ひかりごけ2011
三条会
三条会アトリエ(千葉県)
2011/05/28 (土) ~ 2011/06/11 (土)公演終了
untitled
shelf
atelier SENTIO(東京都)
2011/06/02 (木) ~ 2011/06/05 (日)公演終了
演劇を拡張した
コンテンポラリー・アートって感じ。パリのポンピドウ・センターあたりで喜ばれそうな感じ。日本的な「静」の表現と、アシンメトリーな配置が洗練されている。
観客は、すごくセンシティブな状態に置かれて、絶妙な時に「言葉」が音として出てくる。
演劇からはずいぶん広がったシアターパフォーマンスアートだね。アートそしてはコンテンポラリーでも、演劇としては前衛・・・ってことは演劇はアートの中では保守的なのか、遅れているのか・・・。
演じている俳優さんの身体は個性的だった。識別しやすくてよいけど。
使われていた小道具も抽象的だけれども、たぶんそれぞれ意味のあることなんだろうと思う。
その中で、くだらないことかもしれないけれども、FOCUSって廃刊になってたよなぁ、と思いだしながら、あの劇中の雑誌はなんだったんだろう、記事はなんだったんだろう、3.11の記事じゃなかったのかな、とかひょっとしたら意味があったのかな、と今更思ったり・・。
音と言葉と身体の景色 vol.6
身体の景色
d-倉庫(東京都)
2011/03/25 (金) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
『ドモ又の死』『眠駱駝物語』
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2011/03/08 (火) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
12人の怒れる男
ULPS
アイピット目白(東京都)
2011/02/17 (木) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
新・牡丹灯籠
劇団キンダースペース
シアターX(東京都)
2011/01/26 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
くるみわり人形
演劇実験室◎万有引力
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/05/04 (火) ~ 2010/05/09 (日)公演終了
小さな恋のエロジー
毛皮族
駅前劇場(東京都)
2010/12/10 (金) ~ 2010/12/21 (火)公演終了
国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)
国道五十八号戦線
サンモールスタジオ(東京都)
2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了
踊らにゃ損
退廃的な生活風景の中で、一見は若者たちのエネルギーってすごいな~、元気だな~、っていう騒ぎっぷりなのだけれども、なんとなく切なくなった。彼ら、国家とか大きな話題を対象にしながら、その矛先が絶対に届かないことをみんな知っている。何にも変わらないことがわかっていて、パワーを出し続けていたようで・・。それが、60、70年代の闘争していた世代と比べて、闘う相手がどうにもならない遠く大きなモノになってしまった今を感じさせた。ガチガチで、選択肢のないからこそ、しらけないで盛り上がってやれ、そんな若者の賢いパワー享受。
春琴(しゅんきん)
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/11 (土)公演終了
すばらしいのだが
評判通り、緻密で繊細で美しくて、申し分ないのだけれども、カーテンコールの充実感とともに、なにか、全部去っていくような、たぶん来月にはなにも自分の中に残ってもいない、影響を与えられても変わってもいない、そんな気も・・。
光と音は、電気モノと生が共生。加えてタバコ臭。いろいろと刺激は多かったのですけれども、満腹感しか残らなかったのは、ちゃんと主題をつかめてないってことなのか、そういう演出なのか。
大人の人形になった生身の女優さんの身体、均整がとれていて美しすぎ。人形よりも人形らしい。
空を見上げる
HOTSKY
cafe MURIWUI(東京都)
2010/11/23 (火) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
窓から空
郊外の商店街、3階というかペントハウスのような場所なので、空が近い贅沢。
夕方の回にお邪魔しましたが、夜は星が見えたりするのでしょうか・・・。
それにしても、広い窓からの借景は、とても贅沢なはずで、惜しいのは当日の曇天。さらに惜しいことに、夕方のゴールデンタイム公演は、この回だけみたいでしたが、ちょうどこの時間、もし暮れている夕焼けなんかだったら、もの凄い相乗効果だったのに、と思ってしまいました。
ため息が出始めた三十路の女性x3のお話のお話ですけど、30代なんてまだ青春そのもの。
受け入れたり、しがみついたり、振り返ったり、進んだりといろいろでしょうけど、元気出していきましょ。
令嬢ジュリー
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2010/10/02 (土) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
建築
舞台美術というより。いわゆる『第四の壁』が業界通念になっているとこに、第四の壁もちゃんとある上に、なんといっても天井があるんです。
ちゃんと室内区間なので、室内の音の響きとか、蛍光灯やインテリア灯っぽい明り感も体感。
うーんこれは、やろうと思ってもいろんなスタッフの力が必要。『外圧』がないと出来ないことかもしれない。なにより、実現させる劇場だエライ。さすが
現代能楽集 チェーホフ
燐光群
あうるすぽっと(東京都)
2010/09/13 (月) ~ 2010/09/20 (月)公演終了
自由な空間で
チェーホフX日本。
四大チェーホフを、現代的能舞台みたいな自由な空間で。
教養として原作は知ってるもんだぞ、というハードルがまた良いかも。
ワーニャ伯父さんだけ、タイトルが変わっていた。
旅とあいつとお姫さま
座・高円寺
座・高円寺1(東京都)
2010/09/03 (金) ~ 2010/10/09 (土)公演終了
満足度★★★★★
ぞくぞく、わくわく
音と光と、美術と衣装と、セリフの響きとコンテンポラリーダンスの動き。
想像が膨らむ素晴らしい舞台。スタッフワークも素晴らしい。
総合芸術とはよくいったもんだ。
それら、こなしている俳優さんがまた、これが魅力的。
あ、たったの5人のキャストだったんだと、これまた感心。
KUNIO07『文化祭』
KUNIO
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/09/03 (金) ~ 2010/09/06 (月)公演終了
『喪服』『芭蕉と遊女』
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2010/08/31 (火) ~ 2010/09/05 (日)公演終了
綺麗な月でした
久生十蘭、の戯曲。登場人物の腹のなかはまさにミステリー。ミステリアスに演じる俳優さんがまた怪しい。プレスリー流れる時代の磯子、美空ひばり初舞台の頃と場所でもある。
芭蕉、新潟でのワンナイトストーリー。遊女の悲哀を前に、かの芭蕉は一句。芭蕉の存在をどう考えるかで、いろいろな受け取り方ができそうです。
美術が上質。
彼方へ 海の讃歌
SPAC・静岡県舞台芸術センター
舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」(静岡県)
2010/06/11 (金) ~ 2010/06/13 (日)公演終了
紙風船/葉櫻
shelf
atelier SENTIO(東京都)
2010/06/10 (木) ~ 2010/06/14 (月)公演終了
CANDIES - girlish hardcore (セカンドシーズン)
指輪ホテル(YUBIWA Hotel)
d-倉庫(東京都)
2010/03/04 (木) ~ 2010/03/07 (日)公演終了
欲望の海
BeSeTo演劇祭
新国立劇場 中劇場(東京都)
2010/07/06 (火) ~ 2010/07/07 (水)公演終了
満足度★★★★
京劇ならぬ
川劇とな。中国伝統の魅力はそのまま。国家一級俳優さすが、なんだろう。本当は、もっと気楽に、暗くない客席で見るもんじゃないかなぁ・・。