アイ・ラブ・坊っちゃん
音楽座ミュージカル
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2007/06/01 (金) ~ 2007/06/10 (日)公演終了
アイ・ラブ・坊っちゃん
音楽座ミュージカル
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2007/06/01 (金) ~ 2007/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
夏目漱石が「坊っちゃん」を執筆したわけ
夏目漱石が「坊っちゃん」を書こうと思い立ってから校了までの出来事と「坊っちゃん」のストーリをリンクさせながら進行。
漱石の私生活に起きたことが「坊っちゃん」にインスパイアされていることが分かる。また彼自身創作した「坊っちゃん」に実は彼自身が励行されたと洞察し、それがこのミュージカルでは描かれている。
5年生のはなし。
RUN BEAT
OFF OFFシアター(東京都)
2007/05/30 (水) ~ 2007/06/05 (火)公演終了
満足度★★★
ギター弾いたり唄ったり
開演前(?)のギターの演奏だけで心地よい感じ。
役者のリアクションや物語の推移に面白味はあるのだけど、一時的なもので、あまり印象には残らないかも。
「おねがい放課後 (志賀ちゃんセブンティーン)」(タイトルと設定年齢が変わりました)
ハイバイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/05/24 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
よく見たら主役はテレビでみかける俳優さん・・・
最初は気付かなかったけど、よく見たら主役はテレビでみかける俳優さん。あんな小劇場でお目にかかるとは思ってなかった。一番最近の私の記憶だと、篠原涼子主演の「アンフェア」で篠原の上司でありながら且つ犯人だったというそんな役で観た。
肝心の舞台作品は、奇病による苦悩というのはあまり伝わってこなかったけど、主役の志賀くんが見た目が老けてるがために何かとイジられてしまうところとか、でもお気に入りの女の子と意思疎通できちゃったりとか(←この設定、どうなのよ。あり?)、かなりいいかげんな演劇部の顧問も面白かった。
でも★3個止まりかな。
舞台好きな方にはお奨めしますよ。
チューブラルーム
双数姉妹
新宿シアタートップス(東京都)
2007/05/26 (土) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
まぁまぁ面白い。めずらしい舞台装置を使ってる
まぁまぁ面白い。会社のシナリオと家庭のシナリオが交差してるけど、とくに家庭の方の、「お姉さん」がより面白かったかな。似たような舞台装置は、シアタートラムの『ヒステリア』でも見たが、左右に揺らすだけであそこまで回転させてはいなかった。凄いね。でも回転音がノイジーで、別にあれでなくても物語は作れたかもね。。。
帰り掛け、先日のzupa公演で一番男前だった役者さんを見かけ、ガンミしちゃった。なんていうんだか名前は知らない。。。
スミカ
かやくごはん
「劇」小劇場(東京都)
2007/05/29 (火) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
WOMAN
LEMON LIVE
駅前劇場(東京都)
2007/05/26 (土) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
そこそこ笑えた
コメディ。期待値からすると★2個。そこそこ笑えたのと、キャラメルの岡田さつきを間近に観ることができたことで★おまけ。
近くに大爆笑し続けていたヒトもいたので、一般的にみても面白い作品なのでしょう^^
マリー・アントワネット
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/04/06 (金) ~ 2007/05/30 (水)公演終了
不思議なラヴ・ストーリー
ミュージカル座
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2007/05/30 (水) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
ラブ・コメディにひねりが入ってる。面白い
明るく楽しいミュージカル。小劇場を使った作品は少ないよね。
バンド隊は2階にあって、だから舞台と客席とがもの凄く近い。
前世や前々世、さらに前の自分と、自分をとりまく人たち。
ある時代では親であったり、兄弟であったり、親友であったり。
そんな過去の自分を退行睡眠で取り出しながら、今現在の、
主人公はいま自分のやるべきことを見つける。
難癖をつけるとすると、バンド隊がへぼい(気がする)。
あとカーテンコールでのパフォーマンスがちょっとだらだらしていたかな。
マリー・アントワネット
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/04/06 (金) ~ 2007/05/30 (水)公演終了
満足度★★★★★
凱旋公演4回目にして
2列目で観たこともあり、とかく情熱が強く伝わってきました。
凱旋公演の観劇4回目にして、またもう1度観たいと思わせる何かがありました。
カリオストロの位置付けにはやはり疑問符のままですが、ここにきてもう慣れました^^;
サロ・ギュラ
zupa
小劇場 楽園(東京都)
2007/05/25 (金) ~ 2007/05/29 (火)公演終了
リピートしてきました
初めて観たときほどのゾクゾク感はありませんでしたが、濃いぃ空間を楽しんできました。
リピしたから分かったのですが、この作品でもアドリブ部分てあるんですね^^
業に向かって唾を吐く
elePHANTMoon
王子小劇場(東京都)
2007/05/25 (金) ~ 2007/05/29 (火)公演終了
満足度★★★
意表をつかれたシーンと展開
当日券も出ないほどの人気作品。キャンセル待ちでやっと入れた。
でも席を埋め尽くすお客さんたちは舞台の内容を知っていて集まってきているのだろうか?
あ、そういう展開なのね。。。業が業をリサイクル・リユース・あとなんだっけ。Rが三つあったよね。
刺激がちと強く思えるかもしれないけど、こんな作品があってもいいよね、と思う。
サロ・ギュラ
zupa
小劇場 楽園(東京都)
2007/05/25 (金) ~ 2007/05/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
私なんぞが寸評できる範疇を越えている
観ていて、とてもゾクゾクくる作品。脳の中枢にブルブルくる感覚。
無知で恐縮ですが、なにかの戯曲だか文学作品がベースになっているのでしょうか。
帰り掛けにチケットをお願いしました。
また観たい。明日も観たい。なのでリピートします。
のようなこと
ワンアワーパーキング
「劇」小劇場(東京都)
2007/05/24 (木) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
なんでこんなに面白い作品が登録されてないの?
なにこれっ!というほど面白い作品を作ってる。
ワンアワーパーキングという集団(?)の公演。
こりっちに団体自体が登録されていなかったので自分で登録した。
ぼんやり目を醒ますスーツ姿のサラリーマン。
ここはどこだろう?公園らしい。自分はどうしたのだ?
カップルがやってきてベンチに座る。声を掛ける。
「ここはどこでしょう?」
無反応。
「おぃ!無視するなよ~」
無反応・・・。
やがて、哲っちゃんという男に出会う。
生前は漫才をやっていたが癌で亡くなったという。
そう、幽霊だったのだ。サラリーマンも幽霊だったのだ。
サラリーマンは自分の過去の記憶が思い出せない。
自分は誰だったのだ?なにをしていたのだ?なんで死んだのだ?
そのうちに修治という男と出会う。
修治は生きている人間で、写真家をしている。
なぜか修治にはサラリーマンの姿が見える。
サラリーマンはお願いする。
「自分探しを手伝ってもらえないだろうか?」
この舞台の序章はこんなストーリから始まる。
笑いの要素もあり、人情ものの要素もあり、とにかく話の筋を追うのが楽しみでならない。
終演後には涙で「バスタオルが必要だった」と感想をもらす人もいたほど。
小井土一章の作・演出の作品。
この集団としては2作品目らしいが、本も演出もとてもクオリティが高い。
もっともっと多くの人に観てもらいと思える面白い作品だ。
7
studio salt
相鉄本多劇場(神奈川県)
2007/05/16 (水) ~ 2007/05/24 (木)公演終了
満足度★★★
意図した空間を感じることができたと思う
比較的短い1時間15分の舞台。ドキュメンタリーちっく。舞台セットは、動物愛護管理センターの事務所、物語はそこに勤務する者たちの日常を描いている。
作者は、肝心な箇所をまだ今は描くことはできないという。でもそれはじかに描かなくてもいいのかもしれない。
チラシの作・演出の椎名泉水の文章を読んだ。そこに書いてある、独特の空間がうまく再現できていたと思う。
精神のバランスをうま~く保つ為には適度な運動が必要だという。
わざわざブート・キャンプのシーンを二箇所に入れてあったのは、あの実業務とバランスさせるために仕込んだネタなのか。
夢から醒めた夢(2007年全国公演)
劇団四季
川口総合文化センター リリア(埼玉県)
2007/05/22 (火) ~ 2007/05/22 (火)公演終了
夢から醒めた夢(2007年全国公演)
劇団四季
グリーンホール相模大野(相模原市文化会館)(神奈川県)
2007/05/19 (土) ~ 2007/05/19 (土)公演終了
満足度★★★★★
待望の全国公演
劇団四季で、もう何度も再演され続けている作品です。
2007年の全国公演初日で、新キャストの登場もあり新鮮でした。
ファミリーミュージカルですが、大人が観ても純粋に感動できる作品です。
スイーサイズ・ハイ
UNITレンカノ
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2007/05/18 (金) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
多くの人に観てもらいたい
この舞台作品はとても大切な大きなメッセージを投げかけてくる。ぜひ多くの人に観てもらいたい。とくに後半~終盤、ラスト。
絢爛とか爛漫とか
赤坂RED/THEATER
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/05/08 (火) ~ 2007/05/23 (水)公演終了
満足度★★★★
★4.5;「観なくちゃ損」と思わせる会話劇
私はモダンガール版。舞台好きなら、ぜひ観ておかれることをお奨めする。
まず戯曲がよくできており、台詞は小難しくなく端的だけど表情豊かな言葉から紡ぎ出される。そして役者が繰り広げる各々の想いの吐露や感情のぶつけ合いに、気付くと芝居にのめり込んでいた。
この舞台は、行き詰まりや躊躇・迷いにとりつかれた心を、一歩先に進めるように、押し付けることなしにそっと柔らかに背中を押してくれる、そんな作品。
ドラマのつくりかた
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2007/05/11 (金) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★
着想は良いと思う
時は30年前。「脚本家がテレビの家族ドラマのシナリオを書き上げる」姿を描いたストーリ。
なにかとコマゴマした設定、仕掛けがあってドタバタ・コミカルに仕上げてあるが、なかなか入り込めず居心地が悪い。基本的な着想は面白いし苦心して話を積み上げたと思えるだけに残念。
たとえば、勘違いからくる錯誤な会話で笑いを捻出させてもあまりに話をひっぱり過ぎるがために面白味を損なっていたり、スパイス的な狙いでキャスティングしたと思われる掃除のオババが薬味どころか部屋のすみの埃にしかなってなかったり。