ＭＩＮｏの観たい！クチコミ一覧

期待度♪♪♪♪♪

潰れかけた映画館で繰り広げられる、諦めた大人の諦めきれない夢の欠片……一時期土曜の夜は名画座のオールナイトで日曜の朝を迎え、そのままさらに夜まで名画座のハシゴをしていた(｢ぴあ｣という情報誌があって、ほとんど全ページ名画座情報だったのだが、今は東京でも名画座は指折り数えることができるほどに少なくなった)私にも胸に迫ってきそうだ。殊に秋葉舞滝子のSPIRAL MOONとあっては猶更だ。

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カミュの｢異邦人｣だとレパートリーシアターKAZEの広いステージを砂で埋め尽くして上演した東京演劇集団風の公演が忘れられない。
今公演の説明の最後の一文｢昼間の太陽が全てを照らし出す時、物語の影は色濃く浮かび上がる｣はカミュ作品の裁判の場で殺人の動機を｢太陽のせい｣と言ったことに通じるのだろう。その灼熱感を感じ取りたい。

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かつての情熱が忘れがたく、｢今回1回だけ公演をすることに｣なったと言いながら旗揚げ公演とは……。まあズルズルと後を引くことがわかっているんだろうな(笑)。三つ子の魂百まで。

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仮チラシの段階で藤原たまえが２劇場同時公演というのを知った時、どうやるんだろうと思っていたが、｢劇｣小劇場が“結婚式場”で、小劇場楽園が“控え室”という形だというので納得。こうなるとやはり片方を観ると、もう片方も気になりそう……。

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寄る年波を踏み越えてどんな舞台を観せてくれるのだろう。

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こういうカワユイちらしを作る団体の舞台はどんなものか気になるなあ。

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まだ焼け跡も片付かない戦後、昭和２３年を舞台に、坂口安吾とその妻・三千代をモ デルに、一癖も二癖もある登場人物たちそれぞれの愛の形を描き出す作品で、しかも中島淳彦の代表作とされるものとなると、これは観たい！　
ゴツプロ！が手掛けるのであれば舞台の密度も素晴らしいものになるだろう。

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鉄の男｢かなかぬち｣以上に恐れられた女房…それを演じるのは松本紀保だろう。松本といえばチョコレートケーキ｢治天ノ君｣で貞明皇后を演じた後に、桟敷童子｢モグラ…月夜跡隠し伝…｣で野生的な女を演じた姿が忘れられない。今回も花園神社を圧する存在感を観せてくれるだろう。

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｢老人と海｣をどう舞台化するんだろうと思ったら、リーディング公演かあ。だけど出演者の数がものすごい。まさにショーケースか。

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【個性あふれる避難訓練】って何のためにやろうとするの？　村おこしにしては突飛すぎるし……。トンデモ避難訓練のためのトンデモ会議―これが面白くならないはずがない。青地遼や中川えりかといった面々の大騒動が楽しみすぎる。

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｢東京アザラシ団｣という劇団名に間借りしてたオジサン４人が、気持ちも新たに『コケズンバ』という名を掲げ再出発するという。オジサンなのに再出発！ってまるで｢三匹のおっさん｣みたい(笑)。しかし作・演出は穴吹一朗だけに東京アザラシ団と同じく(いや再出発なのだからなおさらに)笑いと厚みのある舞台世界が期待できる。

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主演を予定されていた村井國夫が健康上の理由で降板となった。秋の第二部では音無美紀子との夫婦共演も予定されていただけに残念でならない。
ともあれチョコレートケーキが齋藤茂吉を題材に選ぶとは思いもしなかった。「あかあかと一本の道とほりたり　たまきはる我が命なりけり」という歌に籠められた「一本の道」とは一体…...

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ある患者の死をきっかけにして医師を支配するようになる｢既視感｣とは？　どういう優先度が描きだされるのか？

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江戸川乱歩の｢怪人二十面相｣と谷崎潤一郎の｢小さな王国｣を大胆に翻案して描かれる泥棒と探偵の奇妙な師弟関係…これは惹かれる。一度中止となった公演だが、こんなに早く上演できたことで劇団としての意気込みも猶更のものだろう。

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かつて芸術集団れんこんきすたによって上演された女優２人による濃密な空気感を伴なった衝撃作。役者が変わるとどのようになるのか興味深いし、期待大。

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このあらすじを読むと２０２１年の夏にＯｎ7の｢七祭〜ナナフェス〜｣の中で上映された３０分の短編映画｢うまれる｣を思い出してしまう。旭川女子中学生いじめ凍死事件をモチーフにした被害者の母親の加害者の母親たちへの凄惨な復讐劇だった。数多くの映画祭で賞を獲得した作品となったが、今回のこの戯曲も現役の高校教師が書いたもので、劇団昴をはじめいくつもの団体で上演されている。今回はどういう風に観せてくれるだろう。

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井上ひさしの戯曲をだるま座の剣持直明が演出、しかもりんごチームには私がだるま座の若手でイチ推しの菊池友華も出演…こ、これはなんとしても観たい！　が、この公演期間中は仕事をはじめとしていろいろ予定が詰まっており、断念するしかない(涙)。どうか立派な旗揚げ公演となりますように！

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小さなゲストハウスで小さな問題に振り回される人々を描くリトルジャーニーコメディ……ほっこりできそう。

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心惹かれる物語だが、城戸光晴と瀧澤千恵という２人のベテランがどう舞台を支えるかも観どころ。

期待度♪♪♪♪♪

芥川龍之介に｢桃太郎｣という作品があるのを知らなかった。その｢桃太郎｣をベースにカプセル兵団の吉久直志が大胆にアレンジして描き出す世界とは…。圧巻のエンターテイメントが楽しめそう！