長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

1261-1280件 / 2341件中
出演者総勢27名!地の乳房

出演者総勢27名!地の乳房

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2014/10/24 (金) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

けっこう長かった・・・・
また客層が若手と年配者という二極化してる感じが珍しかったです。

”田”というものに纏わる、
人の柵やら繋がりが壮大に描かれた舞台作でありました。

2時間50分近い上演時間でした(15分の休憩入れましてデス)

ネタバレBOX

ラスト田んぼからは乳か出る(金が成る)
と嘯く息子たちに母は叱り付けます、「乳は絞らなければ出ないんだ!」と。
~ここがタイトルにかかってくるトコでした~

舞台セット背景に大きく飾られた6つの椿の花が印象的であるも、
衣装や小道具など手抜き無く表現された作品でありました。


東京23区

東京23区

ThE 2VS2

OFF OFFシアター(東京都)

2014/10/24 (金) ~ 2014/10/27 (月)公演終了

満足度★★★

なかなかに笑わせてくれました
けど終演後の話からすると、
もっとシモネタとか弾けた舞台もしたかったのかなぁとか邪推してしまいました(^^)

→東京進出で少し表現を抑えたとか?かな

いろいろ上手にオムニバス作品を連作で見せてくれましたが、
少々な小ぶり感は仕方ないよなぁと思った約90分。

ネタバレBOX

各作を楽章として説明=表現していました

アンケートも2枚もあり(初めてやねコーユーとこは)頑張って書いといた(^^)

意気込みが凄いなぁと思っていたら、
借金が552万円ほどに膨れているそうで。 そりゃぁ頑張んなきゃだわ(^^;)

下北沢という小劇場舞台に温かな場所での芝居はやり易かったそうですが、
楽しく舞台続けて借金返せるといいですね。

自分的には日本列島の擬人化芝居で、本州くんに触ると金取るトコが受けました。 沖縄さんの白枠もって登場するのも笑えました。

匂衣(におい) ~The blind and the dog~〈当日券あり!〉

匂衣(におい) ~The blind and the dog~〈当日券あり!〉

劇団印象-indian elephant-

シアター711(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★

内容的には本当にファンタジーでしたが
芝居上の嘘も容認できる内容に満足できました♪

ちょっと犬とか飼うのもいいかなぁとか思えた約90分

ネタバレBOX

わりとどうにもならない状況でも、人の優しさが加わると生きるのは楽になりよなぁ・・・。とか思った話で、結局娘さんはハナっから騙せずに。母の優しさを受け入れるというオチに加えて、主人公のホムさんの彼氏も現実にはもう去っていた(死別ではないですよ)という落涙な内容でありました。基本洋間のワンルームでの舞台セットを上手に使い分けてたりして演劇的にも楽しめたデス。

妙に耳に残る劇中BGM=太鼓の音は生演奏の「ジャンベ」のようで、
終演後の舞台挨拶で出て来てくれた奏者さんが持っていました♪
「ダム」

「ダム」

メメントC

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

重厚でした
そんで2時間20分と長いんですが、
これがまぁホンに心に響く作品でありまして。
細かいところまで作りこまれて表現された舞台に脱帽です。

→感動したっ! てぇ~やつです(^^)

ネタバレBOX

ダム建設を巡り取り残された築100年を越える民宿「かわず荘」の土間を中心とした舞台セットが、これまたよく出来ていたんですわ。
台所裏の露天風呂に入ると水面の照り返しなどが屋根上の木々に反射したりとか、蛍とか、いろいろ細かいところが手抜き無く表現されてたコトが自分的にツボでありました(^^)
舞台となる地域は熊本県の人吉から車で1時間以上はかかるらしい水害の多い土地=山奥という設定です。
基本、熊本弁で展開する芝居もユニークで気に入りました。
40歳バツイチの女性の心情とか、幼馴染とのズブズブな関係とか、
過疎化とか様々な事柄が見事に積み重なった舞台でありました。

寿命の無い”国”という怪物との裁判上の戦い=そりゃあ結局は”寿命”のある人間の負けは決まってるわな。 →ダムが出来ても出来なくても結局人の減少で村は弱小化して消失してしまうだろうが、山や河などの自然は残るんだ・・・と話は閉じて表現されるラストは心に残りました。
 See you Again!

See you Again!

劇団 浪漫狂

シアターサンモール(東京都)

2014/10/23 (木) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★

白浪漫組(シロロマン)観劇しました
う~む、いろいろな要素を取り入れていたのだが。
何となく表面的な感じがした約2時間の舞台でした。

ネタバレBOX

主人公の大場は漫才日本一を決める大会“漫才No.1”の予選最終まで残るも、帰宅中に頭を打って死亡してしまいます・・・。そこから大場の家を基本舞台に展開する話なんですが、今ひとつな漫才系の芸能界話+せっかくのアイドルグループなども活躍が今ひとつだったなぁ=せっかくの設定とか登場人物を生かしきれていないなぁと感じました。→神様まで出てきたし、ライトな感じの作りだったから主人公蘇らせる展開にしても良かったんではないかなぁとかも思ったデス。
火宅の後

火宅の後

猫の会

「劇」小劇場(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★

作品でしか知らない作家の血肉ある行動
ってのが舞台上で展開されると、
より作品の背景とか作者の人となりがわかりますね(^^)

なかなかユニークな舞台セットも面白かった1時間50分程

文豪さんとか好きな方には特にお奨めっすね(^^)

ネタバレBOX

舞台中央の円形床が観客席から遠くを高くした斜めの配置で、
なんとその円形床上は砂が撒いてあったりするという驚きの作りでした。

ちゃんと狂言回し役も配してあり、作品世界観が分かり易かった。
 
 ・・・んですが、ちょっと眠気が出ることもあり星の数はやや少なめにしました。(3.6ぐらいでしょうか=0.4が眠気分(^^;)ということで)
未開の議場

未開の議場

カムヰヤッセン

王子小劇場(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

杮落とし観劇です
紛糾する一幕会議劇でしたが、参加者の設定が細かく話しに矛盾無くとっても楽しめた約2時間に、作品の製作原点となった群馬県の大泉町リポート報告が終演後におまけで付きました。

超個人的な閑話休題→隣の席の茶髪のオネーサンが開演直後にいきなり自分の取っていたメモ上に両手広げて禁止(?)のゼスチャーしてきまして・・・。劇団関係者さん?=上演中はメモとか取るの禁止?それともまさか筆記具の走る小さな音が気になった?・・・わからない??少々混乱したまま観劇するハメになったです(メモはおそるおそる取ったデス=自分の首から上の物体の記憶力は、ままならないのでメモするようにいつもしているですよ。)。筆記具の音(鈴が付いてるわけでもないです)とかメモ禁止とかは開演前に言葉で言って欲しいなぁ。上演中にオネーサンの後頭部付近で飴の小袋破く音がしてても無反応だったから、やっぱりメモ禁止?終演後の報告会にも参加はされていたが、劇団さんがアンケート用に下敷きまで付けてくれていたのに記入はせず(あっしはちゃんと記入しましたが、上記の理由でいつもなら上演中も記入していたんだが今回は出来ずにアンケート記入は裏まで使えず残念でした=まぁミミズののたくったような字を解読しなくて良かったかな(^^)チラシなども全て置いて退出しましたねぇ・・・・。作中でも言っていた通りに周囲の空気を読んで波風立てない日本人気質なんで直接聞くことも出来なかった・・・ホントはグラスハートで蚤の心臓なだけです・・・(^_^;) う~む二度と会いたくない

ネタバレBOX

日本に住みながらも出身国で住み分けていた日本人と外人さんが町での双方の歩み寄りの手段として共同参加のバーベキュー企画を立てるのですが、ものすご~くいろいろな話が入り混じって組み上がった作品でした。

サ・セ・パリ-2

サ・セ・パリ-2

東京労音

かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/22 (水)公演終了

満足度★★★★★

OGさん達だけあって軽やかさというより重厚さがありました
2部構成で20分休憩入りの約2時間です
(後半がシャンソン風で、前半が有名ハイライトシーンメドレーでした。)

有名フレーズだけは知っていた曲等が、
華やかな衣装と舞台で生で観劇できたのは嬉しかったです(^-^)

観客は女性が多いかなって思っていたが、
結構男性客が多くてチョット驚いたです。

舞台上の見せ方は照明にセットにと隙がまったく無かった

曲の合間の小話で宝塚の方々は阪急電車にも挨拶するという話がでたが、
真偽の程はどうなんでしょう(^。^;)

生で見れた金銀のラメスーツは、
本当に煌びやかで非日常がたっぷりと味わえて大変満腹になりました♪

100周年・・・。 ほんと凄いですね~
開設当初は”なんて破廉恥な”とか陰口をたたかれて、
現在では”なんて古風なことを”と言われてるらしいとか、
代表さんのインタビュー記事を読んだ記憶が蘇ります。
インタビューの〆は代表さん曰く、
われわれは変わらず同じ事を継続しているだけなのに、
時代が流れているのだ。と述べていらしてました。 納得ですね。

ジャンヌ・ダルク~フランスの大地に聴け~

ジャンヌ・ダルク~フランスの大地に聴け~

劇団熱血天使

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

結構オーソドックスな作りに思えた作品でした
入場前に並んでいて入り口塞ぐからと横に並ばせられ、後から来たおじさんが先に受付を通過・・・・・。 何の為にいるんだ受け付け前の係さん? パンフとアンケートがあるとの話があって持ってる人も見かけたが、何処で渡していたのか?手元には届かなかったなぁ・・・・。もらいに行く行動力も沸かなかった・・・。 という開演前の出来事が、観劇始まるんだ~といったウキウキ感を台無しにされてしまい残念なテンションで観劇開始です。 きちんとゼロアワーでのスタートでしたが、前説(ランスで行われる王の戴冠式を見に行くというジャンヌの親友=カトリーヌの設定)の開始でありました。導入は上手で飴玉も貰えたがテンションは上がらず観劇続行。 劇場施設は出来が大変素晴しくセットも頑張ってはいたが、他の方も書いていた通り、主役級はマイク付けてたけど・・・って感じました。 細かい説明は無く=狂言回し役もいないので場所や時間的な説明無く、知ってますよね的な感じの展開は少し不親切かなぁとか思った。アンサンブルとかオリジナル楽曲は頑張っていたが、いろいろとチグハグな印象を受けた作品でした。 2時間半の長丁場ながら眠気は起きなかったが、歴史に興味ある好奇心と観劇前に予習で見たジャンヌ関係の番組のせいだろうと自己分析。

ネタバレBOX

火あぶりになる前のジャンヌのセリフは普通の女の子でいたかったが・・・と史実として伝わってるセリフが感動的に話されたんですが。ここまでの自分の経緯を話すトコで仏蘭西皇太子と王がごっちゃになってて大変気になったです。

星の数は精神力が低下したんで無星といたします・・・・・身勝手に・・・

話はオルレアンの篭城戦をジャンヌが勝利に導き、火あぶりになって2年後。ジャンヌの親友に戦場で掲げていた旗を渡すまでです。奇のてらい無く、大衆の想像できる範囲での模範的なジャンヌ像が描けていたかなぁとは思えたデス。→17歳で戦場デビューした農民出の少女が駆け抜けた2年間・・・・。

象徴的なジャンヌの旗は、まぁ史実に即した旗にして欲しかったが。
そーゆーとこは凝らなかったのね。
せめて蛇の舌みたいな形にするとか頑張って欲しかったなぁ・・・。

鎧や衣装も頑張っていたが、やはり戦場の戦いのシーンは難しかったかなって思えた。 大司教とライオンハーディストはカッコ決まっててキャラ的にも良かったです。

超、身勝手な脳内妄想・・・・。 →アンサンブルというとなぜか「ベニクラゲマン」の市長さんを思い出してしまいます・・・。 「秘書~! アンサンブルー!」とか叫ぶも、「いなかった・・予算の関係でいなかった・・。 自分で頑張る、やれば出来る、俺なら出来る。」といった感じのセリフで自分を鼓舞するシーンがど~しても蘇ってしまいます・・・(^^;)。 インパクト強かったんだなぁと感心しきりです。
”デッド・オア・アライブ・オア・アルバイト”

”デッド・オア・アライブ・オア・アルバイト”

劇団アメリカンコミックシアター

ワーサルシアター(東京都)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★

アライブ編観劇です
何ともいえないチープさが妙に心に残る作品でした

まぁタイトル通りにアメリカン的とは言えましょうか(^^;)

結構自分的には楽しかったが、
芝居という完成度などを求める方には薦められないかな?って思ったデス

鷗外の怪談

鷗外の怪談

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

バランスの話でしたね
チラシに書いてあった通り、国に小説を発禁されつつも軍属として国に忠誠を誓う生き方が大変そうに舞台化されていました。それにしても忙しい日々だなぁと感心しきりの作家人生が表現された2時間40分でありました。

勇気出してよ

勇気出してよ

小松台東

OFF OFFシアター(東京都)

2014/10/06 (月) ~ 2014/10/08 (水)公演終了

満足度★★

この長寿郎 容赦せん!
何がかというと、劇場内が暑かったんです・・・・・。
眠気を増進されたんで星の数は1つマイナスです。

方言はユニークではあったし、台詞の可笑しさも感じたが。
・・・・・なんかいまひとつな感が抜けなかった約90分

かつしか哀情物語

かつしか哀情物語

㈱楽工房

かめありリリオホール(東京都)

2014/10/06 (月) ~ 2014/10/06 (月)公演終了

満足度★★★

台風の影響で出演予定の
ケーシー高峰さんが自宅のある福島から出られず、代わりに”おぼんこぼん”さんが出ることになりました。

15分の休憩を挟んだ2時間です

落語に漫談・講談に芝居といっていいのかな?生演奏にのせた一人語りって感じでもありました。

歌やダンスなども取り入れていましたが、何となくな今ひとつ感あったかな。

オールドリフレイン

オールドリフレイン

江戸糸あやつり人形 結城座

座・高円寺2(東京都)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★

千秋楽観劇です
人間の五官と第六感を超える七つ目の感覚「第七官」を巡る奇妙な恋の物語。
人形と役者さんのコラボレーションによる感覚的・視覚的な舞台であり、正直内容はよく理解できませんでした。ただユニークな人形たちと舞台セット+舞台表現は印象強く残るものでありました。 2時間20分・・長丁場でした・・・。

ネタバレBOX

千秋楽ということで、最後の挨拶には脚本・演出の渡辺えりさんが黒ジャージで登場されました(^^)
A列は最前列であり、舞台の全体は見渡せずチョット観づらかった。
最後のトランクから吹き上がる金色の細かい星の巻き上がりと煌きは、とても綺麗で印象強く残りました。
TWO DASH

TWO DASH

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

チーム須磨観劇です
前説から腹筋さんがアットホームな雰囲気を「もぁ~ん(^^)」とかもし出してそのまま作品へと導入した約2時間15分の話です。自分的には好みの舞台表現であり、眠気の起きる事無く2時間越えの長丁場を堪能できました。

ネタバレBOX

阪神淡路大震災に実際に被災した腹筋さんの原体験が主体で展開した引き込まれる舞台でありました
情報量の多さも気にならない分かり易い作りでしたが、惑星ピスタチオでやっていた1ステージで3~4kg役者さんが体重落とすという作品も気になりました(^^)
大阪弁の訓練もしたそうですが、出来は腹筋さん曰く「70%出来悪い」んだそうです(^^;) 本場の関西の方は、なんちゃって大阪弁には厳しいと聞きます。西の方での公演では現地の役者さんでやらなあかんのでは・・?とかも思ったりしたです。
本間さんはころばない

本間さんはころばない

九十九ジャンクション

小劇場B1(東京都)

2014/09/30 (火) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか見事なストーリー展開でした
全ての登場人物の行動に合点のゆく舞台でありましたが、
前半の話の運びでちょっと眠気が生じたなぁと思った1時間40分。

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!

good morning N°5

OFF OFFシアター(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/04 (土)公演終了

満足度★★★

『みっともない』を観ました
正味50分強ってところですが、いろいろと趣向を凝らした短編集を見せてくれました(^^)
好みの分かれるトコロでしょうが、基本観客は知り合いが多いようで、
終園後に皆様からのプレゼントを嬉しそうに貰ってたのは微笑ましかったデス。

ネタバレBOX

結構シモ系の感じがするのであまり万人受けではないですね~
巨大な動画を幕間に見せて上手に着替えとかセットを変えたりしてました
無伴奏ソナタ

無伴奏ソナタ

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/01 (水)公演終了

満足度★★★★★

原作は昔に読んだことあります
1度だけながらタイトルも内容もハッキリと記憶されています
=名作の所以ですね(^^)

主人公の人生を交響曲に準えて第1章ではなく、
第1楽章・第2楽章と表記されていたのがユニークに思えて印象が強かったです
=タイトルにもかけてますよね

初演知ってたら観に行ったのに・・・ってリベンジでの観劇です

どんな展開になるのかわかっているのに目が離せない舞台であり、
原作読んで自分の想像していたシーンが目の前に舞台化されるのは感動ひとしおでした。

ちなみに舞台上やら紙面上でアンケートを欲しがっていた割りに回収手段がお粗末で、不要なチラシの回収BOXはあったが、アンケートの回収BOXみたいのは無かったなぁ。スタッフさんもアンケート回収行動はしてなかったように思えた(←改善の余地が多いと思うデスよ、Yahoo検索とかランキング調べよりもねぇ・・・。)2時間強の舞台でありました。


ネタバレBOX

想像だけしていた曲や歌が実際に舞台上で演奏されるのは凄い感動でありました

オープニングのハンドベル鳴らすシーンは、音に合わせて上からのスポットライトが音の広がりのように中心の人物から周囲に拡散する照明=光の動きは幻想的で綺麗でした♪

尺の関係でもあるでしょうが、主人公がピアノに初めて触れるシーンでは全ての鍵の音を確かめる場面は再現して欲しかったです。→いきなりどの鍵盤がどんな音を出すのか解らないはずが見事な演奏しては・・演劇の嘘極まれりって感じがチト残念でありました。

人の行動原理・原動力は報酬や賞賛だなぁって再確認できました
=主人公が音楽を禁じられ、専用楽器も指を無くしても音楽を続け求めたものは人々からの賞賛だったんだろうなって感じました。

ウオッチャーは不気味で優しい感じが原作の印象通りに舞台で演じられてて、とっても納得できました。初演時と同じ配役だそうで、ゲストさんの存在感は凄かったです。

お話はザックリ言うと、人の職業が2歳時の検査で振り分けられる世界で、主人公クリスチャン・ハロルドセンは生後6ヶ月の障害検査にて音楽の才能が見出され=天才認定されて既成の音楽から切り離された世界で独自の音楽を創造するメーカーとなるも、バッハの音楽を聴き独創性が無くなり音楽を作ることを止めさせられるが、音楽を作り続けることを止められず声や指を失い、遂には逆に法を守る側=ウオッチャーになる。という話です。

この世界でのメーカーは、リスナーと呼ばれる評価者が認めた作品が世に出されるのですが。メーカー自身は人との接触がまったく無く、作り上げた作品を直接賞賛されたりする事がまったく無いのであり、これが多分クリスチャンの止められない音楽への渇望に結びつくのかなぁと思いました。

メーカーを辞めさせられてドライバーになり、行きつけの店のピアノを弾き。クリスチャンの音楽は人の心を動かしてしまい、気軽な付き合いの出来る店の雰囲気は重苦しいものになり。交通誘導員になった時に作った歌は全米に口コミで広がってしまうのでした。
ペンギン・カフェ

ペンギン・カフェ

公益財団法人横須賀芸術文化財団

よこすか芸術劇場(神奈川県)

2014/09/28 (日) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

シロクマ・カフェ・・でなくて
ペンギンさんは喋んなかったです=男女のペアでした♪

基本は弦楽器でありまして、
音が楽しめた2時間15分(←休憩時間)2幕でありました。

それにしても、この劇場は2階から1階への下りがチッコいエレベーター1機でしか対応していなくて足の悪い人間には辛いですね。(健常者には理解し難いかもしれませんが、下りの方が足は動きキツいんですよ=下り方向にこそエスカレータとか必要なんです=まぁ所詮、健康な強者の作る社会っすね・・・。)

あ~さてIT社会が当たり前なってずいぶん経ちますが、
スコアをモバイルにしてる奏者を初めて劇場で拝見しました。
バイオリン担当の男性お一人でしたが、今後は増えますかしらん♪

おとなずかん ①今日ほど素敵なショウはない。

おとなずかん ①今日ほど素敵なショウはない。

ハグハグ共和国

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/23 (火) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ふ~む、いろいろと手が込んでいました。
そのせいか多少雑多な感を受けましたが、
おおむね展開が楽しめた約90分でありました。

ネタバレBOX

人の心の闇(?)を晴らす物語と言ってよいかしら(^^)

登場した人物達の仕事の衣装に、
違和感がまったく感じなかったのがチト不思議に思えたかなぁ・・・。
→(なるほど、心理カウンセラーの資格お持ちでしたか・・・主宰。
そりゃぁ医療現場の雰囲気とかは上手にかもし出せますよねェ(^^)
(マル秘の相関図読んで納得(^^)
→”終演後にお読みください”っていう封筒に入れてあったさ)

カウンセラーの園田氏は、
知り合いと背格好や普段着(?仕事着)が良く似ていて面白かった。
(あ~、その知り合いも本職の方ですが(^^)

ラストの塔子に渡された花付きの帽子を受け取り自らは被らずに、
娘に被せてやるシーンは良かったです。
(2児のお母様でしたら納得の話の持って行き方だなぁと納得しました)

このページのQRコードです。

拡大