じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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二十歳の集い

二十歳の集い

Aga-risk Entertainment

上野ストアハウス(東京都)

2025/01/02 (木) ~ 2025/01/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/01/06 (月) 15:00

【ナイゲン(初演版)を読む会】
2012年の再演以来改稿しながら他劇団によるものも含め上演を重ねている「ナイゲン」の原点である2006年初演版の読み合わせ。
喩えて言えばよく知っている人物の幼少時の写真を見るように「まんまだね/確かに面影があるな/当時のアレは今いずこ?」が随所にありとても楽しい。あるいは「荒野の7人」を観てから「七人の侍」を観た(σ(^-^) の実体験)ように「あの人物(やプロット)がそんな風に(分割されたり統合されたりして)その人物(やプロット)になったのか」と見てとれてこれまた大変楽しい。

アフタートークで冨坂さんが仰った欠点や某演者(笑)発言の「普及版を知っているから美化して見える」な部分も頷けないでもないが、TLで目にした感想に「ナイゲン(普及版)を知らずに観たが面白かった」というのがあり、やはり「普及版を知っているから面白い」のではなく「普及版を知っていればより面白いが、知らなくても(=初見でも)充分面白い」と言えるのではなかろうか?

あと、当日くじ引きで決まった配役が思った以上にハマっていたことや上演中の面々の表情もまた良くて至福の時間を過ごせた♪

二十歳の集い

二十歳の集い

Aga-risk Entertainment

上野ストアハウス(東京都)

2025/01/02 (木) ~ 2025/01/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/01/05 (日) 13:00

何とか二人の人物を会わせないようにしようというコメディの基本パターンから徐々にギアを上げてゆき他の要素も加えてクライマックスを迎える「Go as Operation!!」は作・演出が淺越さんではあるがやはり「アガリスク風味」満載。
続いての「宇宙からの婚約者」はいわば「ウルトラ版ロミオとジュリエット」だが沙翁と較べて悲劇性が高く、終盤の決して交わることのない二人の想いからのラストが切ない。
約5年前の初演も観ていたが、当時よりも切なさが増したと感じたのは演出/演者の違いかこちらの心境の変化によるものか?
ともあれ本作で2025年の観劇をスタートできてホクホク♪

ハッピーバッドエンドロール

ハッピーバッドエンドロール

route.©️

王子小劇場(東京都)

2024/12/25 (水) ~ 2024/12/31 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/28 (土)

28日の13時と18時で両チームを観劇。
不思議の国のアリス/鏡の国のアリスにインスパイアされたファンタジー。
なるほど確かにほぼ原典そのままの場面アリ、残酷さや毒が割増しの部分アリで元ネタを知っているとより楽しい。
そんな中で芋虫とチェシャ猫の「舞台表現」に感服。
また、衣装も凝っていて芝居の魅力をさらに際立たせていたと思う。

ネタバレBOX

そう言えば「何だか不可思議な世界に入り込み、最後には追いかけられるコワさ」というのはいかにも「夢の世界」だなぁ。
re 有害なおばけらしさ

re 有害なおばけらしさ

アプレッシブ × 実弾生活

シアター711(東京都)

2024/12/25 (水) ~ 2024/12/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/27 (金) 15:00

某「おばけ一家」を想起させる姓の親子、母に促されて行った降霊術で娘が呼び出した おばけ は役立たずで……な物語。
基本的には脱力系コメディだが、イマの世相への皮肉や毒が多々含まれるのが独特。
また、呼び出されたおばけが役立たずと判明する場面で「悪魔くん千年王国」で「本当の悪魔は悪魔を呼び出す力を持ったあの少年ではないか?」とヤモリビトが考えたのを想起。
あと、蜘蛛の巣を図案化したようなものを真ん中に据えた舞台美術や衣装も好み。そう言えばあの「おばけと言えば……」なマンガチックなアレも愉快。
開演前の諸注意アナウンスに「スマートウォッチはカバンの中に入れてください」があったのにも好感を持った。

バチェラーママン

バチェラーママン

オイウチケンジ製作委員会

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2024/12/24 (火) ~ 2024/12/25 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/25 (水) 14:00

恒例になりつつある(笑)クリスマスのイベント公演だが、単なる「多彩な作家陣による短編オムニバス」ではなくそれらを1つの大きな流れにまとめる凝った構成にする努力に毎年頭がが下がる。
σ(^-^) が観た25日昼の回は予期せぬトラブルによりオープニング映像の投影ができないというハプニングがあったが、結果として「作者当て」を楽しめてこれはこれでアリ。
ちなみに結果は屋代作品以外ハズレ。「転生したら……」を出演者から目崎作品と誤認したのが敗因か?(笑)
さて、来年も観ることができるのか?観られるならどんな趣向か?今から楽しみ♪

アオハルがやりたくて・青春がやりたくて

アオハルがやりたくて・青春がやりたくて

リブレセン 劇団離風霊船

サンモールスタジオ(東京都)

2024/12/18 (水) ~ 2024/12/25 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/24 (火) 17:00

24日の2本立て公演で再演のアオハル(初演は未見)と新作の青春を一気見。

【アオハルがやりたくて】
引っ込み思案の高校生が電車に偶然乗り合わせた4人の人々と巻き込まれる不可思議な事態。
観ているうちに「異世界転移系」か?と思った(昨年放映のあのドラマも想起)が、無線らしき音声が途切れ途切れに聞こえる場面で先の展開を予期する。
というのは35年前の関東ローカルの深夜ドラマの1エピソード(君塚良一脚本・落合正幸演出)と通ずるものがあったから。
そしてそれは当たらずとも遠からずながらドラマのビターな結末とは異なり主人公の成長(?)を描いており胸をなでおろした。

【青春がやりたくて】
昨年初演だった「アオハル……」と同じ装置を使っての新作書き下ろし。
青春18きっぷで旅に出た壮年夫婦だが車内にいる乗客がことごとく妻がかつて憧れた相手(の今の姿)で……な物語。
その切ない真相を明かすクライマックスへの装置の換装が「これぞ離風霊船」で、かつてスタジオあくとれで四畳半の部屋が回転したこと(1999年「四畳半床之下」)など懐かしく思い出した。

ネタバレBOX

アオハルで思い出したのは「世にも奇妙な物語」の前身である「奇妙な出来事」第10話の「待合室」
地震によって地下の喫茶店に閉じ込められた人々が一人、また一人と減ってゆき……な物語。
「祝みぃ子.mp4」

「祝みぃ子.mp4」

人間嫌い

駅前劇場(東京都)

2024/12/18 (水) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/22 (日) 17:00

交際10年目で同棲もしている相手との結婚披露宴のサプライズに高校時代の再現映像(タイトルはこのファイル名)を撮る元・高校映画部の同期5人とその周囲の人たちを描いた物語。
序盤は微笑ましいが次第にあれこれダークに転じ「記憶の美化」をさらに突き詰めた「記憶の捏造」のカラクリ(?)まで言及するのは深く、記憶があやふやになりがちな我が身と照らし合わせて納得したりしなかったり(笑)。
また、その内容から過去場面も(過去再現映像撮影場面も含めて)差し挟まれるが、場面転移(?)の仕方、観客への気付かせ方などの巧みなことは奇しくもこの直前に観た劇団癖者「やさしい夜のはなし」と双璧をなす。

やさしい夜のはなし

やさしい夜のはなし

劇団癖者

劇場MOMO(東京都)

2024/12/19 (木) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/22 (日) 13:00

引き籠っている主人公の身を案じ、かつてのオタ活仲間、職場の同僚、大学時代の後輩に元カレや謎の男までが訪ねて偶然に居合わせた一夜の物語。
タイトルの通りやさしい結末を迎えるが、それは主人公の人柄/人徳によるものでは?と思い、そしてそれは「一人劇団ながら10年続けることができたのは支えてくれたたくさんの人のおかげ(終演後あいさつより)」とする下城主宰自身が反映されているのではないかと思った。
あと、随時過去場面もあるが、その差し挟み方と言うか転移の仕方、観客への気付かせ方も巧い。
今後のさらなる飛躍に期待

誰も知らぬ赤い靴は葉桜と魔笛を待つ

誰も知らぬ赤い靴は葉桜と魔笛を待つ

あさがお企画

イズモギャラリー(東京都)

2024/12/01 (日) ~ 2024/12/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/01 (日) 15:00

太宰治の短編リーディングと楽園王の長堀主宰による二人芝居というアナログレコードのA面・B面のような二部構成の75分。
太宰の短編は朗読かと思いきや場所を移動したりソロからデュオになったり変化するのが面白い。
「赤い靴」はコワい話という記憶のみ(確認したら5年前の楽園王公演で観ていた)だったが観ながら次第に記憶が蘇り、その感覚と共に愉しむ。
なお全編を通じて演出のオフィス再生・高木主宰による音楽/S.E.も良かった。

12人の怒れるひとびと!

12人の怒れるひとびと!

OuBaiTo-Ri

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2024/12/18 (水) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/12/21 (土) 13:00

吉成3号はあのガタイ・風貌ゆえ今までで一番威圧感があり、6号から「次にやったら俺が相手だ」と凄まれて尻尾を巻くのに違和感があったが、あれは「弱い犬ほどよく吠える」の典型で相手が本気で怒っているのを察して本来の「弱さ」が出たのではないか?と帰路に気付いた。
いやホント、ここの3号はいろんなタイプがあるなぁ。
また、前日に楽園王「授業」で自分の思い込みから教授の言うことを理解できない/理解しようとしない生徒を観ており、両者に通ずるモノがあるような気がしたりも。
ところで「陪審員制度のある日本」という設定は良いとして、見取図が何で英語表記なの?と oubaitori企画版4回目にして気付く。あれは「鉄道」「寝室」の方が良いのでは?(笑)

イヨネスコ『授業』

イヨネスコ『授業』

楽園王

サブテレニアン(東京都)

2024/12/17 (火) ~ 2024/12/21 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/20 (金) 19:30

長堀版「授業」は通算4度目。8年ぶりの「久堂教授」は迫力、というより不気味さ(笑)が増して緊張の60分……ではあるが内容を知っているだけに頬が弛んだりも。
で、「算術」の部分、単純な引き算で語っているが、あれは自説を信じて相手の言うことを分かろうとしない不毛さ(?)を皮肉っているのではないか?とも思った。
次はどの団体のどんな授業を観ることになるのだろう?

色彩組曲 ~七人の息子と灰色夜想曲~

色彩組曲 ~七人の息子と灰色夜想曲~

X-QUEST

王子小劇場(東京都)

2024/12/18 (水) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/20 (金) 14:00

ギャグ、言葉遊び、アクションの三位一体で見せる亡き母への息子たちの追悼の意。
いろんな要素/エピソードを重ねてから母の回想(?)で締めるのが巧い。
なお、観ながら14年前にTHEATER1010 ミニシアターで観た記憶が蘇った。(トオイメ)

荒野に咲け

荒野に咲け

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2024/12/15 (日) ~ 2024/12/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/12/17 (火) 14:00

崩壊した家族と彼らをなんとか支えようとする親族たちの現代劇。
(以下ネタバレbox へ)

ネタバレBOX

普段の悲劇は時を隔てているのでどこか他人事のように感ずるが本作は現代なのでかなり身に染みてハード。ラストに救いがあってよかった……。
また、いつもの「客席まで張り出した」装置ではなく極めてシンプルな中で進むが、ひまわりを使った演出部分に「桟敷童子らしさ」が凝縮されていたように感じた。(ラストのアレはもちろんだが(笑))
十二人の怒れる男

十二人の怒れる男

日本の劇団

駅前劇場(東京都)

2024/12/11 (水) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/15 (日) 13:00

4日前に観た清水邦夫「楽屋」同様、古典落語の如く何度観ても観る度に楽しめる傑作戯曲。内容を熟知しているだけに序盤ではどの人がどの役か推測したり、話が進むと「来るぞ来るぞ……キターーーッ」とワクワクしたり存分に楽しむ。
あと、版が複数あるというこの戯曲、夏に観たものにはなかった「短時間でバカと賢いを繰り返す矛盾」に関する台詞や他作品で引用されることもある「あの少年は貴方の息子さんではありません」があった一方「今は皆さんが私を説得する流れでは?」がなかったのは意外。

グッドルーザー ウィンウィン!

グッドルーザー ウィンウィン!

江古田ぐるぐる

アルネ543(東京都)

2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/14 (土) 18:30

とある事情で離島に逃避した元プロボウラーが地元企業の大規模ボウリング大会の助っ人を頼まれ……という出だしから変形スポーツものかと思いきや、八百長ネタから大会に絡む不正をめぐるサスペンスに転じ、まさかの結末に至る「予測不能フィクション」、面白かった。
あと、「北風と太陽」や「ピラティス」に関する「そっちじゃないだろ!」なボケも巧みで好き♪

あなたの名前に願いをこめて

あなたの名前に願いをこめて

<火遊び>

GALLERY LIPP(東京都)

2024/12/14 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/14 (土) 13:00

「名優による文学作品朗読カセット(古いな)」のように聞こえたりもする4編(ソロ、デュオ各2編)の短編朗読劇。

ネタバレBOX

3編目の「夫婦箸」は夫不在の夜に妻が食事をするさまだが妙に艶っぽい、どころか官能的に感じられるのが不思議で面白い。
また、2編目の「レスパ!(後略)」は今様「往復書簡朗読劇」だが、SNSの匿名性を皮肉ったオチが楽しい。
『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』

『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』

あやめ十八番

澤田写真館(東京都文京区本郷4-39-9)(東京都)

2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/12/13 (金) 14:00

観るのは通算7回目となるこの作品、日本で一番上演された戯曲(伝聞)だけに演出、演者、会場の違いによって毎回異なる面白さがあるのは噺家によって味わいが異なる古典落語の如し。
今回は戯曲冒頭の「鏡のささやき」に吉田能さんが曲をつけた主題歌(?)のコーラスとともに演者が2階からの階段を下りてきて始まる演出から惹きつけられる。
また、女優A・Bのメイク/衣装(なのか?)や階段の上を舞台袖に見立てたことも楽しく、吉田さんのピアノ/ボンゴ/キーボードの生音もいかにもあやめ十八番らしく、まさしくSNSのハッシュタグ通り「#あやめ楽屋」!

クリス、いってきマス!!!

クリス、いってきマス!!!

梅棒

サンシャイン劇場(東京都)

2024/12/01 (日) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/12 (木) 14:00

既成曲に当て振りをして物語を紡ぐスタイル、初期には1曲だけや何曲か組み合わせた短編だったのが長編化してきた頃から8年ぶりに観たがファンタジックな物語にしても使用曲の歌詞の取り込み方にしても大幅に進化していてとても嬉しい。
また、かつて観ていた頃のキャラクターを保ちつつパワーアップしたメンバーに加えて説明不要の生駒ちゃん、オニシスター/鬼頭はるかこと志田こはくの出演にしても800席を超えるサンシャイン劇場での公演にしても「大きく羽ばたいた」感じて感無量。

病室

病室

劇団普通

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2024/12/06 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/11 (水) 14:00

時として口論などもあるが基本的にはありふれた日常会話なのに2時間超を見せてしまうのは何故?と予てから思っていたがこの回のアフタートークゲストの本谷有希子さんの「リズムや間合い、重なり方などが音楽のような会話」という指摘で「あ、それだ!」と氷解。
アフタートークではほかに石黒さんが親戚の会話を文字起こしして解析(?)していることなども披露され、「石黒戯曲」の秘密を垣間見たようで興味深かった。
終演後に「あの特徴的な茨城訛りを日常的に使っている方はどう見えるのだろう?」と思ったが、3年前の再演時に「標準語版を見たいような見たくないような」との感想を綴っており、発想が一緒。(笑)
ちなみに上演時間は初演が130分弱、再演が125分、今回が135分。

12人の怒れるひとびと!

12人の怒れるひとびと!

OuBaiTo-Ri

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2024/12/18 (水) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/12/18 (水) 14:30

OuBaiTo-Ri 版も3度目となるが毎回出演者/配役が異なり別の味がある。そして今回は特に6号と7号が印象的。(詳細はネタバレboxへ)
「十二人の怒れる男」を知らなければ当然楽しめるし、存じている方も男女混成に潤色したことで「あの役をこの役者が!?」と驚くもちゃんと辻褄を合わせる脚本の妙や先を知っているからこその役者の演技に注目したりで楽しめると思う。オススメ!

ネタバレBOX

今までに(16回)観た6号は基本的に物静かで優しい人物像だったので3号と対峙した時の恫喝じみた言葉に違和感があったが今回は納得(笑)。
また、今までの7号は「ヤな奴」ではあったがそれ止まりだったのに対して今回は発言の度に憎たらしく、こんなの初めて!
そして9号は「11人での2度目の採決」前後の演技が(毎度ながら)白眉。
あと、8号があのナイフを出した後のストップモーション的な演出にノーマン・ジュイソン監督「ジーザス・クライスト・スーパースター」(1973年) の「最後の晩餐」場面を想起。構図こそ違うが「場面の印象」がソックリ。

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