リリウムが投票した舞台芸術アワード!

2017年度 1-1位と総評
荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

1

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

壱劇屋

「五彩の神楽」で一番心打たれた作品。
※集大成だから、これから映像で観るなら、前4作の後がオススメ~
田中亨と畠山薫のひたむきさ!安達綾子の瞳!靄姉妹の怪しさ!モブの殺陣も芝居も格段の進化!
5ヵ月連続の作・演出の竹村晋太郎は、前4作は脇役だったが、今回は主役として本当にしんどい役をやりとげた。
サプライズからの展開は、思い出すだけで涙がこみ上げる。
エンディングは最高!
本当にいいものを観せてもらった…ありがとう!
#壱劇屋
闇に飲み込まれそうになりながら歩く、竹村の辛そうな顔がたまらなかった…闇落ちして虐殺する姿も…
そんな彼を助けようと命を投げ出す、前4作の主人公たちの素敵だったこと!勝手な人も約1名いたけど…
そしてあの時、劇場の客はみな、彼の隣に立っていたのではないだろうか?
ラストの笑顔は、左右の若いイケメン・イケジョに匹敵するほど尊かったぞ!自称ゴリラはもうネタだよね~
5作を通じて、人生の理不尽にぶちあたっても、人を信じることをあきらめない彼の強さと優しさを受け取った。
千秋楽で発表された6~7月東名阪「独鬼」再演で、主演の竹村がどれほど深化した鬼をみせてくれるか、とても期待している。

総評

2017年は、壱劇屋「五彩の神楽」やピースピット「グランギニョル」など、殺陣を観る機会が多かったです。モブまで全員本気で鍛錬すると、ものすごい迫力になるのだなぁと感じました。観に行った関西小劇団の東京公演は集客に苦労していて、いい芝居なのに本当にもったいなかった…なので今年4月のオパンポン創造社や、7月の壱劇屋の東京公演は、ひとりでも多くの人に観てほしいと思っています。

このページのQRコードです。

拡大