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みさ
しんろくさんの世界、相変わらず独創的ですね・・。 今回ストーリーは少し難解な印象も受けますけど、色んなところに、光る原石が仕込まれていそうです。 しんろくさんが描く世界は、いつも何かを主張、示唆しているようにも思えます・・。 またキーになるワードにも随分思いを込められているようにも・・。 今回ですと逆鱗と言う単語が出てきますし、前作「玉青」でも登場人物にゼンウなんてネーミングしてましたし・・。 これはあくまで自分の思い込みかも知れないですけど、何となくこだわりがあるような印象を受けるんですよね・・。 レビュー文末の3行、素晴らしい表現ですね・・。 しんろくさんの創り出す世界を、鮮やかに凝縮しているようにも感じました。
2009/06/17 23:23
みさ
なるほど・・、目からうろこ・・。 そうそう、ほのかな恋心、そゆことでしたか・・。 いや~、それなら大いに納得。 どうもそういう男女の機微に疎いもので、何で他人の妹にそこまで必死こくねん、って奇異に感じてたのですけど、恋心が原動力とあれば、それは十分アリですね・・。 いや、場合によっては、とてつもないエネルギーかも・・。 宮澤さん、演じた後でそのハイテンション、凄いですね・・。 それくらいエネルギッシュでないと、務まらない稼業なのかも知れませんね・・。
2009/06/16 16:31
みさ
こういう情景、ありそうですね・・。 ミドルエイジのご婦人方がそれぞれ自分の意見を押し通そうとする・・。 リサイクルショプという舞台もそうですし、なんとなく情景が想像できます・・。 品川さんが登場して、途端に4人が結託して立ち向かうのもなんか楽しそう・・。 そうそう、共通の敵にバリケード張るのも、リアルな感じです。 テーマがテーマですので、そんなに重苦しくもなさそうですし・・。 肩肘張らずに楽しめる作品だったようで良かったですね・・。
2009/06/15 22:12
みさ
義理の妹、というのが少し弱い感じもしますけど、復讐の念を秘めてターゲットに近づく・・。 なかなかいいアプローチですね・・。 ストーリーの展開もいい。 とかく男女の仲ってのは本人達にしかわからないんでしょうし・・。 なんであんな男に・・、と言う感情は、誰しも必ず一度は経験するものかも知れません・・。 ちょっとしたシグナルにパートナーを信じられなくなるのも、またよくあることでしょうね・・。 一度疑心暗鬼に陥ると、相手のこと全てが疑わしく感じられてしまう・・。 誰しも陥りそうな状況だけに、こういう作品はワクワクしながら観られる作品なんでしょう・・。 その上役者陣が堅固とあれば、これは見ごたえあるでしょうね・・。
2009/06/15 20:14
みさ
セリフではなくドタバタって言うと、やはり限界ありますよね・・。 アンドロイドを持ってきたところは面白いですのにね・・。 言葉で笑わせるって実はとっても難しいけど、コメディならそこも欲しいですね・・。 それなりに楽しめたのでしたら、まぁ良かったかも・・。
2009/06/13 23:29
みさ
一徳会さん、今回も原作を生かして、巧みな演出だったようですね・・。 今回も途中から、え、やっぱり男子だったの、てなレビューのタッチですが(特にカッコ内がヤロー目線)、まぁ楽しめたようで何よりです・・。 (このレビュー読んで観に行きたくなった御仁も多いのかも・・) 伝兵衛役を女性が務める、いわゆる「売春捜査官」バージョンを自分は4,5回観ていますが、どのキャストの時も、観ているこちらが息つくのも憚られるような、いわゆる絶叫タイプなんですよ・・。 熱海の原作って、も少しゆったりしてたような印象があるんですけど、今回一徳会バージョンではどうだったんでしょか・・。 他にもモンテカルロとかバリエーションは多々あるみたいですけど、原点はここですものね・・。 一徳会さんらしい個性的な演出で楽しめたようですね・・。
2009/06/13 18:54
みさ
う~ん・・、とってもオーソドックスなアイドル公演、って雰囲気ですね・・。 ストーリーも、危機に陥った彼女を自分達みんなで助ける・・、何か筋書き通りと言うか、セオリー通りと言うか・・。 こういう作品だと、やっぱり出演者のキャラで決まるんでしょうね。 今回はなかなか力量あるアイドル達で、十分楽しめたのは良かったですね・・。
2009/06/13 16:07
みさ
あらあら、お口に合いませんでしたか・・・。 カリバカは自分、前作を観て、すごい衝撃を受けた劇団。 作風だけでなく、ストーリーの構成、キャストの力量、笑いの質など、ほぼ全ての点で、自分にはベストに近いなあってビックリしたものですから・・・。 う~ん、その時の印象だと、この劇団は毎回ハズレがないんだろな、と思ったんですけど・・。 今回は違ってたみたいですね・・。 次は必ず挽回してくれる、それだけのポテンシャルを持った劇団だとは思ってますけど・・。
2009/06/11 21:41
みさ
う~ん・・、とても素晴らしい作品ですね・・。 構成やそれぞれの題材のスポットの当て方が、何とも上手いなぁと思います。 でも、正直なことを言えば、自分で観るには少し苦手な分野かも・・。 多分途中から正視できないかも知れません・・、涙で霞んで・・。 時々ホロリとさせられる、笑いの中にも涙あり、この程度だといいんですけど、この作品のレベルですと、多分相当ヤラれそうです・・。 いずれはきちんと向き合わないといけない時も、あるかも知れないんでしょうけどね・・。 ちょっと考えさせられました・・。
2009/06/11 21:28
みさ
そう言えば最近、この時代を背景にした作品、時々見かけますね・・。 確かに色んな意味でポリシーもあり、それなりにきちんと主張してた最後の世代かも知れません・・。 今のように、ま、いっか、て安易に妥協しない、またそのまま見過ごさない世代だったんでしょうね・・。 同地域、(通常は)同年の人間が集う高校と違って、色んな地域から、また時には同学年でも年齢をまたがる人間が普通に存在する大学ですと、あらゆる点でプレ社会人と言える世代でしょうね・・。 バイト先で一般社会の厳しさ、洗礼を受けるのもそうだし、ちょっとしたアバンチュールを知るのも・・。 実際、最初の夏休みを過ぎると、これが同じ人間か、と思うほどキャラが変わって新学期に登場するヤツがいるのもこの世代だし・・。 ヤローが勝手にイキがってくのは別にどってことないんですけど、入学したての頃あれだけ清楚に見えたあの彼女が・・、という光景に仲間内みんなでヤケ酒呷るのもこの頃だし・・。 そう言えばこの劇団、かってアラフォー世代のチェリー達を材に採った作品がとても面白かったのですけど、今回はまたちょっと作風が異なる感じですね・・。 劇団名でアレっと思ったのですけど、レビューを読んでも、なかなか同じ劇団と言う連想ができなかったです・・。 本を書いている方が違うので当然なのかも知れないですけど、少しビックリしましたね・・。
2009/06/11 21:08
みさ
おぉ・・、素晴らしい作品だったみたいですね・・。 たまたまなんですけど、冬に帰省した際、この「こころ」をNHKだったか、切り絵か何かを用いた朗読劇をTVで観て、とても印象に残ってます。 原作には必ずしも忠実でないとのことですけど・・・。 でしゃばらず、作品独特の繊細さをそのまま引き継いだ天才的なアレンジ・・。 レビューの表現に、最大限の感嘆符が付いているようです・・。 余程感動されたんでしょうね・・。 文面からも、それがよく伝わってくるようです。 吉田小夏さんの作品は、以前青☆組さんので観ているんですが、その時は、扱う素材を大切に、自己主張を抑えて、どちらかと言うと薄っすらシルエットをかけたような印象・・。 今回もアレンジされた吉田小夏さんの奥ゆかしさ、豊かな才能が、とてもよく感じられます・・。 素敵な作品にめぐり合えて、良かったですね・・。
2009/06/11 00:37
みさ
いえ、現実(ウツツ)って単なる造語、当て字、みたいなもんです・・。 現実(ゲンジツ)って読むより、この場合何となくニュアンスが伝わるかなと思って・・。 あ、ケルト神話については、言葉が足りなくて申し訳ありません。 読んだのはもう随分前、みささまから、 「演劇好きだったら、西洋の神話を読んだら興味が倍増するよん、北欧神話、ケルト神話、ギリシャ神話なんか・・」 とか教えていただいたことがあり、神話は全き無知な自分は早速トライした次第・・。 ケルト神話の本を読んだ時期は特によく覚えていて、何でかって言うと、実はその本、何と紛失、なくしちゃったんです・。 しかも、劇団無現舎の「遺失物・・」と言う舞台を観に行った日になくしたという強烈なカウンターブロー。 「遺失物」観に行って自分が遺失してたら世話ないすね・・。 もっとも、物を落としたりなくしたりするのって、自分にはそう珍しくもないんですけどね・・。 ケルトについては自分、実は随分以前から興味を持ってたんです・・。 それこそ学生の頃から・・。 ヨーロッパの枢要を占めてたのに、東方からの野蛮な民族(フン族ですね・・)に押しまくられ、ついには西方の島国(アイルランド)に追いやられたって話をどこかで読んで、それ以来、悲哀の民族、何となく気になってたもんですから・・。 (もっとも実際にはケルト系の人々ってアイルランド以外にも沢山いるらしいですけど・・) あくまでその時読んだ書籍の印象ですけど、ケルト系って背が高くて金髪でしかも青い目をしてて・・、いわゆる自分達が西洋人ってイメージする時の、とってもカッコいい感じだったんです・・。 しかも頑固で喧嘩早くてそれでいて弱者に優しくて・・。 エンヤの音楽なんかも時代と妥協してなくて全然旬じゃないし・・。 その後何度か映像でも観る機会があったのですけど、北方の荒波に洗われ日照も少ない厳しい自然環境に囲まれながらもあくまで自分達の信念を貫く・・。 何か強烈なポリシーを感じさせる民族という気がします。 現代でもサッカーとかNBAとかのチーム名(セルティック)にもなっていますし、向こうでもケルトって語感だけで何か特別なイメージ、精神力の強さを印象付けるような、そんな気がするんですけどね・・。 あ、すみません、何だか話が脱線しちゃいましたね・・。 長くなっちゃいましたし、ご興味ないようでしたらどうか読み飛ばしちゃってください・・。 今回のINGさんの作品「三途の川・・」からも随分話題が逸れちゃいましたし、この話はこの辺にしときます・・。 ではまた・・。
2009/06/09 21:20
みさ
出て来る人物のキャラがそれぞれ鮮やかに描かれる作品って、やっぱり面白い作品なんでしょうね・・。 レビューを読んだだけではありますけど、なんとなくそれぞれの風貌が思い描けそうな・・。 完璧じゃない人間が、何かをきっかけにして乗り越えていく・・。 なかなかいい展開ですね・・。
2009/06/09 01:39
みさ
面白そうですね・・。 ばくち打ちの世界って、確かに緩やかな日常を送っているほとんどの人にとっては、刺激とスリル、それこそ迫力満点の世界でしょうね・・。 ビギナーズラックで嵌って賭け事に堕ち行く素人もいるけど、プロのばくち打ちの世界では、それこそ命張った、指の一本や二本は、てな修羅の世界なんでしょう・・。 何となく・・、ですけど、古き良き、仁侠映画の世界なんですかね・・。 普段垣間見れない世界だけに、(当事者になるのは勘弁してほしいですけどオブザーバで見てる分には)コワいもの見たさで興味深々・・。 ばくち打ち・・。 確かに一面では、男のロマンの世界かも知れませんね・・。
2009/06/09 01:27
みさ
う~ん・・、期待されてた作品でしたのにね・・。 絶対的良心の桃太郎を、やがて悪の連鎖で宿命付けられている・・、という試みはいい感じなのに・・。 さすがに、主人公自身が噛みマクリではちょっと厳しいですね・・。 観ている方は劇中世界に浸りたいと思っている訳ですけど、確かにカミカミですと、興醒めですね・・。 その都度現実(ウツツ)の世界に引き戻され、しまいにはもう世界に入れなくなってしまう・・。 これでは何の為にわざわざ劇場まで足を運んで観に来たのやら・・。 残念なお気持ち、お察し申し上げます。 みささまのお導きで、ケルト神話、自分も読ませていただきましたよ・・。 それこそ、演劇の源になりそうな説話の宝庫でしたけど・・。 伝説のアヴァロン島を舞台に設定するなら、やはりそれらしい雰囲気も欲しいですね・・。
2009/06/09 01:03
みさ
夢現舎さんって言うと、どうしても非日常、自分達の表現にこだわる余り、ともすればストイックな雰囲気さえ感じさせる独特の作品世界を思い浮かべてしまうのですけど・・。 相変わらずシニカルな視点ですけど、今回はまた違った作品世界だったのでしょか・・。 昨年何百もの作品をご覧になったみささまが、年間アワード上位にセレクトしている劇団ですものね・・。 ユニークで力量ある劇団には違いないのでしょう・・。 観劇後のアフターも楽しめたようで、良かったですね・・。
2009/06/08 00:26
みさ
「話を聞く」のを商売にしている、というのが、そもそも面白いですね・。 出て来る登場人物がそれぞれ壊れてるってのも・・。 どこか非日常、空想っぽい作品世界なのかと思って読んでいたら、不倫にショック受けて、みたいな現実的なシーンもあるようですし・・。 非日常、現実逃避、とくれば、やはり明るい陽射しも欲しいですね・・。 という点からも、最後は希望も見え隠れするお芝居というのは救いかも・・。 なんか通り一遍じゃないこういう作品の方が、演劇としての深みは感じるのかも知れないですね・・。
2009/06/07 23:56
みさ
う~ん・・。 よくもまぁ、こんな素敵なストーリーを考えるもんです・・。 愛、友情、話せない過去、それを上回る二人の絆、死、別れ、そしてミラクルの復活・・。 観る人を感動させる全ての要素が見事な調和で織り込まれてますね・・。 しかも音楽座と言えばそれらを更に劇的に演出する、素敵な音楽が奏でられるのでしょう・・。 完璧ですね・・。 号泣して、少し笑って、心身ともにリフレッシュして・・。 人が一番元気になれる秘訣かも・・。 少し寿命が延びたかも知れませんね・・。
2009/06/06 21:48
みさ
脚本がしっかりしている作品というのはやっぱり見ごたえがあるでしょうね・・。 音楽やダンス、演出もアメリカの作品らしい明るい感じ・・。 日本の母親って未だにお袋さんって言うか、どこかウェットでナイーブなイメージもありますけど、アメリカのドラマに出て来る母親って、ほんとにこの子の将来、自分で生きていく時逞しく自分で切り拓いていけるように育てる・・、なんかそんな感じの女性が多いですよね・・。 このあたり、国民性の問題なんでしょうけど・・。 ストーリーが良くてキャストも実力十分・・。 今回は言うことなしですね・・。
2009/06/06 01:44
みさ
押入れの中の幽霊とか、普通ならおどろおどろしたファクターもこの作品では軽妙でコミカル、何ともいい感じです・・。 こういう、ともすれば突拍子もない設定がどことなくおとぎ噺めいていて、いかにも一夜の夢の世界へようこそ、という演劇の醍醐味を演出してくれるんでしょうね・・。 きちんとその時代ごとの世相やキーワードを盛り込んでいるのも興味深いです・・。 そして、その奇妙な出会いをきっかけに、もう一度自分を振り返って見つめなおす・・。 なんかもって行き方も絶妙で、☆5つの感動がレビューの行間から伝わってくるようです・・。 素敵な作品にめぐり合えて良かったですね・・。
2009/06/05 22:45
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