zeezoの観てきた!クチコミ一覧

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リクレイムド ランド

リクレイムド ランド

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/26 (月)公演終了

満足度★★★★

「正」と「誤」の境界はどこに・・・
「人権」とういう「権利」、そして「権利」を主張するための「義務」、
さらには「保身」のための「義務」の放棄等々、
それぞれの「正」と「誤」の境界はどこにあるのだろう・・・。

人としてどうあるべきなのだろう・・・。

考えさせられる作品。。。

ネタバレBOX

いつもなら、後列側に座るのだが、
今回はなんとなく最前列に席を取ったのは正解だった。

というのも、ボリュームを抑えた台詞のシーンが多々あったからだ。

後列側に座っていたら、多くの台詞が聴き取れずにストレスを感じただろう。

蟻と太陽

蟻と太陽

兎団

プロト・シアター(東京都)

2015/10/22 (木) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

「絵本」というか、「紙芝居」というか、
“兎団”は初観劇。

“80年代小劇場の薫り”がするかどうかは、
その時代の小劇場には行ったことがないのでわかりませんが、

「絵本」というか、「紙芝居」というか、そんな感じがする、独特の雰囲気を持った芝居でした。

好き嫌いが分かれるでしょうね~。。。


ネタバレBOX

「ネテバレ」ではなく、劇場についてなのですが、

“プロト・シアター”は今回初めて訪れる劇場。
「こんな処に劇場があるの?」という立地にもちょっと驚いたが、

何よりも、劇場内の“カビ臭さ”(スモークの臭いではない)に、
アレルギー性鼻炎の私は思わずマスクをした。

幸い、上演中にクシャミが出ることはなかったが、その臭いには閉口した。
こんなにもお茶が美味い

こんなにもお茶が美味い

ニットキャップシアター

王子小劇場(東京都)

2015/10/16 (金) ~ 2015/10/19 (月)公演終了

満足度★★★★

奇をてらった感じはなく、 独自の表現・・
“ニットキャップシアター”初観劇。

「観たい」コメントに、“評価の分かれるところが魅力”と、書いたのだが、
本作は、面白かった。

奇をてらったと感じる脚本・演出を上演する団体を、たまに見受けるが、
“ニットキャップシアター”は、奇をてらった感じはなく、
独自の表現をしており、魅力的な舞台だった。

四谷怪談

四谷怪談

ジェイ.クリップ

俳優座劇場(東京都)

2015/10/18 (日) ~ 2015/10/20 (火)公演終了

満足度★★★

“歌舞伎調台詞”の意図は・・・
“歌舞伎調の台詞”が、この芝居のポイントの一つなのだろうが、
馴染みがない上、速い台詞回しが多く、台詞の内容を理解する方へ意識が行ってしまい、芝居全体を楽しむことが出来なかった。

当日パンフに、演出:西沢氏の本作に対する思いが記されていたが、
『現代の不条理に立ち向かう』と、いうのであれば、
現代の、若しくは“それ”に近い言葉で台詞を書いた方が良いのでは?
と、思うのは私だけだろうか・・・。

役者さん達の熱演が伝わってきただけに、勿体無く、残念な気持ち。

The sky is the limit

The sky is the limit

makaniまにまにlani

APOCシアター(東京都)

2015/10/15 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★

淡白でドラマが弱い
この手の物語は好きです。
私の場合、意外な展開や涙腺を刺激される度合いが“満足度”の基準のひとつになるのだが、少々物足りなかった。

脚本、演出など、全体的に“淡白”で、“ドラマ”が弱く、コンパクトにまとまってしまった感じがした。

東京は26市

東京は26市

ThE 2VS2

OFF OFFシアター(東京都)

2015/10/16 (金) ~ 2015/10/19 (月)公演終了

満足度★★★

次回は、長編物を観てみたい
くだらなくて面白かった。

6作品の中では、「インナー・スペース」と「カレー」が好き。

前回観させていただいた「東京23区」では、スピーディーなフォーメーションのような“場転”が印象に残ったのですが、今回はあまり見られませんでしたね。

あれって、“2VS2”の得意技かと思っていたんですが・・・。

次回は、長編物を観てみたいです。。。


従軍中のウィトゲンシュタインが(略)

従軍中のウィトゲンシュタインが(略)

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/10/15 (木) ~ 2015/10/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

素敵な作品
“二十世紀最大の哲学者”といわれる“ウィトゲンシュタイン”の思考の本質を理解することなど、凡人の私には到底無理な話だが、本作はそんな私でも、とても楽しめた。

この題材で、難解にならず、さらには笑えるシーンも多く、観客を惹き付ける脚本が良い。

演者達の素晴らしい演技と相まって素敵な作品となっていた。

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

Moratorium Pants(モラパン)

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★

良い雰囲気の舞台
〔B〕を観劇。
子供(小学生以下)向け演劇といった感じで、少々物足りない感があるものの、
大人でも楽しめる内容になっていた。

全体的に良い雰囲気で、“モラパン”の他作品も観てみたいと思わせた舞台でした。

アフターイベントのミニライブも良かった。

「ロボット」

「ロボット」

演劇ユニットハイブリッド

ART THEATER かもめ座(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

95年前の作品か~・・・
この類のストーリーの演劇を何本か観たことがあるが、そのどれもが、この「ロボット(R.U.R.)」を手本にしているのかな?と思えてしまう。

約100年後に通用するSF作品って凄すぎる。

2015年の現在でも充分に楽しめる作品として、“演劇ユニットハイブリッド”は魅せてくれた。

ネタバレBOX

スクリーンにシルエットを映す、場転の手法は斬新な感じを受けたが、その際のBGMが毎回同じなのが、少々単調に感じた。

また、原作を知らないので原作通りの“台詞”なのかはわからないが、日本人の感覚に合った“台詞”にしたほうがいいかなと・・・。

特に“比喩”や“ジョーク”などは感覚の違いが多々あると思うのです。

原作の“言葉”の持つ意味は大切だとは思うのですが・・・。

このために生きている

このために生きている

PAPALUWA

王子小劇場(東京都)

2015/10/03 (土) ~ 2015/10/07 (水)公演終了

満足度★★★

中を取って、“★三つ”
迫力のある舞台だったが、ストーリーに興味が湧かず、ギャグや笑いもツボに嵌らずで、「・・・」な私。

ただ、同伴の“高1男子”曰く「まあまあ面白かった」とのことで、好みが分かれるかな~・・・。

まあ、一作品だけで評価は出来ないので、他の作品も観てみたいですけどね。

本作の満足度は、私と息子との中を取って、“★二つ半”が出来ないので“★三つ”ということで(笑)。

4時44分、せつなに青く。【ご来場ありがとうございました!】

4時44分、せつなに青く。【ご来場ありがとうございました!】

劇団えのぐ

上野ストアハウス(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★

キャラ設定が・・・
ホラー、コメディな要素を取り入れ、落差を表現したい脚本・演出なのだろうが、
それぞれ消化不良の感が否めない。

殊に、“校長”、“教頭”、“ハブ子”のキャラ設定には首を傾げる・・・。

“七不思議”を題材とした着想はいいと思うので、、“その辺り”を煮詰めなおすことでもっと良い作品になるのでは・・・。

後半の展開が良いだけに勿体無いと感じた。

ジャンク

ジャンク

サンハロンシアター

ザ・ポケット(東京都)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★

全体としては好感触
淡々と展開していくストーリーは、わかりやすく、“捻り”、“意外性”を感じられなかったものの、全体としては好感触であった。

他の作品を観てみたいと思った舞台でした。

百年の虎独 × 竜の落とし子

百年の虎独 × 竜の落とし子

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ご自身で感じていただきたい
「竜の落とし子」を観劇。

“子供を産みたいという男性と子供を産めない女性 性の不条理に切り込んだファンタジーと愛の物語 ”という本作。

心に訴えるメッセージが多々あり、物語の構成もよく、素晴らしい作品。

ぜひ、ご自身で感じていただきたい。

鳥取イヴサンローラン

鳥取イヴサンローラン

ロ字ック

シアター711(東京都)

2015/09/26 (土) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

これは面白い!
他の登場人物との対比を以って、主役“美和子”の人格描写がとてもよい。

そして、“美和子”の心の奥底に在る、わだかまりを吐き出すべく始まる物語は、「女の優越感、僻み、嫉妬、それと愛渦巻く闘争が交差」と、説明文にあるように、それらを見事に表現できた素晴らしい脚本と感じた。

さらには、“THE BOHEMIANS”の楽曲を効果的に使った演出が、受け手の想像力を掻き立て、いい感じ。

ネタバレBOX

“暇なスナック”という設定のはずだが、アルバイトを募集・採用して総勢7人のホステスというのがチョット“?”だが、とても面白かったので、細かいことはイイでしょう(笑)。
回転木馬は歓びの夢をみる  ~未解決事件の終幕~

回転木馬は歓びの夢をみる ~未解決事件の終幕~

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パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/29 (火)公演終了

満足度★★★

『愛情』という名のエゴイズム
“蛻皮表演”は、初観劇。
テーマが、なかなか鋭く描けており、面白かった。

当日パンフによると、
『愛情』がメインの話で、『愛情』という言葉に匂うエゴイズムを感じるという作者。

私も同感だ。

『無償の愛』というのがあるが、
“見返りを求めない≪自分≫”に、広義でのエゴイズムが存在するであろう。

『愛情』には、“エゴイズム”が付き纏うのかも知れない。

ネタバレBOX

変拍子(5拍子・7拍子など)のBGMを効果的に使った“場転”がよかった。

息子に対する狂気の愛を演じた“松山マナミ”役の“嶌マリヱ”さんがよかった!

物語の意外性はあったものの、それに対する“ドラマ”の創り方が淡白な感じがあり、上演時間を10~20分程度長くして詳細に描けば、より“良い作品”になるような気がした。
OZ♀4♂3

OZ♀4♂3

チームジャックちゃん

ザ・ポケット(東京都)

2015/09/23 (水) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

次作はなにを・・・、とても楽しみ。
〔道チーム〕を観劇。

「ドロシーが旅立つ13年前の物語り」、う~ん、とても面白かった。

メインのストーリー、そして登場人物それぞれのドラマ、とても魅力的に描かれていた。

“「誰もが知っている物語の見たことない姿」を描き出す。”という、
“チームジャックちゃん”、次作はなにを・・・、とても楽しみ。


ネタバレBOX

“ロシーヌ”(里仲景)が妊った子を堕胎するか、出産するかを巡っての、“グリンダ”(大森さつき)と“ロシーヌ”のシーンが、印象に残った。

愛すべき部屋

愛すべき部屋

GOLDENBOY

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2015/09/21 (月) ~ 2015/09/22 (火)公演終了

満足度★★

何を描きたいのか・・・
なるほど、“部屋”というのは、そういうことなのですね。

ミステリー、サスペンスを想像していたのですが、全く違いましたね~。。。

この作品で、作者が何を描きたかったのか、伝わらなかった。

ネタバレBOX

所謂、同好サイトや2ちゃんねる等の掲示板の類、或いは仮想ゲームサイト内でのお話なのだろう。

題材としては目新しいものではないが、ストーリー如何によっては面白くなる題材ではある。

しかし、本作にあっては、そこで起きている事象をなぞっているだけで、ストーリーらしいストーリーを感じられず、ドラマもない。

先ずは、作者は作品を通して何を「云いたい、描きたい」のか、を明確にする必要があるだろう。
探偵にはなれなかった

探偵にはなれなかった

劇団活劇工房

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2015/09/21 (月) ~ 2015/09/23 (水)公演終了

満足度★★★

よく出来たストーリー
役者さん達の演技力は、まだまだというところだが、ストーリー(脚本)は、なかなかよく出来ており、“東野圭吾”ファンの私だが、充分に楽しめた舞台だった。

学生演劇とはいえ侮れない。

ネタバレBOX

首吊りや、金属ナトリウムのトリックは、どこかで読んだことがあるような・・・(笑)。

ぜひ、オリジナルのトリックが欲しいところだ。
そして、飯島くんしかいなくなった

そして、飯島くんしかいなくなった

九十九ジャンクション

小劇場B1(東京都)

2015/09/16 (水) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

人は誰でも、
被害者側、或いは加害者側になる可能性はゼロではない。

もし、そうなったとき人は・・・、
どちらの側になるかによって人は・・・。

この芝居に込められたメッセージを、どう受けとるのか・・・。

考えさせられる作品である。

MAMORU

MAMORU

モーレツカンパニー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/09/16 (水) ~ 2015/09/22 (火)公演終了

満足度★★★★

“台詞”や“間”で笑いをとる
笑えるシーンが多く、笑いのセンスも私好みで楽しめた。

物語としては、“捻り”や“意外性”がなく、先が読めてしまうところに物足りなさを感じたが、ドタバタではなく、“台詞”や“間”で笑いをとるスタイルは好き。

これからが楽しみな劇団である。。。

ネタバレBOX

全体の流れの中で、“唐突”で“異質”なシーンではあったが、バージンロードでの“久留島多恵”役の“上田理絵”さんの演技は涙腺を刺激した。

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