最後の伝令 菊谷栄物語
劇団扉座
紀伊國屋ホール(東京都)
2019/11/27 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了
或る、かぎり
HIGHcolors
小劇場B1(東京都)
2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
『Q:A Night At The Kabuki』inspired by A Night At The Opera
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2019/11/09 (土) ~ 2019/12/11 (水)公演終了
Dear Me!
青春事情
OFF OFFシアター(東京都)
2019/11/13 (水) ~ 2019/11/18 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ヤクザ絡みのドタバタコメディかと思いきや、意外と真面目な作品でした。
新宿繁華街に集まりそうな定番キャラも、
現実と徹底的に違うのは、この親たちはネグレストじゃないという事。
一番大事な事を忘れてない脚本に好感持ちました。
快物
制作「山口ちはる」プロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
実演鑑賞
毎月のように、下北中心にどこかで公演してて、気になってた
制作「山口ちはる」プロデュース、初観劇。
つきない需要が満足なら、これはこれでいい事だと思う。
内容が伴ってれば、もっと良かったと思う。
死に顔ピース
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
バチーダ
wonder×works
座・高円寺1(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
?・・
日常生活で、当たり前の事をいちいち状況説明しながら会話はしない。
我々は日本人であるとか、私たちは兄弟であるとか。
でも、当事者同士では分かってても、第三者には理解できない記号化してる会話だけじゃ・・
物語の中盤になって、じつはブラジル語の会話でしたって、、
予備知識のない、初めて接する観客への説明が不十分過ぎる
服を着てちゃ分かりようがない
女の子のボディペンディング奇麗だったな~
コンドーム0.01
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/31 (木)公演終了
凜として
東京ストーリーテラー
d-倉庫(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)公演終了
満足度★★★★★
人々の日常を淡々と描き出す、
文学座、俳優座といった〇〇座系の作りにどれだけ馴染めるかが、
あくびが出るか、見入るかの分かれ目か。
どの人も持つ、卑しいとか弱いとか、登場人物たちの総まとめのような、
Wキャストの坊さん、見事でした。
調和と服毒
Ammo
上野ストアハウス(東京都)
2019/10/17 (木) ~ 2019/10/22 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
議論好きにはたまらない作品。女性観客が多かった。
美とは何か。
形を認識する前に、やはりパッと見、色彩に左右されるんだろうか。
でも、奇麗な女性に目が行くのは、パッと見、顔のつくりだし。
女性主人公の創り出した美。
実物を見た登場人物たちのパラゴーネだけで浮き上がらせた美。
演劇っていいなーって思えた場面でした。
『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』
ロデオ★座★ヘヴン
王子小劇場(東京都)
2019/10/03 (木) ~ 2019/10/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2種類の作品を交互に上演する、ロデオ座ヘヴンの活動休止公演。
〇日本演劇総理大臣賞
「笑の大学」「12人の優しい日本人」あともう一つ何かへのオマージュ的脚本作品。
舞台囲う三面客席を見渡すと、役者さん達の顔がちらほら。
ここで俳優活動に区切りつける澤口渉さんを目に焼き付けてたんだろうか。
ただ単に他の役者さん観てたんだろうか。いろいろな表情見ながらの観劇。
結構乙なものがありました。
映画会社専属の役者は映画会社から給料が出ててたとして、舞台活動の役者たちは、
この時代何で生活してたんだろう。
それを考えると稽古期間中の場面、給料貰って参加してる人と、芸術活動とはいえ、
お金にならないことしてるであろう舞台人の会話がいまいちしっくりこなかった。
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〇アイラブユー
マンガ的。青春のひととき。ノワール。詩的。完全に世界観が出来上がってる作品。
話の筋がいまひとつ自分には分からなかったので、物語を断片的な情景として観た
作品でした。
女優陣目当てか、作者目当てか、題名のせいか、女性観客が多かったです。
ロデオの二人はわき役。澤口渉さんキャラ的にはこっちのほうが合ってたか。
★ロデオ座ヘヴンラスト公演。台風が心配だけど、良い締めくくりになりますように。
『GUNMAN JILL 』&『GUNMAN JILL 2』
チームまん○(まんまる)
萬劇場(東京都)
2019/10/03 (木) ~ 2019/10/20 (日)公演終了
実演鑑賞
下ネタ=男子学生、勢い、おおざっぱ、をイメージして観にいった劇団さん。
今回の作品、分類するとアメコメ系2・5次元か。
続けて上演の続編も観劇予定。こうゆう劇団と知っての次はどう見えるか。
楽しみ。
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●GUNMANJILL Ⅱ
夏樹静子の小説を思いだした、悪いやつの話。もう片方も見たかった。
集めた7人に対し、立ち上がる真の7人。ありそうでなかった7人もの。
前作に出てた女性三人。どーせ出演するならもっと見てあげたかった。
下ネタ。ココイチ的には甘口に2カラか。
この劇団のシリーズものじゃない作品がどうみえるか。
次回を楽しみってことで。
みんなのお葬式
イマノカゲキ(BlackRomanceFilms)
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/09/25 (水) ~ 2019/09/29 (日)公演終了
実演鑑賞
歌って踊って生演奏の演劇。
全編歌ってるミュージカルではなくミュージカル風の作り。
最近観るお芝居のほとんどがこのタイプ。流行なんだろうか。
横にいた女性の観劇マナーが素晴らしかった。
手拍子して、イエイ!にはイエイ!で答え、後半シクシク泣き通し。
大昔は日本人はミュージカルは似合わないって言われてたけど、
女性は特に五感で共感できるミュージカル好きなんだと思いました。
三人姉妹の歌素晴らしかったです。
欲をいえばひとつ。
こういった生演奏ものの芝居は、終演後は、先に演奏者が退出で、
役者が後で退出の方が、演劇として見栄えが良くなったのでは。
純愛協想曲
劇団ヨロタミ
萬劇場(東京都)
2019/09/26 (木) ~ 2019/09/30 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ハッキリしたセリフでテンポよく掛け合う恋愛人情劇。
例えるなら、全員でギャグにズッコケない吉本新喜劇風のお芝居。
親子愛、夫婦愛、年の差、男男・・
色々な純愛描いた作品でした。
前説で、1時間55分長くてすみません!って言ってたけど、全然長くなかったです!
池袋演劇祭参加作品、上位の賞取ると思います!
過去DVD、消費税上がる前に全部買いたかったです!
紺屋の明後日
オフィス上の空
あうるすぽっと(東京都)
2019/09/20 (金) ~ 2019/09/29 (日)公演終了
実演鑑賞
良かったのか悪かったのか。面白かったのかつまらなかったのか。
自分の感性では判断できない作品でした。
何でだろう。
考えるにたぶん、映像的に芝居見せたのでなく、映像的そのままの演出だったから。
書いてて意味分からないけど。たぶん。
あつい胸さわぎ
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
親子のやりとり、それぞれの人間関係のやりとりに小気味良くウケる観客。
親子だからゾロっとしたパンタロンファッション似てるんだ・・
枝元さん少し太ったんじゃないか・・のひょひょんとした瓜生さんいい味出してるな・・
と、なんとなく観てた前半とは一転、想いを言葉で出し始めてからの後半は、
この人たちはどうなっていくのかと、ジッと見つめてるのみ。
優れた脚本の行間を生かす、素晴らしい役者の力量に浸るのみ。
泣きたくなる芝居の定番、女性たちの鼻すする音はもちろんだが、
男性たちの鼻すする音は初めて聞きました。むしろこっちの方が多かったかも。
良いお芝居でした。
カチナシ!
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/09/19 (木) ~ 2019/09/23 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いつのまにか通い続けるようになった劇団さんの再演もの。
改めて観て思ったのは、作演出の井保さんの介護への優しい想い。
同時に二作品観てる感覚にしてくれた、何気に活躍してた(影の主人公?)、
「ギンノキオク」シリーズの池田さんネタは、ラビット番長を観劇続けてないと
分かりずらいのが勿体なかったか。
八月のモンスター
甲斐ファクトリー
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/09/19 (木) ~ 2019/09/23 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
秀作。
一般審査員が大賞、以下各賞を選ぶ、池袋演劇祭参加作品。
この作品かなり上位の賞に選ばれるのでは。
田中役の伊藤順さん名演技でした。
異ノ邦ノ人へ
9PROJECT
キーノートシアター(東京都)
2019/09/12 (木) ~ 2019/09/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
つかこうへいのお弟子さんだった、渡辺和徳さんが作演出した作品。
喜怒哀楽を心情に出さない、会話だけで表現した作品。
北区つかこうへい劇団出身の高野愛さんが男性主人公を演じ、
先日観た「さなぎの教室」や、つかこうへい演劇と違う、ある意味、
真逆で同じもの表した、洗礼された言葉だけで作られた、かなり高度な会話劇。
つかこうへいの激情型演劇が、当時どれだけ濃かったか。
逃げ出したくなるくらい、身近で接してた人たちが観たら、
あの表現で作られた舞台、ある意味、心情的に分かる部分が多いんじゃないのか。
アイスとけるとヤバイ
悪い芝居
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2019/09/04 (水) ~ 2019/09/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
開演前から何気に始まってる小芝居。巨大なアイスが溶けたセット舞台。
華やかな照明。次から次に出て来る魅力的な登場人物たち。でも、
観てて、みょーに疲れた作品。
たぶん、終演近くまで、物語がどこに向かってるのか分からないまま、
連れまわされただけだから。
こうゆう懸命に芝居やってる劇団が好きな分、ちょっと惜しいかなと思いました。