おてつが投票した舞台芸術アワード!

2024年度 1-1位と総評
エアスイミング

1

エアスイミング

カリンカ

実演鑑賞

怒涛の1時間50分でした。
二人芝居なのに別人格が交差して複数人いる感覚。
いろいろなシチュエーションの想像を掻き立てさせられるが、その想像を断ち切る言葉のシャワー。それらの言葉の塊が言葉そのものを無条件に受け入れさせる。
その言葉の中から徐々に二人の感情が湧き立ってきて、言葉とは裏腹な本人達の感情が強く迫ってくる。
それらの言葉と感情の嵐が、最後の二人の高笑いによって、全て止揚される。
何回観ても、いつも違う表情を見せてくれるそんな「劇」だと思いました!演じてくれた小口ふみかさん、橘花梨さん、演出の堀越涼さん始めこの作品に関わった全ての人に称賛を!

総評

二人芝居や観劇者参加型芝居などこれまでの枠にとらわれない演劇が増えてきて楽しかったです。
もちろん力のこもった作品には、大きく感情を動かされました。これから出会える作品群との関わりを大切にしていきたいと思います。

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