たけのすけが投票した舞台芸術アワード!

2008年度 1-10位と総評
「て」

1

「て」

ハイバイ

前半と後半、同じひとつの出来事をリバーシブルに見せることで、それぞれの心の葛藤、本心をあぶりだした脚本・演出は秀逸でした。今年観た作品でこの作品を超える舞台はありませんでした。

ペガモ星人の襲来

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ペガモ星人の襲来

G-up

看板役者の豪華客演、それに負けない演出と脚本。時間を忘れるということに気付かされた作品でした。完成度としては完璧に近い気持ちです。

LOST GARDEN

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LOST GARDEN

FABRICA(企画・製作ROBOT)

舞台装置の素晴らしさも高得点ですが、喜怒哀楽をすべて自然に盛り込んだ流れるようなストーリー展開に拍手をおくりたいです。シリーズの今後にも期待。

顔よ

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顔よ

ポツドール

本多劇場という場所がそうさせたのか、ポツドールにしてはおとなしめの作品でしたが、それだけにドラマ性が強い作品になっていて、これまでとは違うおもしろみを感じました。

審判員は来なかった

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審判員は来なかった

ペンギンプルペイルパイルズ

緻密に練られた舞台転換とストーリー。舞台で演劇を観る価値を再認識させてくれる楽しい作品でした。演者さんは大変だったろうな。

トカゲを釣る-改-

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トカゲを釣る-改-

スロウライダー

のっけから「尋常ではない」という場の空気の作り方、開幕直後にはもう芝居の中に引き寄せられていました。演技力と脚本の勝利と思います。

夜光ホテル

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夜光ホテル

モダンスイマーズ

安いビジネスホテルを舞台に、現実とほぼ同じ時間軸で展開される舞台。それだけに役者の力量が試されますが、萩原聖人も含め、それぞれ見事に個性的なキャラクターがひとつにまとまった舞台でした。

ベッドマン・スリーパー

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ベッドマン・スリーパー

カリフォルニアバカンス

コメディの多いカリバカですが、本作品はとにかくサスペンス寄り。これまでにもサスペンスの脚本はありましたが、笑いに逃げない、徹底した脚本で完成度の高い作品に仕上がっていました。

動転

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動転

コマツ企画

客席も巻き込む、劇中劇はある、セオリー度外視の舞台にただ楽しみました。演劇はライブがおもしろい、それを最大限に演出してくれた作品です。

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2

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ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2

ZOKKY

王子小劇場の裏が会場というロケーションを最大に活かして、アイデア勝負のZOKKY。演者が視線を向ければ必ず目が合う緊張感と背徳感はZOKKYでなければ味わえません。

総評

全体的に「ショートストーリー」、「再演」が目立った2008年だったような気がします。
商業公演として束縛の少ない小演劇の可能性は、まだまだ広いと思っています。「こんなのはじめて観た!」「これはすごい!」と観ているぼくらが嬉しい悲鳴をあげさせてくれる作品をこれからも期待しています。

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