リュウカデンドロン
黒色綺譚カナリア派
ザ・ポケット(東京都)
2007/08/15 (水) ~ 2007/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
サーカスの崩壊か再生か
今までとは、また違った雰囲気のカナリア派。桟敷童子の板垣桃子が、思う存分アングラをやっていた。彼女の寄り目ファンとしては、あれが嬉しい。牛水里美の小柄な可愛らしさ、眞藤ヒロシの憎たらしさ、赤澤ムックの美しさ。そしてカタルシス。いつもに増して満員だった。指定席でよかったな。
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ラーメンズ
東京グローブ座(東京都)
2007/03/13 (火) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
これぞラーメンズ
久しぶりの本公演。やはりあの2人は「ラーメンズ」だ。他でどんな表現をしようが、彼らの軸はここにある。多少の不満はあるが、新しいジャンルを創った彼らの偉業に屈服。満足。
回転する夜
モダンスイマーズ
新宿シアタートップス(東京都)
2007/04/18 (水) ~ 2007/04/30 (月)公演終了
憂鬱機械
劇団ダミアン
中野光座(東京都)
2007/04/05 (木) ~ 2007/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★
壮大なるギャグ
あの大仕掛けを一瞬しか使わない贅沢。迫力ある客演達の不融合具合の融合、音響の自由さ、派手なのに静かで、美しく汚い。様々な極端が混ざり合っていた。座長が本当に犬だった事と、座長を撫でられた事に驚き。これは多分、意図されたギャグだ。
笑顔の砦
庭劇団ペニノ
駅前劇場(東京都)
2007/02/22 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了
満足度★★★
しみじみと
静かな時間の中の物悲しさや、滑稽さに胸が熱くなった。がしかし冗長的な部分もあり、それが残念。意図的な冗長さなのだろうが、僕にはその間が辛く感じられた。芝居を観ているという感覚すら、観客から取り除いてほしかった。とは贅沢な願いだろうか?