満足度★★★
狙ってのことなんでしょうが・・・
劇中劇と舞台上の現実との境界が曖昧な感じにされていて、
わかり難さが感じられたなぁと思えたです。
強気で強引な亡き女優さんとか、俳優一家の雰囲気&昭和の時代感などはリアルな飲食などでも雰囲気を上手に出せていたなぁと思えた約2時間弱。
ネタバレBOX
たわし入り素麺のシーンは結構笑えましたが、実際に舞台上に落ちた麺を「ジャリジャリする~」と言いながら食べた役者根性ある作品を思い出しました(^^;)
それにつけてもだんだんと破綻してゆく劇中劇=八月の遺言状の脚本が壮絶な分。当時のTVは録画収録でなく生放送ぶっつけ本番という感じは表現できていたが、緊張感とか状況の説明は不足している感があり今ひとつ話に入り込めなかったデス。
満足度★★★★★
市民館のオペラでもあり期待感は薄かったんだが・・・
字幕といい舞台セットのつくりや見せ方など。
当然音楽に声&衣装等、出来が良かったです。
・・・まぁ雑音出す方々はいつも通りにおりましたが・・・・
いいかげん自宅リビングと劇場でのマナーを理解して欲しいわ~
良い年齢の方々が・・・無駄に年ばっかりくいやがって・・・と思えたねぇ・・・
2幕での市民の”市”の騒然とした雰囲気などはよく表現できていたですわ
原語上演であり字幕読んでると舞台上の芝居がちゃんとなさってる分気になって、惜しいなぁとか思ってしまえたです。
人気が高いのも頷けるオペラでありました(^^)
満足度★★★★
上演は原爆・戦争というものに興味をもって下さればという意図ありだそうです
インパクトの強い表現をメインにした表現でありました
博士ってーのは白衣着て湿気た研究室でゴホゴホいいながら研究してればいいんだよって言われた仁科博士は血気盛んで好戦的でありユニ~クでした(^^)
(バカル~バンザイ博士も似たようなもんだが)
ピカドンの怖さと表現が結構凄まじかったなぁと強く印象に残りました、
時節柄合ってる話でもあり熱気は良かったと感じた2時間10分ほど。
しかし原爆(新型爆弾人体実験の為に降伏交渉を延ばしてまで投下した非人道的な兵器使用=水爆実験では自国の兵士まで被爆させたし・・・)・東京大空襲(脱出経路を閉じての大量爆殺)といいホント鬼畜だね米国。こ~ゆ~芝居で表現を続けて70年経とうと100年経過しても伝え残して欲しいですね、戦争というものの悲惨さを・・・。
さて丁度8/4に池上彰さんのTV番組<教科書で学べない戦争>でも情報流されましたね~23枚の機密文書=日本での原爆開発計画書(ウラン型の為の濃縮方法の模索・研究案)・・・とか、原料のウラン採掘に借り出されたのが14~15歳の少年達だったとか・・(研究者数が米国2万人?対日本20人・・・)。(しかし池上さん凄いな、米国の最初の核実験場まで行ってくるとは。)
満足度★★★★
五つの作品を上手に演じて見せてくれていました
素舞台に椅子代わりの白い正方形の箱と下手に着替え用のハンガー+靴を置いてました。最後の話が結構笑えてしっとりしたなぁと思えた約80分
満足度★★★
Bチームさん観劇です
う~ん多焦点レンズって作るの難しいと思えた=感想
あんまし焦点は多くしない方が良いのでは?
と思えた1時間45分の全席指定
ネタバレBOX
男女一人づつの退席者を見たデス
龍馬大好きってフリークスには受けないかしら?
サスペンスって感じとコメディとかのバランスも微妙だった
(大阪名物パチパチパッチン~を昔ペタペタペッタンとゆ~て関西出身の友人にド突かれた記憶があります(^^;)→関東の高齢の観客さんには受けそうにないネタだったなと・・・)
綺麗な衣装と生演奏と頭部セットマイクでの歌といろいろ見所は揃えてはいましたが、物語の状況説明とかはいまいちでした・・・・。数々の龍馬関与事件の説明はTVショッピング風だったりとか楽しませてはくれたし。字幕の舞台上部投影は大変良かったんですが・・・。
満足度★★★★
古典とは思えない話であった・・・
日本が舞台と思ってたら普通に英語名での舞台でした(^^;)
(温泉地が主題でした)
故郷を愛して故郷の為にと働いていた主人公が、個人の利権などに巻き込まれて弾き出される話は今でも通ずる不変の話なんですねぇ=進歩していない人類・・・。
熱くなるのは解るが、台詞がチョイ聞き取り辛くなるのはチョット・・と思えた全席指定の約2時間強。(開演時間が守られてて嬉しかったさ)
満足度★★★★
積み重ねた会話の先に見える真実・・・
何か久しぶりに王道な感じに思えた芝居でありました
50席に満たぬ劇場に70分強の上演時間、新宿駅からそこそこの距離・・・。
なんだけど料金とかも考えると・・・お薦めだなぁと思えた作品でした。
<開演時間も守ってたしね(^^)>
ネタバレBOX
ただね、亡くなったお父さんの身体自由度の加減(一応車椅子生活で糖尿病の悪化による視力の低下は語られていました)がわからず。登場人物全てが事故か他殺かで二極化していて、自殺の可能性を語らなかったのが不思議に思えたので星は満点にはならんかったのですよ・・・・。(作品上何か表現された設定があったかもですが、よくわんなかったです(-_-;)。)(某漫画の空閑 遊真のサイドエフェクトがあれば一発でわかるだろうになぁ(^_^)
3人掛け位のソファー一つに木の長方形のテーブル×1に長椅子(背もたれ無し)×1のみの置いてある質素なコンクリ打ち出しの壁に囲まれた長方形のワンルームマンションみたいな舞台空間で、2方向に階段状に座席を並べた超至近距離の作品であります。
DVに明け暮れた挙句車椅子生活になり、昨年不審死した父親をめぐって。少々ボケが始まった?かと思える残された奥さんと子供たち=4人兄弟=末娘のみ未婚。でその兄弟家族が長女の結婚した旦那が夏のみ営業する海の近くのレストランに避暑を兼ねて出かける直前の実家の居間で語られる家族間の事情・思惑・感情・秘密を会話で重ねてゆく芝居でありました。
昨年は居なかった次女の旦那さんが亡くなったDV親父の死について好奇心さながら聞き始めて各人の思惑・思考・現状が吐露されてゆくという手法っす。ほんに良く出来たショートショートストーリーでありました。
登場人物の性格のらしさが上手に演じられていて、あぁいるなぁこ~ゆ~タイプと思わせるトコ上手やなぁと感じたであります。
満足度★★★
う~みゅ・・・説得力が不足気味に思えたですよ
理不尽なゲームに従う登場人物達に、車の往来の無い横断歩道の信号機ルールを頑なに守る現実の人々の姿が重なりました。
ゲームに集められた人々の行動とか状況の説明・設定の表現が甘いかなぁと思えた約100分。
ネタバレBOX
夏祭りのセットに拵えた会場に薬で眠らされた登場人物達が運ばれて、金魚すくいの勝敗に命をかけるという設定です。まぁゲームを承諾するのは構わないんだが、GANTZの脳内爆弾みたいなチップ話とがリアリティ薄く感じたなぁ・・・と。その上に敗者の殺害方法が会場内に居るゲームマスターの一人のシャベルによる撲殺・・・って何か納得がいかなかった。銃使うとか毒殺するとか設定に少々難が感じられた脳内チップでとか・・・何か方法とか無かったんかな?まぁスプラッター雰囲気出すには撲殺とかが合ってると思ったのかなぁ?
んで、割と出尽くした感のあるデスゲーム話でありますが、設定と見せ方とかが弱かったですね~。
満足度★★★★★
イチエフ 2『恐怖が始まる』を観劇です
マスメディアが伝えることが少なくなってきた話ですが。
現状はまったく良好に転じられず、
継続中だとリアルに伝えてくれた物語でありました。
妙に同意できる生活観漂う、
10畳ほどの仏壇のある和室で繰り広げられる会話劇=約2時間。
アフタートークは約30分。
東京新聞で震災時から取材されてる片山女史の危ないネタ話でした
(笑いは入れては下さるのですが、現実がホント笑えない話が多かったデス。)
ネタバレBOX
舞台となった家族の居間がセットに再現されています=10畳の畳部屋に仏壇と卓袱台が中央に配された空間を柱が横線とか骨格状に配されてるセットでありました
その家の大黒柱である父親が亡くなって、明日49日を迎えるという日からの過去の回想を交えた原子炉の廃炉作業を見えない放射能の恐怖を表現しつつ。安全基準値数値と言われるものの不確かさや、家族の葛藤・下請け会社の現状・作業仲間との信頼など心に響く話が再現された舞台でありました。
最初は単に家庭内不和=父親への反発と見せていた他家の息子さんの異常とも言える行動などが、話が進む事によってそれが見えない恐怖=放射線・・のせいだとわかる作りには冷や汗を感じる作りでありました・・・。(イチエフの作業をして帰ってきた親父の後の風呂は入りたくない=湯船の湯は抜けと怒る息子さん=洗浄して帰ってきても何かしら身体に付着している放射性物質があるのでは・・という不安・・・結局内定の決まった仕事先も関東圏にあるとイチエフの放射能被害からは逃れられないのでは?と考えて就職先を南へ、沖縄とかにすると言い出す息子さん・・・)これは納得せざるを得なかった=だって恐怖の元凶は本当に目に見えないのだから・・・
作業員同士の精神的繋がりや、自分が故郷を綺麗にして安全に住みたいからと。恐怖心を抑えて不安を抱えてもイチエフの作業継続を選び取る人たち。不安に押し潰されてイチエフから抜けても拭えない不安感に苛まされる元作業員の心情とか、上手に舞台上に配していたなぁと関心しきりでありました。
アフタートークでの笑える?かなぁ、やはりキツい話だなと思えたのは。単身赴任でイチエフ作業して、妻にせめてもと危険手当等で給料を多く渡していたら=その金で妻はホスト通いして結局離婚したとか・・・。現実はきついなぁ・・・って思ったデスよ。
5年で100μシーベルトという放射線量はリセットされるそうです。生涯線量は300~200とか言われているらしいのですが・・・。初期の作業の頃にいた専門性の高い知識を持った作業員さん達は線量オーバーで作業が出来なくなり、慣れていない方々が作業をしてる事も増え、経験とかで回避できたであろう事故や怪我などで作業の進みが早くならないとも話されておりました。40年を目処にしている廃炉ですが、取材してて見てても無理だろうと思えるそうです・・・。インタビューできる作業員の方々も次々と辞められるので、日々パチンコ屋の前でナンパ(インタビュー受けてくれるかという)してるそうです。この年で日々ナンパって少々自虐的になられておりましたね(^^;) (所属してる社からは弁当配給とかも無かった時に、共同通信社の方がお弁当を分けて下さり。情報配信だけでなく弁当配信(^^)もしてくれるんだぁとありがたかったそうです・・大変ですねぇ・・いろいろと・・)
満足度★★★★
音楽劇と冠しているだけあって~♪
上手に歌などを差し込んでおりました。
無理・無茶で御都合主義的な展開は無く、
写真館ということもあり、上手に撮影写真をスライドで表現したりと。
演出とかもいいなぁと思えた約1時間50分
満足度★★★★
史実の追走でもあり結末も分かっているのだが・・・
なかなかに緊迫した状況を間近で繰り広げてくれる作品でありました
いろいろと入り組んだ組織間対立なども盛り込んでくれてはいたのですが、
ちと消化不良というか説明の少ないトコがあったかなと思えたですね。
満足度★★★★★
日本の夏・・・
太鼓の夏♪ (西瓜とか蚊取り線香とか風鈴に花火・団扇が似合いそう(^^)
なんか楽しい村祭りって感じで好きです(^^)
今回は亜門さんがストーリー仕立てにして、
開演前の幕でざっと流れを字幕投影していました。
トントコ・トントコ&笛に鐘に三味線なども加えたお祭りエンターテイメントですなぁ
15分の休憩挟んだ50分→60分の2時間強=2幕でありました
ネタバレBOX
そんなに解りやすくはしてなかったが、文字とか言葉とか無かった原始時代では音楽=ここでは太鼓がメッセージの主体であるといった風の太鼓舞台芸術でありました。
火山の麓の村で生まれた子供が両親を火山の噴火で亡くしたが、天女に救われ村で逞しい若者に育ち。村に攻めてきた黒の部族と戦うが、太鼓を通じ(戦闘で置き換えてもいいかな)て理解しあい和解するといった内容ですかな。
幼子の表現は黒子2体で操作する人形さんでした。
細かく良く動かすんだコレが(^^;)
(遠目だと人間?さんって感じたデスよ)
満足度★★★
楽しませましょう♪ 面白いでっせ~ってゆう感じは良く出ていたが
主人公の性格設定などの作り込みが甘く感じられ、
今ひとつな感じと間延びした印象を受けたデス。
10分の休憩挟んだ約3時間弱の大作でありますが、
個々のエピソード背景や伏線などを濃厚にするか。
サクッと主要エピソードをリズム良く盛り込んで、
2時間ぐらいの尺にした方が良かったのではなかろうかと思いました。
ネタバレBOX
ウェルカムサービスとか観客参加型(まぁカラーボールの投げ入れですが(^^)の舞台とか、楽しめる主人公の設定など褒めるべき要素も多い分。
SF(少し不思議)系の話の設定を伏線など上手にひいての見せ方とか、
40歳過ぎのバツイチ、11歳の息子持ち&元暴走族総長で。
保育士の資格持ち=ここの理由や設定を煮詰めて説得力強く、
わかりやすいキャラクターにしたらもっとののめり込めたろうにと思ったデス。
(EX:総長やってた位だから下の面倒見とかよくて、基本子供は嫌いだったのに妙に好かれるようになってしまい・・・とか説得力強い資格設定にして欲しかった)
虐待受けていた児童より、主人公がリアル(?)に怪我してて長袖着ているという設定・・・。 こ~ゆ~のは保育園の児童皆が半袖等着てる時に、暑くても長袖に長ズボンとか履いてて脱がない=着替えないという伏線出した方が、最終的な身体の傷表現での説得力とか深まったろうに・・なども思ったデス。
会場通路に児童画貼ったり、スタッフさんが幼児服着ていたりと雰囲気の盛り上げも良かったんだがなぁ・・・。
作品世界で、5~6歳児が見た目大人が演じて会話するという設定は楽しめたが、最初の2重的な表現=見た目と本音の人物を分けて表現するとか解りやすい工夫して欲しかったなぁ(見た目通り=仮面つけた園児服で背後に大人性格が付いてて本音喋ってるとか・・・(キムタクドラマでインパクトあったし・・仮面・・)
世にも不思議な物語とか4コマ漫画とか「世紀末リーダー伝」みたいやなぁと似たような設定話を思い出しました~(^^;)
歌って欲しかった・・・主人公さんに・・・前半とかで・・・
「子供達を責めないで」・・・歌詞
私は子供が嫌いです
子供は幼稚で礼儀知らずで気分屋で
前向きな姿勢と 無いものねだり 心変わりと 出来心で生きている
甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする
オジンだ 入れ歯だ カツラだと はっきり□に出して人をはやしたてる無神経さ
私ははっきりいっで絶壁です 絶壁です 絶壁です
努力のそぶりも見せない 忍耐のかけらもない
人生の深みも 渋みも 何にも持っていない
そのくせ 下から見上げるようなあの態度
火事の時は足でまとい 離婚の時は悩みの種 いつも一家の問題児
そんなお荷物みたいな そんな宅急便みたいな そんな子供達が嫌いだ
私は思うのです この世の中から子供がひとりもいなくなってくれたらと
大人だけの世の中ならどんなによいことでしょう
私は子供に生まれないでよかったと胸をなで下ろしています
私は子供が嫌いだ ウン!
子供が世の中のために何かしてくれたことがあるでしょうか
いいえ 子供は常に私達おとなの足を引っぱるだけです
身勝手で 足が臭い
ハンバーグ エビフライ カニしゅまい
コーラ 赤いウインナー カレーライス スパゲティナポリタン
好きなものしか食べたがらない 嫌いな物にはフタをする
泣けばすむと思っている所がズルイ 何でも食う子供も嫌いだ
スクスクと背ばかり高くなり 定職もなくブラブラしやがって(←ここ好きです♪)
逃げ足が速く いつも強いものにつく
あの世間体を気にする目がいやだ
あの計算高い物欲しそうな目がいやだ 目が不愉快だ
何が天真爛漫だ 何が無邪気だ 何が星目がちな つぶらな瞳だ
そんな子供のために 私達おとなは 何もする必要はありませんよ
第一私達おとながそうやったところで ひとりでもお礼を言う子供がいますか
これだけ子供がいながらひとりとして 感謝する子供なんていないでしょう
だったらいいじゃないですか それならそれで けっこうだ
ありがとう ネ 私達おとなだけで 刹那的に生きましょう ネ
子供はきらいだ 子供は大嫌いだ 離せ 俺は大人だぞ
誰が何といおうと私は子供が嫌いだ 私は本当に子供が嫌いだ〜〜〜
満足度★★★★
明るいコメディではあったが、テーマは重かったなぁ・・・と感想。
タイトルは結構ストレートに付けたんだなぁと思ったデス。
単純に割り切れない話を、危ういバランス感覚にて何とか乗り切ったかなぁと思えた約2時間強の作品でした。
ネタバレBOX
動物愛護センターとは名ばかりの、犬猫ペットの殺処分を生業とさせられた公務員の男とその一人娘(母はいなかったです)+飼い犬などが繰り広げるセンチメンタルコメディでありました。
犬・猫役の役者さんが楽しげ(?言い切れないけど・・)に演技していたかしら
動物が好きで獣医師になったという知り合いさんが、生かし助ける仕事ばかりでなく。命を奪う現場責任者としての獣医師も求められてるということで、免許を使わず普通に事務仕事をされていたのを思い出しました。
まぁ殺処分場での立て篭もり=説得などで、その場で打ち解けた犬猫を自宅に引き取るというのもありがちであり、ファンタジーだなぁと思いました。
満足度★★★★★
のどかな嫁入り話でも・・・・・
と気軽に考えて(相変わらずの事前情報遮断ですので・・(^^;)観劇
明るい会話ながら時々に挟まれる重い過去話・・・・
でも明るい父親のキャラクターが楽しかったなぁと思えた1時間20分
ネタバレBOX
広島の原爆=リトルボーイの被害を偶然にて避けれた娘と、
亡くなった父親~の幽霊との会話劇。
あばら家風に作られた戦後の日本家屋を舞台セットに、
日常を過ごす娘と幽霊の父親とが繰り広げる戦争の傷跡の話でありました。
心に強く響く作品でした・・・・
観客の平均年齢が、まぁ見たトコかる~く60歳代オーバーでした。
(白髪率80%超えていたような・・・・)
父は何故自分が現世に出てきて娘と会話できるのかを理解してます
娘は見るも無残な原爆=ピカドン=の犠牲となった同級生らと共に死ぬべきだった、自分は亡くなった親友ほど生きる価値は無いと思い込み。好いてくれる男性の求愛を拒もうとするのですが、自身を肯定したい思いから生じた父に説得され生きることに前向きになるのでした。
リアルな感じの雨漏りや料理、風呂焚きなどの日常を細やかに描くことによってノスタルジィーも表現されており。リピート観劇希望される方をちらほら御見掛けしました。
明るくはあったけど主人公、直接原爆の閃光を浴びてないけど(石灯籠の影に入ったそうです)。被爆はしてるので(原爆症認定:公費負担番号18は付いてるんだろうなぁ・・・)DNAなど傷ついてはいるはずで。あまし明るい展望は望めないんですよね・・・リアルに考えると・・・・。
戦争は嫌ですねぇ・・・
満足度★★★★
四姉妹ってーと「若草物語」とか「細雪」とかを思い出しますが・・・
日本の古い家屋って感じが良く出ていた舞台(当たり前ですが(^^;)にてリアルに繰り広げられたパジャマ談義=1時間25分(予定)
面白うございました♪
ネタバレBOX
リアルに飲み食いしていて実際の家屋の一室にて繰り広げられる芝居であり、観客は向かいの一室=舞台からは縁側向こうの庭らしいですね=設定でした。
一人づつが知っている過去の話を、当事者らが振り返って明かす真実に4姉妹の絆が深まってゆく一夜の話でありました。
良い話ではあったのですが、少々眠気が出たので星がひとつ減ってます。
まぁ雰囲気は漫画の「みなみけ」でしょうか・・・・。
この話は4姉妹の淡々とした日常を描くものであり、過度な期待はしないでください。ってゆ~トコでしょうか(^^)
満足度★★★
地に足のついたお芝居を丁寧に作っていきたいという心意気は伝わったです
人物描写とか、らしい雰囲気=場の空気の表現が良く・好みだったです。
でも水分量の解るお姉さんの設定が今ひとつ突っ込み不足だったかなぁと思えた1時間40分
ネタバレBOX
ZOO KEEPERってゆう温度が視認できるという特殊能力を持つ主人公の話が漫画であったが、これくらい能力を使ってみて欲しかったかしらと思えたデス。(劇中で各人の水分使用?摂取量とか涙の量とかも予想するんですが、(限界酒量もわかるようです)人の頭上に無重力状態の水分の球みたいのが見えるそうで、それが少なくなって無くなると死ぬような話をしていましたが。普段使いの水分と頭上の水分球との関連性の説明が不足していたなぁとも感じました)=(人の寿命がわかるとは・・・これだけで話が何本も出来そうな設定に思えたデスよ)
開演前の口上(小劇場で電子機器の電源うんぬんは当然として、帽子をとって!というのは珍しいですね~きちんとしてるなぁと拍手でした)がスーパーマリオの音楽でしたな、
で開演時間守ってて舞台セットもよく作りこまれていました。
できればチラシとかに書いてあった荒筋とか、人物背景なども解りやすく舞台上で上手に解説してくれれば嬉しかったなぁと思ったデス。
で~話は、橘 真澄さんは1年ぐらい身を隠すような意味で会社に厄介になっているらしいと。(女社長さんが事情知ってるらしい・・=明確な話は出ないが、そろそろここを出るかな?というような話もあり。)ツグちゃんは結局昔の彼女とよりは戻さない(?でいいのかな??)で失業保険食いつぶして東京に戻るコトになる。ツグ母は何とか病気と折り合いはついたようです。で劇的だったのが、会社辞めて喫茶店を始める御夫婦のコーヒー消費量をみてあげると・・・・妻は大量であるのに夫は9杯分・・・すわ死ぬのか?事故でも・・と思わせといて。実はコーヒー嫌いだったというオチ(^^;)愛する妻の好きなコーヒーを付き合っていたという愛情深い良い話でありました。・・ここくらいで劇的なことが、他で起こんないのがチョット残念に思えたんデスよ。
ちなみにツグちゃんの実家の菓子問屋は株式会社タイラという設定でしたが、家族経営のこともあって有限会社(今はもう作れないらしいですね・・)の方が合ってるかなぁとかも思いました。
満足度★★★★
登場人物たちは性格設定がよく練られていたなぁと思ったデス
でも最初のくくりである「文語文で書かれた憲法を口語文に直してほしい」の細かい設定が咽喉に刺さった骨のように気になって突き抜けて楽しめなかったなぁとも思えた約2時間・・全席自由・・
ネタバレBOX
いつものカプセルさんの開演前の座の温めは過去公演の動画放映であります
で開演~「文語文で書かれた憲法を口語文に直してほしい」と政府のお役人が集めたメンバーに言い放ち、タイムリミットは2時間=上演時間とも兼ね合わせたネタでしょうな(^^) ・・・・・いやぁ到底無理でしょう、案の定脱線しまくり会議は踊ると・・いうわけで。オチはこのままでって文語文のままってことでOK?!・・
いいのかね?何の為にメンバー集めたのかが薄くならない??
何かたたき台があって、ある程度メンバー個別に先渡して口語文となった文例を皆で検討して原文のまま=文語の方が曖昧さがあってOKってなるほうがすんなり納得できたと思えるのだが。 だって第百三条もあるのに1条何分で検討するの?2時間で・・・脱線しまくりで・・・!と登場人物の誰かがソロバンではじき出すとかしてみても笑えたろうに・・・。 とかも思ったデス
ということが引っかかって、ぜんぜん訳さない登場人物たちの会話に少々イラついたのも事実ですわ。 まぁおかげで眠気も出ずによかったかな・・
尊大な態度を示すお役人=小役人(^^)さんは、らしさがヨカッタァですよ。
随筆家の小市民的な子持ちオッカサンも楽しかったです。
不遜ながら憲法第9条の訳
~戦争はあまりお勧めはしない~
受けてしまった・・・・
その広告マンさんのキャッチコピーづくりも楽しかったなぁ(^^)
満足度★★★
プログラム A 『十二月八日』(原作・太宰治) 『野ばら』(原作・小川未明) 観劇
60分の小品な作品であり正直、
移動時間が往復で上演時間を越える方とかにはお薦めし辛いかなぁと感想。
舞台となる古民家は少々わかり辛い場所ではあったが、
雰囲気とか猫(^^;)とかは好ましかったです。
裏の井戸で淹れられたサービスの麦茶も有難かったです
自分的には『野ばら』の方が好みであり、
『十二月八日』の方は少々睡魔が襲ってきたと正直に告白するであります。
満足度★★★★★
七夕はやはり曇るなぁ毎年・・・・
それはさておき、楽しい舞台でありました♪
PMC野郎さんと同じく開演前=開場してすぐに座の温めがあって開演まで飽きさせません(^^)・・・で18:30~21:30までノンストップでバラエティ豊かに芝居にダンスにコントが繰り広げられるのでありました(笑)
まぁ難を言わせてもらうなら、駅からチト遠いかなぁと思えるのと。敷地入り口から開場までが遠いなぁ(^^;)と。(麻布十番からだと上り坂さぁ)・・・・まぁ自分は乃木坂から歩いて行きましたが・・・・少々迷った・・(^^;) 結局ブルーマンはTVでしか見なかったが、こうしてシアターが残っているのですね。座席の傾斜も良く、千鳥配置で後方の席ながら舞台は見易かったです。
明日のお昼が少々席が空いてるので来て欲しいと正直に懇願するトコは評価します=舞台も観劇料金貰ってナンボでしょうしなぁ・・・と。
というわけで時間とお金があって、笑い+感動などお好きな方には薦めます。
(人気がでないとVol.2は無いかも・・らしです)
幕間多く暗転多い中、結構みなさんスマホの画面で光を灯される方々が多かったです=マナー違反ですが、みんなでやっても駄目なものは駄目ですよ!
中でも画面明度を落として自身の足の方でわずかにそっと見る方はまだしも、堂々と自分目線で明るい画面見る無神経な方は女性が多かったなぁと感想。(短時間ならと思っているのでしょうが、明かりは水もれ以上にもれるものです。)
ネタバレBOX
前説というか前座?&幕間の解説?などに明るく楽しいハレルヤシスターズさんが良い味出していました。
お題目は
その壱 新幹線B席! コントです 舞台上に3連の新幹線座席配しての・・・
その弐 初恋レストラン 甘酸っぱいというか少々年のいった大人の恋愛事情
(笑えてホットするい~い話でした)
その参 誘拐犯の憂鬱 怖い殺人さえ辞さない誘拐犯の衣装が熊のプーさんで・・・なんと右と左の足が逆に入ってしまって足が欽ちゃん走りになるという強力アドリブ付き・・・・・(^^;)=明日はちゃんと着込むと宣言されていました 話の捻りも良く楽しめた犯罪サスペンスコメディ
その四 DUET 今年の後半に全国ツアーをする「くちづけ」のような感動話でした・・・・天使のイメージを辻本茂雄さんで作った話だそうです
で幕間にダンサーさんのアンサンブルが入るという豪華さです♪
辻本茂雄さんは舞台人生初の舞台上キスシーンを披露されました・・・20歳の娘の前で・・・宅間孝行さんと・・・・(^^;)
終演後のぶっちゃけトークで、よしもと新喜劇だと稽古時間は4時間ほどなんだそうですが。今回の舞台では100時間稽古されたそうで、もう止めたいなぁと宅間孝行さんの方を見ると殺人鬼のような目で稽古の続行を宣告するので、自身が先輩なはずなのに「ハイ」と継続の返事をせざるをえない状態だったと暴露されていたのがユニ~クに思えたデスね=かける熱量が多いということでありましょう。
・・・・遅い帰りになった分、やっとこさ六本木のザボンのラーメンを初めて食べれたのもテンション上がったなぁ(^_^)と。 (少々高かった=¥950ですが味は良かった)