Chevronの観てきた!クチコミ一覧

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密会

密会

劇的集団まわりみち’39

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★

劇的集団まわりみち’39 密会 の3ステ目を観劇
應典院 さんで5ステが上演される舞台の丁度折返しで明日の2ステを残すのみ
まず入った瞬間に座席の配置とステージの印象でベストポジションに悩む
こんな感じの少しサプライズっぽいのはいいですね
そしてその感じは舞台の上演が始まった瞬間にさらに納得ってなるんです
かなり座席以外の部分をめいっぱい使ってた印象の演出がこの舞台を盛り上げる
1つだけ気になったのが上手の手前側の暗幕が少し甘くて光が漏れてたこと
気になったのは最初だけかもですが
微妙に繰り返されるセリフ
少しずつズレていく人格って表したらいいんだろうか?
時間もかなり複雑に入り乱れながら描かれていくストーリーなんですが、観るものをさほど混乱させないのは作り、伝えたいコンセプトがしっかりしているからなのかもしれない
主人公の経験やおかれてるポジションなんかが、微妙に歪むかのように入れ替わっていく感じもかなり巧みに描かれてた印象
ラストあたりのシンクロした感じの表現も見入って引き込まれる様な世界観でした
時間を忘れて不思議な世界に浸る様な舞台でした

ファイアフライ

ファイアフライ

ステージタイガー

高槻現代劇場(高槻市立文化会館)中ホール(大阪府)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/14 (土)公演終了

満足度★★★

ステージタイガー #010 ファイアフライ の千穐楽を観劇
高槻現代劇場 さんの中ホールでこの週末に2ステのみ上演された舞台
座席数602席(固定席 508席)のホールをほぼ満員にしてたのではないんだろうか?
そしてそんな舞台に所狭しと30人の役者達が舞い踊る様は圧巻の一言
いきなりウエディングドレスの花嫁が逃げ出すシーンから始まるのはやはりインパクトがありますね
そして逃げ込むのは廃工場、そこは実家の経営していた場所で昔から何かがあると彼女の逃げ込む場所
それを知っていた母親はそこに迎えに行き、自分と父親の昔話を始める
そんな感じから物語は進んでいく
娘も知らなかった両親の過去
そこには観るものによっては少し意見が分かれるかもしれないが、複雑でそして素敵な思い出がいっぱい詰まった物語が紡がれていく感じ
大きくは3つ、今を合わせると4つの時代が目の前で美しく展開されていった
この舞台は再演で前を観られてなかったので、お父さんが誰なのかめっちゃ気になって…
そして結果は…
オープニングは全員ご出演のダンスパフォーマンス
この人数が立てる舞台をめいっぱい使った感じで迫力満点
ラストはステタイさんのテーマでのお馴染のダンスも迫力凄かった

はじまりの かんじょう そうこう

はじまりの かんじょう そうこう

StarMachineProject

HEP HALL(大阪府)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★

StarMachineProject さんのScene2 『はじまりの かんじょう そうこう』の大千穐楽を観劇
映像投影パフォーマンスと銘打たれた舞台
梅田のHEP HALLで7ステが上演されたラスト
4面の壁には映像が、センターには回転する舞台が用意されている
この環境で繰り広げられる素敵な世界
宇宙そして時間がメインのテーマなんだろうか?
過去と現在が微妙に交錯するような瞬間を幾度となく感じる世界観
彼女と彼氏、親と兄弟、祖母との関係性なんかが微妙に交錯していく世界観
かなりデジタルチックな部分が多いんですがアナログな部分もあって、それがさらに際立つ感じ
脚演そして出演 #sunday さんの 赤星マサノリ さん
ご出演は
FM802 でDJをされてる 豊田穂乃花 さん
町田愛 さん
Crea/WREIKOFAMILYさんの Chii さん
コトリ会議 さんの まえかつと さん
THEROBCARLTON さんの 満腹満 さん
細川慶太良 さんの7人で紡ぐ素敵な世界
2つ?3つ?の世界観が交錯しながら作り上げられていく物語
不思議な感覚にとらわれながら一瞬と感じる世界
他では観られない空気がそこには間違いなく存在した感じ
楽しそうな笑顔が本番でもあって、それが伝わってくるのがまたいいんですよね
来年はどんな感じが観られるのか楽しみです

名古屋-新大阪

名古屋-新大阪

NPO法人C,A,ワークス

天満天六・音太小屋(大阪府)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★

NPO法人 CAワークス さん第3回プロデュース公演 名古屋新大阪 大阪公演の4ステ目を観劇
天六の #音太小屋 さんで15:30の1ステを残すばかりとなった舞台
名古屋の5ステを終えての大阪なんですよね
劇場に入った瞬間に一瞬戸惑う感じのセット
しかしこの配置がなかなかに絶妙な配置なんですよね
脚演は #兵藤友彦 さん
ご出演
てんぷくプロ さんの 小熊ヒデジ さん
空宙空地 さんの おぐりまさこ さん
ペンデュラム さんの 清水万鳳 さん
加藤銀二 さん
ミヤマまゆ さん
大阪ゲストが オパンポン創造社 さんの 野村有志 さん
新幹線に乗り合わせた6人の物語
6人の物語と言ってもそれぞれのお話って感じですかね
鞄屋さんの小熊さんの雰囲気もいいんですが、おぐりさんと清水さんのなんとも言えない親子の雰囲気もいいんですよね
加藤さんはいつ喋るんだって思ったら…
たまたま乗り合わせた人達のいろんな思いが詰まった物語
この舞台は演出がかなり個性的で冒険的な印象
セリフの間とかもギリギリのところを突いてくる感じ
動きがなくてこれだけの空気感を作るのは役者さんの巧みな技術やなって印象
照明や音響もいいところを狙ってるなって印象の素敵な舞台でした
ほんといい座組だな♬

方舟と葬列

方舟と葬列

劇団ニガムシ

スタジオヴァリエ(京都府)

2019/09/06 (金) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★

劇団ニガムシ さんの第四回公演 方舟と葬列 の3ステ目を観劇
この週末に京都の スタジオヴァリエ さんで5ステが上演される舞台の折返し
脚演は 生方友理恵 さんって初めて観させていただいたんですが、少し変わった世界観を作られてた印象
そこは地下室、食糧備蓄や水道設備に畑まで整備された空間
そこにはミセルって少女が生活している
日々を規則正しく、そして切り詰めた感じに生活を過ごしていく少女
しかし1つの歯車が狂い始めて微妙にとれていたバランスの均衡が崩れていく
残された過去の報告書から解き明かされていく時の流れって感じですかね
現在と過去、時の流れを独特の世界観で描きだしてる感じのこの作品
閉鎖された空間の重苦しい感じが魅力的に描かれてた印象
主役のミセルは 飯坂美鶴妃 さん
セリフもですが魅力的な空気感を作られる女優さんですね
ラストの雰囲気はかなり印象的に映った感じ
かなり気になったのがヤーヌカを演じられてた 劇団ケッペキ さんの #松田京子 さん
いつのまにかこの人の演技に引き込まれてた印象
セリフの感じもいいんですがほんといい表情なんですよね
何気に埋められるところの動きいいなって思って観てました←観ないと謎?
やはり今回もバツグンに良かったのがハナを演じられてた 土肥希理子 さん
何気に京都の舞台やとこんな感じの役がまわってくるのかな?って少し思ったり
ほんといい空気感を作られる女優さんでいつのまにか見惚れてるんですよね
かなり難しい役を見事に演じられてた印象

雷天の火

雷天の火

本若

近鉄アート館(大阪府)

2019/08/30 (金) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

満足度★★★

本若 さんの第十四回本公演 雷天の火 〜鬼切異伝〜の千穐楽を観劇
この週末に4ステを #近鉄アート館 さんで上演された舞台の最後
ランタイム120分を全く感じさせない舞台、千穐楽はアフターイベントとしてシーン再現&役者がやりたかった感じを追加、そして写真や動画を取り放題って太っ腹w
日本平定を望むヤマトそれを実現するには宝剣を手に入れることが必要
それを命じられたのが源頼光、しかし彼には15年前の父の行動が引っかかっていて悩みそして葛藤する
それを支える人々はそんな彼に…
宝剣を守る側にも過去に対する苦悩があって、そんな思いが絡まっていく
脚本 渡辺恵 さん
演出 福島健太 さん
そしてこの話の中心になる存在が 平宅亮 さんと 劇団ZTON さんの 高瀬川すてら さんと 久保内啓朗 さんやった印象
この3人のラストシーンはかなり込み上げるものがいっぱい
音響、照明もいい感じにこの素敵なシーンを盛り上げてた
なんかそれだけ書くと 劇団ZTON さんの本公演?って言われても違和感がないメンバーが素敵に輝いてた印象
しかし 本若 さんのメンバーも、そしてここの客演だからこそのメンバーもほんと素敵な演技
堀江祐未 さんもほんといい表情されてたんですが時間なくてご挨拶できなかった
写真を貼り間違えてたので再掲載
あげられてなかったお写真も多いからいいかな…いいねいただいたかたすいません
上げきれなかったお写真多数かも!スタッフさんで参加されてた #羽田野裕美 さんにお会いできたのラッキー♬

ROBBER's LOVER

ROBBER's LOVER

ROCKA+エンターテイメント

ABCホール (大阪府)

2019/08/28 (水) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

満足度★★★

Rocka +エンターテイメントさんの第2回公演『ROBBER's LOVER』の6ステ目を観劇
明日の1ステを残すのみ
武術太極拳×ダンス×和太鼓×演劇×ROCKの融合、そしてそれぞれのバランスを上手く取り入れて素敵な世界観を作り上げられてる印象の舞台
それぞれの要素を同じでなく絶妙なバランスで融合
物語は明の皇帝は伝説の財宝「千鳥の香炉」をめぐる物語
五右衛門と茶々を中心にストーリーは進んでいく
1594年のジパング、この表現もいいですね
脚演は 青木道弘 さん
やはり素敵な世界観を作られますね
どちらかといったらかなり異質なものをほんと違和感なく1つのものにされてた印象
茶々を演じるのは Ally さん
ダンスで観せられるのかと思ったら今回はがっつり演技で魅了してくれる感じ
複雑な思いを見事に演じられてた印象
叫ぶシーンあるんですが、喉もお強いのかもしれません
相手役は 劇団Patch さんの 三好大貴 さん
殺陣も見事で流石にいい空気感を作られますね
Cheeky☆Queensさんの 畠山薫 さんと 赤松英実 さんは何気に一緒のシーンが多かった
侍女でもなんですが、モブでもほとんど一緒やったんやないですかね?
殺陣は切られる方もかなり難しいんですが、流石に見事にこなされてた印象
薫さんの小松もえいみーの柊もほんといい表情でした
1号って少し変わった役を演じられてたのがArtist Unit イカスケさんの 川村和正 さん
動きは微妙にブレークダンスなんですよね
でもそれがこのキャラにはピッタリやったんですよね
このキャラが間違いなくこの作品のスパイス
銭形役の 井路端健一 さんとのコンビネーションも良かった
お藤を演じられてたのが T-worksさんの 丹下真寿美 さん
やはりバツグンにいい表情を見せてくれる素敵な女優さん
セリフや表情もなんですが、動きのあるシーンもかなり魅了されて見惚れてました
この女優さんが作る空気感ってどれだけ凄いんですかね
見惚れるしかないとはこの事ですね
最初声は千紗都さん、しかし見た目と雰囲気が違う?ってなったのが 匿名劇壇 さんの ​東千紗都 さん
鈴玉って役なんですがほんと重いものを背負ってしまった感じの少しサイコな感じのキャラ
過去のトラウマが深くのしかかる中、強く生き抜いた戦乱の犠牲者
しかしこの雰囲気かなり魅力的
物販には 劇団空組 さんの 空山知永 さんがいらっしゃったんですよね
イカスケさんが絡む舞台にはこの人の仕切りが見事にハマるんですよね
そして受付には 岡田由紀 さんが、やはりこの人の笑顔って癒されるんですよね
次のご出演はALTERNAITさんですかね
#劇団空組15周年 も期待のお2人

クロウゼットで晩餐を

クロウゼットで晩餐を

劇団 三毛猫座

studio seedbox(京都府)

2019/08/24 (土) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

満足度★★★

劇団三毛猫座 さんの第五回本公演 クロウゼットで晩餐を の4ステ目を観劇
今週末と来週末で7ステを上演する舞台
場所は京都のstudio seedboxさんで京都駅から徒歩圏内
江戸川乱歩 の6個の作品の登場人物に招待状が届いて別の役が演じられるって不思議な展開でストーリーは進んでいくんですよね
その物語は 芋虫 双生児 人間椅子 お勢登場 人でなしの恋 蟲 の6作品
招待されたメンバーに晩餐会で思わぬ発表があって予想外の展開をみせていくって感じですかね
セットはセンターに長持がドンと、周囲の壁には乱歩にまつわる新聞記事が貼り付けられた感じ
この作品かなり独特な世界観を作り出されてるんですよね
基本的にはそれぞれの作品に男女?のペアが割り当てられて、それぞれに複雑な思いがあったりする
それは乱歩作品自体でもやったり、そこから思いが深まってるものがあったり、少し曲がってるものがあったり
ご出演は
綾乃 さん
大塚啓 さん
柴田奈緒 さん
村岡優妃 さん
もりたまゆこ さん
イトヲ さん
澤田誠 さん
デツ禎稀 さん
の8人のご出演者さんが作り上げる、自分への思いが強いキャラが多い気がしたサイコな世界って印象
なかなかにディープな世界観
アフターイベントはスタッフトークと銘打って
演出 neco さん
舞台美術 佐藤由輝 さん
衣装 山下彩 さん
長持のこだわりや衣装への思いを語られてました
この作品を観て根底には扱いの難しいテーマがあるのかな
やはりそのあたりって難しいんですよね

三人姉妹

三人姉妹

地点

京都芸術センター(京都府)

2019/08/22 (木) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★

地点 さんの 三人姉妹 京都公演の千穐楽を観劇
この週末に 京都芸術センター さんで4ステが上演された舞台のラスト
『世界一フィジカルな静劇』ってどんな感じなんだろう?って観劇へ
他では観たことのない雰囲気
四つん這いで動き、壁にぶつかり、組んず解れつしながらでないとセリフがはけない
ご出演は
安部聡子 さん
石田大 さん
伊東沙保 さん
小河原康二 さん
岸本昌也 さん
窪田史恵 さん
黒澤あすか さん
小林洋平 さん
田中祐気 さんの9人で作りあげられる独創的な80分の物語
これはチェーホフの原作を読んでるとさらに世界観に浸れるんだろうなって印象の舞台
表情がやなり魅力的やったのがイリーナ役をされてた 黒澤あすか さんですね
終演後もしかしたらお見送りあったのかもしれないんですが、次の予定があって終演後にダッシュ
ほんと独特な空気感の今回の舞台、それぞれがかなり個性的な演技をされてましたが、その中でも光ってた印象
あっ!!8月26日(月)15:00追加公演になってますね
明日のお昼が千穐楽
この公演を観られるラストチャンスありましたね

YES I AM …

YES I AM …

W.Strudel 2nd Season

近鉄アート館(大阪府)

2019/08/23 (金) ~ 2019/08/26 (月)公演終了

満足度★★★

W. Strudelさんの2nd Season First Step 『 YES I AM … 』の3ステ目を観劇
Singularityって言葉から始まる、技術的特異点って言われると???ってなりますよね
『AIが我々人類を超える』なんて言葉があらすじに書かれてる物語
時代は2045年とちょっぴり先の未来って世界観の物語」
最新のAIに携わっていた、他の人とは考え方も発想も違う感じの研究員が突然いなくなる
そんなところからこの物語は始まっていく
彼の研究はどこまで進んでいたのか?
そしてその結果は何処に?と謎は深まる
そしてそれを求める大きな波がひとつだけでなく複数、そしてそれらもぶつかり合う
映像を多く使った前半
OPの感じもかなり魅力的で美しく、そしてカッコいい感じ
近鉄アート館らしく会場をめいっぱい使った感じの演出もなかなかに、ステージも客席いっぱいまで使った感じもいいですね
かなり殺陣も多目に観られ、会話だけでも勝負する素敵な舞台でした
残りは3ステですね

キラメキ~私はトビウオ、あなたは太陽~

キラメキ~私はトビウオ、あなたは太陽~

project真夏の太陽ガールズ

HEP HALL(大阪府)

2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★

キラメキ~私はトビウオ、あなたは太陽~のTEAM A(アクア)の3ステ目を観劇
この舞台としては5ステ目になりますね
ダブルキャストでもうひとチームはTEAM B(ブルー)
全10ステ、それぞれが5ステを上演する舞台の折返しですね
舞台はシンクロをテーマとした作品
エース専用のロッカーに書かれた「あなたは太陽、私はトビウオ」って言葉
その言葉に込められた意味、そしてそれが書かれた経緯を描き出すストーリー
シンクロの動きは器械体操のようなダンスのような感じに表現される
そしてまさに動きのシンクロが見せ場の1つ
現在と過去の表現の仕方、そしてその部分にもシンクロっぽいタイミングの表現があったりも
やはりあのシーン(動物)はやってても楽しいのかもなってのが伝わってくる
キラキラした青春がギュッと凝縮された様な素敵な作品
ほんとご主演者さん達の表情が魅力的
TEAM A(アクア)のご出演は
生田朗子 さん
上田三有輝 さん
岡田怜奈 さん
來志優魅 さん
二瀧妃奈乃 さん
松本麻稀 さん
美晴 さん
山本紗羅 さん
留奈 さん
渡邊ルカ さんの総勢10人
ブルーの照明がほんと印象的な、そして肉体美が凄い舞台ですね

発表せよ!大本営!

発表せよ!大本営!

Aga-risk Entertainment

駅前劇場(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

アガリスクエンターテイメント さんの第27回公演『発表せよ!大本営!』の6ステと7ステを観劇
下北沢の #駅前劇場 さんで9ステが上演される舞台の後半戦突入の2ステを観た感じ
今回の舞台のメインテーマと言うか根底は第二次大戦中の日本の「大本営発表」
真珠湾攻撃で華々しい?成果を上げた日本軍
しかしミッドウェー海戦で主力戦力をことごとく撃沈されて…
しかしそれを国民に発表しないわけもいかず…メンツから素直に発表されるわけにもいかないこの作戦を計画した人達、そしてその存在も煙たい人達と複雑な関係
そんな複雑な三つ巴が話を複雑にしていく
そしてそこに新聞やテレビのマスコミ、ジャーナリズムってものを掲げる人が参戦してさらに話は複雑な様相を呈していく
一縷の救いは甘味屋さんで繰り広げられる恋愛模様なのかもしれない
しかしそこにも別次元の人間関係が
脚演の 冨坂友 さんが作り出す魅力的なシチュエーションコメディが広がってた感じのこの作品
前半からスロットる全開で2時間を超えてるとは思えなかった
アガリスクさんのメンバーもいいんだが客演のメンバーも魅力的
この座組だからこそ輝く作品なのかもしれない

慕苑 -ShioN-

慕苑 -ShioN-

劇団土竜

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

劇団土竜 さんの第9回公演 慕苑 -ShioN-の4ステ目を観劇
この週末に 一心寺シアター倶楽 さんで7ステが上演される舞台のちょうど折返しのタイミング
総勢22人?で作り上げられる舞台
時代的には戦国時代の末期って感じですかね
石川五右衛門と茶々を中心に織田信長の密偵達を巻き込んでのお話し
キーワードは 慕苑 の花
そして花言葉は『忘れたくない気持ちを永久につなぐ思い』
そんな言葉がいっぱい詰まったような舞台
印象的やったのは愛する人の為に死ぬ、しかしほんとに素敵なのは死ぬのではなく生きる
少し言葉は違うけどそんな感じの思いがいっぱいのストーリーですかね
アクションモブはメインで演技されてる人以外は下がった瞬間に着替えて登場って感じ
ほぼ全員がステージに上がってるのではって状態の殺陣は壮観で迫力も充分
照明をうまく使った感じでのシーン転換もなかなか
劇団土竜 さんの #木暮淳 さんと #茅原衣里 さんを中心に作り出す素敵な愛の物語

アイスとけるとヤバイ

アイスとけるとヤバイ

悪い芝居

HEP HALL(大阪府)

2019/08/16 (金) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

悪い芝居 さんのvol.24 アイスとけるとヤバイ の大阪初日を観劇
大阪はHEP HALLで4ステ、仙台で2ステ、東京の東京芸術劇場シアターウエストで7ステが上演される舞台の初日
前回は東京公演のみだった舞台の再演って感じで、大阪では初めての上演になるんですかね
不思議な雰囲気の作品の幕が上がる
この舞台他では観たことのない感じから始まるんですよね
虚構と現実の境目がわからなくなる感じの世界にいきなり引き摺り込まれる感じのファーストシーン
このティストがこの作品には随所に散りばめられてる感じの印象でこれがなかなかにいいんですよね
物語は少し意外な感じにベースはSFなんですよね
と言いながらも友達だったり家族だったりのグループが微妙に関係し合う人間関係の物語ですかね
ダンスも今回は殺陣まであるんですが、やはり歌がいい感じなんですよね
そしてSEがなかなかに楽しませてくださいますね
中西柚貴 さん 潮みか さん オーストラ・コマンドー さんの #清水みさと さんがフライヤーにもなってるこの物語の中心の3人組ですかね
この3人がいい雰囲気を作られてました
個人的に気になったのが Cheeky さんの #鶴田まこ さんかなりいい空気感作られてました

『怪人二十面相』

『怪人二十面相』

サファリ・P

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

サファリ・P さんの第6回公演 怪人二十面相 の京都公演の2ステ目を観劇
THEATRE E9 KYOTOのオープニングプログラムの位置付けの今回、全7ステージが上演される
今日のソワレは台風10号の影響もあり少し心配な立ち上がりではあったが5分遅れで無事に開演
この悪天候で到着が遅くなったお客さん多数
やはり サファリ・P さんの舞台は独特な世界観
ストーリーでも引き込まれるんですが、動きでの表現がバツグンに魅力的なんですよね
早い動きがあるかと思ったらスローなんだけど美しい動きがあったりと多彩なんですよ
そこにさらに今回はイスやテーブルといったものが見事に加わる感じ
脚演は 山口茜 さん
ご出演は
高杉征司 さん
日置あつし さん
芦谷康介 さん
達矢 さん
佐々木ヤス子 さん
の5人で紡ぎあげられる世界観はほんと魅力的な感じ
それぞれが個性的でしかしシンクロしながら作り上げられる世界は見るものを魅了するしかないですね
基本的には2つのストーリーが錯綜する様な印象を受けたこの作品
見終わった後に他の人はどんな印象を受けるのかは気になるところ
そして冒頭とラストがほんとに印象に残ったんですよね
入れ替わる『顔』それは人格すらって感じがこの世界の根底にあるのかもしれない
アフターイベントは 山口茜 さんと 達矢 さん、そして #佐々木ヤス子 さんによるトークイベント
質問に対して回答を返していく感じで進んでいく感じのイベント
この作品を見た後に思われそうなことはパンフレットに集約されてた感じで、先読み能力の高さを感じたかも

人生はミラーボール!!

人生はミラーボール!!

dysmic Entertainment

HEP HALL(大阪府)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★

dysmicEntertainment さんの 人生はミラーボール!! の大千穐楽を観劇
70年代に一世を風靡したディスコをテーマとした、ダンスとお芝居を融合した様な舞台
開場してまず驚くのはステージの変わった作り
ランウェイが配された独特な構造と自由席ってことで迷いながら座席に着く
かなり悩む座席配置
これも試みなのだろうか?
15分前ぐらいから舞台上がディスコに、しかもお客さん上がっていいって斬新
その後に上演寸前に前説って流れ
70年代の曲でディスコさながらのダンスパートと地方のラジオ局の地下に作られたディスコ
そこに導かれる様に向かう人達
様々な思いを胸に
やはりディスコに導かれた人達の演技は魅力的
個人的にはサワサワちゃん、タクシーの運転手さん、コンビニの店員さん、来々軒の店員さんが気になりました
ダンサーさんも良かったんですが、エナメルの靴のパンダカラーで上手多目のダンスに見惚れてました
パンフ買えば良かった?
そして偶然にお会いできたラッキーは脚演のお2人
片岡自動車工業 さんの 片岡百萬両 さんと
劇団赤鬼 さんの2代目座長の 行澤孝 さん
終演後のまとまりきらなかった頭の中ではありますが色々お話しさせていただけたのはほんと良かったです
今後も楽しみなお2人ですね

百物語2019

百物語2019

ファントマ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

伊藤えん魔プロデュース 百物語2019 の4ステ目を観劇
週末5ステが行われるラスト前
ホラーシアター 転化 TEN-KAの舞台と怪談トーク、恐怖動画&馬鹿画像『幽-Tube』って舞台と映像そしてトークと言った異なったものを構成した舞台
トークゲストは 松原タニシ さん
事故物件住みます芸人さんです
転化 TEN-KAがやはり怖いんですよね
中野劇団 さんの 延命聡子 さんが作り出す空気感は恐怖しかないです
相変わらず 西原希蓉美 さんの雰囲気もいいんですが、のどにまた負担かかってる?
宮都謹次 さんと 上原日呂 さんのコンビネーションが冴えまくり
伊藤えん魔 さんが加わってさらにテンションアップでした
ジョーカーハウス さんの 橋本真衣乃 さんがなかなかにいい役を好演されてたのが印象的な感じ
雰囲気の変化良かった
ラストにキャスト全員からのプレゼントが 松原タニシ さんの本が当たる幸運に感謝

ミルユメコリオ

ミルユメコリオ

幻灯劇場

京都市東山青少年活動センター(京都府)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★

幻灯劇場 さんの第八回公演 ミルユメコリオ の4ステ目を観劇
京都市東山青少年活動センター さんで7ステが上演される舞台の折り返しって感じ
6年前に上演された舞台の再演ではあるもののキャストを一新してストーリーも加えられての今回の作品に仕上がっている感じ
代表作と言われる作品の再演
開場して中に入ると懐かしい感じのアニメの主題歌が心地よく鳴り響いてる
『そばかす』は るろうに剣心 やったかな、そしてマジンガーZ→微笑みの爆弾(笑
匿名劇壇 さんの上演前の前回の舞台の選曲も好きだったが #幻灯劇場 さんのこの感じも好きだなとここから始まる世界観に期待
そして入って気になるのがセット
終演後写真撮影可能なので話しても大丈夫なんだろうが、巨大な伝言板(黒板?)そしてそれに微妙な傾斜がつけてある
ここにチョークで書かれたものが物語に効果的に作用していく感じはなかなかに斬新な演出
数回出てくるあるものが印象的
脚演そしてご出演は 藤井颯太郎 さん
小野桃子 さん
本城祐哉 さん
橘カレン さん
の4人によって紡ぎあげられる世界
田舎で生活する唯一の10代の少女、彼女の揺れ動く感情、そして葛藤なんかが描かれた魅力的な作品
小道具も少ないんだがほんと上手く使われてたんですよ

THE 20回転の恋

THE 20回転の恋

RABBIT HEART PROJECT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2019/07/26 (金) ~ 2019/07/28 (日)公演終了

満足度★★★

RABBIT HEART PROJECTさんの THE20回転の恋 の3ステ目を観劇
24人と大人数で繰り広げられる舞台の迫力はかなり圧倒される迫力
20人の女優と4人の男優で構成されたメンバーのバランスも本番を観ると納得って感じかもしれませんね
考え尽くされたような演出が随所に散りばめられてる舞台
音響も照明もほんと魅力的なんだが、この舞台の魅力は巧みなシンクロって印象
前半の男優陣のシーンはかなり釘付けにされるような印象
前半からかなり飛ばしてる感覚の演出なのかも
女優陣もそれぞれが魅力的なんですが、20人だからこそできる演出が続く素敵な舞台
ストーリー自体はとんでもなくウブな男女の恋模様
これだけ見ると24人が出演だよね?ってなりますよね(笑
それを見事に成立させてるのがこの作品の脚演の 片岡自動車工業 さんの 片岡百萬両 さんですね
かなりピュアでホッとする様な作品が目の前に広がる感じの舞台なんですよ
この舞台かなり叫ぶシーンがあるので少しのどが限界カウントダウンやったのかもしれないのが 飯伏裕理 さん
セリフの感じもいいんですよね
ここのところ片岡さんがらみは連投中です
吉岡莉来 さんは初めて観させていただいたんですが、普段はカナリヤさんとかにご出演なのかな?
物販コーナーには演出助手さんで参加されてる 真壁愛 さんとパンフレットで何で参加されてるのか確認してほしい 大江雅子 さんがいらっしゃいました
大江さんのポジションはフライヤーにもHPにも協力って書いてあるだけでパンフにしか何で参加なのかは書かれてないんやないかな

カンザキ

カンザキ

ももちの世界

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/07/18 (木) ~ 2019/07/23 (火)公演終了

満足度★★★

ももちの世界 さんの #4 カンザキ の9ステ目を観劇
10ステで上演されてる舞台の千穐楽前日に滑り込んだ感じで観てきました
京都の家電配送センターを舞台に繰り広げられる物語
かなり印象的なシーンからこの物語は始まるんですよね
そして照明の感じが独特で、だからこそ余計と印象に残る
メインのテーマは少しばかり重めの印象
それを軽く見せるのではなく、どっぷり引きずり込む様に世界観が展開されていくような感じ
だからと言って重すぎて見ていられなくなる感じとも違う素敵な展開を見せてくれる舞台
終演後には少し色んな感情が湧き出てくる様な作品でした
兄弟ならではって感じの難しい感情
そんな感じに翻弄される周り
兄の本当の思いを知ってる感じのする奥さんの複雑な心境なんかに巻き込まれていく従業員
そして亡き父(旦那)への思い?負けたくない様な感情?持った母なんかなの色んな気持ちがかなり複雑に絡み合ってた印象

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