1
マナナン・マクリルの羅針盤 2018
劇団ショウダウン
再演時に拝見したときよりも今回の観劇でもっと作品の世界が好きになり,カッコ良いシーンをたくさん見せて頂いたステキで凄い一人芝居です。オススメ。
スティードがホントに一人ではなく、別の役者さんがいるのかと錯覚するほどでしたし、終盤の立ち回りの見せ場は見事しか言いようがなかったです。英語字幕を観ながら観劇していたら、あのシーンでladyではなくgirlなのかと分かった瞬間、突然関係性やキャラクターが見えてきて、初めて英語字幕で泣いてしまいました。素晴らしい取組に感謝です。
2
【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」
壱劇屋
初演を見ていたので,ハードルを自分では上げていたのですが,初演よりパワーアップしていて、カッコ良くて、美しくて、思わず「尊い」という表現を使いたくなりました。映像でも凄いのが分かるかもですが、空気とか風とかも含めて劇場へ体感しに行ってほしいです。箱推しできる壱劇屋さん、東京に来てる間に是非どうぞ。
3
尊厳の仕草は弔いの朝に
劇想からまわりえっちゃん
二部構成で長いかなと思ってましたが、からまわりえっちゃんの振れ幅の大きさが分かって、かつ泣きも笑いも両方体験する素敵な三時間でした。
4
「約束は溢れる泡沫のよう、掬えもしないのに。」
劇想からまわりえっちゃん
王道編と妄動編の両方を拝見しました。王道編は,役者さんたちの躍動が猛烈で元気玉が正面突破でぶつかってきた感じのエネルギーに溢れており,から元気や偽物でない元気が出てきます。 妄動編は張り巡らされた伏線が王道とぴったり繋がり,剥き出しの不器用さがさらけ出されて,どうにもならないときに「あー!もう!」と叫びたくなる自分を思いだして感情が揺さぶられました。 劇場で熱量や勢いを感じておきたいオススメの作品です。
5
『3人芝居クリスマスケース』
劇団「劇団」
役者さん推しで観劇している方にはたまらないくらい、個々のキャストさんの引き出しをあれこれ拝見できるステキな企画。心温まる話で優しいからこそ終盤ボロボロ泣いてしまいました。
6
卒業式、実行
Aga-risk Entertainment
壱劇屋さんとのコラボ以来、チャンスをねらっていたのが、今回ようやく観劇できました。本業で毎年卒業式に参加してるので、ドストライクな演目。式次第の配布から配慮が行き届いて、キャストさんの表情とか表現も豊富で、二時間あっという間でした。
美術部の先生のもったいぶって結局解決しないところとか、ああいう人いるよねと頷いてたら周りは爆笑してたので、これは奇妙なことなのだと気が付いて、ハッとした次第(実際も笑い飛ばせたら楽ですが…)。まあその後は遠慮なく笑ってましたけど。
7
百華妖乱
ジョーカーハウス
キャスト数も前回25→今回16と少なくなっていますが、パワーダウンということは全くなく、狭い舞台を駆けずり回る魅力を含め、安心して安定して楽しめます。笑いもたっぷり、カッコ良い見せ所もたっぷりで、暑い夏にピッタリの剣劇エンターテイメントでした。