神戸ーアジア コンテンポラリーダンス・フェスティバル #03 Bプログラム
NPO法人 DANCE BOX
Art Theater dB 神戸(兵庫県)
2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白い作品でした
非常に面白い作品でした。
文字にすると、本当に何でもないことなのですが、色んなところを見たくなり、興味や考えを刺激されるすごい作品でした。
ハツシバさんの仏教の影響について語られていましたが、宗教的でもあり、生物学的でもあるよいうな不思議な作品でした。
ふるえるくちびる
ウミ下着
シアターsenka(イロリ村)(大阪府)
2011/12/03 (土) ~ 2011/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高によかった
とにかく最高に素晴らしい作品でした。
これ以上、価値のある作品を今後作ったり、出会えたりするのだろうか、と呆然としました。
ウミ下着/中西ちさとという才能が同時代の大阪にいることを、心から幸せだと感じました。
ぜひ、再演して欲しい。まぁ、この作品が再演しても同じような内容になるか不明ですが。
おはようアフリカ
ともにょ企画
ウイングフィールド(大阪府)
2011/09/02 (金) ~ 2011/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★
期待以上でした
「関西の小劇場で面白い若手劇団は?」というお決まりの話題の中で、よく名前を聞いていた「ともにょ企画」。
昨年、ウイングカップで優勝していたりして、気になっていたのですが、ようやく見れました。
失礼を承知で言うと、期待以上に面白かったです。
「名前を聞くけど、面白いのかな…」と悩んでいる方には、ぜひ観てもらいたいなと思いました。
作・演出・役者ともに若手劇団の中では注目すべきレベルの高さだったと思います。これからどのような劇団に成長していくのか、いろんな可能性があると思うので楽しみです。
満足度は当初の期待からすると、★5つでもいいような気がしましたが、これからの成長への期待と他の一線で活躍している劇団さんと相対的に評価して、4つにしました。
再/生
東京デスロック
KAIKA(京都府)
2011/08/05 (金) ~ 2011/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
場所と作品があっていた
東京デスロックはもちろんお名前はよく聞いていたんですが、あまり足を運ぶ機会に恵まれず、昨年KAVCでやっていた多田さんが演出されていた作品を拝見したくらいでした。その時は、集めた俳優さんたちとワークショップを通じて作品を作っていたので、どこらへんまでが多田さんの魅力か分かりにくい部分がありましたし、観るにもすこし体力が必要だったように記憶しています。
今回は非常にちいさなスペースで、間近に役者がいるということがとても魅力的に集中力を保っていたように思います。
こういった作品…と言うと怒られますが、観客を突き放したような? 実験性のある? 作風は関西でも増えてきているように思いますが、東京周辺の劇団ではそれが観やすくなってきているような気が近年します。単純に自分が見慣れてきただけかもしれませんが。
終演後のアフタートークもカフェスペースのようなところで、いろんな人とお喋りしながら感想を言い合えたのも、大きなプラスだったと思います。
とにかく、場所と作品がよく合っていて、とてもいい作品でした。
労働です
範宙遊泳
STスポット(神奈川県)
2011/03/02 (水) ~ 2011/03/09 (水)公演終了
満足度★★★★★
楽しい2時間でした
「東京アメリカ」がすごく面白かったのですが、23~24歳の若い演劇人が「労働」をテーマにして大丈夫なのかな? と期待半分不安半分で観にいきました。
結果的には、観ていても楽しかったですし、なぜこのテーマにしたのかもなんとなくわかってすごく満足な観劇でした。
評価は4ぐらいが妥当じゃないかとも思いますが、期待やファン心理的なもので+1しています。
「東京アメリカ」が稽古場の様子を作品にしていたからか、「労働」をテーマにしたのは自分たちの作品を作る作業を見つめなおそうとしているのかなと感じました。
もしそうなら、このテーマにしたのも、いろんな演出にも納得いく気がしました。
サザンカの見える窓のある部屋
カムヰヤッセン
小劇場 楽園(東京都)
2011/03/03 (木) ~ 2011/03/06 (日)公演終了
満足度★★★
今後に期待
「キョム!」で北川さんに興味を持ったので、上京の予定があったので観劇。
丁寧に作られたいい作品でしたが、作・演出・役者にもう少し特徴が出てくると面白いかなと思いました。
東大出身の劇団という先入観からか、作品の父権的なテーマや、責任と権限や選択のような話はエリート的だなと勝手にこじつけていました。
舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)
TAKE IT EASY!
HEP HALL(大阪府)
2011/01/20 (木) ~ 2011/01/24 (月)公演終了
満足度★★★★
意欲的な演出が魅力
演出がとにかくすごいと思いますが、脚本、演出、役者、音響、照明、衣装など、すべてが持てる力を振り絞って、丹精に作られた作品だと思いました。初演は見れなかったのですが(カラフルでショートバージョンは見ました)、初日から高いクオリティで再演によるレパートリー化の魅力も感じられました。
「見て損はない」というと、偉そうな言い方になりますが、「どんなもんや」と見に来た人も「ええやん…」と唸る様な、そんな気がしました。
難癖をつけるなら、役者の身体性と舞台美術に少し弱さを感じ、アニメの舞台芸術化という挑戦に対して少し残念な気がしました。
大阪マクベス
劇団太陽族
AI・HALL(兵庫県)
2011/02/04 (金) ~ 2011/02/07 (月)公演終了
満足度★★★★
どこまで狙っているのか?
マクベス×橋(自主規制)知事という組み合わせの妙が面白かったです。何時の時代も人は変わらないんだと関心して見ました。
以下はネタバレ(でもないかも…)
4のシ点
南船北馬
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2010/08/28 (土) ~ 2010/09/05 (日)公演終了
満足度★★★
ひさしぶりの南船北馬でした
スケジュールがあわずに最近見れておらず、ひさしぶりの南船北馬の観劇でした。
ちょっとスケジュールが立込んでいて体調が悪かったので、重い内容だとつらいかなと思っていましたが、45分の作品2本でしたので筋も追いやすくすっと入り込んで観れました。
演出ははじまりのところがすごい好きでしたが、映像はカフェでの公演ということもあり少し見辛く、あまり効果的でないようにも思いました。
a tide of classics 〜三好十郎・浮標〜
桃園会
精華小劇場(大阪府)
2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
すばらしい作品でした
非常に美しい作品でした。見れて本当に幸せでした。3時間半あると聞いて、身構えていましたが、すごく見やすくて集中できました。
急襲キルフィールド
芝居流通センターデス電所
ABCホール (大阪府)
2010/01/08 (金) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★
ひさしぶりのデス電
大好きなのですが予定があわずに3年ぶりくらいになってしまいました。
開演ギリギリについたため、客席誘導が少しバタバタしていて落ち着かない気持ちで見始めましたが、さすが作品に引き込んでいく魅力は十分でした。
ただ、最後があんまり好きじゃなかったのと、妙に小奇麗にまとまっているのが、なんとなくデス電っぽくないなぁと思いました。
悪い芝居の役者さんはすごく良かったです。
ダメダメサーカス
ミジンコターボ
HEP HALL(大阪府)
2010/01/21 (木) ~ 2010/01/24 (日)公演終了
満足度★★
次回作にも期待したいです
役者さんが魅力的でパワーを感じました。
ただ、再々演と考えると、もう少し脚本や演出がブラッシュアップされていて欲しいな…と思いました。
HEPで3000円の作品と考えると、もう1レベル上を期待してしまいます。
でも、再演で劇場のサイズが違うと難しい面も多いので、次回以降の作品も見てみたいと思いました。
ビリビリHAPPY
突劇金魚
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2009/11/25 (水) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★
大阪の新しい才能
ここ最近、作家さんが賞を受賞されたり、劇場の企画などでも評価されている注目の劇団。
・・・ですが、「作品の完成度がまだ荒い」とか「最近多い、自己の問題に閉じこもった作品」などの噂を聞いていたので、半信半疑で行きました。
結果としては、行ってよかったと思います。噂は真実でしたが(笑)、少なくとも「自己の問題~」については、閉じこもりすぎて一周して突き詰めたような面白さがありました。他にあんまりみないような変な魅力が溢れていました。
作品の面白さが十分に実現できていない荒さやもどかしさはありましたが、大阪らしいネガティブな要素も開き直る雰囲気は好きです。
玉ノ井家のエンゲル係数(公演終了しました!)
劇団ぎゃ。
ColaboCafe tsubomi(大阪府)
2009/06/13 (土) ~ 2009/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです
「カフェ公演なのに2000円は挑戦的だなぁ」などと思いながら行ったのですが、十分に面白い公演でした。
きつい挑戦的な演出や、あんまりハッピーじゃないお話や、過剰な作はあんまり好みじゃないんですが、センスの良さや感度の高さは「面白いと言わなきゃしょうがない」と思わせる作品でした。
なんか自分と全然違う意見なのに、完全に論破された気分です。
「すげー」という気持ちと、「悔しいなぁ」という気持ちが混ざっています。
また、大阪に来たら多分見に行くと思います。