きゃんと、すたんどみー、なう。
やしゃご
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2022/07/07 (木) ~ 2022/07/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
前身となるユニットでの初演には長々と文句をつけた(と思う)あの作品が、芸劇で再演。劇作逞しく、深化を遂げている印象のやしゃごの「現在地」を覗きに参ろう(決して意地悪く観るつもりは無いが、観てしまうかも..)。
エレファント・ソング
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2022/05/04 (水) ~ 2022/05/22 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
最近露出の多い井之脇海と言えば、映画「トウキョウ・ソナタ」での印象的な役処が忘れ難く、観たかった!がどう足掻いても無理なので次の機会を待つ事にする。
ビニール
コンプソンズ
シアター711(東京都)
2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
3年前の初観劇以来「観たい!」劇団だが、二度目を遂げられず今に至るコンプソンズ。前回今回と番外が続くが何にせよ期待。今回は時間がとれるので観に行く。
(そう言や地蔵中毒も本公演は一度切りで二度目を観れてないナ。。)
・・と書いたが観られず、配信チケットを買った。配信日を心待ちの今日。
『焔 〜おとなのおんなはどこへゆく〜』
下北澤姉妹社
駅前劇場(東京都)
2022/05/11 (水) ~ 2022/05/15 (日)公演終了
ロビー・ヒーロー
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2022/05/06 (金) ~ 2022/05/22 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
桑原女史が演出家として新国立に初参戦、果して・・。
既に開幕しレビューも出回ってるが、演出オンリーの舞台のは初めてかも、という意味で興味津々であった。さて観に行けるかな...
絶対に怒ってはいけない!?
劇団チャリT企画
駅前劇場(東京都)
2022/05/18 (水) ~ 2022/05/22 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
「ふざけた社会派」というのは判りやすい売り文句だが、以前は「判りやすい社会派」が相応しく思えた。社会風刺とも違う、やはり掘り下げるタイプ。
昔の芸人は右も左もお笑いにしたが、時世のせいか本来的な意味で「笑うべき」対象は、勢い一方に絞られて久しい。(ネット上でパヨク叩きを「強い敵」と想定してやってるが安全圏で難敵に挑む快感を得る行為であるという意味でゲームと変わぬ。)
チャリTと言えば、短編ながらイスラム国の人質となった日本人ジャーナリスト殺傷事件を扱った出し物は「判りやすくて」秀逸だった。
シリア紛争のさ中、安倍首相がわざわざトルコまで出向いて「君たちには断じて妥協はしない」と演説、つまり公然と「人質交渉はしない」と宣言した(に等しい政治的行動を取った)。その後、二人の日本人人質の公開処刑がネットに上げられた例の事件だが、因果関係を実に判りやすく「解説」したお芝居でマスコミが触れない事件、視点(よく見れば誰もがそうだと納得する事実)をシレっとやっていた。逆にそれが「出し物」になり得る時代という事だが、これも「ふざけた社会派」の範疇に入るなら大支持。自分も立ち会いたい。
・・と書いたが劇場へは行けず。配信があると言うのでまたそちらにお世話になる。期待していますヨ。
親の顔が見たい
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2022/05/02 (月) ~ 2022/05/06 (金)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
昨年の無観客上演DVDも入手して観たのだが、やっぱ生でどう迫ってくるのか体験したい。昴による初演舞台(TV放映)以来何度となく観ているこの作品、微妙なバランスで成立してる戯曲ゆえ(楽屋と同じく)作り手によって微妙に色合いが変わる。この戯曲の場合、強調されるポイント、トーンによって人物の役割分担も(結果的に)微妙に変り、そしてラストの処理如何でメッセージ性も微妙に変わるという代物(私の理解では)。本家本元が正解という訳ではないが・・久々のナベ源、どうにか観に行けそうで嬉しい。
ケダモノ
ケダモノ製作委員会
本多劇場(東京都)
2022/04/21 (木) ~ 2022/05/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
観れそうもなくなると「観たい」書込みしたくなる習癖は何だろう(マーキングと同じか)と自嘲しつつ。。
赤堀作品、割と観ているが(The Shampoohatを遅く知ったのを取り戻そうという心理が働いているらしい)、さて今度はどういう設定だろうか・・。
行間に語らせる芝居で役者の負荷も大きそうだと毎回観てて思うが(そうでないのかも?判らないが)、ディテイルに神が宿る現代である。かつては大きな物語がデンと聳え自身の物語に重ねる事もできたのだろうが、今世の中見渡しても安っぽいナショナリズムのバリエーションがせいぜいだ。(韓国ドラマや映画が何故観る者を引き込むか日本のエンタメは大真面目に顧みた方がいんじゃね?と、たまにドラマを見て思うマジに思う。)
やっぱ小さな劇場で暑苦しく劇団員(Shampooの)が演じるのを観たい。(観られないから代わりにこちらを観る。自分にとっては俳優の有名度は二の次なので値が高くならないのが有難い(つっても俳優稼業の事情様々、無いものネダりしても仕方ないが)。
飛んでる最高
艶∞ポリス
駅前劇場(東京都)
2022/04/13 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
5月35日
Pカンパニー
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2022/04/20 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
#15『朱の人』
キ上の空論
本多劇場(東京都)
2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
あ、結構目を引く役者出てる公演あのキ上の空論が本多でヘェ、なら下北でチラシ目を一瞬掠めたアレ?かもだけど、へェ。観に行けないんだわ、けどあれ配信ないかなぁって未練で観たい!書き込みして気分収めてっけど本心は生で観たい!訳ででもまあ、うん。そっかそっかァ。。
サラサーテの盤
くじら企画
座・高円寺1(東京都)
2022/05/21 (土) ~ 2022/05/22 (日)公演終了
ホテル
20歳の国
新宿眼科画廊(東京都)
2022/05/13 (金) ~ 2022/05/24 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
観劇したのは確か一回だけの劇団だが、「20歳の国」の文字列を見てうわ懐かしいっ、と胸踊ってしまった。主宰が好青年だった、という評判とか、重心低く語られるレビューに一方ならぬ色が付いていたようである。
それがオムニバス?公演ページを開けば「大人」な芝居を客演(女性)の胸を借りてでもやるという事態らしく・・イメージ違うぞ、と観劇一回でも思う。「卒業公演」をやった上での、という事か。観る気満々だが、観たいのは「変わったから」ではなく衣を変えても「変わらないもの」が見れるんじゃないかと期待するからで。当り前か。
イン・ザ・ナイトプール
コンプソンズ
王子小劇場(東京都)
2022/04/05 (火) ~ 2022/04/10 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
毎回観たく候補に挙げるが結局1度観たのみ。今回金子氏の名が無いので「おや?」と捲ってみれば此度は劇団員による短編集、鈴木氏は監修に回った模様。
こういうのは好きである。「戯曲」なるものの高い敷居をどう跨いでくれるのか、演劇という自由で許容範囲の広い世界のその新領域、開拓地を愛でたい興味がむくむくと。
だがスケジュール的に観劇厳しく、配信、やってくれないかな。と密かに期待。
夜ふかしする人々
戯曲本舗
小劇場メルシアーク神楽坂(東京都)
2022/04/15 (金) ~ 2022/04/18 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
知ってる劇作家は1名のみだが注目してる一人。チラシの三色がそそる。ほぼ観ると決めているが、配信もあるのか、、(迷)
観たい芝居はやっぱ生で観たいと思う此の頃であるが。。
どうやらこれ、恋が始まっている
シベリア少女鉄道
俳優座劇場(東京都)
2022/04/08 (金) ~ 2022/04/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
一度観た切りで終わっている劇団。凝った考えオチのあるパズルのような作で、あるシベ少(というらしい)ファンが伝説風に語っていた過去作の片鱗を見た、という記憶。作者による宣材イラストがちょうど世界観を見せている所のアニメ的世界を、体現できる役者が出ていたのも微かに記憶。この所「捨象」「塩梅」が芝居の「世界」にとって要かも、と思う所あり。
「震災演劇短編集」宮城・東京ツアー
Whiteプロジェクト
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/03/18 (金) ~ 2022/03/21 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
公演終了後の「観たい」書き込み。上演は観られなかったが、Cプログラムの台本を読んで観たさを募らせた。(ご関心の向きは主催団体から手繰って公開テキストを読まれたし。)
時は震災から幾許かの年月を経た頃、生き残った(親しい者を喪った)人々が登場し、喪失感を抱えながら、サバイバル・ギルティを乗り越え、あるいは折り合いをつけ、今を生きる(生きようとす)姿を描く。「傷」は癒されるためにあると改めて気づかされる。
テキストは平易な言葉で綴られるが、そこはかと具体性があり、推測するしかないが作者が「あり得る話」を作ったようにも、「見聞きした話」を元に記録の意味を込めて書いたようにも読める。宮城を拠点に活動するらしい演劇主体が発信するという形態に意味を見出す限りは、我々にとって両者に大きな違いはなく、記憶を喚起するための記録としてこれは存在する。傷から立ち上がる被災地と人のその「プロセス」を描いた作品には、とじ繰られるためのストーリーではなく、存在への意識に着地する構造がある。素朴な人生を歩む人たちの佇まいには、記憶の旅に誘われた観客自身の「忘却」への罪意識をも慰撫するものがある。
ただしここに描かれるのは自然の脅威の牙にかかった不可抗力な被害であり、事故を起こした原発の持つ「人の人に対する責任」の泥臭い問題は含まれて来ない。「傷の癒し」の物語(ある意味美しい物語)がこの泥臭さを包み隠す「覆い」にされる現状にあっては、複雑な思いを拭えない。
赤き方舟
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2022/03/19 (土) ~ 2022/03/21 (月)公演終了
ムーランルージュ
ことのはbox
萬劇場(東京都)
2022/04/20 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ことのはboxの舞台に触れたのは都合3回。わが意を得たもの合わないものと正直あったが、記憶には残っている。
あとはこのユニットが選ぶ演目、演劇界に「早川文庫の100冊」でもあればそこに含まれる王道な作品である。斎藤憐のこの作品はだいぶ前に観て悪くない作品に思えたが、今はどう見えるだろう。
透き間
サファリ・P
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2022/03/11 (金) ~ 2022/03/13 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
公演はもう始まったが。。
トリコ・Aとサファリ・P、なぜだか区別がつきにくいなと思っていたが、主宰が同じだった(数日前に気づいた)。
トリコ・Aは結構昔、下北沢の駅前だかOFFOFFで関西から幾分鳴り物入りな紹介につられて観たが、ストレートプレイでもリズミカルで結構面白かった事を思い出す(ストーリーは覚えてないが)。サファリ・Pは近い過去に身体表現で物語を進めて行く手腕が見事で、殆どヒントがない今公演でも注目の一つ。
二の足を踏んでしまうのは、これが結構あるあるなのだがあの見事なサファリ・Pに幻滅したくないという・・保守的な自分であるがゆえ。思い出は美しく、手を付けず、好きなおかずは後回し、結果も後回し、何なら知らぬままで良い。変化を求めながら変化を恐れ・・そういうの止めたくて芝居見てんじゃねえのと自問するが三つ子の魂なんとやら。
あ、でも観る予定。