自爆!
祭りの準備
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2013/09/03 (火) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
どんな自爆?
中東では、アメリカやイスラエルの圧政を背景にした自爆が絶えないだけに、タイトルからだけでも観てみたい。日本人の自爆らしいが、爆弾を使ったそれでもなさそうな。でも、閉塞感でみたら、ありそうな。何れにせよ、興味をそそるタイトルだ。
夜明けに、月の手触りを
mizhen
北品川フリースペース楽間(東京都)
2013/10/17 (木) ~ 2013/10/20 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
30歳
男にとっても30歳というのは、区切りであった。社会経験も積み、仕事も覚え、いつまでも人に使われているのか? との思いや社会的責任の自覚、己が生きてゆくのだ、という覚悟等々。独立の芽も含めてあれこれ動いていた時期であった。自分は、子供好きなので、こんなアホな植民地で子を持つような未来のない選択をしなかったが、何れにせよ、子供は可愛い。女性であれば、子を産むか否かは、当に実存的命題だろう。真摯に向き合っている姿が気持ちよい。ぜひ、拝見したい。
こあじ vol.1
aji 2021年活動終了
新宿眼科画廊(東京都)
2013/09/21 (土) ~ 2013/09/21 (土)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
味な公演
利賀演劇祭といい、フランス遊学といい、懐妊といい、良いことづくめで何よりです。なんとはなしに良い感じの文章に惹かれて、拝見したく思っています。子供OKの回というのも、新宿眼科画廊としては、珍しいので、こちらに伺おうと考えています。何れにせよ、楽しみな公演。
nora(s)
shelf
アトリエ春風舎(東京都)
2013/10/25 (金) ~ 2013/10/31 (木)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
企画の面白さ
今、必要とされる視点だろう。実際、東アジアから、ウエスタンをどう見るか、という観点こそ、植民地から脱却する道の一つであるはず。文化的には、当然追及しなければならない課題である。作品の選定も的確、しかも、春風舎でshelfが演るということであれば、是非、拝見したい。
煙草の害について
劇団東京乾電池
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2013/09/14 (土) ~ 2013/09/15 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
柄本さんの 間
チェホフも好きなのでなるべく観ることにしているが、柄本さん独特の間で、演じるペーソスあふれるこの作品、いやがうえにも期待は高まる。
読書劇 テロならできるぜ
オフィス再生
秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)
2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
革命への憧憬
知廉てのは、やはりロマンチストなんじゃないかと思う。だから行き詰った。8階から飛び降りたのは、やはりそういうことではないのか? 革命が起きるのには、それなりの条件が必要だ。だが、日本で革命が起きたことは、実際にはないだろう。まあ、小規模テロくらいなら、起こせるだろうが、それが、体制転覆、権力奪取、完全に別次元の権力による統治への移行ということにはなるまい。理由の一半は他で書いたので、ここでは書かない。一水会とは縁のある男だったので、その辺りの興味はある。
虎と。狼と。
多少婦人
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/09/03 (火) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
前門の後門はワンセットで音もダチ
てなわけで、虎と狼はオトモダチなの? 腹を減らしてなけりゃ、両方とも、人間ほど恐れることはないにゃ。世界で最も残虐な生き物は即ち、我々、ヒト自身だからにゃ。日本狼は、とっくの昔に絶滅したし、世界中の虎も風前の灯。他の生き物だって、ヒトの前に出れば可愛いもの。対抗できるのは、ウィルスとか、細菌、黴なんじゃないかな? 尤も、ウィルスは生物という概念には含まれないけれど。
宇宙の旅、セミが鳴いて
梅パン
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2013/08/29 (木) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
設定が滑稽だが
武器を、民衆が持っていないこの植民地で、ましてメディア・リテラシーを持つ者も殆ど存在せず、ホントに何かを具体化できるような人物をスポイルしてしまうような、こんな「国」でクーデターなど起こるわけが無い。まして、現在、相続は基本的にはかなりの平等が実現しており、命賭けで体制を変えようなどというインセンティブは生まれようがない。SFでも馬鹿馬鹿しさが先に立ちそうだが、その滑稽を楽しみたい。
真田風雲録
もんもちプロジェクト
荒川区ムーブ町屋 ムーブホール(東京都)
2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
戦国きっての武将
群雄割拠の戦国には、実に興味深い武将が、数多く居た。信長、秀吉、家康、信玄、謙信、元就、道三、正宗、兼続、有名な武将をざっとあげただけでも、すぐこれくらいは上がる。その筆頭にしたいのが、真田である。六文銭の旗印のいわれについては、余りに有名だから今更言わない。他方、血を絶やさぬ為には、徳川にも仕え、見事、幕末まで生き抜き、真田家文書は、1603年の江戸幕府成立から1868年の幕府滅亡まで、昼夜を分かたず、監視体制をとり、守り抜いている。戦陣における大活躍は、これも今更言うまでも無い。自分の友人に、真田家の重臣を先祖に持つ者があるが、優秀である。流石、真田に関わりのある者の末裔と感心することが多いのだ。臣下の末裔でこれであるから、真田家の血を引く者は尚更だろうと愚考する次第だ。何れにせよ、自分にとっての英雄とは、真田父子である。父子に仕え、大手柄を挙げた
家臣たちにも、無論、賛美を惜しまない。
モスクワ・モスキート
ウラダイコク
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
日程きつー
見たいのだが、日程的にきつー。それにしても、革命を起こした国ってのは、音楽で市民的な物を補っているようだにゃ。亡くなった(ハッキリ言えば殺された)鄧 麗君が、何故世界で最も多くのファンを持っていたかと言えば、文化革命で、反動とされ、削除されて使えなくなっていた恋に纏わる表現を文革以降の世代は彼女の歌の歌詞から学んだからだと言う。麗君の日本での名は、テレサ・テン。肋骨レコードもロシア革命からスターリンの圧政を経て、民衆が求めた何かを表現していたのではないか?
かっぽれ!〜夏〜
green flowers
あうるすぽっと(東京都)
2013/09/06 (金) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
芸
極める場合、芸は遊びであり得るのか? 結構、根本的な問題である。天才と言われる人々の殆どは半端でない努力家であるし、ホントに好きなことなら、遊びながら芸を磨くということもあるだろうが、う~~~む。難問、下駄を空に蹴ってみて、天気を占うとするか。えへ!
犬、だれる
劇団HOBO
サンモールスタジオ(東京都)
2013/09/10 (火) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
刺青
刺青入れると、体、だるくなるっていう話を聞いたことがある。肝臓に悪影響を与えるとか、皮膚のかなり深い部分まで傷つけるので、皮膚呼吸を疎外するとか。まあ、それでも、昔、命懸けで仕事をしていた火消しや、命のやり取りが仕事のギャングなどが、刺青を入れたのは、他の者・物に変異することで超常的な力にあやかろうという、本能に近い欲求からだったろうが、現在、この「国」で普通に生きている限り、そんな欲求を感じることは多くないだろう。但し、精神的な閉塞感は大変なものなので(植民地化されているわけだから、当然なのだが)そこから逃れようとしているというのなら理解できる。何れにせよ、カッタルイ憂き世ではある。
アナログスイッチ④『火を吹くのはやめた』【満員御礼!ありがとうございました!】
アナログスイッチ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/08/30 (金) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
子 ゴジラ
描かれているのは、どうやら子供のゴジラ。初代ゴジラは、核の影響を受け、古代の恐竜が突然変異を起こして人類にが居を与える怪獣として蘇ったとして、反核を主張した映画である。この時、ゴジラを葬ったのはオキシゲンデストロイヤー。東京湾の海底深くで、ゴジラは、死んだ、と一応されて、映画は終わっている。
で、この絵が、子 ゴジラなのだとすれば、放射能で、何代か前のゴジラはメルトダウンを起こし、爆発した映像を思い出す方もあるだろう。当然のことながら、F1メルトダウン、メルトスル-が、これに重なる。
一方、この「国」の政治屋と資本屋は、再稼働、原発推進(非公然核保有、潜在的核戦力保有)に躍起である。
この人間の愚かさを気づかす為に、ゴジラが、警告として放射能の炎を吹くのを止めたのだと捉えられそうだ。子ゴジラのメッセージに耳を貸したい。
燕のいる駅
Theatre☆Company ゆみねこ企画
遊空間がざびぃ(東京都)
2013/08/29 (木) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
春よ行くな【15日(日)18:30に追加公演決定!!!】
悪い芝居
駅前劇場(東京都)
2013/09/11 (水) ~ 2013/09/17 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
気になる劇団、気になる説明
自分の書いた叙事詩に似たタイトルのものがあって、ちょっと驚いてしまった。700行を超える作品になった。そのうち、作品交換しませう。
怪し会〜陸6
タンバリンステージ
もっとい不動 密蔵院(東京都)
2013/08/22 (木) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
寺
寺院が好きである。建築の佇まいと庭の風情、聖別された空間としての空気、歴史の重み等々、落ち着く要素が多いのである。今まで、数々の寺院を散策してきたが、今回は、怪談。益々楽しそうではないか。
桜の森の満開の下
東京演劇アンサンブル
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
狂
生きていて最も充実しているのが、恐らくは狂だろう。意味なんぞの向こう側、詩と死とが重なりあい裏が表に、表が裏にいつしか変わるメビウの環のように、永遠が実る時空。我々は、それを恐れながら、同時に憧れるのだ。そこにこそ、遠い始原の混沌があるから。
たけくらべ=TK Club
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/08/29 (木)公演終了
期待度♪♪♪♪
ずれ
これまで2作拝見したが、原作の持っている雰囲気とのずれを感じるばかりであった。いっそpのこと、今回は、堀口 大學の”月下の一群”の持つ雰囲気を狙ってみては如何だろうか?
棒になった男
笛井事務所
明石スタジオ(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
公房
不条理という意味では、日本で最も良くその言葉を体現した作家ではないかと思う。理Ⅲを出てだから、「他人の顔」などでは、当時の医学的知識が遺憾なく発揮されているわけだし、不条理と訳されたabsurditéは、無論、馬鹿げたこと程度の意味でもあるから、其処を含めて人口に膾炙することが望ましかった言葉である。公房は、その辺りのことは当然理解していた、と考えられる。無論、インテリが、古典を読む場合などにギリシャの神々が人に与える罰をして、不合理と判断する場合も当然のことながら、このフランス語の原意には含まれている。自分が、気に喰わないのは、日本で不条理という漢語に訳された結果、変に重い、主体が、情況に納得できないようなケースばかりを指して用いられる傾向が強いと感じるからである。馬鹿げたことなのだ。だから、不合理なのである。その辺りの論理をメンタリティーの坩堝に押し込めて、論じ得る、と感じる感性そのものがおかしい。日本の根本的な問題である。そこを、公房の思惑を超えて描けるか否か、そもそも、自分の指摘した程度のことについて気付いた上で、上演しようとしているのか否か、先ずは、お手並み拝見。
DOOR
ザ・モンキーフライ・プロジェクト
Livetheater間~まほろ~(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
期待度♪♪♪
窓より大きい
夢を見るだけなら窓で足りるし、想像力世界を総て射程に収めることができるので、この方が、表現としては発展的だが、何故、ドアーを選ぶのか? この時点で身体性そのものの問題になろう。霊的存在を前提にしない限り、リアルな世界の選択をしたということになるだろうが、内容説明で内容はさっぱり分からない。余り論理的でない頭脳が捻る世界とは、どれほどのものになるのか、きちんと把握しておきたい。