誕生日、黒いからすは死にませんでした。
劇団た組
仙行寺(東京都)
2015/03/04 (水) ~ 2015/03/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ようこそ、素敵な悪夢へ。
故寺山修司の手による舞台のキャッチコピーが本文のタイトルになるのですが、
前年の「赤異本」に続き「黒異本」が舞台化されると知った時、脳裏をよぎったのがこの言葉でした。
前年の舞台も怪異譚の連続そのものが大きく話題になりましたが、近作も製作段階から脚本家の不調、巡り巡って同じお寺となった上演舞台などしょっぱなから何かを予感させてくれます。
作られた以上の異世界に対する期待が膨らむ一方なのですが、その異世界を見たあなた達に訪れる物が素敵な悪夢で終わるのか、覚めない現実になるかは保証は致しません。
出来るならば北海道などでも見たかった。
異能怪談的公演「赤異本」
劇団た組
仙行寺(東京都)
2014/03/10 (月) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
いいんですかあ?
実話系怪談を貪る様に読んでいた時、そのタイトルが
放つ妖気に引き寄せられて本を購入。
読んで、現場の怖さを読み手も体感出来るのが実話系怪談の醍醐味だと思うのですが、この本は漫画家の著者が書いてるのもあってか、怖さを体感出来るのと同時に映像が「これでもか!」ってくらい脳裏にうかぶんです。
「これ映像化したらどうなるんだ?」等との読後感を持ったら、舞台化の一報。
「おいおい。大丈夫?!」とあさってな心配をすると同時に
「巻き込まれてみたい」との悪魔の囁きと戦ってる今日この頃です。