第32回公演『少女仮面』
劇団唐ゼミ☆
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
それいゆ
少年王者舘
ザ・スズナリ(東京都)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/29 (月)公演終了
楽屋
劇団ロオル
蓮根駅前劇場Sunny32(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
涼月の記
日穏-bion-
テアトルBONBON(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ちょっと甘い味付けなヒューマンドラマの書き手、との印象が、日穏が自作を映画化した「月の海」で少し変わった。短編尺ながら見応えがあり、三人だけの芝居に改作してあったがシンプルゆえの力強さがあった(矢野暢子氏がまた好演で)。
舞台はまだ二作しか観ないが、ちょっと濃いめの「観たい」候補に。
死んだかいぞく
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)
2024/07/20 (土) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
叛乱のオペラ〜喜劇阿部定1936〜
流山児★事務所
Space早稲田(東京都)
2024/07/20 (土) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
らんぼうものめ
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2024/07/20 (土) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
流れんな
iaku
ザ・スズナリ(東京都)
2024/07/11 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
既に始まってるが・・確か最初に見たiaku作品だった。10年前。
その後「エダニク」や、「車窓から、世界の。」「粛々と運針」「目頭を押さえた」(これは小松台東を観に行った感が強い)と観て、漸くiakuの積極的観劇者となった自覚あり、「逢いにいくの、雨だけど」「あつい胸さわぎ」「The last night recipe」「フタマツヅキ」そして「モモンバのくくり罠」と観ていた。アゴラでの「ハイツブリが飛ぶのを」、短編「あたしら葉桜」「人の気も知らないで」もあったし、横山氏が俳優座に書き下ろした「雉はじめて鳴く」も数えると、これは結構観ている方である。
にも関わらず横山拓也戯曲というのは私には印象がやや薄い。「薄い」といってもそれなりに引っかかりを残して行く。この「流れんな」にしてもそこそこ緊張感をもたらすが「甘い」部分がどこかある。解釈に「遊び」を持たせる要素がそう思わせるのか、あり得なくはないが荒唐無稽にも見える展開がそう思わせるのか・・。その中でもやはり近年の「雉・・」や「あつい・・」は濃い味があった。「車窓から、世界の」もアゴラ劇場を横長に使った電車のホーム上での芝居が大変よろしかった(これは別の団体がリーディングとして上演したのを後に観たが少々残念だった)。
結論は、たまにぐっと来る舞台に出会うが大方は毒性の少ない笑いのあるドラマ。私的にはウェルメイドの範疇で言ってみれば「しゃかりきに観なくても良い」iakuであった。
とは言っても初iakuから10年目に同じ演目を観る、というのはそそる。公演終了直前に「やっぱし観たい」と腰を上げるんだろうな、と予想をしている。(つまり、今は観るつもりはない。「観たい」のではあるが。)
『口車ダブルス』
劇団フルタ丸
小劇場B1(東京都)
2024/07/10 (水) ~ 2024/07/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
下北沢で活動の痕跡を目にしており気になっていたネームだが、新興劇団と思いきや活動歴20年であった。公演タイトルの所に「講談」の文字。昨年より始めた企画で今回が第三弾だが、本公演の合間の別枠企画というより「今はこれをやる」のであるらしい。
甚だ未知数度が高いが、関心あり。
【延期公演開催】エアスイミング
演劇企画イロトリドリノハナ
小劇場B1(東京都)
2024/07/04 (木) ~ 2024/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
終ってから「観たい」投稿というのもなんだが・・今年に入って「楽園」での橘花梨女史の、更に同会場で江間直子女史の出演で上演され、同じ下北の小空間で今回三度目である。俳優のやる気を呼び起こす戯曲なのだろう、次の機会にはぜひ観たい!
歩かなくても棒に当たる
劇団アンパサンド
新宿シアタートップス(東京都)
2024/08/07 (水) ~ 2024/08/11 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
この時点で完売。抜かった・・!!
劇場も含め注目度が急激に上ってる予感はあったが、プレイガイドで2か月前の販売とは。。
追加販売もとうに終え、座席に漕ぎつけそうにないが、注目。
空腹
かわいいコンビニ店員 飯田さん
OFF OFFシアター(東京都)
2024/07/11 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
一度だけ観て以来5年もご無沙汰となったが、観たい劇団。今回は事前にチラシを手にして観る気満々である。前回は再演の演目で保険が効いていたが、明快な表現に導かれてシビアなドラマを体験した。あの「手触り」をもう一度味わいたい自分がいる。
コスモス-山のあなたの空遠く-
森崎事務所M&Oplays
ザ・スズナリ(東京都)
2024/08/03 (土) ~ 2024/08/12 (月)公演終了
カズオ
世田谷シルク
アトリエ春風舎(東京都)
2024/07/13 (土) ~ 2024/07/15 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
春風舎の稼働率上昇中。こまばアゴラの年間ラインナップに以前なら並んでいただろう(?)中々な公演が入って来てる。
世田谷シルクは5年前のトラムでの「青い鳥」以来。幾つも見逃してこの度ようやく観られそう。この小屋もアゴラの脇役的な趣きがあったが、固有の空気があって嫌いでない。
そして今回は既存戯曲の上演。それも古典の部類でなく現役劇作家の作。世田谷シルクだけにその心を探ってしまうがそれは舞台で種明かしをしてもらおう。楽しみ。
デカローグ7~10
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2024/06/22 (土) ~ 2024/07/15 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
「デカローグ」最終回(プログラムは2つ)。Cプログラムは二作品とも単体で面白い作品であったが、残る4作でどうまとめて来るのか(キェシロフスキが、も含め)。そこそこ期待して観に行こう。
ポーランド映画、という括りで考えた事は無かったが、当国にはワイダの他にもロマン・ポランスキー、イエジー・スコリモフスキ等が居た。映画は監督の作家性が第一で国籍は副次的な要素ではあるが、「デカローグ」に関しては国情が意識される。なぜかな。
【公演中止】ゴドーを待ちながら
KUNIO
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2024/06/22 (土) ~ 2024/06/30 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
中止は残念。どう叩いても引っ繰り返しても「斬新」になりそうもない(何かには似てしまいそうな)揉まれ尽くした演目(今や古典だ)をどう扱うかは気になっていた。
またの機会を待ちたい。
地の塩、海の根
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2024/06/21 (金) ~ 2024/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
今回はどういう趣向か。ぶっちゃけ「当たり率」下がり気味だった燐光群だがこの所は往年の(と言っても私が観始めたのは2000年代序盤)舞台の手応えを思い出させる。期待度上昇中。
音埜淳の凄まじくボンヤリした人生
ほろびて/horobite
STスポット(神奈川県)
2024/06/21 (金) ~ 2024/06/30 (日)公演終了
その鉄塔に男たちはいるという
2nd pit
小劇場 楽園(東京都)
2024/06/21 (金) ~ 2024/06/30 (日)公演終了
日曜日のクジラ
ももちの世界
雑遊(東京都)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/30 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
関東では中々拝めないピンク地底人三号作品の舞台。初めて観る事が出来たのは一昨年だったかの青年座公演にて。劇作家の名前の印象(勝手なであるが)を覆して硬派な作品であった。ももちの世界は初、漸く目にできる日が。必見。