いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校
ロロ
新宿眼科画廊(東京都)
2009/07/18 (土) ~ 2009/07/22 (水)公演終了
ロロの世界観がとても好きです
15ミニッツメイドで魅せられて。
なんとも可愛らしいのです。
無理の無い、嘘の無い、魅力。
すぐ恋にいっぱいいっぱいになっちゃう人たちがとてもキラキラしていてとても良い気持ちでした。
SISTERS
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2008/07/05 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了
お前がダメな理由
箱庭円舞曲
サンモールスタジオ(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/03 (月)公演終了
シュールでブラックな
だめな人たちのエピソードをみて、だめな自分がたくさん浮かび上がってきちゃう。
そんなお芝居でした。
観ながら自己反省ひたすら。
女性陣が丁寧に描かれていて、ああ素敵と思う。
音楽がとても好み。
小松君和さんがとても素敵。
ホチキス村上直子さんはやはりかっこいい。
あと、須貝さんがとても素敵です。
席が下手だったので、凝った舞台美術が見られなくて残念!
春琴(しゅんきん)
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/02/21 (木) ~ 2008/03/05 (水)公演終了
満足度★★★★★
今までで生きてきて一番の舞台です。
こんなことを何度も言ってどんどん更新していくのだろうけれど、
今まで見た舞台の中で一番です。
サイモンマクバーニーがすごい。
始終めまぐるしく展開していく舞台に、
心がつかまれて離れない。
演出がゆきとどいているってこういうことなのかもしれない。
観終わった後、しばらく痺れて震えが止まりませんでした。
当日券2時間並んで6000円ですが、見てほしい。
観られてよかった!
愛にキて
アマヤドリ
王子小劇場(東京都)
2008/02/15 (金) ~ 2008/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★
もう一度見に行きます。
じわじわと身体にことばが浸透して、
ぼろぼろと泣かされました。
いつもよりも少し明るめの世界観で、愛のなんたるかを考えたりします。
ひょっとこ乱舞ならではの躍動感と疾走感。
新しくひょっとこ乱舞に出る役者も、何度か出ている役者も、いいバランスで世界を広げたり収束させたり。
もう一度みたい。
リピーター割引で、もう一度いってみます。
おとことおんな、時々、動物
WHATCOLOR
サンモールスタジオ(東京都)
2008/02/06 (水) ~ 2008/02/11 (月)公演終了
コラボレーション。
どんな風に稽古をしたのかしら、気になる気になる。
葛木さんの作品が秀逸。
やられました、ぼろぼろと泣かされる。
いつものメルヘンなテイストはそのままに、メタリック農家ではみない、大人なムードが漂って、よりぐっと世界に引き込まれました。
黒ヰ乙姫団の真瀬京子さんが大好きになる。
空間ゼリーの深寅芥さんもステキ。
いろんなテイストの作家さんと、演出家さんと、役者さんの、コラボレーション。
あきることのない4話でした。
今度はがっつりとアン山田さんの作品が見に行きたいです。
霊感少女ヒドミ
快快
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了
満足度★★★★★
なんて魅力的な。
小指値が大好き。
始終笑ったり、悔しがったり、どきどきしたり、切なくなったり、ずーんときたりさせられる。
客演さんの選び方も、この脚本を選んだのも、動きのひとつひとつも、シーンもひとつひとつも。
抜群のセンスで構築している。
私は圧倒されて、魅了されっぱなしだ。
未だに感動さめやらぬ。
今後は景気づけに名前を変えて、ちょっと変わった作品作りをしていくらしい。
まだまだおもしろいことをやり続けてくれるんだと思います。
中林舞に釘付け。
野上絹代ちゃんにめろめろ。
傷は浅いぞ
柿喰う客
王子小劇場(東京都)
2007/11/14 (水) ~ 2007/11/26 (月)公演終了
しあわせものの怪物たち。
妄想エンターテイメント、前回は29名というものっすごい人数で、ありえないくらいの疾走感をまざまざと見せつけて、巻き込んでくれた柿喰う客。
すっかり魅了されてしまったのです。
今回は4人芝居ってことで、どうなるんだろうって不安だったのですが、ものすごく満足して帰ってきました。
4人の役者がものすごい怪物。うまい。
初めはこの始終どたばたした感じで進められていく世界に乗れるかどうか心配だったのですが、いつの間にかこのおかしな世界の住人になってしまっていて、感情移入してしまいました。
かっこいい。
どこまで行くのか。見ていたい。
そんな気持ちにさせられます。
ポストパフォーマンストークもかなりおもしろくて、とても満足。
生きてるものはいないのか
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/11/03 (土) ~ 2007/11/12 (月)公演終了
満足度★★★★
演劇ならではの、
さすが五反田団。
いつのまにかぐいぐいと物語にひきづり込まれてしまいました。
あまりにあたたかい1階の観客席に温度差を感じながらも、
シリアスになり過ぎない感じで進んでいく物語を傍観。
していたはずが、物語やセリフが他人事とは思えないものにするりと変わっていきます。
役者さんの違和感を感じる箇所はいくつか。
それでも大満足の一本でした。
トラビシャ
アマヤドリ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/09/23 (日) ~ 2007/10/03 (水)公演終了
満足度★★★★★
ことばと音と動にほだされる。
ひょっとこ乱舞の最大の魅力は、広田氏の言葉を、ひょっとこ乱舞の役者が発することだと思う。体にぞわぞわと侵入してくる、その感覚がもう、たまらなく好きです。ダンスのシーンはさすが、美しくてぞくぞくする。音楽と照明、衣装もセンスに魅せられます。今回はひょっとこ乱舞フルメンバーなので、魅力満載です。客席と舞台上を一体化させる取り組みも満載。
チョウソンハさん、伊東沙保さんの相も変わらない輝きと、中村サヤカさん、草野タカコさんの新しい一面に出会えます。
観たことがない人に、是非一度見ていただきい劇団です。
カロリーの消費
サンプル
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
すごいよ、松井さん。
三鷹でこれだけ楽しめるなんて予想外。
役者さんは誰もがすばらしいと評価されているのにも、うなづき。
ただ、途中からなんとなく引き込まれなくなり、最後のシーンもいまいちぐっと来なかったのが残念でした。
相対的にいったら、ものすっごくクオリティが高いし、他の劇団とは比べものにならないほどの実力で世界を作り出し引き込んでくれたのだけど、もっといけたのではないかしらという気がしました。
サンプル、追いかけたいと思います。
へそのはなし
昭和芸能舎
シアターブラッツ(東京都)
2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
構成力。というのか。
「フラガール」で有名な、売れっ子シナリオライター、羽原大介さんのホームグラウンドの劇団。
とってもポップで、アツくって、でもテレビ的。
私はこれまでで一番ないた舞台です。(ここ最近、どんどん新記録達成中ですが、これが今までで一番。)
羽原さんのかく、カタルシスは、ものすごく、ものすごく、うまい。
シナリオを読んだだけでも、ぐずぐず泣いてしまうのに、生で、今目の前で起こっているお話の主人公が、ヒロインがそんなセリフいったら、泣けてしまうよ。すごいよ、かっこよすぎる。
ダンスも歌もあって見ごたえあります。
劇団員意外に、とてもかっこよい男の子とすごくキレイなおんなのこが出ていて、また素敵。
博愛
劇26.25団
王子小劇場(東京都)
2007/09/12 (水) ~ 2007/09/17 (月)公演終了
おもしろかった!
どこへ終着するのかわからないまま進む感じが良かった。
行き着いた先も。
泣けた、ちゃんと連れて行ってくれた。
そしてやっぱり林佳代はおもしろい。
ただ、もっともっと、まだまだ連れて行ってもらえたかな、と思う。
欲を言えば、もっともっとぞくぞくさせてもらいたかった。
散歩する侵略者(再演)
イキウメ
青山円形劇場(東京都)
2007/09/12 (水) ~ 2007/09/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
間違いなく、今年一番。
イキウメは、毎回必ず見に行きたい、数少ない劇団です。
「図書館的人生」から観ています。
最近、哲学的な要素がどんどんとパワーアップしてきて、私にとっては伝わりにくくなりつつあるなーと寂しく思っていました。
今回は、間違いなく、一番好き。
次に役が言うせりふが読めるくらいに、たっぷりとどっぷりと飲み込まれました。
セリフがわかってても、泣ける。
思う様、なける。
イキウメ、これからも追い続けようと決めた青山でした。
新撰組寄留記 FROG
DMF
シアターVアカサカ(東京都)
2007/09/05 (水) ~ 2007/09/09 (日)公演終了
びっくりした。
友人が出るというので、聞いたこともない劇団だけれども見に行ってきました。
商業演劇だったのですが、ものすごく満足した2時間半。
ダンス、殺陣、コメディ、ひとつひとつが売り物です。
熱い男の友情や、女の友情や、愛や、生き様が、かっこよい。
切なく泣かせられました。
ピュアでまっすぐな熱い物語を、真剣に丁寧に描いていました。
主演の俳優さんふたり(高校生の女の子と、お医者さんのたまご)と、
看板の俳優さんが好演。
というか、役者スタッフ力は文句なしでした。
殺ROCK ME!
劇団鹿殺し
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2007/09/08 (土) ~ 2007/09/13 (木)公演終了
私には小屋が大きすぎて。
お話はすごく好きだった。
メルヘンメルヘン!
メルヘンをこんなにかわいい少女が演じてくれるのって、他にない。
ただ、もっともっと、一緒にどきどきさせて欲しかったし、一緒にピンチにさせてほしかった。
音響にもっと引き込まれたかった。
もっともっとこみ上げたかった。
わくわくさせてくれたのは、クロムモリブデンの板倉チヒロさん。
もっと小さな小屋で見てみたい。
The Perfect Drug
smartball
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2007/09/06 (木) ~ 2007/09/09 (日)公演終了
美しさが垣間見える。
美しいシーンがいくつか。
ただ、それを繋ぐことが、あの大きな劇場では困難でした。
近づいてみたらソコに確かに空気は流れていたのかもしれないけれど、遠くからは感じることはできなかったし、あえて小さな空間を固定したことで、こちらまで伝わる広がりがうまれなかったのかも。
初めてみたので、なんともいえないのだけど、
きっと明らかに不利な条件のホールに挑んだのだろうなぁ。
個人的にはもっと大雑把にやればよかったのかも、とも思う。
でも細やかに紡ごうとしたからこそ、ラストは最高にうつくしかった。
逢状
Mad Bunny
しもきた空間リバティ(東京都)
2007/08/31 (金) ~ 2007/09/02 (日)公演終了
丁寧に描かれた、夜のオンナとオトコのお話。
主宰の楓アリスさんは、23歳!
現役ストリッパーとあって、たまらなく可愛くてセクシー。
アリスさんが自ら主演を演じるこの物語は、たぶん自身の愛やら恋やらお金やら、やりきれない思いやらを、できるだけ自己満足ならないように描いていたのだと思う。
役者さんがとても上手くて、素敵。
作品中のカタルシスが胸をうちました。
セクシーな女性陣にどきどき。しぐさやらがやたらと美しいからたまりません。
私演劇的だったので、今後どんな作品を作っていくのか。とても気になります。
性癖優秀
柿喰う客
新宿シアターモリエール(東京都)
2007/08/29 (水) ~ 2007/09/04 (火)公演終了
満足度★★★★★
ものすごくお馬鹿でやりたい放題な大人計画のごとく。
想像を超える世界観の大きさで、くだらなさで、エネルギーの大放出ぶりに、圧倒されたり飲み込まれたり。
ものすごい劇団だ、柿食う客!
役者陣のひとりひとりが、おふざけとのギリギリの爆発的エネルギーで役を演じきる。
とにかく一人ひとりがものすっごいエネルギーを発していて、やりたい放題。お祭り乱痴気騒ぎ!
ところが、時折、おり混ざるカタルシスがしっかりしていたりするので最後までしっかりと見せられてしまった。
演劇をみるときって、息を殺したり、緊張したりして敷居が高い感じなのだけど。これならわいわい友達と観に行って、ともすると突っ込みを入れながらお腹を抱えて、時にはほろりとしながら見ることができる。
こりゃー、客足が伸びるはずです。くだらなくって愛おしいエンターテイメント。
しかも、主宰はじめ役者陣が異様に若い!
エロと馬鹿が嫌いじゃないなら、一度は観てみて欲しい。
父と母の二人の役者さんがとても好きでした。若くてびっくり。
なだれる
劇団競泳水着
王子小劇場(東京都)
2007/08/22 (水) ~ 2007/08/28 (火)公演終了
満足度★★★
間口のひろい演劇。
月9みたいな演劇でした。
とてもかわいい女優さんととってもかっこよい俳優さんの純愛物語を、もどかっしくそして切なく描く。
それを取り巻く友人達や、家族がまた情に厚くて、コメディーで。
これをでもドタバタにならないのは、中心にこの恋を丁寧に紡ごうとしている役者達と演出家がいるからなのだろうな。
また若い俳優さんばっかりなので、リアリティもあって、切なさが本物。
主人公の女優さんは上戸彩をほにゃっとさせた感じのかわいさで、きゅんきゅんです。
妹役の女優さんも好演!
彼氏役のかたはたまらないトレンディーさで、会場の女性のほとんどが恋に落ちたんじゃないかしら。
JーPOPがエンディングの曲の演劇って久々に観たけど、にやにやしながら最後はほろりとさせられてしまいました。
分かりやすくて、笑いも取り入れていて、これは演劇を見たことのない人もみやすいのでは。
プロデュース制だから、変にアクのない役者さんが多いのもあるかも。
おもしろかったです。