広い世界のほとりに
TPT
ベニサン・ピット(東京都)
2008/10/29 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
図書館的人生vol.2 盾と矛
イキウメ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了
千秋楽まぎわにやっと観られました
安心して楽しめる、ひんやりブラックユーモアが効いたSF短編集。笑いもいっぱいで、エンタメとして満足。家具のシルエットとホリ幕がきれいだった。
傾く首~モディリアーニの折れた絵筆~
ジャンクション
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/10/25 (土) ~ 2008/11/03 (月)公演終了
ミュージカルの人気男優さんは本当に人気がある
内田亜希子さん目当てでチケットをゲット。その点では大変満足でした。それにしても高額ですよね。ミュージカル・ファンの女性はすごいなー。お金持ちが多いのかなー。
『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』
岡崎藝術座
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/10/30 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了
初日観劇「リズム三兄弟」
不毛の平面に屹立する自己。何が起こるか予想できず、常に驚きをもって観る内に、涙だーだー。朝公演も予約しました。サントラ買っておけば良かった。
1945
the company
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/10/25 (土) ~ 2008/11/03 (月)公演終了
どんとゆけ
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★
死刑執行をわが身に起こることとして考える
死刑という重いテーマを真正面から扱いながら、笑いもふんだんに織り込んだ完成度の高い津軽弁芝居。被害者家族が加害者の死刑をその手で執行する「死刑執行員制度」という架空の設定が、見事に機能していました。
加害者と被害者家族が死刑執行予定の現場で面と向かって言葉を交わすので、観客は死刑を身近なものとして受け取れるようになります。死刑執行員がいない場合は、その場に同席している拘置所職員が手を下すのが一目瞭然であることから、観客の想像力はおのずと日本で実際に行われている死刑にも及びます。死刑を描いた演劇はこれまでに数作拝見しましたが、ここまで周到な構成は初めて。
じわじわと死刑執行へと迫っていく時間の中で、登場人物のバックグラウンドを少しずつ明かしながら、気持ちの変化を丁寧に描きます。役者さんの柔らかなコミュニケーションは、感情のリアリティがしっかりと伝わるものでした。
桜の園
地点
吉祥寺シアター(東京都)
2008/10/18 (土) ~ 2008/10/22 (水)公演終了
あなたと私のやわらかな棘
ジェットラグ
新宿シアタートップス(東京都)
2008/10/17 (金) ~ 2008/10/26 (日)公演終了
急遽、土曜マチネに伺いました
牧田脚本を中屋敷演出で、というプロデュース公演。いったいどうなっちゃうんだろうと勝手に心配気味だったんですが(笑)、すっごく面白かったです。装置、照明、音響もかっこよかった。
ラ・マレア 横浜
急な坂スタジオ
横浜市中区吉田町 街頭(神奈川県)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
闇に咲く花
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/08/15 (金) ~ 2008/08/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
ほぼ泣きっぱなし
7年前よりも熱く、身にしみる感動。はつらつとした役者さんが作る、笑いの健やかさは青天井。ギターのソロ演奏に心が震えます。若い俳優に受け継がれていく演劇界の財産だと思います。
三月の5日間
岡崎藝術座
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2008/07/25 (金) ~ 2008/07/27 (日)公演終了
劇読み!Vol.2
劇団劇作家
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/07/22 (火) ~ 2008/07/27 (日)公演終了
「ハルメリ」鑑賞
日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作で、文学座の西川信博さんいわく「演出家にケンカ売ってるような脚本(笑)」。とても面白かったです。演出もばっちり。リーディングであることを見事に生かしていました。
ハナノミチ ※アフタートーク急遽決定!
青年団国際演劇交流プロジェクト
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/07/17 (木) ~ 2008/07/22 (火)公演終了
3軒茶屋婦人会 ウドンゲ
G2プロデュース
ベニサン・ピット(東京都)
2008/07/10 (木) ~ 2008/07/27 (日)公演終了
女性キャストでも観たい
個人の幸せな思い出ぐらいしか、確かなものはないのかも。だとしたら、今、存分に楽しく生きたいと思いました。赤堀さん、ありがとうございました。
SISTERS
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2008/07/05 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了
満足度★★★★
プレビュー初日観劇
じわじわ。ぞくぞく。前知識ゼロで観るのがスリリングで面白いかも。選び抜かれた言葉を味わいました。充実。二人のヒロインの衣装が素敵。靴がかわいい。
眠れない夜なんてない
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2008/06/27 (金) ~ 2008/07/06 (日)公演終了
混じりあうこと、消えること
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2008/06/27 (金) ~ 2008/07/06 (日)公演終了
自分が今、生きてるのかどうかを
考える1時間20分。確かなものなどないんだなと、しみじみ実感。笑いはもっと増えてもいいんじゃないかな。新国立劇場ではなかなか観られない作風だと思います。大胆な企画に感謝。
パンフレットの座談会に参加させていただいています。よかったらお手にとってご覧ください。
鳥瞰図-ちょうかんず-
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2008/06/11 (水) ~ 2008/06/22 (日)公演終了
キャストがどんぴしゃり。
親しみやすい笑いとたわいない日常会話。じわじわ、ゆっくりと核心に迫って行きます。言葉がとても簡潔。パンフレット掲載用の座談会に参加させていただきました。
ショウジさんの息子
渡辺源四郎商店
アトリエ春風舎(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
ここでしか作れない、「生」と向き合った会話劇
舞台は80歳になる老人・正治(ショウジ)とその義理の息子・真佐彦が2人で暮らす家の居間。壁や家具などのほぼ全てが、コンパネや角材などのおそらく廃材であろう木材でできています。無造作に打ちつけられたような、不器用に組み重ねられたような家具の佇まいがいとおしい。
ごく普通の人々の日常を描く現代口語劇で、役者さんは実年齢に近い役柄を自然体で演じます。いわゆる“静かな演劇”というジャンルに入る作品です。現代日本で「生きる」ということについて、真っ直ぐ目をそらさずに向き合った戯曲でした。登場人物1人1人を愛情いっぱいに見つめる視線も感じました。
舞台の上にいる人たちご自身の優しさ、大らかさが体に染み渡るように伝わってきました。青森の方言が話されているからだけでなく、この空気はこの人たちにしか作り得ないものだと思いました。
作・演出の畑澤聖悟さんが演じるローカル芸人と彼の弟子のカップルは、ちょっと元気が多い目に演技をして、空気をパっと変えるスパイスのような役割を果たしていた気がします。初日だったせいもあるかもしれませんが、少々ぎこちない印象でした。
幽霊船
劇団サーカス劇場
夢の島公園 特設テント劇場(東京都)
2008/05/16 (金) ~ 2008/05/26 (月)公演終了
満足度★★
並外れた努力によって実現した公演。
書きたいことが見つからない小説家・ミズホシと、第五福竜丸という船にラブレターを書き続けた女・火見子を中心に、ゴミ溜めに集まる奇妙な人々のそれぞれの妄想のような世界が繰り広げられます。
登場人物はみな雄弁ですが、対話ではなくずっと独白し続けているようでした。意味や設定が、次から次へと上書きされるように変わってしまうのが非常に残念。役者さんの演技はセリフ同様に一方通行な人が多く、あまり引き込まれず。選曲がつぎはぎな印象でした。しかるべき時にしかるべき音・音楽を鳴らす覚悟が欲しいです。
夢の島公園にテント劇場を建てて、かつての夢の島を舞台にしたお芝居を上演するという企画は、抜群のインパクトでした。劇団メンバーは主宰・作・演出の清末浩平さんと、プロデューサー・俳優の森澤友一朗さんのお2人のみだそうです。多くの方の協力を得て公演が実現したのでしょう。お2人の人徳と並外れた努力がそれを可能にしたのだと思います。アングラ演劇界の層の厚さも実感しました。
開演前に第五福竜丸展示館に行けてとても良かったです。貴重な機会をいただきました。また、展示館を見た人と見ていない人では感想が全然違うのではないかと思います。
開演前に体調が思わしくないことを伝えたところ、とても親切に対応してくださいました。ありがとうございました。