満足度★★★
う~ん、どうだったかなぁ・・・
なんか判りやすい筈の話を難しく演じて表現していたような感じがしたです。
万人受けはしないと思うデス。
観客は9割がた高齢者で占められていた感が強く、
後ろから客席見ると、頭の白い方々が多いようで。
また杖の使用者も多かった・・・。
原作のファン?とか興味覚えた方が多かったのではなかろうかと思った。
<18:30~19:30-15分休憩-19:45~21:05の全2幕>
ネタバレBOX
戦犯の裁かれ方がリアルであった。
(スマップ中居君の映画「私は貝になりたい」での収容生活はマイルドな表現だったんだなぁと思ったです)
もっと判りやすい演劇表現・演出をした方が良かったのでは?
→終劇後他の観客さんの「民藝さんらしいね」という発言に同意です
わかりやすい筈の話が、難解まで行きそうなギリギリの線で複雑化されたような感があった・・・。 ただ確かに簡単にしてしまうと薄っぺらくなるだろうし・・・・。 う~ん考えさせられる芝居でありました。(評価は悩んだデス)
(原作も問題作だったそうで→未読です)
第2部の芝居化ですが、自分的には1と2を合わせて簡略化した方が判り易い作品=万人受けできたんじゃなかろうか?とか思いました。
満足度★★★
もっと関西弁多用してもよいのでは
元気の良かった編集さんが楽しかったが、
なんとなく話は今ひとつで説明・説得力に欠けていたキライがあったです。
<80分>
ネタバレBOX
UMA専門のライターさんのみ天狗が見れるので、
皆が可哀想な目で見るのが受けました。
天狗の石が津波で流されたらしいのと、
どうして仲間の天狗がいなくなってしまったのか。
インタビューを受けていた天狗がいなくなった理由。
戻ってきたのは何だったのか?
想像に任せるにしても、もっと観客に情報は提示するべきだと思ったさ。
ほんにハジケタていた、
あつこ編集さんの存在感をもっと上手に引き出せて見せて欲しかったなー。
’60年代のヒッピーのようだったミオさんに、
特徴伝えて天狗の似顔絵描いてもらうアイデアは良かった。
旅館の主人やその人間関係&偽天狗のアイデアと実行力もよかったけど。
観客に伝えたいメッセージの焦点をキチンと合わせればもっとハッキリとした芝居になったのでは?と考えたです
満足度★★★★★
くやしいなぁー
ありきたりの、よくある話だったのに泣かされてしまいました・・・。
う~ん上手だったなぁ(^。^)
<90分>
ネタバレBOX
両親を津波で失い孤児となった少女が、優しい夫妻に引き取られます(子供が出来ない夫婦です)。その少女は亡くなった両親に見守られていました→幽霊さんです現世の人には見えません。そして少女は引き取られて3ヶ月・・いまだ夫婦に打ち解けてませんでした。ですが、ある晩。路上ミュージシャンの歌に引き込まれた少女は、初めて帰宅が遅くなり・・・・。その晩3人は心の内を語り本当の家族への一歩を踏み出すのでした。
白い建物風の舞台セットに3個セットでの蝋燭風の照明がゆらめき、セットにさまざまな映像がミチテラスよろしく美しく投影されていきます。
朗読&歌は幽霊となった少女(あおい)の両親(タカコ&ユキオ)が担当です。上手でしたわ(^^)
ほんっとベタな話なのに、いろいろ上手でありました。
満足度★★★
う~ん いまひとつだったか・・・・
結構期待していたんですが、ちと期待はずれだったかなぁ。
せっかく辻さんのアフタートクも付いていたんですがネェ・・・・。
(90分予定が朗読が早くて80分でありました・・・・)
ネタバレBOX
心に響くセリフが感動を届けられてはいなかった・・・
結局なんだかんだした男女2人が、きょうだいでしたという話・・・。
台詞に合わせた情念を舞台バックでダンサーが表現もするが、
眠気も出てきた時ありました。
おいおいラノベや現実やR指定ゲームのほうが過激だぞもっと!(レディースコミックとか最近の昼ドラとかも入るかな?)と思った。
(ちなみに笑えるライトノベル「お兄ちゃんだけど愛さえあれば大丈夫だよね」→アニメ化もしたラノベの方が楽しめたかなぁ・・・・・これよりと・・)
ついで!映画「冷静と情熱のあいだ」の修復士の衝撃行動も理解できなかったし・・・・、意図は理解できるが、人の心が描けてないとも感じたっすよ。(このコトで友人と口論してしまったなぁ・・・(遠い目(^_^;))
ネタバレ・・・→リハーサルが1回しか無かったとか・・・、
お金とってるんだから、もっとしっかりコナレた作品にして欲しかったなぁ。
満足度★★★
説明とは異なる話のようでしたが・・・
まぁ楽しめたかな
でも、かなり説明不足なとこもあり。
もっと世界観などの突っ込んだ説明をして、
ぐいぐいと観客引っ張っていって欲しく感じました。
(90分)
ネタバレBOX
賽の河原で石と魂を分けていく作業を繰り返す(数え間違えとか鬼の邪魔とかで妨害など入るとまた最初から数えなおすハメになるので)壁の向こう側は現世であり、時々神頼みの願いが監視役の鬼に聞こえてくる。ここは数え地獄・・・。生き返る為の石数えであるが、諦めたら死にきるために河原で石を砕き続けることになる。(数える行為が重要とのコトらしく、マクロとミクロの数詞が台詞に印象的に混入されてました。(1不可思議とか懐かしいなぁ(^^)日常会話では絶対に使いませんものね)=というか、当時の西洋にも無かった数詞を持ってる東洋文化は凄いなぁと思ったものです))でー話は監視役の角の無い鬼が夏になると水位の上がった三途の川の開いた水門越えて現世に魂を取りに行く(川越える最中はなぜか数字を数えていなければならない湯です(1不可思議で往復できるようです))亡者の中で、鬼に取られた魂を束子と取り替えて無事飲み込んだコクウが、生き返って描けなかった漫画のラストを今度はしっかりと描ききりたいと石を数える事に意欲を燃やします=魂が身体に入ってて妙にハイテンション!で周りの亡者も巻き込むのですが、結局魂飲んだのバレて吐き出して鬼に返して生き返りを諦める・・が、鬼は魂食べたいので、再び希望をエサに石の数えさせを再びする。・・他の亡者は死にきることを選んで河原へ行く・・・。(壁に穴を開ける・・という希望に満ちた行為をさせていた鬼の黒幕もいたのですが、それも無駄と悟る・・・。)実は以前壁に穴を開けようとした鬼=元亡者2人が、この亡者の監視役の角の無い鬼でしたと・・・。その穴は赤鬼に大きな岩で塞がれてしまったのであった。また飢えて鬼が死んでも別の地獄に行くだけと二人の鬼は話をする。結局絶望して死を選び、この地獄に来たものには希望なんてものは無く。現世でしっかりと行き抜けよ!と強くメッセージを提示して物語は終演します。
いろいろ引き出しを設けてはいたのですが、まぁ使い切れ、見せきれができなかった感じがしましたが。まぁちょこちょこと笑わせてくれるシーンもあり。そこそこ楽しめたかな。特に受けたのが、死にきる前にコハクと一発やって死にたいと、洞窟に連れ込むシーンが受けました(^^)。魂の扱い方の説明や事例などをもっと盛り込んで観客に説明すべきとも思ったし、賽の河原ですから地獄ではないと思うし、もっちっと「鬼灯の冷徹」みたいな地獄ライフを説明して欲しかったなー。 石化した魂から死因を判別するのも楽しかったです。
満足度★★★
幕末の群像劇・・・
いろいろ生き抜いた侍達の話が
ハードボイルドに展開はしていったのではあるが、
なんとなく今ひとつ感が抜けていない気がしました。
全2幕(10分休憩)
ネタバレBOX
岡田以蔵に弟いたんですネェ・・・初めて知った・・・、原田左之助と岡田兄弟の友情が男らしく展開するのですが。原田役の松田さんの演技が固く感じました→本人の個性か演出かは判別不明でしたが。また琴姫さまの緑の着物が素敵でした(^^)。基本舞台衣装は雰囲気にピッタリでありました。坂本竜馬の腹黒さと土方さんの共闘がユニークでしたな。また幕末越えて散ってゆく新撰組の最後の一人として原田の臨終シーンをクライマックスにもってきて、琴姫との繋がりであるハルモニカを上手に用いているのはGoodでした。
あとー舞台セットに鉄パイプの組階段などを使っていたが、作品とのマッチングが今ひとつに思ったデス。またミニスカ風の着物でのストッキング見本のような御み足でのダンスは豪勢に思ったであります。
役者さんファンも多く来ていたようで、珍しく初登場シーンでの拍手や掛け声を聞きましたわ。(でもマナーも悪い方いて、劇中での私語が聞こえたりもしたです。マナー悪いなぁ・・・)
まったく笑いが無いわけではありません、
期待されてる方は安心してくださいなっと。
お仙役の浜田翔子さん、
熱の入れすぎでオボン割ってしまうシーンが楽しかった。
また暗転は多用せず、幕を下ろすことで役者前に出してシーン進めて。
舞台セットなどを幕の後ろでいじってゆく手法は舞台に合っていました。
最後にインパクトのあったシーンを終劇暗転後にいろいろスローモーに役者さんが再現するのがユニークでありました。(気に入ったデス)
満足度★★★★★
定番ながらいろいろ豪華ー
指揮者付の生演奏!凄く豪華でありました
またミュージカルでもあるのだが、歌の挿入が自然でくどさが無かった。
話のひきも見事であり楽しめました。
(10分休息のある全2幕=2時間50分)
ネタバレBOX
いやぁ定番で予想通り(^^)の展開でしたが、
案の定パクッと女詐欺師に食べられましたねぇ・・・。でもオチが効いてた!
ジャッカルの異名を持つ女詐欺師は昨年500万は儲けたが、
この2人からせしめた5万が一番嬉しかったからと。
カモ引き連れて共に詐欺やろうと持ちかけて終劇です。
上手な引き際ですねーGoodでした(^^)
ちなみに歌を歌うシーンの中で通常の舞台上だけでなく、
観客案内中と思われたお姉さんが、
客席通路から歌に参加する演出には驚かされました(^^)。
満足度★★★
お試し版みたいな感じですかな
”おぼんろ”の紹介というか、お披露目版といったものですかね。
広く知ってもらおう、知ってる人にはより深くって感じでしたかな。
まぁライト”おぼんろ”劇場かな
16:50の回 (1時間)観劇です
ネタバレBOX
無料公演でした→周囲の壁には過去の作品の関係物が展示してあり、
その時の状況などが1ページほどのコメント紹介で共に貼ってありました。
”おぼんろ”知ってる人は割りと素直に入っていましたが、
知らない方々には敷居の高かったようで、
周囲から遠巻きに眺めてるカップルの、
そーいった会話などが聞き取れました。
(せっかくのメジャーな場所での宣伝方法はもっと工夫が必要であったのでは?)(過去にみた”ヒツジ”のように会場中央での無料公演にした方がより効果的だった気がしますです)
内容は未来に設定してある世界で、
戦争の爆撃・砲撃の中で”おぼんろ”の博物館に避難した人に、
過去の”おぼんろ”を紹介するという設定でありました。
進行は館長である老人が、交霊術で館内にいた人に”おぼんろ”主宰である末原拓馬を降臨させて芝居を観客と化した爆撃避難民に見せようとします。
見事降臨に成功し他のメンバーも仕舞っていたアンドロイドに憑依させて、芝居をしてくれます。老人は感極まりますが、実は老人もメンバーの一人だったサヒガシさんとわかる→サイボーグと化して生き延びていたということでした。
そしてここまでの話は館内で再現された3Dホログラムえいぞうでありましたという話でありました。(劇中劇は夢の話ですが、「ダークグリーン」の方が出来いいと思うなぁ。)
全体、小品だったかな。
場所の生かしたがチト残念でありました。
展示にしても一般の方も入りやすくする工夫が必要とも感じました。
満足度★★★
予告どおりの楽しい舞台でありました
けど、中だるみ感もあり。
もっと洗練できたのでは?と思いましたです。
開演前の受付が45分前からで少々短かった上に、
手間取ってるようで、
観客の列を作ってしまって開演も遅れたのは改善すべきでは?
(せめて開演1時間前からの受付開始とかも考慮に入れるべきと思われた)
全席指定の2時間強でした
ネタバレBOX
仮面ライダーいなずま!・・・の劇場版製作現場=撮影所の話でした
(舞台セットは撮影所内部っす)
好評に終わったTVシリーズ(’71年らしい)の跡を継いでの劇場版製作→人気アイドルグループ”JKP89”やら、往年の元アイドル・・今はさっぱりで、製作サイドに仕事下さいと言い続けるようなオーラの消えた今回初の悪役する俳優さん等を要し、この映画出演を最後に役者を辞める決意をした戦闘員A役の俳優さんなどの話を。撮影現場でドタバタと楽しく見せるコメディでありました。始まりは製作発表の場で、各キャラクターの紹介に後ろに名前のプラカードが出るので判り易かった。
戦闘員A役のシバヒデキが撮影所で待ち時間前に来ていて、次々と役者やスタッフが入ってくるとこで。照明部が来ない!との話が・・。なんでもクランクインで盛り上がって飲んでたら、〆のラーメンを豚骨にしたくて本場の博多に行こうと夜行バスに乗ってしまったと。(よくある曇りガラス風の会話にして再現アリ=笑えた)で外は雨だし撮影所内で照明さんいなくても初日だし撮影は決行となる。最初は戦闘員役の方々が集合して来ますが、シニア役者で初演技となる人がいたり、劇団所属で妙にテンションの高い人がいたり。個性が強かった・・・。と思ったら、20年売れてない元アイドルの隼駿太郎さんも濃かった(^^)。女幹部役は昼ドラ=田園調布の噂の女ザマス婦人役の白城ミサが大物女優風で登場(再現ドラマの”ザマス婦人”は楽しかったー)らしさもGoodで、夫はこの劇場版の脚本家で気の弱そうな感じが伏線・・・。
シバさんの最後になるという役どころのため、一致団結して脚本を読み込み撮影シーンを盛り上げようとする戦闘員仲間達であったが、思いっきり空回りして、怒った監督がそのシーン丸ごとカットとする事になる。何とか知恵をめぐらせて、周囲の協力も得て。そのシーンは予定通りに撮影できてクランクアップのスチール写真の撮影で終劇です。
でーその知恵をめぐらせたトコロが間延びしすぎてましたね。コメディなので構わないといったらそーですが。脚本家の言った”悲哀”と戦闘員らが聞き間違えた”卑猥”って5人も揃って聞き間違えるのは説得力に欠けると思ったなぁ。隼さんの機転の利かせ方とか、2名だけ残っていたと思ったスートーカーまがいのファンが、実はシバさんのファンだったのは割りと想像通りではあったが、駿太郎の(自分のファンは)「絶滅してたかぁ」の台詞は笑えました。
で敵役の悪の組織デビルタンの劇場版用の敵(隼役)のデスキノコのキノコに拘る理由が、敵仮面ライダーの必殺技”ライダーサンダー”=雷の落ちた後にはキノコが良く生えるという説明も楽しかった。知恵を出し合うはずが、妙案が出なくてネットの知恵袋に投稿して回答を得ようという発想も受けました。
→結局上手い回答が得られなかったが、脚本家の投稿に気づいて上手にたきつけて撮影シーンを戻すのは説得力あったが。このくだりまでがgdgdっぽくていただけなかったなぁ。アイドルJKPがじゃんけんで3万人から勝ち残った89人という設定も楽しかった。(JKP=じゃんけんぽんの略でしたし) また妙に耳に残ったのが戦闘員D役の役者さんの所属団体=劇団年中無休という劇団名が気になったなぁ(^^) また監督がJKP好きらしいと撮影映像の巻き戻しが楽しい動きでありました(6番シードのドライビングエンジェルフィッシュ思い出しました(同じような再現シーンやっていたんですよ(^^))妙にすれてたライダー役のスーツアクターに、話での定番デビルライダーとか。細かい設定も良く出来ていた分。くどかったとこと中だるみしたとこは残念でした。
お金が全てのプロデューサーと監督の喧嘩とか。最後にきちっと決めたシバさんのs-ンとかはかっこよかった。
それにしてもライダーの頭の上に雲が乗ってるデザインも笑えたなぁ。=映像ではCGで処理して、今回のはスチール撮影用とかの台詞も細かくて良かったんだが。
ちなみに”ザマス婦人”気に入ったんだけど、
スピンオフとかしませんか?(^^)
満足度★
がっかりな話でした・・・・
役者さんの演技は良いとしても、話の内容は大変残念な出来と思った。
久々に無駄な時間を喰われた感が強い舞台でありました。
<全2幕 10分の休憩入れて2時間半>
ネタバレBOX
前作「さぶ」の出来が良くて期待していた分、がっかり感も強く出たようです。
原作はイギリスとアイルランドの民族対立を上手に表現していたと推測します=だから舞台化したんでしょうが。表現しきれていなかったですネェ・・・。
ひたすら酔っ払いの大声討論を聞かされ続けた芝居でありました。
(父=ダダ役を本当に酒瓶でどつきたくなる感情が芽生えるほど役者さんの演技はよかったっす)
で話は、後を追ったマイケルは酒飲んでへべれけになって戻ってきて、喧嘩にも参加せず。(ほんとへたれてました)。妄言壮語のオヤジも喧嘩に行かず酒呑んでるだけで。そのこと問い詰められると他の喧嘩してたと弁解。そして決闘に勝利して戻った兄弟達をオヤジは昔のように兄弟同士で争わせて最強を決めろと囃し立て、愛想の尽きたベティは家を去り。残ったマイケルはコレまで目をかけて他の兄弟達のようにならないよう言い聞かせていた末弟デズを激情にかられた衝動のまま酒瓶で殴打し殺してしまいます。弟の死を煽った父親に他の兄弟達は責任を取れと詰め寄り終劇です。
結局、皆がわかっていたヘタレ親父に誰も逆らわず悲劇を招き。
民族抗争というよりも、町の鼻つまみ者同士の諍い=酔っ払いどもの=って感じが見てても不快でありました。まぁ反面教師で飲酒はよくないと言いたかったのでしょうか?
ひたすら酒呑んでて大声で叫んでるだけのチンピラ達には感情移入し辛い。
舞台設定を出来事のあった時代より未来にして、こんな事件があってと資料室での会話→過去ドラマの再現芝居にして、要所要所に当時の時代背景や民族間抗争、人種の違いなどなどを解説で入れるような芝居にすれば、楽しめたかもしれないなぁと思いました。
芝居をされる方には、酔いの演技が参考にはなるのかなぁと。
”お薦めはしない”とはしませんでした
満足度★★★★
伝統話芸はハズレ無し
面白かったが、仲入前の2人にはヤヤ眠気を感じてしまいました。
文珍さんは楽しかったー(^^)
<15分の休憩入れて2時間半>
ネタバレBOX
一番手”たま”さんの連続ショート落語は楽しくて、
つかみはGoodでありました。(てっぽう、健康ドリンク、ウォシュレット、ローマ法王のデコピン、ドリアン、シンクロナイズド”ドリアン”、ひなん訓練、新聞がみ、B29)でお題目は「動物園」
米紫(べいし)さんは「秘伝書」→昔の名前は”とんぼ”さんだったそうで、
友人に”かぶと”さんもいたそうで、とある町にて町長(蝶にかけた(^^)に自己紹介するくだりは笑えました。
小春さんは「壺算」
鶴光さんは「木津の勘助」で、つかみの宅急便の「うんそう」「はいそう」の返事話が楽しかった。
~仲入~
「片棒」市馬さんケチの話からスタートで、ウナギの蒲焼の匂いで御飯食べてるケチに蒲焼屋が匂い代請求にきて。支払いを小銭にして音を聞かせて支払いとするトコ受けましたー(^^)。
「心中恋電脳」文珍さん、さすがに大御所!
うまいなぁ・・。アップルの欠けたとこはサムスンが齧ったらしい・・に大爆笑しました。実際にゲーム内で育てた果実が実になると、現実の果実が配送される課金ゲームの話は知らなくてタメになりました。お題目の話は、ギャルゲーに嵌った亭主が女房との現実が地獄というオチの話でありました。(ちと御高齢の観客にはウケが今ひとつだったようです)
満足度★★★
地域伝統芸能です(韓国の)
文化は異なるが、なにか同じで何か違う。
おもしろいなぁ祭りというものは(^^)。
世界無形遺産まで見られてお得感高かった。
(会場は駅から遠いのだが)
(15分の休憩入れて約2時間)
ネタバレBOX
開演時間5分前に伝統音楽のサービス演奏ありです
第1部
プンムルノリ=韓国古来伝統の代表的4種の
農楽打楽器を用いた演奏とパフォーマンス
(奏者の頭に付けた”サンモ”と
茶色く大きいモコモコの獅子舞が印象的でした)
パンソリ「シムチョンガ」=韓国の伝統的民俗音楽であり世界無形遺産
(パンフに意訳付)
民謡=民謡です→韓国の(サービスで”ソーラン節”も歌ってくれました)
<18:30~19:20>
第2部
マダン劇「順風に帆をかけて」
出だしコミカルで開始したが、内容は南北分断による離別家族の悲しみと再会。(60年かかった)
狂言まわしが、トクさんとカモメというペアでした。
(韓国語と日本語のちゃんぽんでトークっす)
(祖国統一は悲願なんだぁと思える内容でありました)
(負の感情のぶつけ合いは悲しいですし、結末も悲惨ですよね。)
<19:35~20:40>
満足度★★★★
タイトルは説明文そのものです(-。-)
長いです。
さてお話は主人公である哲学者の、
最前線での軍隊生活の中での哲学的思考の背景を描く舞台でありました。
なかなか見応えあったであります。
<1時間45分+アフタートーク30分>
ネタバレBOX
舞台は兵舎内です(2段ベットを工事現場の足場で上手に再現してました)
丸椅子4脚にテーブル1つ。
初めは主人公が手紙をやり取りしている親友ビンセントと2人での会話=手紙のやりとりで始まりますが(手巻きのオルゴールがなかなか意味深なBGMでオイルランプも効果増します)、なんかBLっぽい関係と匂わせてましたな。
どうも脳内恋人っぽい関係で終始してましたが。現実へ戻ると・・・。
いつも友人に手紙を書いている主人公をホモと蔑むミヒャエル(=ビンセントと同じ顔=2役です)とカミルがカードゲームに興じて勝利し、巻き上げた300クローネで女を買いに外に出ます。しばらくしてスタイナー隊長が補給部から巻き上げた差し入れ(黒パンとソーセージ)をもち命令書を伝えに来ます。今夜敵の襲撃がある可能性がるので仮眠を取れと言い残し隊長とカミルは機関砲の整備に兵舎をでます。
その後残されたルードヴィヒと元画家のベルナルドはテーブルに隊長が説明で残したカルパチア山脈に見立てたパンとウルム川に見立てたソーセージで暫くは敵の攻め込む地点の解明に躍起になりますが、主人公はそのうち哲学的に山=パンなどとの相関性で論理哲学を展開してゆきます。
その後作戦開始時刻になり、今夜の哨戒塔任務を決める為に隊長が兵舎に戻ってきます。カミルが志願するのですが、隊長はあくまでくじ引きに拘り。寝ているミヒャエルに決まります。その後暗転し、真っ暗闇の中での戦闘が表現されます。(兵舎近くかなぁと思っていたら、後のトークで塹壕の中の表現だったそうです。)
なんとか全員無事(事前の戦闘で班のうちの2名は戦死している)で戦闘は終結し撤退命令が下ります。その後主人公に渡された友からの手紙はスイス経由の1ヶ月前のモノで(検閲済)友人の死を知らせるものでした・・・。10時間にわたるであろう徒歩での撤退に向かおうとするなか主人公は、言葉が重要であり。言葉になるものなっているものは実在するが、言葉になっていないものは存在が無いと哲学命題を理解するのでした・・・。
真っ暗な戦闘表現は見所でした
読書が趣味な隊長のキャラクターと役どころは好みでしたな
(出だしでタイトル全て言い切ったとことか)
WWⅠの世界とオーストリア×ロシアの東部戦線の悲惨さは伝わったな
オルゴールとランプの使い方はうまかった
最後の手紙の読みあげで劇場中が敵になるのが辛いなぁとの山崎さんの言が可哀相でしたが、頑張って欲しいですじゃ。
ベルナルド君のつっこみと、さりげなく食料をしまい込むトコが好きです(^^)。
満足度★★★★★
長丁場を感じさせない熱量のある舞台でした
あらためて説明読むと、凄いキャストの勢ぞろいだったんだなぁと更に感心。
眠気まったく起きなかったし、
タイトルに相応しい話のまとめ方であることも納得です。
<3時間15分(休み無し)→5分休憩後アフタートーク20分弱>
ネタバレBOX
本舞台が、お神楽のように舞台中央に配され。
客席が前後(左右かな)で2階席が1列ぐるりと取り囲んだ劇場でした。
黒い舞台に、白を基調にした役者さんの服が映えました。
(1字漢字が書かれている作務衣のような感じの服です)
話は最澄中心に国のあり方が描かれていきます。
また歴女である小日向えりさんは、青い服で上手に合間合間に説明を加えて話の理解を手助けしてくれるので、話に?となるようなことは無かった(^^)。
偽伝とはいえ、史実には即しているので。
見知っている歴史の知識と合わせてみると面白い展開でした。
使い勝手の良い家臣や悪い奴に、権力もって狂うとこや。
血生臭い謀略や家族の愛憎などなど。
歴史は繰り返すなぁとしみじみ思いました。
比叡の森に暮らしていた”ひろの”と”ひざし”のカップルが、
当時の戸籍の無かった”センニン”である”ひざし”に戸籍を家族ごと与えようと画策した”ひろの”であったが。請け負った下級役人が”ひざし”をものにしようとして、結局誰も救えず悩んだ”ひろの”は僧の”ギョウヒョウ”に弟子入りし、諸行を救うようにと弟子入りを許され、”最澄”と命名される。
桓武天皇との邂逅、天台法華宗の確立、遷都、唐への遠征、空海との出会い、さまざまなエピソードが順を追って語られてゆき。まったく飽きさせずに観劇できました。
アテルイが女性だったり、和解できそうな状況が開戦に至るドラマ性や。
空海の凄さなどが上手に解説されていてわかりやすかった。
(でも1年で密教習得とか凄いなぁと昔は思っていたが、以前読んだ文献では。密教本部さんがいろいろ策を弄して仏教の布教用に1年で渡す努力したらしいと読みました。→それ考えると国としても「仏教とか経典など欲しいから用意して」とか伝達したはずだよなぁと思いますね。結構裏のいろいろある話と勘ぐります。)
漢字の説明や、服に表記の字とか。
いろいろ人間ドラマは、ようの東西・今昔などは変わっても。
そんなに変わらないなぁと思った長丁場でありました。
ちなみにアフタートーク「桓武天皇と家族」では、
河合さん平子さん坂口さん真山さん神木さんが出演し。
究極の歴女である歴史アイドルの小日向えりさんが司会でした。
実際は桓武天皇は30人くらい子供がいた(劇中は代表の2名ほど)とか、
藤原薬子を笑わせるトコの他バージョンなどの再現で盛り上がりました。
トークでも言っていた通り、最澄メインの話は少なく。
けっこうタメになったです。
満足度★★★★
上手だなぁ・・・いろいろと・・・・
舞台セットもユニークで美しく、役者さんも上手で。
なんか良かったケド、
あまりこーゆードロドロした男女間は好みではないわなぁ。
~全席指定の約2時間~
ネタバレBOX
劇場のカフェがコーヒー¥250で美味しかった=初めての利用でした
舞台はホテルのロビーの調度品が猫脚のソファーなどで統一されてて、
一番後ろが下手が上の斜めの坂になっていて、上手に場面に利用されてて。
鳥かごのような部屋の表現箱でテクラ婦人の着替えシーンなども入れてて、
サービスよかったです(男性にね)。
ぶっちゃけ、話は機転の効いた現夫婦の頭脳勝利で。
(連絡船内で前夫の顔を見て策を弄す現夫くん)
出来事をかき回す事が好きな夫婦の勝利とのコトでした・・・。
ご婦人は、お元気なまま。
その後40年経ってもご存命でホテル利用してるらしいと閉じます。
(この40年後が、も少し見たかったかな。(^^)
出だし弱気で頼りなかったアドルフさんが、
実は狡猾そうな前夫を騙していたとは面白かった。
(女房の方がいろいろ大きくて、これも表現がうまかった。)
ときおり入れる効果音の波音や汽笛の音が巧みでもあり、
半暗転ともいえる舞台を前後ろに分けての照明も効果うまかったです。
満席になっていた他の観客の皆様も満足ではなかったでしょうか?
満足度★
下高井戸2つめです
知らなかったなぁ、こんなとこにあるとは。(駅から遠いぞ)
さて話は感じとしては、皮もむかず洗うこともしなかった野菜の煮込み鍋?
のような印象を受けました。
方向性や基本の話は納得できるが、つくりの甘さが目立ちすぎた80分。
ネタバレBOX
まぁ井戸の妖精さんが個人的にも受けたので星は1つ差し出します
さて話は、こうた&はな夫妻のカフェからスタートですが。
舞台のカフェは鎌倉の極楽寺切通しの中らしいが、
劇中では場所は語られない・・・・=説明不足と感じる。
白い燕尾服風の衣装の、なんか変な人=井の中。
(なかなかの上半身の鍛え具合はGood)カフェの常連らしい。
いきなりフラッと入ってくる、はねずさん→どうやらこの時代の人ではない、
らしい=巫女に仕えていたとか→キッチンに入って普通に調理・・・・。
不浄な肉とか、教示によってはミルクとかバターとかも触れられないのでは?
言葉の違和感も言うが、割とスルー・・・。
コーヒー=苦い飲み物を勧めるマスター・・・。
現代では親切かもしれんが、あれだけ苦くて嫌だというのなら。
無理に薦めるのは嫌がらせに近いと思った。
姉はなに会いに妹えみが来店。
姉に知らせず結婚・妊娠していた・・。
どうやら姉は子供が出来ないようである→にしても周囲が止めるからと、
妊婦に殴りかかろうとする姉は変だと思ったなぁ。
弟のようすけ君も姉に黙って大学卒業やめて他の大学に入りなおすと言う。
自分の意見が通らず怒る姉・・・・。
別に誰に迷惑かけるわけでなし、そこまでの怒りは共感できず。
(まぁ学費の問題とかもあるとは思うが、話の中では言及せずだし。)
本筋は巫女の弟子?-はねずが井戸に包丁落として、
巫女の豊作祈願の妨害して追われるとこで。
井戸の妖精=井の中に現代に飛ばされたそうですが。
説得力が・・・・。
結局もとの時代に戻せてもらえるらしいのだが、
ほんと説明と説得力が乏しかった!
ナレーションでチラシの説明するとか、
もっと状況をピエロに相応しい妖精さんに語らせるとか。
話も絵本的なんだから説明もわかりやすくするべきと思ったなぁ。
不妊の姉の怒りの出し方が不自然だったし、
はねずの扱いが不安定すぎたと感じました。
各登場人物の納得できる行動=強い説得力行動がみたかったです
満足度★★
ほんとに軽かっかたなぁ(^^)
初めてだったかなぁ、この劇場は・・・。
小劇場という名に相応しい規模でしたが、内容も小さめでした。
くすくすと笑えたのですが、
やはり小ささは拭えない話(?短編集)でありました。
<80分>
満足度★★★★
敷居は高いような感じでした
能「隅田川」から生まれた英国オペラと、
日本舞踊を同時上演というお得感の強い舞台であります。
「隅田川」は観世元雅(1400?~32年)の作品で、誘拐された息子を探し、都から下った女がわが子の死を知り悲しむ物語。
オペラは、今年生誕100周年の英作曲家ベンジャミン・ブリテン(1913~76年)による「カーリュー・リヴァー」→「隅田川」をキリスト教の寓話に置き換えた歌劇を、日本舞踊花柳流宗家、花柳壽輔(81)がオペラ初演出。
一つの役柄を、歌はオペラ歌手、所作は舞踊家と役割分担して演じる形式で、日本舞踊家でもある俳優、篠井英介(54)らが出演です。
19時から21時半までの予定でしたが、なか30分の休憩は長かったー。
ネタバレBOX
「カーリュー・リヴァー」は日本語の歌詞であり・・・
かえって判り難かったかな?(英語歌詞の字幕の方が良かった気がする)
着物にクルスかけた姿はインパクトあったが、
けっこう眠気に勝てなかった・・・・。
バックスクリーンに川や十字架の投影などは賛美に値する照明でありました。
「隅田川」は船も出してきて二人しか出ない登場人物の周辺を、
黒子さんなどが片付けたりして判りやすく楽しめたかな。
でも眠気は出たけど・・・。
ちと高尚過ぎたかな・・自分には・・・と思ったデス
・・今時にポマード臭の強い白髪頭の方とか、
高そうな着物の御婦人達がけっこう見られました。
満足度★★★
ベストセラーが良い舞台になるとは限らない
本として各エピソードは感動できるものなのでしょうが(未読)・・・。
ミュージカル化すると、ブツ切り感が色濃く出てしまい今ひとつだったかなぁ。
かといってフィクション入れたら原作本ファンのハートは掴めないでしょうし。
豪華な出演者と観劇料+出来上がり考えると「う~ん」だったかな・・・。
<15分の休憩入れた2時間半>+アフタートークショウあり
ネタバレBOX
~ボリビアからの研修とかはホントにあったんじゃろか?~
新幹線内の7分間の掃除というプロの話は無かった気がするし、
仕事するパートや社員の人物像に重点が置かれていたようです。
原作通りでなく、映画「ロードオブウォー」みたく、
いろんな人物のエピソードを1つにまとめて。
原作→原案として見せたほうが上手く舞台化できたのでは?と感じました。
満足度★★★
挟み込んだコントのキレが今ひとつカナ
けっこう春らしい話ではあったが、
まとめ方や見せ方がいまひとつだったかな。
も少し膨らませ方が上手だったらなぁとは感じました。
ネタバレBOX
自分の関わった仕事で切り倒された桜の木の妖精さん探しした主人公。
とズバッと切り込んだ結末ですが、まぁ時期的にもゲーム「季節を抱きしめて」みたいな感じですかな。主軸の話はチト膨らませ方が不足していたかなぁ。間に挟んだコントで、エヴァンゲリオンのネタが一番笑えました。