友達
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2008/11/11 (火) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
あぁ、安部公房!!!
始まるまで音楽や照明にワクワクしていた自分。
蓋を開けてみたら後悔しました。
そうだった、そもそも「安部公房」が自分に合っていないのだった。
かつて深夜のTVで観た「砂の女」の映画しかり。
数作品の文庫本で読んだ時でもそうでした。
どうしてコレほどという位の居心地の悪さったら無い、
非常に苦手な世界観。
そこが彼の作家のウリだし、面白さなのだろうと解るけど
自分はソコが堪らなく駄目なのだ。
そんな基本的なコト、忘れてた自分のうっかりさ加減に心底ガッカリ。
はぁ・・・。
出演者はやたらと豪華で達者な方々なのに正視出来ない気持ち悪さ。
何だかどうしたかったんだか、自分ってば(苦笑;)
失われた時間を求めて
阿佐ヶ谷スパイダース
ベニサン・ピット(東京都)
2008/05/08 (木) ~ 2008/05/27 (火)公演終了
TV放映
観劇後、何と書いて良いのか全く解らなかったのでコメントしませんでした。
ここぞとばかりにTVでの放映で再見しました。
しかし・・・・・・・・・やっぱり解ったとはいえません。
観劇中、ひたすらアレコレ想いを巡らせた挙げ句
ただただ感じることしか出来なかった。
自分のチカラ不足かもしれない。
でも、敢えてソレでも良しとしたい。
そんな想いになりました。
ショウジさんの息子
渡辺源四郎商店
アトリエ春風舎(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
機械と音楽
風琴工房
王子小劇場(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/17 (月)公演終了
『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』
岡崎藝術座
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/10/30 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了
満足度★★
なんだ?
なんだろ・・・
アフタートークの内容を見かけると作品の奥行きというか、
何やら意味がいろいろあるようですが・・・
自分はそんなところまで辿り着けず。
ただ単純に面白がれるかどうか、受け入れられるかどうか。
それだけだったら自分は面白かった。
ただ作・演出の意図とか内容は、
全く理解出来ていないかもしれませんが。はい。
何より「巣恋歌」さんの歌が聴こえて来た途端、
ものすごく好みなステキな声だったので
歌の質というか内容なんてそっちのけになり、
笑ってスキだなって受け入れてしまいました。
個人的には彼女が登場した時から、
登場してくれたから救われたのだとは思います。
1945
the company
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/10/25 (土) ~ 2008/11/03 (月)公演終了
満足度★★★★
藪の広がり【訂正】
・・・・本が青木さんではないようですね。訂正させていただきます。
どこかに変更についてアップされていたのでしょうか?
自分は知らないままでした・・・・・
個人的に新宿で見た現在の『どん底』というような前作より
断然、今作の方が好みでした。
古典とも言える原作を激動の時間軸に沿わせた
本のチカラで『藪』がうまい具合に鬱蒼として広がった。
この舞台に行こうと思わせるほど
人気の有名どころ(アイドルとかタレントとか)が
出演しているわけではない上にチケット高めで
気軽に行く気にさせ難いのかもしれないが
観て損は無いと思う。
どんとゆけ
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★
こっちか?
しっくりこない感じをずっと一定に保つような
奥歯にモノが挟まるというか
気がついたら挟まれていたというような
薄く寒い人間の側面が乾いた笑いで浮き上がる
シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
いさかい
TPT
ベニサン・ピット(東京都)
2008/10/10 (金) ~ 2008/10/22 (水)公演終了
満足度★★★★★
古典ですか?
アフタートークのある回を観劇。
そのトーク中、改めて古典と言われてもピンと来ないくらい
カビ臭さの微塵も感じられない面白い舞台でした。
この世ならざるモノ(誉めてます)
毬谷さんを向こうに回し踏ん張る若手達。
ワークショップを重ねたことで
目に見えて成長したのではと想像します。
きっと千秋楽の頃には一層逞しくなっているはず。
こんな舞台はやはりベニサンならでは
そう思うと、更に残念でやりきれない想いで一杯になりました。
血が出て幸せ
クロムモリブデン
新宿シアタートップス(東京都)
2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了
初見
評判が良いので期待したのですが・・・いつもこんな感じなのでしょうか?
だとしたら残念。
ちりばめられている「小ネタ」。
時に救われたかと思うとすぐに溜息に変わるような感覚が断続的に。
久しぶりに観ていて気恥ずかしさでいっぱいになり、キツかったです。
苛々する大人の絵本
庭劇団ペニノ
はこぶね(劇団アトリエ)(東京都)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/26 (土)公演終了
満足度★★★★★
毎回の楽しみ
期待を裏切らない舞台装置とその世界観。
今回も存分に発揮されていて素晴らしかった。
それにしてもタイトル通りでした。
こどもには見せられない、確かに。
ストーリーは毎日違ったのでしょうか。
もう一度観たかったと思ったが完売で無理でした;
hg
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了
難しい
客演のベテラン勢の力量が素晴らしく
会話劇としても魅力的で
拝見するうちにグイグイ引き込まれた1幕。
丹念に取材し真摯に対峙して作り上げたのだろうが
それでもやはり難しい・・・
そう感じてしまった2幕。
1幕の緊迫した空気が面白かったので
あの後フィクションを交えてでも
続く話を作って欲しかったというのが個人的な感想。
しかし半端にフィクションに走れない
走りたくないという作家の想いには共感する。
そんなトコロこそ
自分がこの作家をスキなところだし。
瞼の母
シス・カンパニー
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/05/10 (土) ~ 2008/06/08 (日)公演終了
女の・母の・物語
クサナギくんこそが主人公なのだが
前半は三田さんに後半は大竹さんに見事に負けてました。
でも頑張ってたと思う。
あの二人相手に臆することなく。
今回、渡辺さんの事務所移籍後初お披露目で
この舞台の演出をされたわけですが
このテの芝居って「カタ」があるというか
観客共通の「ご存じ」という了解というか、
何と言いますか・・・
そういうモノがあるという前提での古典的情話。
それを今様にと崩した結果
中途半端になってしまったように感じた。
あっさりと描かれ過ぎてるという声が聞かれますが
それこそ古典情話としての「カタ」が活きていれば
あっさりと流れても台詞のひとつから登場人物の
その奥にある心情が読み取れるというモノだったはず。
その装置を崩して別の何かが築けなかったのは残念。
おかげで一緒に観た友人と観劇後に話を煮詰めないと
奥行きや筋立ての良さが際立たず、かなり話し込んでしまった(苦笑;
リュウの歌
新宿梁山泊
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了
今これ?
自分には合わないタイプの舞台だった。
演出が古くさい気がして。
舞台装置・小道具のセンス、セリフの言葉選び・言い回し
キャストの発声、動き、衣装・・・全て自分は苦手。
芝居芝居しててセリフがセリフとしてしか届かなかったのが
何より苦痛だった。
こういうのがスキな人、きっとコアなファンはいるんでしょうが。
心底途中で席を立ちたかったが、
よりによって紀伊国屋の一番端の席という哀しい状況で
出るに出られずひたすら耐える拷問のような時間だった。
構想16年とかスゴク時間を費やしてこぎつけた公演のようでしたが
むしろ16年前に上演しておけば少しは通じたのかもと思った。
それにしてもあんなにヘタな歌を入れる必要が?
BALM in GILEAD(バーム・イン・ギリヤド)
the company
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/04/04 (金) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
どん底続き
前の週に渋谷で「どん底」を観て、次の週に新宿でも別のどん底を味わう。
猥雑な群像劇で疲れた。
何よりセリフの言い回しが日本に(というか自分に?)馴染まず届き難かった。
親の顔が見たい
劇団昴
新宿シアタートップス(東京都)
2008/02/01 (金) ~ 2008/02/11 (月)公演終了
リアルに痛い
放任ともいえるくらいのこども時代を過ごした自分が
その頃親を含めて周りの大人から言われた事。
「自分が嫌なことは人にしない」、
「人の為にしたことを『してあげた』と思うな」
「自分が人をどう扱うかで人の自分への扱いが決まる」
今モンスターと呼ばれる親の多い事を思う時
コレはお芝居の世界だけではないのだからリアルに痛い。
こどもは親の鏡ですよね。
翼をくださいっ! さらばYS-11
ギンギラ太陽's
天王洲 銀河劇場(東京都)
2008/01/09 (水) ~ 2008/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
『ひよこ』って
東京モノじゃなかったんですね、失礼しました。
自分も勘違いしていた一人でした(^◇^;
話が進む中、だんだんスカイマーク1号機(&役者さん)の外見が
ディズニー絵本の「小さな郵便飛行機」のペドロのように愛らしく
いじらしく観えてきて、どんどんガンノスさんと一緒に応援したくなったわ。
かぶり物なのに。
かぶり物のくせに泣かせやがって~
西鉄やくざバス軍団にぶつかれたし(笑)
ホント、観られて良かったです(^-^*
砂漠の音階
風琴工房
シアター風姿花伝(東京都)
2007/10/30 (火) ~ 2007/11/04 (日)公演終了
ツーアウト
自転車キンクリーツカンパニー
新宿シアタートップス(東京都)
2007/10/17 (水) ~ 2007/10/28 (日)公演終了
キャバレー
パルコ・プロデュース
青山劇場(東京都)
2007/10/06 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了
満足度★★
キャストの背の高さ
松雪さんも森山君も頑張っていたけど
ファンの贔屓目だけじゃなく秋山さんが一番良かったかな。
とにかくあの広い劇場・・・・
上手く使いきれて居なかったような印象。
余白がたっぷりあったようで舞台上が寂しい時が多々あった。
キャストの背の高さに比例したわけじゃないと思うけど
芝居全体も小さく纏まってしまったような感じがした。