じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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ソムリエ

ソムリエ

靖二(せいじ)

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/28 (金) ~ 2011/02/01 (火)公演終了

満足度★★★★

丁寧な作劇に好感
きちんとしたデッサンを重ねて造り上げたように丁寧な作劇に好感を持つ。
また、さりげなく流れるS.E.により舞台となっている書店の外の景色まで見えるような気もする。
さらに最終場では「親子ネタ」+「優霊譚」と好みのパターンの複合にダブルでツボを突かれる。

13人のスピード!

13人のスピード!

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

これまでに観た3作の中でも断トツ
お馴染みの「あの状況」をうまくコメディに仕立てただけでなく「終わっているかどうかは周囲の評価ではなく自分自身が決めるものだ」的な名言も織り込み、さらに装置のアイデアも良く、これまでに観た3作の中でも断トツ。

もう一つのシアター!

もう一つのシアター!

Theatre劇団子

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

全く違和感なし
実在の劇団への取材を元に書かれた小説の少し先の出来事を作家自身の脚本により取材された劇団が上演するというループ構造が独特な上に小説のファンの身から見て全く違和感もない(当然か?)ので、若干無茶な「犯行の動機」には片目をつぶることにする。(笑)

明るい表通りで― On The Sunny Side Of The Street―

明るい表通りで― On The Sunny Side Of The Street―

文月堂

シアタートラム(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

平成の人情噺
昔懐かしい日本家屋を再現した装置の醸し出す雰囲気やオープニングアクト的な「昭和編」の余韻も加わり、現代が舞台ながらそこここに昭和の薫りが漂って、「平成の人情噺」な印象。
また、屋内だが開放感のある装置も前週のミナモザと対照的で、そういう意味でも面白い。

コイツらありき。

コイツらありき。

電動夏子安置システム

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

10周年に相応しい
劇団員のみで演ずる「電」「動」「夏」「子」の文字を冠した短篇集で、脚本は竹田主宰のほか、殿様ランチの板垣雄亮、ホチキスの米山和仁が提供する(あと1編は文字縛り(とモチーフ)のある即興芝居)という豪華版。
その4編以外にも一人芝居や二人芝居が演じられるほか、開場時から生解説付きの過去作品の映像が投射されていたり、本編の合間には団体名命名の再現フィルム(!)も映写されたりと、「10周年記念事業の一環 電動夏子博覧会(仮称)」に相応しく、かつ楽しいイベント。(「(仮称)」というのは当日パンフにも書いてあるのでこれを含めて正式タイトルらしい)
開場時からの親近感あふれる劇団員の対応とトークも好印象。

くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

王子小劇場(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

SFナンセンスコメディ
複数の流れが次第に加速して行き1つにまとまるクライマックスは快感。
また、ロマンティックだったり哲学的だったり、天文学を語ったりなダイアログで鎮めて静かに着地する終わり方も心地良い。

水底の静観者

水底の静観者

猫の会

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

ブンガクの薫り
祖父が作家で他の作家も執筆に使った旅館が舞台という設定だけでなく、静かで落ち着いた雰囲気もあり「文學」の薫りが立ち上るよう。
また、変人(むしろ偏執的?)に思われた編集者・積木が、終盤では一番公正でまともに見えて来るのも面白い。

大戦死遊園

大戦死遊園

サイバー∴サイコロジック

OFF OFFシアター(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

中盤でモタつくのが珠に瑕
設定のおバカさと見せ方のアイデアで見せる序盤と謎解き系のパロディ風の終盤は良いがその合間が平板と言おうか冗長と言おうかなのが珠に疵。
もっと削ぎ落として95分程度に収めればスピード感もあって良かったのではあるまいか?

名を残さぬ者達

名を残さぬ者達

劇団 武士道

シアター風姿花伝(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

殺陣はさすが
有名な人物の秘話路線ではなく無名の剣士達を描いた新機軸。設定にいささか無茶なと
ころはあるが殺陣はさすが。
また、登場人物のうちの2人のポジションに某人気SF系アニメを連想するが、もちろん考え過ぎだろう。(笑)

ONEMAN

ONEMAN

ルドビコ★

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

おバカ+艶笑+トンデモ系
思い切り振り切ったおバカ系に艶笑ネタ(というより下ネタ?)も加えた探偵もの。
基本編的な第1話に始まり、応用編の第2話を経てトンデモ系の最終話に繋ぐという構成が上手く、連続ドラマを模したスタイルも愉快。
劇団K助の金沢主宰(作・演出)ってば、こんな引き出しもお持ちとは。

『Prism』

『Prism』

*rism

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

次第にディープになる構成
童話をモチーフとした4編の短編、原作に近いものから別視点で描いたもの、捻りを加えたもの…と次第にディープになって行く構成と、各書き手の個性が発揮された脚本が面白い。
また、開場時から板付きの出演者たちの写真集から抜け出て来たようなメイク・衣装も楽しい。

東尋坊~命の番人~

東尋坊~命の番人~

CAP企画

テアトルBONBON(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

胸に迫るものあり
東尋坊の自殺防止ボランティアたちを美談にすることもなく、観光協会側を批判するでもなく、ありありと描いて観客の判断に委ねることで胸に迫るものあり。
時として自殺志願者の負のベクトルに引き込まれそうで怖いような部分まであり。

また、黒い紗幕の後ろに東尋坊の突端を作り上げた装置も効果的。

サクラ咲ク、サクラ咲ケ。

サクラ咲ク、サクラ咲ケ。

男気ファンタジスタ

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

今一つ決定打に欠ける憾みあり
バックステージ系にタイムスリップ(?)な要素も加えた「ハイブリッド」作品。
共に好きなネタなのでちょこちょこツボを突かれるも今一つ決定打に欠ける憾みが無きにしも非ず。

リビング★デッド

リビング★デッド

劇団BOOGIE★WOOGIE

イマジンスタジオ(東京都)

2011/01/23 (日) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

「第三期BOOGIE★WOOGIE」の幕開け?
初期のベタな笑いと「身近な人物がゾンビ化したら?」なドラマ性の融合は「第三期BOOGIE★WOOGIE」の幕開けか。
ただ、濃い笑いの部分は初期のノリを知っているかどうかで評価が分かれるかも?

煮詰る頃

煮詰る頃

演劇チーム 渋谷ハチ公前

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2011/01/22 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

終盤は圧巻
大きなダイニングテーブルを中心に大人数で食事をする人々(血縁のある者もいるが「擬似家族」な印象)2組(装置左右の階段の向きを変えることで区別)を交互に描いて、初見であった前作『ストックホルム』と比べて題材、手法ともオーソドックスでマイルド、むしろ平板とも思える展開でありながら、終盤がスゴい。
実は一方の流れでの少年(子役が演ずる)がもう一方での中心人物であり、しかもそれを明かす方法も上手い。
それまで直接のつながりが全く見えなかった2つの流れが結合して、ある人物のそれまでの行動や考え方などがストンと腑に落ちるなど、一気に「大きなナニカ」が浮上して来る感じ。
以前流行った裸眼立体視でコツがつかめた瞬間にワケのわからないドットだけの2枚のCGから立体像が浮き上がって来た時と同質の感動に近いか。
前作では観終わっての帰路で感じた「言葉にし難い感動」が今回はここで。

一方、そこに至るまでがかなり長く、関連性が見えないだけに冗長に感じられてしまう難もアリ。
それまでが長ければ長いほどインパクトが大きくなるかもしれないが、全体で135分というのはちょっと。せいぜい2時間程度に収めて欲しかった。

なお、Confetti の888円のチケット、最初に遅れて申し込んだ時には手遅れだったものの、別日程で再度出す旨返信を下さった(GETTIシステムではなくメールでの申込みだったのだ)だけでなく、なにかとご配慮を頂いたスタッフさんにも大きな感謝!

アウトロ

アウトロ

ハチビットプラネット

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ハンドルさばきが見事
着想とテンポの良さ、それに傍系の挿話とどう繋がるのか?という謎で惹きつけるユーモラスな前半からスリルとサスペンスが加わる後半を経て、任侠系の「散りの美学」かと思わせて最終的にはハッピーエンドに導くハンドルさばきが見事。
多少強引な部分もあるが、その後の展開やテンポの良さで「逃げ切って」しまう(爆)ところも巧み。

また、舞台後方下手の黒い壁の一部に張った紗幕で別の場所を見せる手法はよくあるが、終盤でそれを映画のスクリーンとして使う(もちろん劇中映画のシーンは映像でなく生の演技)のも上手い。

さらに過去の2作ほどあからさまではないものの「山や電柱を「動かせ!」と言ったベテラン」など、知っていればピンとくるオマージュ系のネタをひそませているのも○。

いずれにしても、ここまでの3本すべて出来が良く、次回にも十分期待。

絡繰ル糸、焔ノ影(カラクルイト、ホムラノカゲ)

絡繰ル糸、焔ノ影(カラクルイト、ホムラノカゲ)

箱庭コラァル

グッドモーニングララ(東京都)

2011/01/22 (土) ~ 2011/01/22 (土)公演終了

満足度★★★★

「赤月夜」エピソード0?
曲の合間にそれを奏でる人形の一人語りが挿し挟まれる「赤月夜ノ演奏会」シリーズと配分が逆で一人芝居の中に曲が入るスタイルで、曲も変奏により何度か登場する劇伴的な使い方。「赤月夜」の人形たちの裏ストーリー的な内容も上手い。

しかし終盤のイイ場面でのパッヘルベルの「カノン」、2日前に観たギグルの『アレルギー』で使われた菓子メーカーの名称をそのメロディに乗せたものが思い出されて頬が緩んでしまったのには困った。こりゃ、まさに「アレルギー性カノン」。(笑)

エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

ミナモザ

シアタートラム(東京都)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

濃密なドラマ
サンモールスタジオでの初演より倍以上広くなったステージを、キャラの濃さで埋めた印象?(笑)
ツイッターで「飛び道具」と称された方々(爆)を筆頭とした個性的な人物たちが織り成すドラマは濃密。
また、舞台上部の2本の梁で閉塞感を出した装置も◎。

『OLと魔王』 ご来場ありがとうございました◎さよなら魔王!また会おう!!

『OLと魔王』 ご来場ありがとうございました◎さよなら魔王!また会おう!!

舞台芸術集団 地下空港

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

歌のないオペレッタ
恋人・ミサオの家で「よろしく過ごした」後、何かに導かれるように守は魔方陣を壁に描き、ミサオが冗談交じりに呪文を唱えた翌日、魔王ルシファーが召喚されてしまう。が、彼は妻であるリヴァイアサンの謀反により魔界を追われており…な物語。
魔王がクーデターで魔界を追われるなんて設定からしてコメディ寄りな一方、使う音楽がチャイコフスキー作品やヒッチコック映画のサントラ(←アフタートークで知った)というオーケストラものなのでクラシカルな雰囲気もあり、「歌のないオペレッタ」な感じ。(そう思っていたらアフタートークでも「オペレッタ」に例えられていた)
また、魔王と会った際のミサオの母・倫子の言葉遊び的勘違いとか、戦車・戦艦・拳銃などをモチーフにした装置(脚に自在ローラーを付けて滑って移動させることができるダイニングセットも)、それに魔界のキャラたちの衣装など、いろんな種類においてセンスが良くて◎。
さらに劇団競泳水着の上野主宰を招いてのアフタートークも楽しい。

アフターサービス【月1WS開催中!】

アフターサービス【月1WS開催中!】

プロデュースユニット四方八方

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/24 (月)公演終了

満足度★★★★

好きなテーマの1つだし…
人が死後、魂となり次に生まれ変わるまでを過ごす「黄泉」には区域ごとに管轄があり、各管轄に「閻魔」を長とする「職員」がいて魂たちをケアする、という設定下の物語、基本的には人情喜劇風。
時にはルールからハミ出そうになってもそれぞれに魂のことを思って行動する職員たちの優しさを中心に描きつつ、自殺の罪深さや「死にきる(=黄泉での生活を全うする=転じて有意義に生きる)」ことの大切さもサラリと織り込んでいるのが巧み。
もともと好きなテーマの1つなこともあり、かなり満足。
また、イキウメの前川主宰を招いてのアフタートークもあっておトクな感じ。

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