ハンダラの観たい！クチコミ一覧

期待度♪♪♪♪

　さて、この夜も月は綺麗なようだが、どちらに転ぶか？　それが問題だ。

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　ヒトが神と崇める者に実体が在るとすれば、それは他の星や宇宙に実在する知的生命体であろう。我等ヒト等より遥かに優れた知的能力を持ち、我等原始的生命には奇跡としか思えないことや文明を持ち、それを我らの眼前で見せつけた時、ヒトは彼らか彼女らかは分からぬが、その知的生命体を神と名付けた。その可能性はある。何れにせよ、現在我々の知る所では、我々の宇宙は膨張の果てに絶対零度に限りなく近づき総ての活力を失って死に体となって終わると考えられている。それは１万年などという短いスケールではないものの、そして物質が存在し続けるとして、具体的にどのような状態にあり、物質とはどのように定義し得る「もの」と考えられるのか？　単に状態に過ぎないのか？　単なる状態であるなら、それは、何のどのような次元に於ける状態なのか等々分からないことだらけで疑問は尽きないが、宇宙は我々のイマジネーションをその極大に於いて刺激する、今作も自由な発想が面白い。

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　作・演も担当するアサノ氏が初めて挑むジャンルだが、氏の舞台に対する態度は常に極めて真摯で高く評価している。演技も素晴らしいし。一度、アブラクサスの舞台を観たことがある者なら、きっとこの劇団のファンになるであろう劇団の一つだ。今作にも無論、期待している。倉は元倉庫だったから、天井たっぱも高いし芝居小屋としては好きな小屋の一つだが、この猛暑の折、劇団関係者総ての方々のご健康を祈る。

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　どん詰まりになると本音が出るのは人情、そこからが本番だ。さて狂言回しである作家は、どう組み立ててくるか？　それを演出、演技でどう魅せてくれるか？

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　アリテイに言ってしまえば天使も悪魔も無論神も総て人間が拵えた概念に過ぎないから中心に人間が座るのは当たり前だが、人間はこの無限の宇宙の只中に在ることの寂しさに恐怖している。それで様々な幻影を編み出した。その結末は究極的には消滅しかない。まあ、夏の暑い時期だしそこまでホントのことは書くまいが。このような現実をどう誑かしてくれるか、楽しみ。

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　電信柱と待つというコンセプト、別役さん的でもあり、ベケット的でもある。出会えるか否かの問題より、更に深い人の間の虚が描かれると面白いが。

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　発想自体はレイモン・クノーの「イカロスの飛行」に似ているが。どんな展開をみせてくれるか？

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　流石に力のある劇団、着眼点が良い。タイトルも内容に即しており、このテーマなら実社会を鏡の如く映すは必定。今更、言う迄も無いが人類学者のエマニュエル・トッドがソ連崩壊を予測・的中させた時に用いた尺度の一つがこの問題に関わっていた。

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　内容は不明だが、完全という以上、神のような絶対か数学的・物理学的絶対を措定していなければなるまい。一番分かり易いのは、一神教の神とヒトとの関係に於ける原罪の規定だが、どこにこのタイトルの根拠を置くのか程度のことは説明しておいて欲しい。大層なタイトルな訳だし、少なくともドストエフスキーをパロっているつもりなのだろうから。

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　喜劇劇団と銘打ってあっても、血沸き肉踊りそうなタイトル。実際、バトルは基本的に勝たなきゃ生き残れない。それが現実なだけにこれは拝見したい！

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　男子或は男性に対する恋はヘテロ女子の宿痾だろう。説明を読んでみるとセンチから抜けられないでいるようだ。かつて山崎ハコというシンガーソングライターが居て小さな体で本当に力いっぱい歌う姿勢と、その歌詞の或る意味切り落とすような拒絶の持つ痛々しさがセンチメンタリズムを越えた切なさや渇きを感じさせて多くの男性ファンも居た方である。彼女の生歌を偶々聞くチャンスがあって聴いたのだが、矢張り自分がそれまで彼女のファン宅で聴いて感じていたものを裏切らなかった。ここまで来ないと飛べないんではにゃいか？　このことを確かめる為にも拝見したい。

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　説明を読んで声を出して笑ってしまった。発想が良い！　政府に総てが管理されているであろうその時代に盗む物が何かにも興味が湧く。自由を詰めたカプセルかも知れないし、革命の成就するカプセルかも知れない。或はにゃこに飼われる自由を享受する。だったりしても良いにゃ、にゃ～～～～～～。

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　随分活躍の場も広がり成長を遂げたようだが、その姿を拝見したい。

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　説明を読むと脚本が非常に優れていることが分かる。
まして、原爆の絡む話。避けて通れない。

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　結核が労咳と呼ばれていた頃、罹れば不治の病と言われた。体力を何とか保つ為に可能な者達の家系では罹患者を空気も住環境も良い所へ転地療養させた。而も患者は栄養豊富な物を食べさせられて死の恐怖の中にある。死を前にした豊かな栄養を摂る者が目指したものが激しい恋であったとの話を聞いたことがあるが、若い感性がこのような限界状況を如何に感じ、表現するか実地に拝見したい。

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　原作者が去年の春頃実際に罹患した体験が齎した怒りをベースに書かれているらしい。日本とも関連していそうなので拝見したい。

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　プークは子供の頃から大好きな人形劇団、その創作は極めて優れており、本の内容、人形操作のみならず背景やシチュエイションの描き方、演出や照明・音響等効果も実に優れている。ぜひ拝見したい。

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　留学先では、例え同じ東洋系と姿を観て判断しても、初対面なら留学先の言葉で話して当たり前である。可能性としてその方が通じる場合が多いからである。ヤクザとなれば、それなりに目つきや風体、物腰で大方の察しはついたものだが、今のヤクザはそういうタイプばかりでもないからリアルな面でも気付かないケースは在り得よう。何れにしても英語圏で英語禁止のシチュエイションが面白い。

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　手紙とは含蓄の深い通信法である。所謂書簡体小説も18世紀フランスの文壇に華を咲かせた。無論、中にはモンテスキューの「ペルシャ人からの手紙」のような辛口の作品もあるが、尼僧マリアンナの恋文とされた「ポルトガル文」（現在では仏貴族の創作とされているが）は、リルケによるドイツ語訳でも有名である。

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　何だか面白そうだ。