zeezoの観てきた!クチコミ一覧

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いしだ壱成主演「俺の兄貴はブラームス」

いしだ壱成主演「俺の兄貴はブラームス」

劇団東京イボンヌ

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2015/06/03 (水) ~ 2015/06/05 (金)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしきかな“東京イボンヌ”
“東京イボンヌ”初観劇。
“クラシック音楽と演劇の融合”をコンセプトとし、
「今回の公演で“新ジャンル”を確立します」と、
主宰の言葉通り“新ジャンル”は「確立された」と思う。

いや、「スタート地点に立った」と、敢て私は言い直したい。

何故なら、この“新ジャンル”は、“融合”という意味では、
更に進化するべきであり、また、その可能性を秘めていると感じたから。

素晴らしい公演なのは紛れもない事実だが、更に高みを目指してほしい。

ネタバレBOX

オーケストラ、声楽家、バレエダンサー、
何れも素晴らしかったが、

私の印象に残ったのが、“フルート”。

女性奏者でしたので、
“齋藤久美子”さんか、“宮下まい”さんのどちらかだと思いますが、

抑揚・音色・ピッチ、どれもが私の想い描く“フルート”で、ウットリとしてしまいました~。。。

因みに、6/4(木)14:00の回です。
Dreams ∞永遠∞

Dreams ∞永遠∞

アブラクサス

調布市せんがわ劇場(東京都)

2015/06/02 (火) ~ 2015/06/03 (水)公演終了

満足度★★★★

関連書籍を読んでみよう・・・
不勉強故、“偉人”の功績や偉業など、なんとなく知っている程度で、
その人物の生い立ちやエピソードなど知らないことだらけ。

アン・サリバンとヘレン・ケラーについても、
小学校だか中学校だかの教科書で読んだことがあるぐらいなので、
今回の作品、とても興味深く観させていただきました。

終わってみれば、二時間強の舞台、あっという間でした。

役者のみなさん好演でした。殊に“羽杏”さんの存在感、“坂東七笑”さんのナチュラルな芝居が素晴らしかった!

これを機に、関連書籍を読んでみようと思う。

Without you No life

Without you No life

ラチェットレンチF

シアター風姿花伝(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

「火曜サスペンス劇場」
“過去・現在の入り乱れるハイスピード・カットバック”ということなので、
ついていけるか、ちょっと心配でしたが、なんとかついていけました(たぶん)。

“ラチェットレンチお得意の・・・”と謳っているだけあって、クオリティが高く、
とても面白かった。

この作品を、私なりに一言で表すなら「火曜サスペンス劇場」。。。

40minutes VOL2

40minutes VOL2

TABACCHI

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/30 (土)公演終了

満足度★★★★

この手の企画は大歓迎!
評価が高い3団体。
いずれも未見の団体なので、一度に観れたのはうれしい。

流石に、“人気と実力を兼ね備えた有力団体”ですね。

テイストの違う作品40分×3本、とても楽しめた。

それぞれ、素晴らしい舞台で投票はやめようか悩んだが、
それでは、この企画の主旨に外れるので、“××○○”に一票を投じたのでした。

分かれ道ジャッジメント

分かれ道ジャッジメント

KAMAYAN

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/05/28 (木) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★

意外な展開が・・・
“群像コメディー”としては、なかなかいい感じだが、物語にドラマが足りないかな?と思った。

意外な展開とかがあると、作品としてのクオリティーがもっと高くなるんじゃないのかな~。。。

“笑いのセンス”は、けっこう私好み。

次回公演が気になりますネ~。

BARに灯ともるころ

BARに灯ともるころ

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いのポイントを“わかっている”
所謂、“王道コメディー”といった舞台。
笑いのポイントを“わかっている”という感じで、結構笑わせてもらいました。

“ZIPANGU Stage”は初観劇なので、まだ何とも言えないが、
本作での、私の“ツボはまり度”は“100ポイント満点中60ポイント”といったところで好印象。

次作品も観たいと思わせてくれた舞台でした。


傘と花火

傘と花火

teamキーチェーン

d-倉庫(東京都)

2015/05/21 (木) ~ 2015/05/25 (月)公演終了

満足度★★★★

私は共感したが・・・
人によっては、評価が分かれる作品だと思う。

【以下ネタバレ】

ネタバレBOX

病気でも、事故でも、
我子の命が奪われてしまうのは、例えようもなく悲しいもの。

それを、“宿命”とするなら、私は神、仏を恨むだろう。

本作での、母親の選択は賛否両論あるだろうが、

もし、自分の“死”を以って我子の命を守れるなら、
私は、間違いなく“それ”を選択するであろう。

なぜなら、我子より長く生きながらえることなど望まないし、あり得ない。
劇場版 サヨナラワーク

劇場版 サヨナラワーク

ネリム

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/05/21 (木) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

嫌われるより、好かれたい・・・
大抵の人は、「嫌われるより、好かれたい」と思っているだろうし、
好かれるために、時には自分自身を繕ってしまうという人も多いはず。

それとは逆に、相手にどう思われるかを、“知ってか、知らずか”は、わからないが、自分を貫き、結果、嫌われてしまうという人。(否定しているわけではない)

そんな人には、この物語は心に“響かない”かもしれないが、
大抵の人である私の心は、この物語に“共鳴”したのである。

ネタバレBOX

早い段階での“ネタ明かし”で、「えっ?」と思ったのだが、
その後の展開の作り方がとてもよく、エンディングまで惹きこまれた舞台だった。

時折、入れ込む“笑い”のシーンは賛否両論あると思うが、
一考されたほうがよいでしょう。
Cherry Lady

Cherry Lady

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

pit北/区域(東京都)

2015/05/14 (木) ~ 2015/05/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

この作品が“ライト”かどうかは・・・
“voyantroupe=海賊ハイジャック”は初観劇。

これは素晴らしい作品!
「性への価値観」そして「性欲」さらには、常識までも反転させ、
不条理劇ともいえる本作。

“宇野正玖”さんの発想、脚本、演出が良い。

そして、それを受けての役者陣の演技がいい。

殊に“山口晃洋”さんの役を演じきる芝居には感動した。

アフタートークでの、作品を作る経緯・コンセプトを聞いて、
作品への理解がさらに深まりさらに楽しめた。

ネタバレBOX

女優陣の濡れ場シーンや、下着シーンなど、
けっこう、気合入っているなと感じたのですが・・・、

この、“思春期公演”は「ライトな・・・」で、
“本公演”は「ディープな・・・」ということ。

“本公演”、どんなん、なっちゃうんでしょう・・・。

観たいですよね~。。。


静かにとけた桃色【ご来場いただき、誠にありがとうございました)

静かにとけた桃色【ご来場いただき、誠にありがとうございました)

劇団えのぐ

シアターシャイン(東京都)

2015/05/14 (木) ~ 2015/05/17 (日)公演終了

満足度★★★

ストレートな物語りは好感が持てる
一本目は、
心の中に友達(イマジナリー・フレンド)を持った女性の物語で、
これは、所謂二重人格・多重人格と違うものらしく、誰にも在るようだし、無いようだし、
これを、観る側にどう感じさせるドラマを作るかが、この作品の評価になると思う。
そういった意味では、物足りない感が残った。

二本目は、
幼いころの約束。“憶えていたら、いつか・・・”。
互いに憶えているのに、どちらからとも言わない。
「“いつか”って、言ってないで・・・」が大意の物語。

これは、自身の経験もオーバーラップして惹きこまれた。

“劇団えのぐ”、ストレートな物語りは好感が持てる。

Béranger

Béranger

EgofiLter

シアター711(東京都)

2015/05/13 (水) ~ 2015/05/17 (日)公演終了

満足度★★★★

予備知識がなくても楽しめる!
“イヨネスコ”は聞いたことがある程度で、作品を読んだことも、観たこともない。
なので、今回が、初“イヨネスコ”。さらに初“EgofiLter”。

私同様、初“イヨネスコ”の方も、
劇場パンフの“時代背景や用語の解説ガイド”に目を通しておけば、
充分に楽しめる舞台になっていたと思います。

観劇後、タイトルの“Beranger(ベランジェ)”や“ルーマニア”、“魔女”などをググって、さらに楽しめました。

未来を知る男

未来を知る男

かーんず企画

シアターブラッツ(東京都)

2015/05/02 (土) ~ 2015/05/06 (水)公演終了

満足度★★★

物足りない感が否めない
【5/5山田花乃出演回】観劇。

タイムトリップ(トラベル)ものを題材にした作品が数多く上演されているが、
観る側としては、作者独自の視点・観点や、意外な展開・結末を期待してしまう。

そういった意味で言うと、本作は物足りない感が否めない。

前作「生まれ変わった男」がインパクトあっていい作品だったので、
余計にそう感じてしまうのかも知れないが・・・。

次回作に期待します。

パーフェクトマーダーケース

パーフェクトマーダーケース

劇団禄盟漢

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2015/05/03 (日) ~ 2015/05/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

初挑戦とは思えないクオリティ
“劇団禄盟漢”は、前作「Break a Leg!!」と本作で、二回目の観劇となる。
アクシデントがアクシデントを呼ぶ、
小劇団のバックステージを描いたドタバタコメディであった前作とはうって変わり、
“オムニバス群像ミステリー”と謳われた本作は、劇団初挑戦のジャンルとのこと。

“絡み合う三つのストーリーと大きな一つの物語”がコンセプトの本作。
“大きな一つの物語”における“三つのストーリー”それぞれの引力や、
細かいところで気になる箇所はいくつかあるが、初挑戦とは思えないクオリティの高さに感心した。

ただ、二時間弱の上演時間は長い気がするので、
すこし整理したほうが良いのかもしれない。

次回作は、どんな作品を魅せてくれるのか、とても楽しみである。

ネタバレBOX

主人公の大学生“柳瀬優斗”役を演じた“大山京香”さん。

最初、「えっ!なんで女性が・・・?」と、思ったのだが、
役を見事に演じており、物語の中での存在感がよかった。

この配役も“禄盟漢”ならではなのかもしれない。
ホームルームは終わらない

ホームルームは終わらない

すくらんぶるえっぐ(活動終了)

ザ・ポケット(東京都)

2015/04/29 (水) ~ 2015/05/04 (月)公演終了

満足度★★★

メインテーマの描き方が・・・
〔千秋楽〕を観劇。
舞台は、そこそこ面白おかしく展開していくのだが、
メインテーマであろう主役の“人となり・経験・傷心”等の描き方、または演出が不十分であったのか、終盤近くまで、物語のテーマが、そしてどこへ向かっていくのかが解らなかった。

だが、テーマが明らかになってからの展開はとても良く、舞台に惹きつけられた。

本作、脚本・演出を煮詰めることによって、もっと魅力的な作品になるのではないかと感じた。

ネタバレBOX

今回のゲストは“安藤亮二”さん。
私、この方は存じ上げないのだが、中々いい味を出していた。

ゲストが出演するシーンは台本がないのだろう。
役者それぞれが自然体で、本編より受けがよかったのがちょっと微妙だ(笑)。
生者必滅デジタイズ

生者必滅デジタイズ

空想天象儀

明石スタジオ(東京都)

2015/05/02 (土) ~ 2015/05/05 (火)公演終了

満足度★★★

独自の捉え方が感じられない
「50年後・電脳空間・仮想現実」のワードから導き出される
“代替居住空間”を舞台にした物語なのだが、
云いたいこと、描きたいことが、私にはあまり伝わってこなかった。

いい題材をテーマにしたと思うが、独自の捉え方・構想(ストーリー)が感じられず、面白みに欠けた。

次回作に期待したい。

ネタバレBOX

ネタバレではないのだが、私の隣に座った常連と思しき三人組の女性が、
ほぼ終始(全然面白くないところでも)笑っていたのが、ちょっと萎えた。

これは、人それぞれなので私がとやかく言うことではないですけど・・・(笑)。
Rabies2021

Rabies2021

メガバックスコレクション

キーノートシアター(東京都)

2015/05/01 (金) ~ 2015/05/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

心震え、涙した。
〔βチーム〕を観劇。
作品の説明にあるように、まさに“人間とウイルスの戦いを描いた衝撃作”。
素晴らしい物語に心震え、涙した。

これは、絶対に観たほうがいい!間違いない!

ネタバレBOX

終盤の、父と娘のやり取りのシーン、そして娘が父からの手紙を読むシーン、
たまらず落が落ちた。
パンクドランカー

パンクドランカー

神奈川県演劇連盟

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/04/29 (水) ~ 2015/05/02 (土)公演終了

満足度★★★

“ドラマ”が少々足りない
〔プレビュー公演〕を観劇。
広くて天井高のある舞台に、大掛かりなセットが施されている。
さて、どんな舞台を見せてくれるのか・・・、

結果、広い舞台を持て余したというか、生かしきれなかった感は否めない。

メンバー間の軋轢によって15年前に解散したバンド。
そして、久々に集合した元メンバーたち、それに纏わる人々。
「再結成したい、したくない、」メンバーそれぞれの思いが明らかになっていく・・・。というストーリー。

面白おかしく物語りは進んでいくのだが、
再結成云々に至るまでの“ドラマ”が少々足りない(浅い)と感じた。

役者さんたちの演技はナチュラルな感じでよかったのですが、
“声を張るシーンでは、台詞が聴き取りにくい”というのは最近の若い役者のご多分に漏れず、発声・滑舌がしっかりと出来ていないのだろう。

演奏シーンは、まるで演奏しているようでよかったです。

面影橋で逢いましょう【沢山のご来場、誠にありがとうございました!!】

面影橋で逢いましょう【沢山のご来場、誠にありがとうございました!!】

ラフメーカー

新宿眼科画廊(東京都)

2015/04/21 (火) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★

とても素敵な物語
【平成チーム+アフターイベント】観劇。
女性向けと言える作品だと思うが、オッサンの私でも楽しめた、
とても素敵な物語でした。

現実的であり設定にも無理がなく、余計なことを感じず、考えず、舞台に集中できた。

迷う心を元気付けてくれる人が居るって羨ましい。。。

“小島陽子”役の“綾乃彩”さん、役を見事に演じていた。

アフターショーの“お馬鹿ミュージカル”は、
文字通り“お馬鹿”な感じ(笑)。

「羅針盤」

「羅針盤」

劇団龍門

明石スタジオ(東京都)

2015/04/23 (木) ~ 2015/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

女優陣大活躍!
“劇団龍門”初観劇。
劇場パンフに記された、
「人の人生をドラマにすること。それこそ滑稽だし、人生そのものが滑稽である。
それをエンターテイメントにするこんな面白いことはない。そう思うのです。
劇団龍門が贈るヒューマンコメディー」
と、主宰の“村手龍太”さんの言葉通りの面白い作品でした。

そして、本作をより魅力ある作品にしたのは、女優陣の活躍が大きいかもしれません。
特に、“松元千明”さんの芝居は素晴らしい!、笑わせてもらいました。

勿論、男優さんも、他の女優さんも素晴らしかったです。

パ・ド・ドゥ

パ・ド・ドゥ

Amrita Style

小劇場 楽園(東京都)

2015/04/18 (土) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

魅力的な戯曲
勉強不足で知らなかったのだが、この「パ・ド・ドゥ」は、知る人ぞ知る戯曲のようで、色々な方が上演しているようだ。

拘留中の元妻と元夫の弁護士、二人の会話劇。
なるほど、魅力的な戯曲である。

交わされる二人の言葉の真意は、どこにあるのか・・・、目が、耳が離せない。
やりとりに引き込まれてしまう。

違う演出、役者の「パ・ド・ドゥ」も観てみたい。

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