総評
・2014年こりっちは10月~12月の四半期が開店休業であった。
その間も、数々の良作に出逢ったのは言うまでもない。
だから ここに記したベスト10が、私の年間のそれとイコールかといえば疑わしい。その前提としても、2014年を代表する、まさに佐村内氏や小保方氏のような『顔』であったと思う。
第1位に選出した『顔』(「せんせい」)はこりっちユーザーにとって『見知らぬ』だろう。そうだ。株式会社トキエンタテイメントはともかく、 演出・脚本の大浜直樹は まだ『常連』ではない。
・「せんせい」は退職する高校教師を軸にした物語だが、緊張感を煽った末のディスコ・ミュージックが実に軽快であり、出演者と一緒に泣く準備に入った自分がいた。
この時、「泣くべきなんだ」と思った。
終演後-
ほっぺに涙の跡がくっきり…そんな『顔』が、劇場から どっとこぼれていく。商店街組員が目撃したのはいつもと明らかに違う、我が街の光景だった。
また、
惜しくも、
トップ10漏れになった秀逸作品も一部紹介しておこう。
・2014年こりっちは10月~12月の四半期が開店休業であった。
その間も、数々の良作に出逢ったのは言うまでもない。
だから ここに記したベスト10が、私の年間のそれとイコールかといえば疑わしい。
その条件を前提としても、2014年を代表する、まさに佐村内氏や小保方氏のような『顔』であったと思う。
第1位に選出した『顔』(「せんせい」)はこりっちユーザーにとって『見知らぬ』だろう。そうだ。株式会社トキエンタテイメントはともかく、 演出・脚本の大浜直樹は まだ『常連』ではない。
・「せんせい」は退職する高校教師を軸にした物語だが、緊張感を煽った末のディスコ・ミュージックが実に軽快であり、出演者と一緒に泣く準備に入った自分がいた。
この時、「泣くべきなんだ」と思った。
終演後-
ほっぺに涙の跡がくっきり…そんな『顔』が、劇場から どっとこぼれていく。商店街組員が目撃したのはいつもと明らかに違う、我が街の光景だった。
また、
惜しくも、
トップ10漏れになった秀逸作品も一部紹介しておこう。
東京ノーヴイ・レパートリーシアター「コーカサスの白墨の輪」
萬屋錦之助一座 「ざ☆よろぎん」「火消哀歌~冬空の木遺り唄~」
JUNKIE SISTA「REizeNT~霊前って…~」
アナログスイッチ「幸せを運ぶ男たち」
劇団ドカドカプラス「ロミオとジュリエッタ」
アロッタファジャイナ「かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒やされるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~」
世田谷パブリックシアター「神なき国の騎士~あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?」
ワンツワークス「流れゆく庭-あるいは方舟-」
アマヤドリ「ぬれぎぬ」
劇団暴創族「路地裏物語」
PUreMarry「ミュージカル「ホンク!」」
劇団6番シード「オレンジ新撰組・リターンズ」
ワンツワークス「毒舌と正義」
東方守護「幻想時代劇『天守物語綺』」
シアター風姿花伝「ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる」
ゲキバカ「0号-2014-」
天才劇団バカバッカ「グッドモーニング、アイスパーソン」
外組「狂喜乱舞~わらいや双六編」
劇団め組「祀(MATSURI)」
ゲンバビ「キスミー・イエローママ」
ACRAFT「紅蓮、ふたたび」
企画演劇集団ボクラ団義「シカク」
やっぱり『顔・馴染み』の面々だ。
ちなみに、2位に選出した青年団リンク・玉田企画「少年期の脳みそ」はコメディだ。 ダメ劇団が「感性」を特権階級のように扱い、観客を見下す傾向があるのに比べ、 コメディは大衆技だ。バラエティー番組に触発された「ボケとツッコミ」は一時的な流行であってほしいが。
しかしながら、さすがのYouTubeもコメディの前だと曙なのである。
演劇だけじゃないのがこりっちだろう。
今後、レビューや、歌、ダンス、大衆演劇等、幅広いジャンルの文化が集まる情報拠点となれば よいと思う。