「近代能楽集」全8 作品上演
三条会
ザ・スズナリ(東京都)
2017/04/26 (水) ~ 2017/05/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
衣装もセットも音楽もこの人の演出の前では関係ない。
いや、関係はある。が必ずしもその衣装・セット、音楽が絶対ではない。
例えば、劇中で流れる曲は誰もが知っている映画の挿入歌を大いに使っているが、それがなぜか合ってしまう。
まるで、この作品の挿入歌のように思えてしまう。
衣装だって話の筋では、絶対選ばないような衣装を選ぶ。
しかし、話が進むにつれて合ってしまう。
観客にそう観せてしまう。
観客の記憶、想像力を刺激する。
関美能留の演出力・・・これは、恐ろしい才能である。
ゴジラ
リブレセン 劇団離風霊船
ザ・スズナリ(東京都)
2016/05/18 (水) ~ 2016/05/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
多くの方に観て欲しい。
役者の演技は勿論、舞台セット、照明、音響、全て駆使した名作です!
演劇は総合芸術というのを再認識させる舞台でした。
こんな風に思わせる劇団離風霊船は力があるなぁと改めて思いました。
保健体育B【終演しました!ご来場ありがとうございました!】
20歳の国
駅前劇場(東京都)
2016/04/27 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
挿入歌が芝居と観客の青春時代をリンクさせる。
観客の青春時代の歌に合わせた曲を使い(選曲力は凄い!)、観ている者の気持ちを昂らせる。
挿入歌に助けられてるところが大いにあるが、それを上手く利用しているのが、この劇団の武器ではないだろうか。