harumi姉さんの観てきた!クチコミ一覧

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ユーカリ園の桜

ユーカリ園の桜

BuzzFestTheater

ウッディシアター中目黒(東京都)

2016/03/09 (水) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったけど・・・
観ていて、この施設、あまりにもセキュリティがひどすぎると思った。職員の部屋へ勝手に人が出入りして、貴重品の管理もなされていないなんて・・・かなり甘すぎる運営ということになる。話の為にこんなにヌケが多すぎるのだとしたら論外!
設定としてはかなり問題が多いのだが、出演者の演技は抜群!そういう引っ掛かりがあっても引き込まれた。それにしても・・・事前にある程度の入場者数が読めていたのではないかと・・・ただでさえ窮屈な客席にどんどん増えていく椅子。その為の開演遅れ、運営に問題あり!

PREMIUM 3D STAGE「残響のテロル」

PREMIUM 3D STAGE「残響のテロル」

㈱NEGA

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2016/03/02 (水) ~ 2016/03/06 (日)公演終了

満足度★★★★

話の造りがしっかりしている
実験の為に育てられ、愛情とは無縁の生き方をしたナインとツエルブ。同じ環境に育っても、二人が望んだことの違いが物語の中に痛いくらい切なく描かれていた。ナインに執着するハイヴ、アニメの声を担当したという潘めぐみさん、役の説得力が半端なくイイ!一途な想いの歪んだ放出、切なかった。売りの3D、かなり有効に使われていたと思う。場面の変化に違和感なくついていけた。最後に二人の上に舞う白い羽、実に印象的で美しかった。

TARO~Shall We TARO?~

TARO~Shall We TARO?~

株式会社 レジェンドステージ

博品館劇場(東京都)

2016/03/02 (水) ~ 2016/03/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

ムチャクチャ楽しい!そしてレベル高し!
ストーリーわかりやすく、出演者のレベルが高い!特にダンスの上手い方が揃っている!観客を楽しませる要素たっぷり!!最近あまり笑わない私が最初から最後までニコニコして舞台を観、最後には座長である美慎くんの頑張りに涙が出た(特にファンというわけではないが)。ストレス溜まっている方、心楽しい舞台が観たい方、ぜひぜひ観に行って頂きたい。

ノンフィクション

ノンフィクション

新宿公社

シアター風姿花伝(東京都)

2016/02/25 (木) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★

欠落
あくまで好みの問題だが、始まって15分で観ているのがしんどくなった。熱のたまらない空ろな舞台。寒々とした空気。何かが欠落したようなキャラクター達。バランスの悪いセット。言わんとすることがわからないでもないが、こういう偏りの強い舞台は観ていて疲れる。ストーリー的にも欠落した部分が多く、作者の作品に酔ってしまった感が感じられる。

「俺の地口を聞け!」&「トコネリ島に朝が来る」

「俺の地口を聞け!」&「トコネリ島に朝が来る」

ブートレッグ

Geki地下Liberty(東京都)

2016/02/23 (火) ~ 2016/02/29 (月)公演終了

満足度★★★

答え
出演者の芝居もキャラも面白かったが・・・結局そこにいるはずの女の意図することがわからないまま。答えのない舞台、観客の想像に任せるのもいいが、個人的にはやっぱり“答え”が欲しい。

星の果てまで7人で

星の果てまで7人で

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

最初のインパクト
作品としては面白かったが、初見の前作のような、最初のインパクトが弱く、惹き付けられる感覚がいまひとつ感じられなかった。発想も芝居も良かったが、いまひとつ入りきれなかったというのが、本音。次回に期待してます。

ルルドの森(平成28年版)

ルルドの森(平成28年版)

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

怖いのは・・・
男の嫉妬と、ひとつ考えに取り憑かれた女。今回はその後者の怖さがどんどん浸み込んで来る。上質の2時間ドラマを観た感じがする。キャスティングも実に良かったし、演出、特に照明プランがそれぞれの心情を良く描いていたと思う。ただ狭い舞台、レースのレースのカーテン越しに見せたかったのか?それてもそうではなかったのか?はっきりしない。いずれにしても使われたシーンを考えると茶の薔薇柄は似つかわしくない場が多かったような気がするが・・・・。個人的には田中さんの熱演が間近で観られただけでもかなり満足!

キミが読む物語2016

キミが読む物語2016

ナイスコンプレックス

あうるすぽっと(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/29 (月)公演終了

満足度★★★★

キムラ演出
始まってしばらく、なんか“ナイコンらしくない”と感じていた。しかし、キムラマジックはすでに始まっていて、こちらが気づかないだけだったと、途中気づいて“あっ”と驚かされた!“ゲスト”という文字に騙された!そして後半どんどん強くなる“キムラカラー”。心の棘は、やがて茨の鎧になり、自ら身に付けた者も、着せられてしまった者も、内側にも刺さるその痛みに絶えず苦しみ、どんどん締め付けられるその圧迫に身動きが取れなくなる。その辺りの心情が良く感じられた。そして、それを解くのはたった一粒の涙だったり、心に引っかかって声に出ないたった一言。近い感覚を持ったものにはとても痛い舞台でした。

青春の門〜放浪篇〜

青春の門〜放浪篇〜

虚構の劇団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

やられた
この映画は大っ嫌いだった!なのにこの舞台には引きこまれた!登場人物みんな好きにはなれない。なのに彼らの作り出す熱気やパワーに魅せられた。暫くぶりにどぉーーんとぶち当たったという感じの舞台。その青臭さ・頭でっかちな価値観、観ていて胸糞悪いが、そこから溢れてくるものに完全に飲まれた。“やられた感”たっぷりの舞台でした。

tick,tick…BOOM!

tick,tick…BOOM!

AKA Company

シアター風姿花伝(東京都)

2016/02/13 (土) ~ 2016/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

ここはどこ?
凄いメンバーだとは思っていたけど、始まってすぐ“ここはどこ?”という気分になった。もちろん風姿花伝とはわかっているが、まるで“パルコ劇場”にでもいる様な・・・それくらい歌声・演技共に素晴らしかった!あいにく体調崩していて、スピーカーの振動に負けそうな状態だったのが、とても残念!また機会があればぜひ拝見したいです!

GOKÛ

GOKÛ

ネルケプランニング

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2016/02/16 (火) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

日本昔話的な!?
意外に意外に面白かった!どれ位面白かったかといえば“あっ姉さん、笑ってる”と観劇友が驚くくらい。最近ちょっとやそっとでは笑わない。が、今回は笑った!西遊記“日本昔話版”というようなアナログチックな演出に、逆を行く映像の載せ方はかなり効果的で、有効!出演者も主役のそれは役者の芝居ではないが、彼なりの個性が出ていて悪くなかった。また、羅刹女役大沢さんの母心、息子に弱い母としては同化する部分有り。更にその息子役佐々木くんの一部ラスト、二部オープニングからのソロ・人形芝居のような件、存在自体も美しいが動き・歌声・演技、実に見応え有りでした!

「終わりのセラフ」The Musical

「終わりのセラフ」The Musical

「終わりのセラフ」The Musical製作委員会

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2016/02/04 (木) ~ 2016/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★

2.5次元
オープニングから、熱い!佐野岳!好きなタイプの役者ではないけれど、始めからあれだけのテンションを持っていけるのは凄い!原作は知らないが、違う空間、過去と現在、対比のように見せる舞台、かなり整理されていてわかりやすかったと思うが?ラストの禍々しい黒い片翼、実に美しかった!ミュージカルというには少々辛い出演者もいたが、最近の2.5次元の中では見応え有り!

オーファンズ

オーファンズ

ワタナベエンターテインメント

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

母性は動かなかった
この作品には初めて出合った。とても良い脚本だと思う。が、出演者は孤独になれていない方たちなのか?表面的にはかなりの熱演に見える。しかし、この脚本に込められた想いや感情の揺れ、そういうものが芯まで体に入りきっていないようで・・・期待したほど心に響いてこなかった。もっとしっかり役が入っていたら、母心はあの子達を抱きしめてあげたいという衝動が湧き上がっていたのではないかと思うのだが・・・。母性は動かなかった。

のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣

のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣

株式会社ADKアーツ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

可愛すぎるキャラは良いのだけど
ストーリーは明快!キャラのコスチュームも可愛い!殺陣もなかなかなもの!猫独特のじゃれる仕草などかなり可愛すぎる!しかし、単純すぎるストーリーには引き込まれるものがなく、キャラを楽しむ舞台となってしまっているのは確か。まぁそれ目的の舞台なのかも知れないが・・・。

片想い

片想い

方南ぐみ

俳優座劇場(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

あんな時代にも
あと何日早かったら・・・今まで観た戦争時代のものでは、そういう悔やみが残った。この舞台には重く辛い時代にも明るく、そして諦めずに頑張り続けた人々がいた。こういう話、あったことが有り難い気がする。岡森 諦の溢れるような感情の爆発して部分、さすがの熱演でした。

飛龍伝 2016

飛龍伝 2016

大坪企画

劇場HOPE(東京都)

2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

Wカーテンコール
この作品、大きい舞台ではいずれも華のある女優達が演じている。が、小劇場となると、そうそう美しい神林美智子に遭遇することは出来なかった。太目の神林美智子、お世辞にも美しいとは言いがたい神林美智子・・・芝居の良し悪しより先に拒否反応が出る。

“神林美智子は美しくなくてはならない”

そうではないと話自体が成り立たないからだ。美しいからこそ、一種のカリスマ、美しいからこそ愛された。

稲村梓さん
少し前に「ストリッパー薫子」を拝見した。
確かに綺麗な方だし、芝居に向き合う姿勢もいい。とはいえ、この時の芝居はまだ幼い気がしたのだが・・・。今回は実に愛らしく脆さのある、それでいて妙に性根の座った神林美智子だった。時々見せる表情にも美しさがあった。
小劇場で観た神林美智子としては、断トツの美しさだと思う。

この舞台、演出・春田純一さん
彼自身が、以前桂木を演じている。思い入れのある舞台だったのだろうと
強く感じさせられる。石を叩く、それだけで“この人上手い!”と驚かされた!
下を向いていたので誰かわからず顔を上げた瞬間に思わず“あぁ春田さんか!”と納得。これだけで全体の雰囲気が見えたような気がした。マジに顔に平手が飛ぶ!“そう見える”ではなく、確実に当る拳にしっかり入っている蹴り
“体を張れ!”というつかさんの気合が感じられてくる。奥に段差があるだけの舞台。体があっちへ飛びこっちに転がる。その度に熱気が舞台の上に充満してくるような気がした。出演者のレベル高し!しかし、小劇場ではよくある事なのだが、男性陣の年齢が高い!どう頑張っても学生には見えない方が多過ぎる!やはり闘争にのめり込む“青臭さ”、加熱する“勢い”それを感じさせるにはそれなりの若さが必要ではないかと思うのだが・・・。だが、その方たちの芝居が実にイイ!のも事実。若手ではあの味は出ない!小劇場では珍しいWカーテンコール、確かにその価値はあったように思える。





舞台「戦国BASARA4 皇」

舞台「戦国BASARA4 皇」

カプコン

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

期待はずれ
殺陣の出来る出演者が揃っているにもかかわらず、どうも前半間延びというか、スピーディーなキレの良い殺陣が続くにもかかわらず、かったるい!前半はストーリー・キャラ紹介中心、ベースラインだけでそんなに時間を取らなくても良かったんではないかと思う。前半絞って休憩無し、2時間少々で終わるんではないか?3時間ただ無駄に長いと感じる部分有り。後半はしっかりストーリーに乗っかっているので見応えもあったが、肝心の主役の芝居が幼いので決まるところが決まらず、締まるところが締まりきらない。個人的には藤田玲くんの柴田が芝居の質的にも殺陣としても良かったとは思うが・・・。期待したほど惹きこまれることは無かった。

ミュージカル「ハートの国のアリス~The Best Revival~」

ミュージカル「ハートの国のアリス~The Best Revival~」

ミュージカル「ハートの国のアリス」再演製作委員会

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/01/16 (土) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

無理のあるエンディング
ファンタジックな衣装に、動けるイケメン君たち。そして、ダンサーもなかなか上手い!更に曲が楽しい!しかし、それを歌うには出演者のほとんどが歌唱力が足りない。ボイストレーニングから真面目にレッスンして欲しい。ストーリーは女の子にはワクワクもの。相手次第のマルチエンディング、昨日はユリウスだったが、話の流れとしては無理がある。もう少し途中に要素を入れられないだろうか?違和感のある選択に首をかしげた。ざっと見た所、アリスが相手を選ばないという選択は無い。それも有りだと思うが・・・。

『銀河鉄道の夜』

『銀河鉄道の夜』

アーティストジャパン

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2016/01/16 (土) ~ 2016/01/21 (木)公演終了

満足度★★★★★

ジョバンニとカムパネルラが一番近くに感じられた。
ジョバンニ山本一慶&カムパネルラ矢田悠祐の回、観劇。実にみずみずしい感性を感じた。山本君演じるジョバンニの少年らしい瑞々しさ!怯え・不安・恥じらい、それらが素直に表現されていた。そしてそんなジョバンニを見守るように寄り添うカムパネルラ、矢田君の眼の表情がイイ!教室の机と椅子だけのセット、その向こうに天の川が見えたような気がする。ラストの小さな機関車の模型が走る演出も少年の心を映すように美しかった。リーディングではあるが、観客を巻き込む楽しさも有り、この作品は何作か舞台を観ているが、ジョバンニとカムパネルラが一番近くに感じられた。

神様はじめました THE MUSICAL♪」

神様はじめました THE MUSICAL♪」

株式会社アルテメイト

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2016/01/15 (金) ~ 2016/01/21 (木)公演終了

満足度★★★★

“コミカルな間”
前回に比べ、出演者がレベルアップしていたように思う。特にアンサンブルの女性陣!ダンスはもちろんのこと、芝居もイイ!そのお陰で、メインキャラが引き立ったと強く感じる。また、鞍馬役の南君、前回はかなり照れを感じたが、今回はしっかり役にはまって、客席を沸かせた。アクシデントまでうまくアドリブで持っていく鬼婆役の平山君の上手さはさすが!全体として“コミカルな間”の楽しい舞台だった。

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