音のいない世界で
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2012/12/23 (日) ~ 2013/01/20 (日)公演終了
満足度★★★
夢の中
今、自分は夢を見ているなと感じさせるような芝居であった。
なんだかゆりかごに揺られてすやすや眠っている赤ん坊にでもなったような気にさせてくれた。
ゴリラと最終バス
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
ゆったりとした座席
座席のスペースがゆったりとしていて、いつものぎゅうぎゅう感がなくゆったりと観られた。
話はいろいろな登場人物が出て、最初はこってりしているなと感じたが、次第にその内容についていけた。ぬいぐるみハンター所属の役者さんは、神部さんをはじめはじけていた。茜役の片桐さんも適度に壊れていて、うまく芝居にとけこんでいた。
池亀さんは役者もやられているが演出家としてのほうが、やはり向いていると思う。
バナナ学園大大大大大卒業式
バナナ学園純情乙女組
王子小劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
満足度★★★
今年の取り
今年最後はバナナ学園。相変わらずハチャメチャである。でもこれが卒業式かと思うと寂しい限りである。
劇団員の皆さん、バナナは卒業ですけど、きっとお芝居は続けられる方もいらっしゃるでしょう。また、どこかでお会いできるのを楽しみにしています
星は更なる期待をこめて三つとさせていただきました
大女優祭【ご来場有難う御座いました!】
江古田のガールズ
「劇」小劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
満足度★★★★★
なんでもありでした。
立錐の余地もなく超満員の中、なんでもありーのお祭り騒ぎでした。
観客に対してあのサービス精神は敬服に値します。とても楽しい時間をすごせました。
新春浅草歌舞伎
松竹
浅草公会堂(東京都)
2013/01/02 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
満足度★★★★
若手の歌舞伎役者たち
寿曽我対面は曽我兄弟の仇討物語。冷静な兄と豪放なが繰り広げるにぎやかで豪華で観ているほうも気持ちが自然と盛り上がる。
極付幡随長兵衛は、俠客の長兵衛と敵対する水野との対決が繰り広げる活劇。
海老三はじめ若手が縦横無尽に演ずる姿は気持ちのいいものである。
余談だが帰りに浅草寺にお参りにに行ったが、混んでいたので辞めた。
初雪の味
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2013/01/06 (日)公演終了
満足度★★★★
初春に大晦日の物語(鎌倉編)
昨年も新春一作目は、ここ駒場アゴラ劇場で時間堂の『星の結び目』を観てきた。ことしもここ、こまばアゴラで幕開け。
吉田さんの作品は静かに心に浸み入ってくる。本作も同様に青☆組劇団員の皆さんが一体となりから、舞台から語りかけてくる。
本当にいい芝居を観れた。今年もたくさんの芝居を観いて行きたいという気持ちにさせてくれる一作であった。
「俺とあがさと彬と酒と」第1回公演『ふたりマクベス、マボロシ兄妹、ほか短編』
DULL-COLORED POP
アトリエ春風舎(東京都)
2012/12/27 (木) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
満足度★★★★★
気鋭の演出家と小劇場の天使
マボロシ兄妹、ふたりマクベスの2本立て。どちらも約50分
2人の作家が相手方の芝居に出演。あがささんは両方の芝居に出演
前者は不条理劇か、しかし洗練された会話と静かな舞台が、観客をとりこにさせていく。なぜかミロという画家の作品が頭に浮かんできた。
後者マクベスは2人芝居として演出。マクベスは大劇場で何回か見ているが、コンパクトな舞台でそれだけ役者の力量が試される。
しかし、狂気に取り付かれたマクベスは凄みをもってせまってくる、夫人のあがささんも前者とは違う妖艶な演技でせまってくる。
すごい舞台だった
チェインソング
文月堂
駅前劇場(東京都)
2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
文科系クラブ
地味な文科系のクラブが熱く立ち上がった。出演者が多いが、それぞれのキャラが立っていて、とてもわかりやすかった。
駅前劇場であったが、満員で補助いすが出されていた。
泳ぐ機関車
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2012/12/13 (木) ~ 2012/12/25 (火)公演終了
ブラックルーム
メガバックスコレクション
ART THEATER かもめ座(東京都)
2012/12/15 (土) ~ 2012/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★
七鬼神編
さらわれて、とある部屋に閉じ込められる。そこでは脱出のための静かな頭脳ゲームが始まる。
この空間で、繰り広げられる各人のキャラクターが立っていて、心理描写がうまく描かれている。結末はどうなるのか観客も一緒に考えさせるれ、最後はそう来たかと感じ入って思わずニヤッとさせられる。
五鬼神編が観れないのは残念
TST クラシックス
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/12/13 (木) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
楽日に2本見ました。
TSTさんの意外な一面を発見しまた。紅い華のデジャヴューは、きれいな芝居でした。いっぽうMUKAIYAMAザ・トラブルマスターズはコミカルで、ああ、こういう作品もやるのかと感じ入りました。
両作品とも素晴らしいかったです
すべての夜は朝へと向かう
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2012/12/12 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
うまいなあ
上野さんはこういう芝居をやらせたら、うまいなあーと感じ入ってしまう。
テンポもよく、話の展開も洗練されていて、完成された芝居であった。
ただ、出演者が多く、もう少し一人ひとりを掘り下げてみてもよかったのではないでしょうか
12月文楽鑑賞教室公演
国立劇場
国立劇場 小劇場(東京都)
2012/12/04 (火) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
わかりやすい
いつもの文楽と違い、観客層が団体の高校生や若い方がずいぶんと多く観られていた。
靭猿は殿様に皮をはがれそうになった猿が、芸をして助かったはなし。軽妙で心が和んでしまい観ていて楽しかった。
一方、恋女房染分手綱は人情もの。こちらは親子の情愛と、武家社会の仕組みで、どうにもならない切なさが人形を通して、ひしひしと伝わってきた。
間に解説もあり、初心者でも楽しめる内容であった。
Knight of the Peach
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
満足度★★★
邪道
桃太郎がハイジャックに掛かるとこういう風な芝居になるのかと感心した。
この芝居をやろうとする人の頭の中をのぞいてみたい気がした。
まさに劇団海賊ハイジャックであった。
十二月大歌舞伎
松竹
新橋演舞場(東京都)
2012/12/01 (土) ~ 2012/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
今回当たり
籠釣瓶花街酔醒は世話物、佐野次郎左衛門役の菊五郎の切なさと、無念さがひしひしと伝わってくるいい芝居であった。
奴道成寺は三津五郎の冴え渡る舞がきらびやかに訴えてくる。
今回は2作ともあたりだった
二人芝居
劇団 東京フェスティバル
OFF OFFシアター(東京都)
2012/11/29 (木) ~ 2012/12/04 (火)公演終了
満足度★★★
客層が違う
落ち目の政治家を朝倉さんはいつものようにう、味わい深く演じられていた。一方岡田さんはキャラメルの俳優らしく、さわやかさを表現されていた。
ただ、客層がいつもと違い、なぜか雰囲気が軽めになっていたように思う。
『ガラクタとペガスス』
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
ワーサルシアター(東京都)
2012/11/28 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
D51-651
パラドックス定数
上野ストアハウス(東京都)
2012/11/27 (火) ~ 2012/12/02 (日)公演終了
満足度★★★
迷宮入り
実際の事件は迷宮入りだそうですが、当時は労働者の馘首が多いに行われていたのは事実です。別にドキュメントではないのだからいいのですけど、アレンジの仕方がチョッと気になりました。
国鉄側の人物描写はよかったですが、人権弁護士と刑事との会話は少し弱かったように思います。こんなことを書いていますがパラドックスは好きです。
野木さんの溢れる才能はは素晴らしいですね。
なんか支離滅裂な感想になってしまいました。
ご無沙汰してます。
ホントに、月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2012/11/10 (土) ~ 2012/12/02 (日)公演終了
満足度★★★
先週に引き続き
Bチームを見てきました。
少し設定は違ってましたが、基本的には同じシナリオで、違う役者が演じていました。
当時はシンデレラエキスプレスなど、遠距離恋愛が盛んでしたね。
でも、根本さん、まだ幼少(生まれていないかも)であったのでは
行方不明
ブラジル
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
前半と後半
最初は軽い調子で主人公の人と為りや、周辺の登場人物を絡めてコメディータッチで描かれているが、途中から失踪事件にまつわる、推理ドラマかと思いきや、そうではない。
オカルトっぽいシーンなども登場し、主人公の自我を追い求めているのか、
話の先がまったく読めなかった。
だからといってつまらないわけではなく2時間近い長さだったが、ずっとひきつけられた。
不思議な作品であった。