ふぇぶの観てきた!クチコミ一覧

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JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

MU

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/05/26 (火) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

シニカルバカポップ
ルデコ4という空間を一番活用してるのはMUなんじゃないかと思う。
ほかの団体が柱やらイントレやらを割と邪魔くさそうに処理するのに対して、MUのやり方はハイセンスだなぁ、と。

ネタバレBOX

作品について。
個人的には「便所~」よりも「JUMON」のほうが好み。
「便所~」は人物がシンプルでポップ。ポップていうかバカ(笑)。もしかしたらハセガワアユム氏には世界はこういう風に見えているのかもしれない。前に「愛の続き~」の時にも思ったけど、「もっと考えようぜ」とか「本質を視ようぜ」みたいなメッセージに見えたんだよなぁ。反面教師的な何か。バカとかポップとか照れ隠しなのかもしれないけど、表層にだまされちゃだめだ(笑)。もしくは自分の深読みか(笑)。
「JUMON」はその逆で、「いい皮肉」を観た気がします。リアリティをちょっとはみ出した突き抜け方は好き。
相変わらずの好キャスティング。バカな男をちゃんと演じる成川さん、ビッチな女子高生・長岡さん、旦那を取り返しにきた宍戸さんがツボでした。
女装した小林タクシー氏は反則だと思う(笑)。
誰も寝てはならぬ

誰も寝てはならぬ

国道五十八号戦線

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2008/02/21 (木) ~ 2008/02/25 (月)公演終了

(狡)賢さ
狡賢い。賢いだけじゃなく狡い。これを大学でやんなよって、それこそ次の演劇フェスでやればいいのに(笑)周りは多分まだやんないよね、こういうの。
まぁ、次はもちろん今回以上の期待を持てるってことで。
「演劇は絶滅しました。」このコピーはやばくて良い。行こうって気になる。
本編については以下。

ネタバレBOX

キャラクターの作りが良い意味でベタな分、物語に入っていきやすかったです。「イリオモテヤマネコ」が変なアニメのキャラクターのヲタクではなく、ああいうキャラであることが、この作品のIQの高さなんだろうなと思った。
あんまし攻撃的な台詞はない、というか、作品に込められたメッセージが攻撃的過ぎて、これぐらい、さらっとやってくれたほうがメッセージの攻撃性は後を引くなと。
にしても、作品の中にセックスを想起させるシーンがあるんだけど、「やってるなー」という言葉がなんだか今っぽいし、生々しさがないのが良いって言うか、ポツドールとかそういう方向のリアリティってもうちょっと自分は食傷気味だったので、「ほんわかHな気持ち」になるというのは新しくて良い。
ラスト前の雑談みたいなシーンとかも良いバランス感覚でやってる。
ラストシーンについては、他の皆様がちゃんと書いてくださっているので、そちらを参照してください。
僕は「にやり」でした(笑)
愛の続き/その他短編

愛の続き/その他短編

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2008/01/17 (木) ~ 2008/01/21 (月)公演終了

オードブル(再編集版)
いろいろ盛りだくさんで現代的なプロデュース公演はこうでなくてはいけない。
役者さんはレベルが高くて、個々がパスやらシュートやら出来る方ばかりで安心しつつ観れる。
お客さんは足を運びやすいんだろうな。

さて、本編について。
都合ありましてBしか見れなかったんですが、相変わらずの「言葉の攻撃力」が好感触。というか、パンフとかサイトとかでイントロ出してるのだけれども、Jリーガーの息子が「シュート」って本当にリアルでムカついてよかった。そういう現代性を舞台上に上げるのってとってもパンキッシュだと思うし、それを始まる前から、自宅とか開演前の客席で開示できる「強さ」みたいのを感じた。
「5分だけあげる」とか読みようによっちゃすごいかわいいタイトルなのに、小学生がセックスの話してたり、同じレベルで大人がお金絡めて話してたり、「ポークだめだ」つってマックポーク食わなかったり、我が道を行く、じゃない、わがままな現代人に対する警鐘なのかもこれは(笑)。
「そうじゃないでしょ?だまされんなよ。本質見ようぜ」ってメッセージ。
あひるなんちゃらの根津さんの空虚感というか、ほんとリアルでキャスティングずるいなと思ったのでした。彼は「本質」が見えてたに違いない。

カゴツルベ

カゴツルベ

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2008/01/09 (水) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

空間構成が良かった
空間の構成力はさすが。
キャストの役割分担がきっちりなされていて見やすい。
KAKUTAとは違った意味で一般受けするんだろなと思う。
もう少し登場人物に突っ込んでもよかったんじゃないかなぁ。
ラストシーンは見入ってしまった。

目を見て嘘をつけ

目を見て嘘をつけ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/16 (水)公演終了

良質。
KAKUTA特有の女性っぽさで堅実な印象。
こういう団体がいっぱいあれば小劇場の観劇人口は増えると思う。
個人的にはもう一捻りくらいされるとベタ惚れライン。

スチュワーデスデス

スチュワーデスデス

クロムモリブデン

駅前劇場(東京都)

2007/12/28 (金) ~ 2008/01/08 (火)公演終了

2回目のクロム
当日ギリギリまで悩んで、当日券で行きました。観に行ってよかった。
感想としては、質の良い手品をずっと見ているような感覚。殆ど落ち着かないまま、疾走していく。裏の裏の裏の・・・とひっくり返され続ける展開は秀逸でした。ちゃんと「悪ふざけ」してるのはよいと思います。

手オノをもってあつまれ!

手オノをもってあつまれ!

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2008/01/04 (金) ~ 2008/01/07 (月)公演終了

2008年初観劇
なんだかんだで結構観てるんだけど、ちょっと前までのうっすら暗い感じがなくて少し残念。
舞台が白かったからかな。
舞台美術がきれい。少し過剰なくらいに。
開演前にパンフ読む癖がついちゃってるんで独特の設定には割りと抵抗がなかったです。

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