Sky Theater PROJECT(スカイシアタープロジェクト) Vol.13
(つきがさとめすしりんだ)
実演鑑賞
小劇場B1(東京都)
2015/07/07 (火) ~ 2015/07/14 (火) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://sky.geocities.jp/skytheaterproject/
はたして、どこで、どのように。 紹介されている台詞2つ。 劇中で使われるものなのか、そうなのであればどこで、どんな風に。 普通なら重ならないだろう月暈とメスシリンダという2つのもの...
期待度♪♪♪♪
0 2015/06/22 23:52
期間 | 2015/07/07 (火) ~ 2015/07/14 (火) |
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劇場 | 小劇場B1 |
出演 | たきざわちえ象、西川大、石井卓真、森山光治良(チームモーリス)、永峰あや(らちゃかん)、大石洋子(俳協)、長尾一広(Teamかわのじ)、佐渡ツムジ(THETRICKTOPS)、白鈴ももか、高山和之(くろいぬパレード)、守屋惠美、豊島由佳梨、ロン佐藤(アートバリケヰド)、森恵美(TMコーポレーション) |
脚本 | 四方田直樹 |
演出 | 佐藤森永(アートバリケヰド) |
料金(1枚あたり) |
3,500円 ~ 3,500円 【発売日】2015/04/27 前売・当日共通/3,500円(全席自由・日時指定) 前売券: 2015年4月27日よりイープラスにて販売。 http://eplus.jp/sys/T1U14P002154848P0030001P006001P0010175 チケット当日受付取置の場合: 2015年5月16日よりカルテットオンラインにて受付開始。 https://www.quartet-online.net/ticket/skytheater-vol13 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 開演時間 7月7日(火)19:30 7月8日(水)14:00/19:30 7月9日(木)19:30 7月10日(金)14:00/19:30 7月11日(土)14:00/19:30 7月12日(日)13:00/17:00 7月13日(月)19:30 7月14日(火)14:00 受付開始は開演の45分前より 開場は開演の30分前より |
説明 | ■「月暈とメスシリンダ(つきがさとめすしりんだ)」あらすじ 30歳をすぎた歳になった平良ツグオは、東京で暮らしていたが仕事を辞め、住んでいた部屋を引き払い実家のある故郷に帰ってきた。失業保険が出る数ヶ月先までしばらくこっちで住むと言う。 ツグオの実家は菓子問屋で、ツグオの父が10年ほど前に亡くなってからは父の妹であるツグオのおばのさつきが代表を務めている。 実家は数年前にリフォームされ母と兄の和夫夫婦が暮らしている。兄夫婦に遠慮してか、ツグオは実家にいたころからねぐらとしていた事務所の空き部屋を仮のねぐらとする。 ツグオは盆暮正月もほとんど帰省してなかったのでその突然の帰郷は周囲を驚かせる。 ツグオの実家の会社で働く久保田深雪も、心中穏やかでない。ツグオと遠距離恋愛の末、自然消滅した過去があったからだ。ツグオと分かれて以来、浮いた話がない、本人曰く忘れたことなどなかったと言う深雪は、なんで帰ってきたのかと声に出して怒る。 ベテランの事務員が退職するため後任として試験採用中だという橘 真澄は何と無く田舎臭くない何と無く垢抜けた感じのする女性。彼女には少し不思議な特技があると言う。その特技とは水や空気の容量を当てる、というもので単純なところではコップに適当に注いだ水の量を何リットルだとズバリあててしまったり。そして、本当か嘘かはわからないが(本人曰くほぼ間違いないらしいが)「一生のうちに飲むビールの量」のようなものもわかってしまうのだと言う。 ツグオが帰ってきた理由は母の病気だった。何もしなければ半年ほど、通院、手術をして治療しても後遺症は出るかもしれないし完治するわけではないという。酒好きな母のこれからの酒量が極端に少ないと見立てた橘が検査を勧めたことで病巣が発見されたのだと言う。 ツグオは兄から母の病気のことを聞き、思うところあり、母に付き添うため仕事を辞めて帰ってきたのだった。 「ぼんやりとした月だ。今日は月にかさがかかってる。 明日は雨かもしれない。 まだ降っていないのに。ぼんやりとした雨の予感で ぼんやりと明日を憂いている。 人生はそんなもの」 「残りの回数を考えてしまうんです。ごはんをたべるたびに。 あと何度ちゃんとごはんを食べるんだろうかって。 食後のコーヒーだって飲む量は決まっちゃってる。 一度だけ生まれ一度だけ死ぬ。 生きているってそういうものですよ」 ■今回の作品を公演するにあたって 主宰/脚本 四方田直樹 天気に関する言い伝えの一つに「月に暈(かさ)がかかると雨が近い」というものがあります。 かさのかかったぼんやりとした月、近く訪れるであろう雨の予感。多くの人々がかかえる白とも黒ともつかないぼんやりとした感情。 人生を長く続けている人々が抱えているだろうと思われる解決しない後悔や後悔するとわかっているのに行動できない日常の拘束力を描けたらという思いがあります。 反面、それが永遠に続くわけでもありません。私たちは1度だけ生まれ、1度だけ死にます。始まりがあり、終わりがあり、やれることできることにも限度があります。 カップ一杯、なんとなく170mlくらい?と思っているコーヒーもメスシリンダーで計ればはっきりとした容量がはじきだされるように。 劇場をでたあとの帰りの街なみ、近くにいる人々がいつもより大切に思える。観に来てくださった方がそんな風に感じられるお芝居になったらとても嬉しいです。 地に足のついたお芝居を丁寧に作っていきたいと思っています。 劇場にてお待ちしております。 |
その他注意事項 | イープラスにて6月1日までにチケットご購入の方に特典あり(内容企画中、後日発表します)。 特典は公演当日、受付にてお渡しいたします。 |
スタッフ | プロデュース 四方田直樹 舞台監督 坂野早織 音響 山田健之 照明 西山まり(フィッテ) 受付・会場 山本かおり 映像 赤羽芳昭 宣伝美術 フルヤマモトミ 広報 たけうちこうた 石井卓真 制作 林田真 制作助手 西川大 企画・製作 Sky Theater PROJECT |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー6
30歳をすぎた歳になった平良ツグオは、東京で暮らしていたが仕事を辞め、住んでいた部屋を引き払い実家のある故郷に帰ってきた。失業保険が出る数ヶ月先までしばらくこっちで住むと言う。
ツグオの実家は菓子問屋で、ツグオの父が10年ほど...
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