと感じた。これは4.5公演の時も強く感じた。とにかく、次回の公演で期待してみたい。