ふたりが見た景色
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ギャラリーLE DECO(東京都)
2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了
むかしここは沼だった。しろく
劇団八時半
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/03/07 (水) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
うたかたの日々
ヒンドゥー五千回
サンモールスタジオ(東京都)
2007/03/07 (水) ~ 2007/03/13 (火)公演終了
unlock#1
東京デスロック
アトリエ春風舎(東京都)
2007/03/02 (金) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
オモシロイ。
デスロック初見。
個人的には大ヒット。
これはオモシロイ。
久しぶりに『演劇』を楽しめました。
こんな人材を多数抱えてるとは末恐ろしいな、青年団。
青年団の役者も素晴らしい。
多田さん、面白かったです。
プライベート・ジョーク
パラドックス定数
サンモールスタジオ(東京都)
2007/03/01 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了
満足度★★★
分散。
今回は鋭さを内に潜め、いつもの緊張感とは異なった空気、空間を作り出していた。
これも嫌いじゃない・・・が、いつもの集約された「密(蜜)」が分散してしまっていた感は否めない。
役者がいつもに比べると多めなのも要因か?
しかしながら役者はいつも通り良い。
関係性で魅せる、こんな演劇の直球な醍醐味を味わえるのもパラドックスならでは。嬉し。
嘘つきなひだりがわ/プチ公演「蛇がわの女」
東京Ne+wS
OFF OFFシアター(東京都)
2007/02/21 (水) ~ 2007/02/28 (水)公演終了
満足度★★★
安心=満足?
いつものように脚本の構成、演出共にとても分かりやすく上手い。
シッカリと楽しませてくれるし、演劇初心者にはオススメの劇団。
ただ上手く「まとまって」いるが故に突き抜けられない。
安心してみられるけど物足りなさも残った。
尺が短いのも要因の一つか?
惜しい。
アナタノタネワタシノタメ
ホチキス
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2007/02/21 (水) ~ 2007/02/25 (日)公演終了
満足度★★★
ライト。
どうしても物語で楽しんでしまうので、サイドストーリーが4つ出て来た時点で正直ちょっと諦めた。
歌&演奏シーンはカッコ良かったし、もみぢ@劇団上田のピアニカ&みんなでダンスも楽しかった。
個人的に芝居のテンションは嫌いじゃないので、もう少しライトにハッピーだったらもっと好きかも。
江波戸さんちのにぎやかな正月
危婦人
駅前劇場(東京都)
2007/01/06 (土) ~ 2007/01/09 (火)公演終了
モロトフカクテル
タカハ劇団
早稲田大学学生会館(東京都)
2007/02/23 (金) ~ 2007/02/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
・・・脅威。
タカハ劇団、初見。
全体的なクオリティの高さにビビる。
ホントに学生劇団か、こいつら。
ヘタな小劇場観るより、よっぽどこの劇団を観た方がイイ。
脚本の構成力、演出の的確さ、役者の上手さ、レベル高い。
さらに制作体制も強いときた。
作品力で今後着実に動員を延ばしていくだろう。
骨太な若手が現れたもんだ・・・高羽彩、恐るべし。
今後期待して観ていきたい劇団。
不透明な室温
劇団バームクーヘン
タイニイアリス(東京都)
2007/02/08 (木) ~ 2007/02/12 (月)公演終了
笑顔の砦
庭劇団ペニノ
駅前劇場(東京都)
2007/02/22 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了
Nf3 Nf6
パラドックス定数
planB(東京都)
2006/11/30 (木) ~ 2006/12/03 (日)公演終了
恋人たち
ブラジル
王子小劇場(東京都)
2006/11/29 (水) ~ 2006/12/05 (火)公演終了
イノセンスの証明
劇団ひろぽん
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2006/04/22 (土) ~ 2006/04/24 (月)公演終了
深夜旅人
劇団ひろぽん
早稲田大学学生会館(東京都)
2006/09/22 (金) ~ 2006/09/24 (日)公演終了
ロープ
NODA・MAP
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2006/12/05 (火) ~ 2007/01/31 (水)公演終了
反復かつ連続もどき
cassette conte
Kukui Cafe(東京都)
2007/01/20 (土) ~ 2007/01/20 (土)公演終了
満足度★★★★★
48の良い仕事。
劇団バームクーヘン所属の劇作家で小芝居をポッドキャストで配信する『cassette conte』主宰、またtoiの作家としてもおなじみ、柴幸男氏の短篇新作プレビュー『反復かつ連続』を観る@恵比寿。
プレビューのため内容は割愛するが、彼の作品はいつもワクワクさせてくれる発想力に富んでいる。
そして今回。
彼は、昨年toiをやっていた時よりも、その突飛な発想をより確実に具現化する力を付けてきたように感じた。
ミニマムな環境の中(舞台は70cm×70cm)で、表現したいことの核を見失わずこれだけの作品を作り上げた彼の脚本と演出にまずは拍手をおくりたい。
『演劇』において、演出家が自分の求めているものを実現する方法はまず役者との対話である。
その点において、『あ・うん』の呼吸が両者間に成立していた場合、より密に、かつスピーディーな稽古が期待できる。
後に柴氏に聞いたところ、実際の稽古はかなりシビアなものだったようで、演出家と役者との地道な作業の積み重ねが結果に繋がったらしい。
この結果は同業の者として非常に嬉しい事だ。
それに加え、よほど脚本・演出と役者との相性が良かったのだろうと思う。
そう感じさせる程に役者が芝居を乗りこなしていた印象があった。
表記するのを忘れたが、この芝居は女優のひとり芝居である。
演じるはインパラプレパラートの内山ちひろ。
終演後、この芝居は彼女でなければ成立しなかったであろうと強く感じた。
環境が環境なだけに(重ねて言うが、舞台は70cm×70cm。実際に測るとよく分かる。)、非常に芝居の空気が抜けやすい状況の中、最後まで彼女の母性とも言える包容力が空間を包み込んだ芝居は日常の中から垣間見える『やさしさ』に満ちていた。
内山さんの得意技を封印した、との柴氏の言葉通り、彼女の純粋な女優としての魅力を引き出した演出だったように思う。
同時に彼女のポテンシャルの高さがよく分かる芝居であった。
内山ちひろ、今後注目すべき女優である。
総評。
『反復かつ連続』。
正直なところ時間的にギリギリだったので行こうかどうしようか迷っていたが、本当に行ってよかった。
おそらく行かなければ後悔していただろう。
何よりも終演後、柴氏が私に観てもらいたかったと言ってくれた事が本当に嬉しかった。
お酒を呑みながら素敵な芝居を観て仲間と語り合う、そんな贅沢な夜を過ごさせてもらった柴幸男に感謝する。
・・・しまった、真面目に褒めすぎた。
Fabrica[10.0.1]
FABRICA(企画・製作ROBOT)
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/01/20 (土) ~ 2007/01/28 (日)公演終了
満足度★★★
役者だね。
赤坂RED/THEATER、新しく出来た劇場のこけら落とし公演。
お手伝い。
さすがに綺麗な劇場。
少々使いづらい点もあり。
芝居、なかなか面白。
やはり映像的に感じる部分が多々あるも、シッカリと丁寧に作られた芝居で良し。
本と演出の相性が良かったかも。
踊るタンバリン。
役者がナイス。
ムロツヨシさん、やっぱり好き。
とみーさん(a.k.a 富岡晃一郎さん)やラッパ屋の弘中さん、双数姉妹の野口かおるさんはやはり自分の役割をちゃんと分かってる。
おいしいとこもってくし、良い芝居しててグッジョブ。
石原竜也さん、小爆発連発で面白。
モダン水泳団、古山さん、華があって良し。
渡辺裕樹さん、初見だけど彼に持ってかれた。
良い役者満載。
スポットライト
劇団ひろぽん
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2006/12/09 (土) ~ 2006/12/11 (月)公演終了
朧の森に棲む鬼
松竹
新橋演舞場(東京都)
2006/12/29 (金) ~ 2007/01/27 (土)公演終了
満足度★★★
秋山菜津子に尽きる。
秋山菜津子の独壇場。
秋山さんの舞台だ、これは。
ハァ・・・ため息が出るほど強く美しい。
秋山さんばっかり見てた。
素敵な女優さんなー。
阿部サダヲ、動く動く。
昔、新感線のアンケートで阿部さんを出して欲しいと書き続けてた事を思い出した。
染さま、いつも通り。
古ちん、いつも通り。
良くも悪くも。
田山さん、小須田さんはお二人でなくても・・・な役。
もったいないなぁ。
真木よう子、健闘。
綺麗な顔しとる。
新感線、今までより『芝居』を強く出してる感じ。
今までとは少し違うラインでやろうという意思は感じられたけど、残念ながら観終った後の印象は変わらず。
むしろ個人的には殺陣が少なくて消化不良。
僕はもういいや。
あと水の使い方が下手。
必要性を感じなかった。
もう舞台で水使えば良いってもんじゃない。
音響もいつもより抑えめな気が・・・。
衣装は素晴らしい。
つーか・・・客席ほぼスタンディングオベーションてホントかよ!?
分からん、オレには分からん。