Chevronの観てきた!クチコミ一覧

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RE:PLAY track.1 『三人分の欠陥』

RE:PLAY track.1 『三人分の欠陥』

劇団 右脳爆発

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2020/02/01 (土) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

満足度★★★

劇場に入ってまず足を止めてしまう、それは予想外の2ndでの2面舞台
T字に組まれたステージの両脇に客席ってイメージに悩むかも
そして物語はお葬式から始まる、しかしそのシーンはここから始まる濃厚で複雑な序章にしかすぎない
序盤はかなりインプットが多くてついていくのに必死
後半に向けてかなりテンポ良く丁寧にそれらが回収されていくのが、かなり心地いい印象
リズムがもの凄くいいんですよね
メインになるストーリーは4つ
微かな関係性、しかしそれらは想像以上に複雑に絡み合って本当の姿を現していく
シーンを演じる場所までもズラしながら、上手く絡めながら展開されていくのは見応え充分です
これだけハケ口を多く使って効果的に観せてる舞台は珍しいかもしれない
頭をかなりフル回転の舞台なので観る人を選ぶのかもしれない
しかし推理ものなんかを好む人であればかなりおすすめな作品なのかもしれない
サスペンススリラーと銘打たれた舞台
個人的にはかなりミステリー要素が濃い気もする

『国府台ダブルス』

『国府台ダブルス』

filamentz

新宿村LIVE(東京都)

2020/01/22 (水) ~ 2020/01/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

舞台は国府台高校『自主自律』を旨とするこの高校で今度は『卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱問題』が勃発する
もう始まった瞬間からアガリスクさんの世界観が満載
最初から全開の舞台に引き込まれるしかない感じ
食い違う学校側と生徒側の主張
その落とし所を探る卒業式実行委員会
ある意味で三つ巴、そんな感じが微妙に変化したり、いがみ合いが増したりする展開は完全に時間を忘れて引き込まれる
初演とはやはりかなり変わった印象
キャストの変化もあるが、いい進化を見せてもらった様な印象
本編の前後にあるサイドストーリーは 古屋敷悠 さんと 星秀美 さん
これがなかなかにメインストーリーを盛り上げる感じ、特にラストいいんですよね
秀美さんのほんとはそうやったんかいってツッコミ入れたくなる感じいいですね
初演も良かったですが
やはり最初から全開の狂犬 熊谷有芳 さんいいんですよね
この熱量が出せる役者さん数えるほどしかいないって印象
個人的にはもうワンランク上いけるかなって思ったかも
やはりメインは 榎並夕起 さん
好きな人を思う感じ、可愛さは初演を凌駕って印象
そして今回も報われない恋をする 津和野諒 さん
この人の作る空気感も好きなんですよね、しかしほんと報われませんねw
そして先生側の斬り込み隊長的な存在が 鹿島ゆきこ さん
この存在、過去があるからこそ膨らむ世界観
そして美しさ増してます?
斉藤コータ さんの暴走気味の役もいいスパイスなんですよね
伊藤圭太 さんのかなり硬いんやけど、ちょつぴり乗せられやすい感じも効果的
矢吹ジャンプ さんは今回セリフはそこまで多くないんですが、やはりこの人しか出せない空気感を作られますよね
式次第を今回も書き続けるのが 前田友里子 さん
破られても、破られても書き続ける
破られてた瞬間の表情はほんと切なくなります
ほんと個性的な役者さん揃いの中でも独特な 淺越岳人 さん
今回もある意味同じセリフなのに引き込まれるいい空気感
しかし今回もしかしたら夕起ちゃんに1ヶ所救われました?
今回初見でしたが魅力的やったのが 雛形羽衣 さん
声がいいんですよね、そしてセリフのないところの表情もかなり魅力的
伊藤さんを手玉に取るあたりもほんと良かった
他の感じも観てみたいです
今回少し無理やりなスケジュールで弾丸で観させていただきましたが、両作品共に極上
やはり 冨坂友 さんの作る作品が好きなんだなって思わされた公演
そしてこのメンバーを揃えられ、そして観に行けたのはほんとに良かった
最&高でした

モダン・ガールはネコを探して

モダン・ガールはネコを探して

劇団レトルト内閣

HEP HALL(大阪府)

2020/01/24 (金) ~ 2020/01/26 (日)公演終了

満足度★★★

世界観のベースは大正、ハイカラさんって言葉が似合う感じ
そん中にミステリアスなテーストを加えた感じの作品
身上調査、ディテクティブ(探偵)って言葉が浮かんでくる様なお話
そこにはスパイものって感じのティストまで入って流れる様に引き込まれていく展開
レトルトさんらしい音楽やダンスを効果的に取り入れながらの演出が魅力的
完全な暗転てもしかしたら一回だけですかね?
演出見応え十分
青木道弘 さんが最初?ってなるインパクトの大きさ、さらに 石原正一 さんと…
たはらもえ さんの可愛らしく強気な感じ似合いますね
安東利香 さんの雰囲気の変化の多さは見応え十分、最初の好きですw
ほんと振り幅大きい
寺井竜哉 さんの渋さが光ってますね
相変わらずのかっこよさ
アフターイベントがあって、それが サラリーマン講座 出世した後輩編・ファーストサマーウイカの下剋上
ご出演は
ファーストサマーウイカ さん
こみたお さんと聞団員による、短い演技とトーク
劇団員さんとの関係性や最近のご出演を笑へって楽しい時間になりました

第5回 30GP

第5回 30GP

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2020/01/17 (金) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★

三等フランソワーズ さんは決勝第1試合までは青い恋人たち
そして2試合目から演目を変えてきたんですよね
クリスマスの夜に起きる心温まる物語
30分にギュッと凝縮されたこの作品はやはり引き込まれて時間を忘れてしまいますね
そして後で発表がありましたが6分ほど超過w
結果的にはバラバラだった3つの人間関係が複雑に絡み合い、そしてそれぞれで結果に向かっていく様な作品
メインの一果の物語も素敵なんですが、それだけではないのが凄いんです
今回少し珍しくカテコ?終演後まで澤井さんの涙が止まらなかったのは役への思いかな
劇団乱れ桜 さんは夫婦未漫談
本日2回目のこの作品
やはり凄いのは変化さえ想定された脚本やってことですね
この作りを思いつき、そしてこなせる2人の役者のポテンシャルは高いなって印象
そしてこの回はゼクシィも見事にクリーンヒットやったんですが、ビンタが恐ろしいほどクリーンヒットやったんですよね
あまりに綺麗に入りすぎて『おっ!!マーク』って声が出そうになりました
そしてそれさえも笑に昇華するそんな事もnapomidoriさんの計算なのかもしれません
1勝ずつでむかえた決勝ラウンドの第3試合
総当たりではあるものの、結果的にはこの試合の勝者が王者になる展開
甲乙つけがたい2作品ではあったが、結果は2年連続で三等フランソワーズ さんの勝利
結果的に作品自体の超過分とカテコのトークで-8ポイントでの勝利は圧巻の一言

たちまちの流(ながれ)

たちまちの流(ながれ)

ソノノチ

京都芸術センター(京都府)

2020/01/16 (木) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★

9のシーンから構成された、基本的にはセリフがない人の動きと表情だけで作り上げられていく世界観
観るものが感じるままに物語を想像していく感じの舞台
シンクロした動きもあれば、何かを起点にそれぞれの動きが始まったり
広い舞台をめいっぱい使った感じ、ほぼ音響もなしといった独特な演出で作り込まれてる
そこには空気の動き、川の流れなんかが浮かんでくるそんな舞台

「友達を、焼いた。」

「友達を、焼いた。」

無名劇団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2020/01/16 (木) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★

去年の中之島春の文化祭作品をブラッシュアップ
ペット、いやもう1人の家族
当然のことなんですが別れたくはない、少しでも長く…
しかしそれにはリスクも、そして別れの瞬間に自分の行動がその家族にとってほんとに幸せだったのかという葛藤に変わる
複雑な気持ちそんな感情に揺れ動きながらさらに成長していくのかもしれない
そんな感じが伝わってくる素敵な作品
基本的なお話の構図は全く変わってないんですが、ラストの感じは全く別物になってた印象
この感じにはさらにメッセージに込められたもの、考えさせられるものが強くなってた印象
照明がかなり良かったかも

マッチ売りの少女

マッチ売りの少女

劇団不労社

studio seedbox(京都府)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/13 (月)公演終了

満足度★★★

そんなに広くはない会場
そこに入った瞬間に目に止まるのが吊り下げられた枠
そして大きめのテーブルとそれぞれの辺に備えられた椅子
そんなに凝った感じではないが、気になる方配置から物語は始まっていく
初老の夫婦が夜のお茶会のセッティングをしている、そこに女が訪ねて来るんだが…
その女とのやり取りから混迷を極めていくんだが、進めば進むほどに謎は深まっていく感じ
ラストのシーンでほんとはこうなのかなって少し考えに変化があるかもしれない
映像、光を巧みに使ってかなり魅力的な演出が印象的
反転させる配置転換もあまり観ない展開でした
そしてこの作品には声の出演として幻灯劇場さんの藤井颯太郎さんがご出演されてるんですよね
これがなかなかにストーリーのポイントで入ってる感じで存在感がなかなかでした
かなり静かな感じが多いんですが、それだけではなく荒々しかったりの魅力的な舞台でした

劇の劇

劇の劇

壱劇屋

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/13 (月)公演終了

満足度★★★

3人で紡ぎだす10の劇で構成された物語
最初この10の劇からオムニバスっぽいものをイメージしてたんだが、観たらそれは全く別物
流れるように展開していくそれぞれの劇
流れがスムーズすぎて変化を意識させない展開
動きの美しさ、基本的にはマイムをベースにダンスを織り交ぜながら、四角を上手く利用し、時間と空間が歪んでいくような印象
セリフもキッチリときかせて、この少し不思議な世界観を膨らませていく印象の舞台
照明、音響がバツグンに良く、効果的に活かすのは流石の壱劇屋さんやなって印象
大熊隆太郎 さんの巧みな演出、そして動き、マイムなんかを根底に置きながら井立天さんを中心に作り上げられているこの作品
そこに高安智美さんというポテンシャルの高いスパイスを入れることによって驚くような化学反応が起きてる感じの印象の舞台
繰り返す様なズレてく感じ見事な展開
アフターイベントまで設定されてて、本日は壱劇屋新年会
スタッフさんとして入られてる壱劇屋さんのメンバーもご参加されてのトークイベント
今年の抱負なんかを話された後に少しドキドキの展開が、それは劇6のくっころを…
プレゼント抽選もあってありがたいことに小吉をいただきました

INDEPENDENT:19

INDEPENDENT:19

INDEPENDENT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2019/11/21 (木) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

最強の一人芝居フェスINDEPENDENT:19の初日を観劇
今日から4日間2ndさんで催される一人芝居の公演
10作品とトライアルの2作品を観たい組み合わせで観られる舞台
全部観ようと思うと1番コスパいいのが木金の通し券なのかもしれませんが、少し開演時間が早かったりするんですよね
7曜日の私 はトライアルの勝ち上がり作品
トライアルは15分、それをどう30分にするのかと思ったら…こう来ましたかって感じ
予想外の展開、しかし 佐野あやめ さんって女優の良さが引き出されてた印象
なまはげシラノ 秋田弁全開の不思議でパワフルな作品
引き込まれて切なさにホロっときてた印象
『Phish Heaven』は独特な世界観
やはり 有元はるか さん歌が上手い
前半の伏線だと思わなかった伏線をキッチリ回収していくのは 二朗松田 さんの巧みな構成
この作品かなり緻密に計算されてて見事としか言いようがない感じ
かなり素敵な作品達
いつのまにかその言葉にも慣れてくる
看板の娘 の 清水ゆかり さんは長野からですかね?
小学生の少女、スーパーの解体現場で織りなす人間模様
実況上戸 の 白濱隆次 さんは長崎の勝ち抜き?
物事を実況せずにはいられなくなる男の物語
最終的には彼女の気持ち、そして実況の真実どっちだったんだろう?
そんな気持ちの残る作品
流レル星ニ は最初かなり静かに、そしてゆっくりした感じから始まる
少し 米山真理 さんとしては珍しいなって思ったのは一瞬だけでしたね
そこから一気にシフトアップ
不思議な世界が広がる
同じフレーズの繰り返しも、全く違った感じに伝わってくる感覚は おぐりまさこ さんの巧みな演出かな

最強の一人芝居フェスINDEPENDENT:19の2日目を観劇
平日は1日通し券だと3+3が観られて、木金だと3+3+3+3の12作品、そして両日1drink付き、そして割引までってお得になったりするんですよね
しかもトライアルは週末やとどちらか一つしか観られないんですよね
2日行けば観られてますけどね(笑
ゴトーくんは待ってくれない はトライアルの15分バージョンを膨らませた?逆やったみたいで30分を半分にして通過してた感じ
女性の恋心、ほんとに大切な物を考えさせられる舞台
ミミクリ は三国志より前、春秋戦国時代?そのあたり詳しくないんですが…
モノマネを巧みに使いながら進むストーリー
結構勉強になる作品なのかもしれませんね
『カウント9.99』はまず 大和田舞 さんのメイクと衣装のインパクト
(素顔見たかったかもですw)
女子レスラーの物語
しかし思いもよらない展開で、なるほどそう言うことかってストーリー
魅力的な作品でした
そんな時代を舞台に繰り広げられる物語
あいにく今日もゼリー
トライアルで圧倒的な勝利から本戦枠になった作品ですね
脚演そしてご出演は 西山ともか さん
たすけてガール は恋する少し内気な女流漫画家さんの物語
心の声と思考の中で作り出す世界は最強って感じ
恋した男とのチャンスは…
がんばれって祈ってしまう物語かな
もりとみ舞 さんが前観た時との雰囲気の違いにビックリ
しかし客席を巻き込もうとするのは相変わらずかもw
山とじーちゃんと僕 はリズムをうまく使った物語
セリフにいつのまにか入ってるテンポに引き込まれてる感じの作品
意外なストーリー展開も魅力的な作品ですね
おっ!とってなりました
あいにく今日もゼリー のやっと後半が観られたって感じ
トライアルは半分やって、この後は本戦でって構成やったんですよね
主人公の若い頃が加わってこの作品に深みが
笑いも取りながらうまく作り込まれた一人芝居って印象
声や言葉の変化がかなり魅力的やった印象の作品でした

『INDEPENDENT:19トライアル公開三次審査』

『INDEPENDENT:19トライアル公開三次審査』

INDEPENDENT

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/07/30 (火) ~ 2019/07/30 (火)公演終了

満足度★★★

最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT:19トライアル公開三次審査」を観劇
6/25、6/26にあったトライアル二次審査の両日のトップ3が本戦オープニングアクトの2ユニットを目指してしのぎを削る舞台
今日も公正を期す為に上演順はお客さんの抽選で決まる
この順番ほんと大切だなって印象
今日の上演順は
c カラフル さんの 鎌田恵弥 さん
a アガリスク さんの 淺越岳人 さん
d 劇団乱れ桜 さんの 佐野あやめ さん
e 寺嶌奈穂美 さん
f 西山ともか さん
b 劇団0F さんの 岩田弘子 さん
1→6→2→5→3→4って感じに確定していく感じもこの舞台の恒例の決め方なんですよね
珍しく引いてみたらあやめちゃん引いたんですよね(出来るだけ前w)
やはりここまで残ったメンバーは当然ながらの圧巻のパフォーマンスを観せてくださる
今回はほんと最初から笑いが起きる凄い雰囲気で始まった印象
それぞれが最&高の演技をされるほんと素晴らしい演技達でした
甲乙つけがたい
全員の演技が終わると集計待ちもあって、その時間にプレゼントタイム
タオル、Tシャツ、本戦の招待券と豪華
そして勝者の発表
1位通過は
あいにく今日もゼリー を演じられた 西山ともか さん
そして2位
ゴトーくんは待ってくれない の カラフル さんの 鎌田恵弥 さん
そしてそこから波乱が
相内Pからいきなり発表が、2位と3位が接戦で…おおっ



1位が圧倒的やったのでオープニングアクトではなく本戦参加
そして3位をオープニングアクトへとの発表
そして勝ち抜いたのが3位の
7曜日の私 を演じた 劇団乱れ桜 さんの 佐野あやめ さん
という結果になったのが今回の予選でした

『INDEPENDENT:19トライアル公開二次審査』

『INDEPENDENT:19トライアル公開二次審査』

INDEPENDENT

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/06/25 (火) ~ 2019/06/26 (水)公演終了

満足度★★★

最強の一人芝居フェスティバル 「INDEPENDENT:19トライアル公開二次審査」の1日目を観劇
今年も始まった最強の一人芝居を選ぶ恒例のイベント
2日間共に7ユニットから上位3ユニットを選ぶ予選の1日目
明日も3ユニットが選ばれ7/30(火)の三次審査を目指す
そしてそこで勝ち抜いた2ユニットが本線へ
上演順はお客さんによる抽選で決まる
この順番も結構勝利に影響は間違いなくするのだが、そこは運も必要かも
b 宇田川はるか さん
c 鎌田恵弥 さん
e 武長慧介 さん
g 依田玲奈 さん
d今野新菜 さん
a 岩田弘子 さん
f 寺嶌奈穂美 さん
って順番で上演、演技が終わるたびに投票って流れ
全ての演技が終わった後には少し集計に時間があるので、プレゼントタイムがあるんですよね
タオルとTシャツと本戦のご招待チケットの3つ
なんとTシャツいただきました(๑•̀ㅂ•́)و✧
成瀬トモヒロ さんに感謝
先日のnyi-maさんでのヨッカゴトークから御縁がありますね
7/16の火ゲキご出演
トライアル二次審査1日目の1位通過は
鎌田恵弥 さんの ゴトーくんは待ってくれない
ほんと見事な流れの作品なんですよね
揺れ動く女性の価値観ってなんなんだろうか?そして自分の選択は正しいんだろうか?
そんな揺れ動く心情と今いる場所が眼に浮かぶような感覚はこの女優さんの素敵な空気感
トライアル二次審査1日目の2位通過は
寺嶌奈穂美 さんの 注文の多い料理店
宮沢賢治 さんの本を舞台へって作品
かなり作品の雰囲気は典型的なと言うか基本に忠実な空気感の作品になってた印象
このベーシカルな雰囲気はやはり賞賛されるんだなって印象
少しエンタメっぽい要素もあるんですよ
トライアル二次審査1日目の3位通過は
劇団0F さんの 岩田弘子 さんの 真剣にお葬式
この作品かなり良かったですね
よくよく考えるとなぜに彼女はお葬式に行ったんだろう?ってはなるんですけどね(笑
笑わせるところはキッチリと、そして微かな涙と表情は圧巻でした
いい空気感作られますね
これは少しおまけです
本日お誕生日の 彗星マジック さんの 池山ユラリ さんが開演前の看板と格闘されてたんですよね
初めてユラリさんとお会いしたのは in17 の本戦の スイッチヒッター やったんですよね
上田ダイゴ さんの作った素敵な作品を好演されてました
やはりいい女優さんですね

最強の一人芝居フェスティバル 「INDEPENDENT:19トライアル公開二次審査」の2日目を観劇
昨日の7ユニットとは別の7ユニットから3ユニットを選ぶ戦い
今日は立ち見にになる可能性ありの状態でも当日券を求める人が多数って感じの人気ぶり
平日の新1stを満員にする人気度はかなり凄い印象
上演順の抽選は7→1→6→2→5って感じに決まっていく、お客さんのクジ引きによって
今日の上演順は
c 佐野あやめ さん
b 加藤広祐 さん
f ぽんちくりん さん
a 淺越岳人 さん
g 山下多恵子 さん
d 西山ともか さん
e 猫村サキ さん
と確定しいよいよトライアルが始まる
トライアル二次審査2日目の1位通過は
西山ともか さんの あいにく今日もゼリー
今回のトライアルは15分の作品による戦い
今日演じられた部分だけでも十分に一つの作品として成立してるんだが、もとから本戦の30分で作られてる作品の様
今日座った位置がめっちゃ視線が合う位置、見えてました?
トライアル二次審査2日目の2位通過は
3度目の正直の アガリスク さんの 淺越岳人 さんの #箱の中身は
ラストイヤーでついにトライアル二次予選通過
ここまでの作品あまり曲が印象に残ってなかったのでそこから印象的
メタ・ミステリ・ソロコントと銘打った今年も普通と違う一人芝居がそこに♬
トライアル二次審査2日目の3位通過は
劇団乱れ桜 さんの 佐野あやめ さんの 7曜日の私
始まった瞬間に個人的に思ったのはあやめちゃんの日常?(笑
こちらも上手く作られてるが30分バージョンをトライアル用に巧みに縮めてた印象
やはりこの女優さんサイコ似合うんですよね
表情セリフ最&高

セミの空の空

セミの空の空

コトリ会議

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2019/11/15 (金) ~ 2019/11/18 (月)公演終了

満足度★★★

KAVC FLAG COMPANY 2019-2020参加公演 コトリ会議 さんの演劇ツアー公演3回め セミの空の空 の4ステ目を観劇
この週末に神戸のKAVCで7ステが上演される舞台
入場するとかなりの暗がり、その中にボヤッと見える結構大きな舞台装置
そんな感じに迎え入れられる座席は段差も高く観やすい印象
かなり静かに動き出す
夫婦?の会話から始まる物語
脈絡がないようで、テンポのある会話
しかしこの会話は後々にきっちり影響のある会話
不思議な少し暗い照明の中物語は進んでいく
嫁?女性がミステリアスな物語の中心になる存在
その周りの存在やその人達に影響されあう人々の物語
2つの月、睡眠も疲れも存在しなくなる世界、星座や宇宙が加わり、かなりSFチックに感じながら、リアルな現実も感じる不思議な世界観
そしてタイトルにもなってるセミ
この存在はある意味、さらなる進化の象徴を想像させるのか…
やはりSFの世界ってワードが適切なのかもしれない

メガネニカナウ5

メガネニカナウ5

メガネニカナウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/12/10 (火) ~ 2019/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

メガネニカナウ5 の2ステ目を観劇
昨日から12/26(月)まで1stさんで12ステが上演される舞台
全ステージにアフターイベントが用意されてるんですが今回はAチームトーク
初日も来たかったんですが個人的にはここから今年の #メガネニカナウ さん始め
いよいよこの季節が来たかって風物詩
Aチームは コレスポンド
脚本は バンタムクラスステージ さんの 細川博司 さん
演出はbaghdad caféさんの 泉寛介 さん
この作品ほんと吹替版の洋画を観てる様な感覚になる作品
そして流れるストーリーは暗殺者トニー・コレスの色んな葛藤と複雑な心理を描いた感じの作品
妻子の事故死や新しく出会った魅力的な女性との複雑な人間関係
そして暗殺者としての闇社会との切れない関係
そんなものが複雑に絡み合った世界観が魅力的
酒場のシーンなんかはまさにアメリカって空気感がいっぱいで、映画に出てきそうな世界観にどっぷりと浸れる感じ
Bチームは バベルの扉
脚演は 彗星マジック さんの 勝山修平 さん
小劇場なんかの有名な役者を集めて新たなそして大きな試み
そんな実験的な大部隊に6人の役者が呼ばれる
それぞれがその世界では人気者、それゆえに個性も強く、そしてなんらか昔からの人間関係が色々あったり
そしてそれら脚演が噂の問題のある人物であることから、一気に物語は複雑な展開へと…
そんな作品は個人的にはかなりエンタメ
かなりわかりやすく、だからと言って単純なストーリーではなく心地よくワクワク展開を楽しめる様な作品
個人的にはかなり好みな感じのエンタメ要素もありつつ、会話の巧みさも楽しめる様な作品
ラストまで当然ハラハラする展開なんだが、終わった後には未来が楽しみになるかな
Cチームは『M.O.U.(Man Of Ultra)』
脚演は カヨコの大発明 さんの 二朗松田 さん
彼女の名前なアンニュ、これを声に出せば気がつく人にはピンとくる名前
ウルト◯セ◯ンの最終回が脳裏をよぎりながらこの物語は始まる
少し?違うのは怪獣ものではありえない、ヒーローが怪獣を倒さずに彼女を選ぶ、そしてこの物語の本当の始まり
かなり不思議な世界観の作品
家族や兄弟、そして夫婦そんな普通っぽい人間関係
しかし宇宙人や怪獣って非現実的な融合がこの作品の魅力なのかもしれない
怪獣の名前とかが、かなり魅力的なんですが年代的にはどこまでわかるんだろう?
そんな心配はいらないのかもしれないですが
そしてそれぞれの間には イズム さんの 山本香織さんの一人芝居
Aチームはかなり香織さんの魅力をそのまま堪能する感じ
Bチームはやはりそうきますか(笑
かなり好きですね
Cチームは二朗さんらしい作品の印象
総勢21人で作り上げられる今年も想像以上に素敵な作品揃いですね

メガネニカナウ5 の4ステ目をおかわり
いよいよ5ステが終わって、明日は怒涛の3ステ、残りは7ステとなった今年のメガネ
Aチームの コレスポンド
やはり柄谷さんの渋さと苦悩がいい雰囲気を作ってますね
仁さんの作る空気感がさらにそのいい感じ膨らませてる印象なんですよね
東千紗都 さんのセリフのないところの視線、表情なんかを観てると後半の行動に納得感いっぱい
タトゥーの見せ方も巧み過ぎますね
濱辺緩奈 さんの事務仕事のあたりの少しぎこちない作業の感じもこのキャラの良さを膨らませてる印象
声だけのとこもいいんですけどね
初見ではあまり認識してなかったんですが 町田名海子 さんのこなしてるセリフ量がハンパないんですよね
そしてその圧縮率が凄い
たぶん2日前よりさらに早くなってるんやないですか
このシーンはもしかしたら 山本香織 さんの一人芝居があるからこその演出なのかもしれません
Bチームの バベルの扉
随所にこの作品は関西小劇場をディスってる?って感じがあるんですが、逆に愛がいっぱいの作品ですかね
色んなしがらみから、いがみ合う5人
しかし根底には演じるのが好き、そして舞台への愛を感じるんですよね
展開もいいんですが、ラストがほんといい余韻を残す
植松ゆき さんの登場からの雰囲気はその後の存在につながってて、立ち振る舞いに納得感が増すんですよね
威厳のような、高貴な雰囲気がほんと似合います
中村るみ さんやはりいいですね
最初の表情からの謎の脚演への苦悩、演技の楽しさを堪能するかの様な展開への変化
そしてやはり凄いのが動きのキレ、早い上に綺麗なんですよね
いい表情、そしてセリフの間がほんといいんですよね
古場町茉美 さんのセリフ量、そして精確さが驚愕のレベルなのかもしれませんね
周りが猛者が多いのも事実なんですが、対等?それ以上の演技をされてる印象
Cチームの『M.O.U.(Man Of Ultra)』
やはりこの作品のイメージは間違いなくウル◯ラセ◯ンの少しマニアックな暗さと渋さを持った作品の印象
ウル◯ラマンではなくセ◯ンなんですよね
このイメージが脚演さんの 二朗松田 さんの考えとあってるのかはわからないですけどね
そう考えると 石畑達哉 さんの猫はカプセル怪獣?
亀山貴也 さんのジャンがやはりいい存在
20年後の登場シーンからは普通のサラリーマンっぽい感じがいっぱい、しかしそこからの展開で表情が微妙に変化していくのが凄いんです
松田悠 さんと さぶりな さんがそれを加速させる

メガネニカナウ5 の4ステ目のアフターイベントは5年を振り返ってみる会
今年が5年目になる メガネニカナウ を振り返ろうってイベントで楽しみにしてた感じ
5年連続の参加が
メガネニカナウ さんの 上杉逸平さん
STAR☆JACKSさんの 浜口望海さん
シアターシンクタンク万化 さんの 河口仁さん
濱辺緩奈さん
イズム さんの 山本香織さん
脚演で5年連続のトリの #カヨコの大発明 さんの 二朗松田さん
そんな6人がここまでの5年の色んな出来事、苦労や楽しさを教えてくれる時間
メガネニカナウ さんの最初はどちらかと言うとSarahさんと仁さんそして逸平さんが巻き込まれる感じで始まったんですね
そして香織さんも作品自体というよりはスタッフさんに近い存在やったんですね
2作目から徐々に逸平さんの挑戦にシフトしていく感じやったのかってのが新鮮やったかもです
そしてスペシャルゲストの登場
キンヘビ さんの 飯嶋松之助さんと
戸田麻依子さん
先日ご結婚されたお二人を出会わせたのがメガネ1
メガネ2で再び、3は麻依子さんのみ、4は松之助さんのみとお二人共3回ご出演の後にご結婚
メガネ婚と言う新たな言葉が♬

メガネニカナウ5 の8ステ目をおかわり2回目
アフタートークは今回の公演の中で1番の人気になった踊りたがりの会
去年のアフターイベントのクオリティの高さが今年のチケット即完を呼んだのは間違いない印象
さぶりな さんを中心に今年もダンスが魅力的なメンバーも多く期待が膨らむばかり
踊りたがりの回はまずは逸平さんを中心に
そしてこの曲はテンション上がりますねドッ、ドッ、ドッド、ドードドド『お兄さん…』DUTR 入れますか…っていうより、入れますよね
少し?かなり前に感じられますが半年弱前なんですかね
この曲はやはりいい空気感を作るんですよね
そこからは謎に日本舞踊とバトンのコラボ
日本舞踊は Aripe さんの 永津真奈 さんと イズム さんの 山本香織 さんのコンビ
バトンは 中村るみ さんと 秋月美穂 さん
そして観てて気がつくのはこの2つのパフォーマンスのあまり考えてなかった接点が…
それは道具の扱い
そこからさらに出演者さん全員による素敵なパフォーマンスが繰り広げられていく
一夜限り、そのな一瞬の為にハードなスケジュールの中で研ぎ澄まされた演技が披露されていく
たぶん普通ならしんどさもいっぱいなのかもしれないが、顔には笑顔がいっぱい
やはりご出演者さん達が心から楽しんでる結果がそこにあるって感じですかね
今年も思っていた以上のパフォーマンスが披露された感じ
この全編が観られるのは開演中の先行DVD予約でプレゼントされる特典映像のみ?
手に入れるチャンスはいよいよ残り4ステになった劇場での予約ですね

メガネニカナウ5 の10ステ目をおかわり3回目
今日のアフターイベントは千秋楽前夜祭
残すところ2ステ、個人的には今年のメガネのラストステージ
細かい感想はまた明日にでも
ほんと今年もめいっぱい楽しませていただきました
魅力的なキャスト陣
ほんと素敵な舞台に感謝の今日でした

スーパーソニックジェット赤子

スーパーソニックジェット赤子

片岡自動車工業

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2019/12/10 (火) ~ 2019/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★

片岡自動車工業 さんのシアター・ドラマシティ公演 スーパーソニックジェット赤子 を観劇
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ で1ステのみが上演された舞台
脚演、ご出演は 片岡百萬両 さん
14人の役者と6人のダンサーが紡ぐ一夜限りの世界
物語はコンビニ店員の赤井赤子が捨て犬を拾ってくる事によって始まる
その犬は名前もなく?何故か人の言葉を話す、そして自分で名をつけるポチ→スパークと
しかしその犬を飼える状況になく捨てに行くんだが、その前にスパークが見たい風景を見に行く事に
そこからとんでもない冒険が始まる…
やはり片岡さんの本公演はOPが個人的には大好き
リズムとテンポと役者さんと配役を紹介が見事に融合されてる
今回もそれが良くてラストにもう一度見たかった感じ
やはり今回の舞台は広い、そして高さもつかってさらに大きくって感じ
この広さは想像以上
しかしそれを見事に使い切ってた印象
照明、音響、映像を巧みに使った感じも流石
セットもなかなかに上手い作り
ドタバタあり、笑いも当然のごとくあり、やはり見事にラストは込み上げて何かを残す感じもしっかりある素敵な物語
ラストに向かってのテンポ、やはりリズムを作るのがほんと上手い
そしてこの座組だからこそできる作品

VITAL MAX!!

VITAL MAX!!

激富/GEKITONG

HEP HALL(大阪府)

2019/12/04 (水) ~ 2019/12/09 (月)公演終了

満足度★★★

激富 さんの『VITAL MAX~ZEROの始まり~』の大阪公演の9ステ目を観劇
明日の12/9(月)の15:00が千穐楽になる舞台のラスト前
2020/4/15〜19は東京中野のザ・ポケットさんで上演予定の舞台
脚演そしてこの回の日替わりゲストは フランキー仲村 さん
この舞台まずは前説でお客さんを温める
結構濃厚に前説をして舞台に繋げていくのはいい感じ
今日は少し当日券が多くてバタバタされてたのは少しあるかもですが
物語は世界に影響のある大企業を中心にし、国家、そして軍事関連が莫大なお金を生む、そんな技術はやはり医療にもって感じが複雑に絡み合ったようなお話し
そんな物語の中心には吉沢太一って元刑事、今は便利屋が巻き込まれていく
巻き込まれる原因は謎の少年からの少し変わった依頼
そこから物語はさらに広がりを見せていく感じ
ダンスシーンをふんだんに格闘、銃撃戦のエンタメ要素をふんだんに観させてくれる素敵な舞台
場転の感じもいいですね
物語はアクションを多くは取り入れかなり華やかには見せているものの、基本となるストーリーもかなり巧み
そして愛なんかもキッチリ入れられていて、それらもかなり大切なパーツになって構成されている
そして随所に素敵に考えてたことを裏切られるのもいいですね
見逃すのもったいない舞台

「ばいばい、またね」

「ばいばい、またね」

劇団空組

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/12/06 (金) ~ 2019/12/08 (日)公演終了

満足度★★★

劇団空組15周年 記念第18回公演『ばいばい、またね』の3ステ目を観劇
大阪市立芸術創造館 さんで5ステ+イベントステージで構成された舞台
脚演、ご出演は 空山知永 さん
魅力的なキャスト陣20人で紡がれる物語
空組さんだからこそ揃う感じの座組
空組 さんやその関係者さんの舞台は結構観させていただいてるんですが、本公演は初めて
OP、EDもなんですがやはりダンスのクオリティの高さ
間にも質の高いダンスが入ってて、華やかさも凄い世界に浸れる感じ
ストーリーもやはり泣かせる感じなんですが
今回はそこまでは泣かせる方向ではないもののグッとくるストーリー
そしてそんな感情さえもダンスを融合させていくのは流石の演出と役者のポテンシャル
やはり知永さんらしい作品
歌もいいしいつのまにか引き込まれている世界観は見事
そしてアドリブ多いのもいい

そしてそのまま 劇団空組15周年 記念第18回公演『ばいばい、またね』の4ステ目を観劇
このステージは本編のご出演者さんが出演するイベント回
いくつかの出し物を本編とは関係なく披露される感じのある意味で打ち上げ?はたまたお祭りって感じ
歌ありダンスありその融合も
途中にご出演者さんが他の出演者さんへの質問を絶対に答えるなんてトークショーもあったり盛り上がった
珍しく 空山知永 さんが歌詞が飛ぶってハプニングがあって撮影可能になるなんてのもあったりのお祭り状態
ミュージカルもあったりと準備が大変そうなステージ
このステージのラストには本編で演じられてる歌とダンスのシーンも再現されて盛り沢山なイベントになってました
ウエディングドレスにアイドル、かなりセクシーなダンスと振り幅も大きくあっという間に時間が過ぎてた感じ
残すは千穐楽の2ステを残すのみですね

へちむくかぞく

へちむくかぞく

ばぶれるりぐる

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

ばぶれるりぐる さんの第三回公演 へちむくかぞく の3ステ目を観劇
この週末にin→dependent theatre 1stさんで5ステが上演される舞台の丁度折り返しのステージ
港町のスナック?元スナック、そのママである母の突然の死
前兆はあったものの残された父と息子、娘の3人を中心にした物語
家族3人と息子の友達、母の趣味の友達と名乗る女
そんな人間関係で織り成されていく、会話は幡多弁なんです
最初わからなくて引っかかる、しかしいつのまにかそんな違和感が消えてるんですよね
それはストーリーと演出の巧みさなのかもしれませんね
父親は少し変わった考え方、そんな考え方には馴染めない息子、母思いの頭の回転のいい娘
そんな家族はどうしてもぶつかり合う
しかし家族だからこそ言い過ぎてしまい、それを素直に謝れない
しかしそんな関係もラストには…って105分はあっと言う間に過ぎ去る感じ

ばぶれるりぐる さんの第三回公演 へちむくかぞく の大千穐楽をおかわり
この週末に5ステが上演された舞台も最後なんですよね
やはり舞台は生もの、そして2回目だからこそ観られるものもあったり
それは人によっては観なくてもいい部分なのかもしれない、メインをさらに良く観せる部分かもですが
方言は全てが理解できてるわけではないんですよね
しかしストーリーから遅れたりどうなってるの?ってならないんですよね
それは脳がフル回転されてるんですよね
その心地よい疲労が、またこの作品を素敵に観せてくれるのかもしれませんね
この座組だからこその空気
親子、兄妹、夫婦のどこにでもありそうな感じ、しかしそこにはこの舞台だからこそ観られる素敵な空気が流れるんですよね
友達や素敵な仲間だからこそって世界も広がる
息子とその友達、母の友達のシーンいいんですよね
ラストもほんと魅力的
ほんと素敵な作品でした

無名稿  ろまん燈籠

無名稿 ろまん燈籠

無名劇団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

無名劇団 さんの第32回公演 無名稿 ろまん燈籠 の2ステ目を観劇
この週末に 應典院 さんで6ステが上演される舞台
太宰治の作品を原案?にって感じなんだろうか?
兄妹が五人、ロマンス好きってのは同じなのかもしれない
しかしそこには無名劇団さんらしい世界観が広がる印象
20人で紡ぐ物語
嵐の夜に訪れる男、それを迎える5人姉妹の物語
姉妹はロマンス好きで、5人で1つの物語を紡ぎ出していく
1人が書いてその続きを渡していく感じに語られていく世界
繋ぎ語られて行くのは少女?女?の物語
それは幼い頃からから大人になるまで?さらにその先までって感じ
5人は暇があればこの様に姉妹で物語を繋いでいってたんだが、この日は何か少し様子が違う感じ
そんな部分と紡がれる物語に引き込まれていく素敵な舞台
ラストの展開いいですね

無名劇団 さんの第32回公演 無名稿 ろまん燈籠 の5ステ目をおかわり
いよいよこの素敵な舞台も15:00からの大千穐楽を残すのみ
19人で作る今回の魅力的な世界も終わってしまうんですね
5人の姉妹、ほんとに個性的なキャラ、そんな彼女達が作り出していく世界は魅力的なんですよね
その中で紡がれる物語
それは少女時代の楽しげな時間もいいんだけど、そこからの苦難の時間も儚く美しい感じ
そして大人になってのひと時の落ち着いた時間、しかしさらなる苦難
そしてその先にはって展開も引き込まれていきますね
ラストステージまで後わずか、滑り込みありかもです

lost memory(大阪)

lost memory(大阪)

劇団1mg

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

1周年記念公演〜第1弾〜 劇団1mg さんの第4回公演『lost memory』大阪公演の空チームの初日を観劇
OVAL THEATERさんで24ステの雪と空チームのダブルキャストによるロングラン公演
12/18〜は東京のシアターグリーンさんで9ステの舞台
19人で紡ぎ出される物語
『モノノケ × ファンタジー』と銘打たれた今回の舞台
3人?匹?の妖怪と不思議な世界を体験することになる女の物語
それはあまりにリアルな夢?過去?
色んなところに仕掛けられた小さなパーツは一回観るだけでは拾いきれないのかもしれない
寂しい鬼、その本当の目的は…って最後に思わせてくれる感じの素敵な作品
エンタメ、殺陣もふんだんに入り、この大人数がそこまで大きくないオーバルのステージを駆け回るパワフルな舞台

愛執罪。

愛執罪。

三栄町LIVE

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

三栄町LIVE × 演劇ユニット 愚者愚者 さんの第二回公演 愛執罪。大阪公演の千穐楽を観劇
東京はダブルチームで16ステの後の大阪の6ステの合計22ステの最後
カテコでは役者さん全員のご紹介があったんですが、珍しかったのかな?
満員のお客さんやったんですが、遠征ってお客さん多かったかなって印象
10人の役者で紡ぐかなり、現実的な社会の問題を考えさせられる様な110分の作品
ベースは同棲中のカップルの物語
とても一般的な2人が巻き込まれていくのはドラックの深い沼
友達だったり、女のバイト先だったりが深く関わったり影響しながら物語は進む
色んなしがらみだったり、鬱積してるものだったりに押しつぶされそうになる日常
そんなものから逃げ出す手段
普通の生活からの転落って感じの描き方は、現実でもあり得る感じの怖さが表現されてて、そして壊れていく主人公、周りの反応がリアルな感じ
彼女の犯罪に関する考え方の微妙な変化や、ドラッグによる家庭の崩壊や学校でのいじめ問題まで描かれた作品
かなり重いんだが見応えあり

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