長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

1001-1020件 / 2339件中
Manhattan96 Revue vol.2~窓枠のパレード・パレード~

Manhattan96 Revue vol.2~窓枠のパレード・パレード~

Manhattan96

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2015/12/09 (水) ~ 2015/12/15 (火)公演終了

満足度★★★

いろいろと盛り込んでましたが
何となくチグハグな感じを受けたのは座席の窮屈さで足が痺れたりしたのが何割か混じってるよなぁと思えた約2時間強の作品

ネタバレBOX

個人的には、窓を開けると死んでしまう話>マジック>有名絵画の飛び出すモチーフが好みでした。

開演前の座の温め的なものは作中で使ったりと小技が効いてるなぁと思った
宮地真緒主演  「モーツアルトとマリー・アントワネット」

宮地真緒主演 「モーツアルトとマリー・アントワネット」

劇団東京イボンヌ

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2015/12/08 (火) ~ 2015/12/10 (木)公演終了

満足度★★★★

クラコメ=クラシックコメディだそうです♪
白を基調とした舞台に楽団を配し、中央と左右からの役者登場で展開する作品=約2時間強。

イメージ的には”二級天使”の焼き直し?とも言えましょうかな(^^)

さてプレコンサートのラストに面白く携帯等の電源オフを訴えたりしてくれてましたが、開演後に遅れて入場する観客にも強く電子機器等の電源オフや物音を立てないようにとマナーの遵守を言って欲しいと強く思った(=座席案内するスタッフさんが入場扉前でね)!

理由=開演時間過ぎて右隣に座った老夫婦が、まぁペットボトルを子気味良く音立てて開封するわ、何度も・・本当に何度も何度も折りたたみ携帯をパタン・パタンと開け閉めして情報確認二人揃ってするし・・・。普通に上演中に二人で会話するのは止められたが・・・本当にマナーが悪すぎた! ここまでマナーがなってない人間みたのは久しぶりだが、招待等での足運びで興味の無い作品なら寝てるか、ちょっと腰掛けて直ぐ退席するとかして欲しかった。=音が素直に楽しめなかったです・・・(-_-;) 

東名人間現る‼

東名人間現る‼

順風男女

OFF OFFシアター(東京都)

2015/12/08 (火) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★

コントというので、あまし期待はしていなかったんですが・・・。
正直、出来はバッチリ好みでありました(^^)

細やかな衣装などのへの気の配り方が好ましかった90分予定の100分ぐらい

初日は開場&開演に少々手間取りがあったが、瑣末なことと感じたですな。

ネタバレBOX

各SAでのコメディ話とかを織り交ぜつつ基本は学生時代の恨みで毎週末に東京→名古屋を移動して殴りにゆくのであるが・・・。小心者でありフェアじゃないとか何だと、いっつも本懐はとげられない(^^;) 基本3つの白壁の舞台であるが、毎回のコントできちんと衣装等替えていくところが丁寧で良かった。東名SAの名を入れたOP動画とか、途中でのダンスとかセンスが良く感じられたです。で何かしら小心者主人公さんと話を繋げてたとこも、よいなぁと思えたデス。

CMのでっかくなったアカイさんのオチが”進撃の巨人”だったり、”猿の惑星”ネタで猿の代わりに”ルンバ”に支配された地球というSF話では、人間が地球を汚すというエコ(とかウルトロンというか(^^;)の話はツボでありました。(このSFコントでの衣装とルンバの出来は本当に綺麗で感心いたいしました)
わたしのゆめ

わたしのゆめ

ガラス玉遊戯

小劇場 楽園(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

作品的には無難にまとめてた(^^)
1時間40分がとっても長く感じた重いと思えた作品でした

大人がいろいろと子供のこと考えてるのが良く伝わったが、
現実の子供って個人差は格段にあるけど。
大人が思ってる以上に感性豊かで精密機械のようなトコあるよな~って思います

世の中の綺麗な面ばかり見せずに、世の中の悪意とかもちゃんと伝えるべきで。それに対応する知恵や知識も持たせるようにするのが大人の役割だよなぁって思うさ=各登場人物の作りがしっかりしていて役者さんも巧かったし、最前列で見てると迫力もあったっす(^^)

現実世界ではネットの使い方とかは中学生からでは遅すぎで、小学生からいろいろと教えるべきとなってきてるようですが・・・。まだまだ危機感薄そうですよね~ いろんな詐欺とか小学生とかから巻き込まれそうな犯罪についてはちゃんと教えるべきと思うけどなぁ=個人的意見(=世の中悪意はそこかしこに溢れているのさ=善意より目立つしなぁ・・・・)

ネタバレBOX

同じような反応として、お茶の間のTVでベッドシーンが出てきた時の大人の反応って感じでしょうか(^^) いきなりチャンネル変える?何をしてるか聞かれて上手に返答する? 木の股から人が生まれるわけではないのだから、大人が冷静に対応しないとなぁって思うデスよ。

キャバ嬢と言ってたお母さんは店にバレないように実入りの良いソープでも働いていたとバレます・・・・。それを毛嫌いするのが同性の女性陣ってのが不変の構図ですが、奇麗ゴトで生きてる上から目線のお母様たちの反応上手だった~。話では(現実なら尚更でしょうが)結局ソープ嬢に話はさせられないとなり=コンビニ経営のお父さんが話をすると落ち着くのですが、ボランティアの将来教師希望の学生さんがキャバ嬢のバイトしてるなら仕事内容を話ししても・・とか思ったが、そ~ゆ~方向には話は進まなかったのが残念=現役さんは忙しくてと逃げ道を作っておいて子供たちの希望はかなえる方向にいかないとこが、上っ面な大人の対応だよなぁ=現実のいじめ自殺とかの対応はもっと酷いと思うけど=と感じたっす。


・・・・閑話休題 劇場同区画に新ラーメン店できたなぁと思ったら、結構他んとこでも新店出来てたんだなぁ(居抜きのようですが・・)と。是非とも行かないと!とか燃えましたわ(^^;)
DD~辻風~

DD~辻風~

劇団Spookies

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん 熱いのは芝居だけにして(^^;)
劇場の空調は、も少しコントロールした方がよいのでは?

ダンス・アクションとの狭間に物語りといった作りの作品でした

ミュージカルでの歌の部分が殺陣・アクションになったような感じというような
-1時間50分-

自分的には今ひとつだったかな・・・・
新撰組の衣装とかはカッコ良かったです

オフ ザ ライン

オフ ザ ライン

劇団なのぐらむ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★

開演時間は5分遅れでした・・・・
まぁ小劇場的定石というか・・・(^^;)

で舞台セットは山小屋内(ログハウス風)で、3村1町合同の祭りの準備用の建物で、今回のような悪天候時の緊急避難場所としても利用されているという設定です。

総勢16名の登場人物らが織り成す密室的サスペンス -1時間半- の作品

結構緊張感ありで芝居は展開するのですが、ちょっち行動やら言動の力不足なところも感じられ説得力の薄さが気になったなぁと感想。

ネタバレBOX

パンフには全登場人物(しょっぱなで死んじゃう男性は”男”との表記でした(^^)の役名が記載されているのですが、劇中で判明=呼ばれたりするのは4名ほど・・でありました。 (パンフ=顔写真入りなので各人判別してねという感じかな)

結構若めの客層で男女比はトントンでしたかな

小屋のある山は信仰深き山らしく、滝にうたれるまでの行程等も修行と考えるような設定がありました。

で豪雨にて小屋に閉じ込められたメンバーが神棚に奉げられてた日本酒を飲んでしまおうと酒盛り始める前に、ひとり足が悪く無口で愛想の無い男に打ち解けましょうと真っ先に酒をついで飲ませ。さぁ皆で乾杯だぁと飲みかけた時に男が突然苦しみだして倒れ痙攣起こして死にます・・・・暗転。
男性陣が結構気絶したりと大混乱して死体はWCの方へ移動安置し、つながりの悪いトランシーバーにてガイド役の役場の男性が麓に連絡し、やんできた雨に後押しされ消防&警察が小屋に向かう=向かった!との連絡受けて小屋から出ないようにと皆に言うのですが。各人酒に毒が?誰か犯人が?と疑心暗鬼になる中。コメディ的展開にて酒に毒は入ってないようで~と判明し、人数分にも足りてなかった器(=毒が付いていた?)も大丈夫と判明し、そこはかとなく宴会が始まったりするのですが・・・・。認知症~というかアルツハイマーの進行中のおばさんがいたり、その連れの男性二人が何か怪しかったりと。ちょっと倦怠期・・危機的関係の中年夫婦や、出来事の解明に進む元看護師さんがいるのですが=何とはなしの好奇心で首突っ込んでる生半可な行動原理で動いてるようで、ちとこの方の行動の説得力が不足気味でした。もっと仕事を辞めた理由=完璧な仕事をしても何故か担当した患者が死ぬという定め<運命>を持ち(^^;)=死神呼ばわりされて・・・・というのがユニークであったが(擦り傷の手当てしただけでも運命発動したそうです(^^;)ほんと今回の事件に首を突っ込む性格やら原因みたいのが感じられずでした。(例えば:ここでも死神能力の発現かと悩み=この体質?改善の為に神聖な滝行にいそしむのだ~と独り言いって自らを鼓舞し自己完結するシーンで笑いを取り!その死神能力返上の為に事件解明に望む!とか)まぁここんとこ以外はわりと納得のゆく展開でサスペンス感は持続していましたが、デザスタームービーやらファイナルデッドシリーズのような要所要所でのスピードUPするような展開が欲しかったかしら。=わりとノベ~っと進んでゆく感があったですよ。 んで謎の解明と続く結末は結構気に入ったデス



てくてく。

てくてく。

Nuts Grooove!

シアター711(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

いろいろと心配りが細かくて気に入ったんですが
開演時間が守られてなかったのが残念でしたが、音=効果音とかが作品雰囲気に良くあってて楽しめたかな♪と感じた1時間45分の作品。

ネタバレBOX

ベーシックな感じのストーリー進行でありまて、のんびりした雰囲気にチョット眠気が出かけたかしらねぇ(^^;)

興味のあった”猫”ちゃんは擬人化してましたわ♪
仕草とか行動が、らしくて好ましかったです。

お話は心にキズを抱えた住人たちと同様に、訳ありの新入居者が昭和的な(笑)シェアハウスで繰り広げる再生の物語。

「夢見荘」のセラピー猫=ナナちゃん(♀)の緩衝もあり住民同士が仲の良いハウスなのですが、5年ぶりの新人アイちゃんはクールに先住民を拒絶します。様様な出来事が重なって各住人の負の過去が白日の下に曝されて、最後は”雨降って地固まる”的な〆となり、観劇後は爽やかな感を受けました。
ドローイング

ドローイング

ハグハグ共和国

劇場MOMO(東京都)

2015/11/25 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

大変面白く笑い感動させてくれました
でも舞台向かって右側の座席は見づらいと・・・・
舞台セットをちょいと誇張させたりしてみれば、
そ~ゆ~ところは無くせたのではないかなと思ったなぁ。

でもセットとかは雰囲気良く出来ていて、
登場人物たちの行動も納得できるリアリティーで楽しかった♪
1時間40分の話

ネタバレBOX

狂言回し的な説明を編集者にさせてまして、わかり易かったし楽しかったわ。
でも物語的な嘘として、作家が書き上げた原稿は直で印刷所には回さないのでは?と突っ込み入れたくなったかな(^^;) 校正とか必要でしょう=サバよんだ真の締め切り=デッドラインが・・・とした方がよかったのでは?と思ったデス
ウシノシタクサ

ウシノシタクサ

月猿人

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★

細かな設定とか腑に落ちないトコも感じたが・・・
おおむね作品世界は結構気に入ったかしら・・・・
でも暗いなぁと思えた70分の作品であり、開演時間は守られていました。

ネタバレBOX

リアルに飲み食いする男女8人ドロ系人間関係物語でしたかな

結果が暗く、皆バラバラに分かれて部屋を出て行くような話なのに。
明るく再会を祝って集合するというパラドックスに関する説明が何もなされないのが疑問でした。ゼミ?サークル?なんでまとまった集団なのかわからず理解=共感できないトコが残念であった・・・・
夏花火♥恋名残

夏花火♥恋名残

洗足学園音楽大学

前田ホール(神奈川県)

2015/11/27 (金) ~ 2015/11/28 (土)公演終了

満足度★★★★

エンターテイメントの素晴らしさを鼓舞し後押しする素敵な作品でした♪
でもちょっと前半部分の何とはなしの、もたつきが残念に思えたが・・・。
後半の盛り上がりと演出は目を見張るものがあった2時間の作品でした(^^)

燦の夜を征け

燦の夜を征け

劇譚*華羽織

東京アポロシアター(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度

設定に惹かれたが・・・・・
いろいろと突っ込みドコロ満載の軽い話に思えた1時間30分・・・

ネタバレBOX

え~っと平たく言うと、権力持ったお兄ちゃんが大好きな妹を大げさに捕らえようとして気の良い・・というか厄介事に首を突っ込むのが好きな人達が、その妹を守って・・・結局ほとんどが大弁論大会での、なぁなぁで何となくまとまってしまう話・・・・。

ちょいとアダルティーな要素を加えたコロコロコミックの漫画のように思えたデスよ(-_-;)

歌舞伎町メンバーVS敵の刺客というアクションシーンは・・・に思えたんで、漫画チックとかに特殊能力応戦みたいにした方がよかったのでは?とかも思った。

衣装とか個別設定が漫画的で判り易かったんだが、見せ場であろうVSのアクションシーンの語りオチには後列から聞こえた「何だコレ?」の呟きに同感(-_-;)

なんか強そうな兄さんコントロールするのに妹の髪飾りに小型爆弾仕込んだって・・・お兄ちゃん俊足で蹴り飛ばせば~とか思えた。そんな都合の良い爆破って出来ないでしょう=遅効性の毒でももっておいて解毒剤ちらつかせて脅した方がリアルだろうにとか思ったなぁ(^^;) というゆうような突っ込みどころ多かった・・・・。

銀魂風な笑いシリアス綯い交ぜにした話のほうが歌舞伎町という舞台生かせたんじゃなかろうか?とかも思えたデス

からゆきさん

からゆきさん

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/11/14 (土) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

人類最古の商売だというのに・・・・
愛国心もって送金していた者達を平気で切り捨てる・・・・・って、
今も大して変わってないよなぁって思い知らされた芝居でありました。

長丁場っす=2時間10分+途中15分休み

でも休憩時間は・・・分ですとか放送入れて欲しかった
上演時間表記も無かったし、開演は遅れたしなぁ・・・・・・(^^;)。

でも熱演=眠気まったく起こらず!
話も当時の市井の生き様を見事に舞台上に表現できていたと感じました。

ダルマ少年

ダルマ少年

劇団三日月湊

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2015/11/19 (木) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★

主人公テンション高かった~(^^;)
童話?の狼少年が底にあるサスペンスホラーものかしらねぇ・・・
う~ん感じはN・ナイト・シャマラン監督って雰囲気の話でしたかな

だいたい90分予定の+αって感じっした

ネタバレBOX

閉鎖的な村で立ち入り禁止の西の山にオオカミが出たらしいと父の残した絵から探索に出る息子と友人。写真でオオカミの存在証拠を撮ったといって一躍ヒーローに祭り上げられるのですが、カメラ持ちの息子さん=ダルマ少年えを騙してた友人が真実=オオカミはいなかったとバラして、村のオオカミ探索熱は冷め。少年はひとり狂ったようにオオカミの存在を示そうとしてついには自身がオオカミと同様な行動をとり、友人を殺め。村人に捕まり殺人の罪で両手両足を切断され・・・・ダルマ少年は転がってしまい・・・終劇です。
人々の無関心が生む悲劇を描いた作品であり、ハイテンションなダルマ君の熱さには置いてけぼりにされる感じでしたなぁ(^^;)
ラストは映画「西太后」の壷刑を思い出した・・・
オオカミ探しは実際に日本でツチノコ探してる方を思い出したし・・・
いろいろと引っかかる内容の作品でありました
TRUTH

TRUTH

劇団@ホーム

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2015/11/21 (土) ~ 2015/11/22 (日)公演終了

満足度★★★★

そこはかとない突っ込みドコロもあるにはあったが・・・・
藩を思う若侍の群像劇として見ごたえはあったです

でも予約客?の到着を優先しての開演時間遅らせは、
小劇場界では定番ながら踏襲せんでも・・と思った2時間超えの作品でした。

ネタバレBOX

先に話しありきで、登場人物の行動理由が掴み辛く。
また何で行動しないのそこまでわかってて・・とか思うとこも少々あったデス

衣装や小道具はそれなりにきちんとやってあったなぁと感嘆

時間軸が今と過去を行ったり来たりしてたのは、
チョットわかり難くも感じられました=中盤から慣れてきましたが。
音無村のソラに鐘が鳴る

音無村のソラに鐘が鳴る

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/19 (木)公演終了

満足度★★★★

けっこうアラが気になったかな~
でも楽しい作品でもあり、宇宙とかロケットとかが好きな人には薦められるかしら。 と思えた2時間の作品(ゴンダワラさんの活躍によっては多少伸びるかな(^^)

ネタバレBOX

え~っと初演と比べるとサスペンス感が薄れたかなぁと感想

音無宇宙開発局は財閥系の親会社よりの政策対応(ロケット打ち上げを規制する国連規約(イラクなんかは現実、国民守る為に平気で破っちゃいましたけどね~。)=民間でのロケット開発が遅れます=でも発表前に打ち上げると世論を味方につけて開発熱が頓挫することは無い)用に切り捨てられるところ、皆の熱意により打ち上げられないはずのロケットを見事に打ち上げて意趣返しとなるスッキリする結末のロケットものです(ざっくりの粗筋です・・・)

う~ん「王立宇宙軍」に似てますね(葬式のとこのサスペンダー=制服のカットが不自然な以外は完璧な作品でした(^^)

腕は一流だが皆脛にキズ持つみであるという開発局メンバーは好きだった「機動戦艦ナデシコ」のクルーみたいで好ましかった。(腕が良くて性格とかも良いのは一流企業とかが取ってしまっているという(^^;)

開発局メンバーの引き抜きを狙うJAXAがちょっと協力したり、サスペンスメインで作品を引き締めるはずの無血テロリストの話が取ってつけたような感になってしまったのが残念・・・初演では、えっあの人がもしかして・・・。って思わせるニュアンスが濃くてドキドキしたんだがなぁ。

オープニングでのISSに蕎麦を届けたって話は、あまりにもリアルさに欠けてたので。主人公に「どこまでが本気で、どこまでが本当なんだろう。この人たちは・・・?」とか言って欲しかった。(JAXAの女上司さんが部下に敬語風に話す1箇所の台詞にも違和感があったなぁ・・と)

上の方から送られてくる補充人材について、あまりにも怪しい「チスイコウモリ」さんと「デンキマン」さんも仕事だけは並以上で、さすが本社の采配と述べるようなシーンとか台詞が欲しかったなぁ・・・と。(デンキマンさんは今回黄色で統一されててインパクトはあったけど・・・、初演さんの方が”でんきばずーか”の雰囲気好きだったデス。)(チスイコウモリさんは主宰さんで吸血鬼風に痩せ型にダイエットしたのかしら?インタビューウィズバンパイアのトム君みたいでかっこよかったなぁと感想)

楽しいゴンダワラ氏は今回蕎麦屋の主人とロケットのパーツ作る”鉄職人”=鍛冶屋さん?=似合ってた・・けどラストで活躍する時、電源落とされて開かない扉を次々と彫金加工して。例えば目的地までの十二枚の扉を干支の置物に変えて開けてゆくとかゆ~ギャクとかカマして欲しかったかなぁ→「ここはやはりあれだなネズミからにするのかな?それとも今年の干支からの方がよいのかな?君は何が好きかな?」とかいつも通りに時間かかる会話で笑いを取って欲しかったなぁ。(鉄から何でもつくるゴンちゃんですが、なぜかジュラルミンやらチタン合金まで鉄板から叩きだしてしまうというギャグも一言つけてみて欲しかったかなぁ)(あろさんの漫画「優&魅衣」にでてくるゴン爺みたく特殊合金を鉋がけしたりして、ミクロン単位精度の合金類を大工道具で仕上げてしまうというキャラを思い出しました♪)

ラストの無血テロリストの爆破台詞に「ロケット周辺の部下たちの~」とか言って決断を誘導したりする台詞も欲しかったでしょうか・・・・ または暗転時にニュースソースでのテロリスト情報ニュースとかを流すとかはどうでしょうか?とか思った

落とされた電源代わりのデンキマン。でも途中抜けたらPCとか動かないんじゃ・・・?多少のPC充電はできたから発射までは動作はもつから行ってもよいっ!とかいう説明台詞とかも欲しかったなぁ・・と

等々突込みどころがありもしたが、眠気も起こらず楽しめた作品ではあったです。

そーいや舞台は見れなかったが、あさりよしとお氏の「なつのロケット」とかも良い話だった。ちなみに名作げーむで「ロケットの夏」とゆ~のもある(^^;)(映画で「月ロケット・ワイン号」ってのも面白かったなぁ・・・・磁石靴でリアルに壁上るのが凄かったが・・・・科学大実験で本当にリアルに磁石での壁のぼりやってたの見たら特撮だったんだろうなぁって理解したさぁ(^^)
「ウミダ短編演劇集『こりない』/『スモーキン・スモーキン・スモーキン』

「ウミダ短編演劇集『こりない』/『スモーキン・スモーキン・スモーキン』

劇団ウミダ

APOCシアター(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

開演時間は守ってました
結構楽しめはしたけど・・・短編のオチが今ひとつだったかな~って思えた85分ほどの作品群

ネタバレBOX

主宰海田眞佑(ウミダシンユウ)氏が脚本できない為に団員から吊るし上げをくらうという「こりない」短編シリーズの団員さん達の怒りが結構私怨入ってるかなぁと感じました(^^;)
「やらせて」のダメ男が女性に懇願する立場が立ち位置的に面白く、オチの薄明のとこでまた同じことを繰り返したってのが判るワンシーンの演出は良かったけど・・・眠気も生じてしまったコトもあり全体としては、今ひとつだったかなぁと<色物オチと思わせて・・・・実は輪廻転生の”人生をもう一度”と懇願する話=神様は女性事務職風(^^;)>

あだち○の名作漫画「タッチ」(^^;)の主要メンバーによるドロドロ人間関係→サスペンスホラーオチはやり切ってて好みであったが、時間軸の切り外しはチトいただけなかったなぁと。
悪魔はいる

悪魔はいる

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

結構さっぱりはしないんじゃないかな~
言葉をめぐる戦争の物語という感じはよく表現れていたと思いました
けどデジタル的な、
明確なオンオフ表現はあえて避けてたかなぁって感じた1時間50分強。

開演前の注意でケータイの電源オフや手荷物のカサカサ音の注意に加えて小劇場系では珍しく帽子をとることを注意していたのは高評価できますが・・・

そこまで注意しても上演中にカサカサとポリ袋音を生じさせる方がいたことに驚かされたですよ(-_-;)&そこまで細かい配慮されてても開演時間厳守は出来てないのがチト残念だったかしら

ネタバレBOX

舞台セットはツブれたスナック=不夜城の店内

明確には語られませんが徐々に明かされる展開から言うに、弱小出版社の筆頭・・というか作家一人しか囲えてない?会社で一押しの最新刊はどうやらその作家が潜入取材をした危ない宗教?とかの集団らしく。その取材記事本の出版を差し止めようと様様な嫌がらせの上に出版日当日に事務所の爆破予告が出されて万一の為にと社長のツテで社員&作家が避難してきてるのが舞台の廃スナックでありました。

いろいろと皆が出版や会社などについて語りまくってる最中に事務所が予告通りに爆破されたと連絡が入ります。情報の積み重ねでどうやら内部の犯行では=反勢力の手先がいるらしいとの結論が出て、いろいろと策を労じたりするのですが・・・・。ビルの管理者と偽った男はいいかげんなコソ泥だったりとか作家が筆を折ると言い出したり、このビル内に何かオカルト的なものが出るらしいとか。いろいろと言葉の散りばめを登場人物たちにさせて話は展開し進むのですが・・・。手先いました!不思議なのもいました?=らしい?と臭わすだけ?ふわふわとした展開でもの後を明確にしない部分もあり。オチは結構オープンエンド的に閉じましたが。小道具の飲み物とかがリアルで、衣装なんかもちゃんと着替えて時間経過を表現し、その服装も個性が主張されててなど細かさが好みではありましたが、その分観客に手渡す情報をもっと多くして欲しかったなぁって事も思えたデスよ。
恋愛小説家

恋愛小説家

演劇制作体V-NET

TACCS1179(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

わかり易く感情移入もし易かった(^^)
でも何か芝居的嘘が多くあってストーリーが古めかしいかなぁって思えた約2時間(予定は1時間50分で開演時間遅れあり:開演前の座の温め的なものは無し)

ネタバレBOX

引退を宣言した作家にインタビューする編集者=女性=新米さん?が実体験を元にフィクションを織り交ぜて発表していた作家の作品の現実の部分を作中主人公の実演による過去の出来事の再現を時系列通りに再生した作品でした。(でも本当のことを話してるとは明確にしていないですね)
オチは作風と異なり(=自信家のかっこよい主人公)自分に自信のもてない作家に逆ナンパを仕掛ける編集者とのラブオチと相成りました(^^;)

それにしても作家の初恋の女の子が義父に手篭めにされてて何も出来ずに義父との刃傷沙汰で作家本人だけが少年院送り(鑑別所収監?)というのも納得いかない展開だったなぁ(先に刃物持ち出したの親父の方だし=作中では過剰防衛での理由は述べてたけど説得力が希薄に思えたデスよ)・・・・・自身が背徳的な事してるのに警察に真っ先に連絡取ろうとする義父の行動にもリアルさがえらく欠落していたように思えたし・・・・・・。他にも白血病で余命半年と宣言された人間(というか最愛の彼女ですよ・・)の変化に気付かない同棲者=作家・・・とは思えない観察眼の無さよのぉ(-_-;)というようなリアルさの少なさ=突っ込みどころの多さが目立ったっす!

回想の芝居を側で見てる現在の作家と編集の補完説明とかが入るので話しの進行とかは理解がし易いところは高評価できます!
さよならパーティ

さよならパーティ

現代劇センター真夏座

文京シビックホール(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと想像通りの展開だったかなっと
後の人生に、もはや価値はない!?
「幸福の木の実」という安楽死の薬を求めて集まった
中高年の悲喜こもごもを描いたシリアスコメディ!でも
けっこう身につまされる部分が多くないかい?と思える客層でもあったです

さまざまな理由で自殺を考える登場人物たちであるが・・・。

「生きることは義務だ」と放つ台詞が印象に残った全2幕

ネタバレBOX

ちと裕福な奥様が知り合いに安楽死できる実を手に入れて皆で飲みましょうという流れになって桜が満開に咲いた時にと約束する年末からの物語。背景の桜が枯れ木状態から満開の状態→葉桜になる様子で時間経過を示しました。自殺決行までに時間があり結局皆躊躇します=とどめは妻が死ぬと言い出して止めた夫が先に自動車事故で死亡して・・・結局皆自殺はやめるのですが。まぁ膝が痛いと言ってた御婦人がお遍路行くとか、結構説得力に欠けるトコがあったりと、細かさが不足したですかねぇと感じました。
自殺したいと言い出す妻さんは映画「理髪屋の女房」を髣髴させてますが、その事に言及することが無かったなぁ・・・少しかましてもとか思えたデスよ。
我が名は桃

我が名は桃

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

桃太郎ベースの昔話コメディでした(^^)
そこそこ笑えたんだが・・・何とはなしに、今ひとつかしら?
と思えた95分(予定)の作品でありました。

ネタバレBOX

30年も川で漂ってた桃さん・・・
拾ってくれた翁は山姥に扱き使われて磨り減っていました(^^;)

3匹はお供にならず、味噌っかすで鬼退治についてくような感じです。

無敵の山姥が映画のジェイソン(映画のラストシーン的にね)よろしく活躍したなぁと思えた
変り種昔話ミックス話でありました

最初は動画から始まって、哀愁漂うリアルな劇団情景から繋がる日常が描かれる作品でしたが・・・=スタッフ募集のリアルな劇団からのCMでありました(笑)でそのまま作品の冒頭シーンへと繋がる桃が川に流れてるシーンが流されて→舞台上の相撲の土俵を表現したセットにて鬼婆に扱き使われる爺が桃と出会い、鬼の退治が必要と情報をもたらす村人が来訪し→婆殺そうと仕込んだ毒キノコ料理を食って村人続いて目的の婆も亡き者にできて爺は若い嫁を呼び寄せ桃は鬼退治に出かけるのですが(選別に黍団子と霊験あらたかな御札を渡します)何と復活した鬼婆が残っていた爺と娘を惨殺します・・・・ホラーな展開。 ラストは二人の首ぶら下げて鬼のとこに来ちゃうんですもの・・・。

でちょっと作品にあってる曲かしらと・・・・

ミスター・アンデルセン ~TV・アニメ「アンデルセン物語」~
歌:TV・アニメ主題歌作詞:井上ひさし作曲:宇野誠一郎

※みにくいアヒルのこは
裸の王さま キライ
なまりの兵隊は
雪の女王の ケライ
おやおや アンデルセン
はてはて アンデルセン
ミスター アンデルセン
こんな話は 作らなかったの※

お話ちょっぴりくるってる
世の中ちょっぴりくるってる  ←この辺が今作に当て嵌まるかと・・・(^^;)

夢のつみきを つみかえよう
みんなみんなあつまれーッ!

やさしい人魚姫には
赤いくつが はけない
マッチ売りの少女は
絵のない絵本をもやした
おやおや アンデルセン
はてはて アンデルセン
ミスター アンデルセン
こんな話は 作らなかったの

お話ちょっぴりくるってる
世の中ちょっぴりくるってる

夢のつみきを つみかえよう
みんなみんなあつまれーッ!

(※くり返し)

このページのQRコードです。

拡大