あの人の世界
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/11/06 (金) ~ 2009/11/15 (日)公演終了
H3(グルーポ・ヂ・フーア)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2009/11/07 (土) ~ 2009/11/11 (水)公演終了
今日もいい天気
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
今日もぬぐタマる
きっと、いろんな客層に届けようとしているんだろうなあ。そんな思いが場内に染みわたって生まれたあたたかさが、とても気持ちいいのです♪
リフラブレイン
MCR
駅前劇場(東京都)
2009/10/29 (木) ~ 2009/11/03 (火)公演終了
ろじ式〜とおくから、呼び声が、きこえる〜
維新派
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2009/10/23 (金) ~ 2009/11/03 (火)公演終了
ナノ クライシス ポルノグラフィティ
演劇集団 砂地
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2009/10/21 (水) ~ 2009/10/26 (月)公演終了
よい意味でも悪い意味でも、普遍的な輪舞
つぎつぎと、格好いい男優さん、可愛い女優さんが現れるんだけど、みんな揃いも揃って“人間らしく”駄目駄目に描かれていて、ときおり混ざる抽象的な台詞を含めてもなお、その現実的な生々しさがしっかり伝わってきた分だけ、自分の演劇の好み的には、さらに反転しての“愛おしさ”も感じたかったなあ…。あるいは、シュニッツラーを現代に翻案するのなら、もっと尖った同時代的なタブーに向かってもよかっただろうし、繰り返しが基調のロンドとはいえ、10人もの役者が演じていた割には、案外と「幅」が狭かったのも残念。
『ROMEO & JULIET』
東京デスロック
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)
2009/10/24 (土) ~ 2009/10/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
本年度ダントツのナンバーワンなKOREA ver.
直前に観たJAPAN ver.のみならず、岡崎藝術座『ヘアカットさん』ままごと『わが星』ハイバイ『て』ロロ『いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』DULL-COLORED POP『エリクシールの味わい』 toi 『四色の色鉛筆があればシアタートラム』などの秀作・傑作たちがすべて吹っ飛ぶほど、魂が震えた! 純粋に単純に熱烈に、多くの人に観て、感じて欲しいなあ。
『ヘアカットさん』 / 『朝焼けサンセット(朝公演:朝食付き)』
岡崎藝術座
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/10/16 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
まばたきする間も惜しいほど、
役者たちのまばたくリズムさえもが愛おしくて。ちょっと焦げ焦げにならないか心配なくらい、みつめつづけてしまった…。
島あつめ
トリのマーク(通称)
ーーーー(東京都)
2009/10/20 (火) ~ 2009/10/21 (水)公演終了
満足度★★★
タイトルは鳥ではなく、
島なのだと途中で気づいたとき、なんだかホワンと、翼を休められたようなゆったりとした気分に。あと、こんなに美しく発せられた「暗渠」という言葉を聞いたは、はじめてかも。素敵☆
私たち死んだものが目覚めたら
shelf
アトリエ春風舎(東京都)
2009/10/09 (金) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
役者たちのときに「彫刻的」ともいえる佇まいが、
物語と重なりあって美しい。
ただ、
戯曲的には彫刻家ルーベックは「山岡士朗の目に映る非道な海原雄山」みたいな存在だと思うのだけど、
演出家と役者によって立ち上げられたものは、真摯で孤高の芸術家。
その図式、ちょっと女子は憤っていいかも(笑)。
あと、初日だったからか、わりとドンシャリの効いた演出に感じたのは残念。
呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】
北京蝶々
OFF OFFシアター(東京都)
2009/10/01 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
塔のなかで迷子になる
上手に置かれていた真新しいビデオデッキと薄型液晶テレビとの組み合わせに象徴されるように、年代を特定しにくい小道具や衣裳からの情報に惑わされ、これがいつの時代の話か、かなり惑う。もしかして、200Q年とかのパラレル・ワールドなの? とも思ったけれど、劇中のセリフで近未来(4年後?)と知る。かなり難解なミステリーだったなあ(違)。
わが星
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
反復し繰り返す、4秒間ごとの愉悦
もっとみんな、踊りながら観ればいいのに!
と、強く思ったわけですが、両脇に座られた方、迷惑だったかもしれないですね、すいません…。
しかし、三鷹・星のホールでこれだけ立ち見がでるんですねぇ~
とはいえ、こんなに楽しくて切なければ当然ですか。
なんだろう、パーフェクトではないけれどベストな感じ?
あるいは、100億年のなかの一瞬の光芒、その刹那があまりに愛おしくて、
地球に生まれた喜びを噛み締めるように味わってみたり。
「ここで光ってみる」 「飛ぶ布団」 「愛愛愛愛愛愛愛っ」
ロロ
スタジオ・ガンボ(東京都)
2009/10/03 (土) ~ 2009/10/03 (土)公演終了
て
ハイバイ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/09/25 (金) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
うわあー
初演が素晴らしかったのは、母役の岩井秀人の演技力に絡めとられた部分が大きい、と思っていたのだけれど、岩井不在の今回は逆に、登場人物たちそれぞれの圧倒的な存在感に魅了されてしまった。
たとえるなら、岩井個人の物語から、普遍へと昇華した感じ?
こんな、どこにでもありそうな、けっして大袈裟ではない物語なのに、こんなにも魂が揺さぶられまくるなんて…。
第六回赤坂炎上
劇団福耳
L@N AKASAKA(東京都)
2009/09/18 (金) ~ 2009/09/18 (金)公演終了
吾妻橋ダンスクロッシング
吾妻橋ダンスクロッシング実行委員会
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
アジミ祭
味わい堂々
atelier SENTIO(東京都)
2009/08/28 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
ディナー
ロロ
王子小劇場(東京都)
2009/08/29 (土) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
新釈 ヴェニスの呆人 2009
コマツ企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
"Are You Experienced?"
CASTAYA PROJECT
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/10 (月) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
【The last stage】鳴り止まぬカーテンコールのように、
いわゆる終演後になっても、客電が灯り、小屋の扉が開け放たれても、
少なからぬお客さんたちが席を立たず、舞台上に佇む役者(多田淳之介)を凝視しつづけていた。
おそらく、客がすべて退出しないかぎり、役者は舞台を降りない覚悟、なのだろう。
一方、観客の側も、劇中で、「役者がいれば舞台はつづく」「観客は劇場をでると観客ではなくなる」といったことが語られていたこともあり、自分たちが帰らないかぎり終わらない芝居のつづきを観たがっていた。舞台上には身動きしない役者が立っているだけで(表情は変化する)、これ以上のなにかが起こる可能性などなさそうなのに。