期待度♪♪♪♪♪
ヒトが神と崇める者に実体が在るとすれば、それは他の星や宇宙に実在する知的生命体であろう。我等ヒト等より遥かに優れた知的能力を持ち、我等原始的生命には奇跡としか思えないことや文明を持ち、それを我らの眼前で見せつけた時、ヒトは彼らか彼女らかは分からぬが、その知的生命体を神と名付けた。その可能性はある。何れにせよ、現在我々の知る所では、我々の宇宙は膨張の果てに絶対零度に限りなく近づき総ての活力を失って死に体となって終わると考えられている。それは1万年などという短いスケールではないものの、そして物質が存在し続けるとして、具体的にどのような状態にあり、物質とはどのように定義し得る「もの」と考えられるのか? 単に状態に過ぎないのか? 単なる状態であるなら、それは、何のどのような次元に於ける状態なのか等々分からないことだらけで疑問は尽きないが、宇宙は我々のイマジネーションをその極大に於いて刺激する、今作も自由な発想が面白い。