熱の華
セカイアジ
OFF OFFシアター(東京都)
2012/02/18 (土) ~ 2012/02/22 (水)公演終了
満足度★★★
私の・・・
私のほうに原因があるのですが、時間軸について行けず、頭の中で整理しているうちに置いて行かれた感。すみません。
舞台も素敵ですし、役者さんも良かったです。
70年代の雰囲気は出ていました。学生闘争とかヒッピーとかフラワーチルドレンとか。
(以下ネタバレ)
ワンダース・インベーダー
ジャイアント・キリング
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/02/17 (金) ~ 2012/02/21 (火)公演終了
満足度★★★★
気楽に見たら楽しい芝居
でも、真面目にみたら憤るかもしれません。
台詞で説明する部分が多かったので、そこがちょっとダレました。
役者の皆さんにはとても好感をもてました。
開演が5分遅れたことを終演のあいさつで謝られましたが、5分遅れはデフォだと最近は思っていたので、ちょっと感激しました。
で、☆一つプラス。
こうして二人は幸せになりました、とさ
MacGuffins
上野ストアハウス(東京都)
2012/02/17 (金) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★
うーん
正直、脚本も役者も舞台美術(映像のみ)も、全てがイマヒトツ・・・の印象を受けました。
あまり心動かされませんでした。
しかし、泣いている人もいたので、私の感性の問題とも思えます。
役者さんたちの熱演は伝わってきました。
しかし大声、オーバーアクション、変顔、変ポーズは要らないんじゃないかな。本題の泣かせる話だけだったら、もっとすんなり見られたかも、です。
すみません。ありがとうございました。
A-K change Ga jammer
カカフカカ企画
劇場MOMO(東京都)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
2回目
2回目もやっぱり面白かったです。
前日声が枯れていた「演出する男」、なんと声が出ていました。
すごいなあ、あれだけ枯れていたのに治せるものなのか。
おかげで細かい突っ込みも聞き逃がすことなく、思いっきり笑ってきました。
そして、意外だったのが、ここに来て見たら私以外の書き込みの星の数が少ないこと(笑)
なんか昔、『すごいよマサルさん』が面白い!と周りに勧め回ったところ、一部の友人から「ごめん、わからなかった」と返されたことを思いだしました。
まあ、笑いのツボって人それぞれですからね、そういう意味では、私のツボとこの脚本家の高山銀平さんのツボは、かなりあっているのかもしれません。
それで、気になる人にも唐突に登録してみたのですが、そうするとますますこの書き込みが「知り合いのヤラセ」みたいに見えちゃうかなとよけいな心配もしています。
ほんと面白かったですよ。
最後のgdgd感も嫌いじゃないです。
A-K change Ga jammer
カカフカカ企画
劇場MOMO(東京都)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
ものすごく笑いました
最初は小ネタをつなげたコント中心のお芝居なのかと思っていましたら、ちゃんと後からつながって、しっかりしたひとつのお芝居になっていました。
4Dの謎もわかりました(笑)
ベタなギャグもたくさんあったのですが、陳腐にも下品にもならなかったのは、ひとえに演出と役者さんが上手かったからでしょう。
本当にたくさん笑わせていただきました。
最近で一番というくらい笑いました。
ありがとうございました。
バックギャモン・プレイヤード
カムヰヤッセン
吉祥寺シアター(東京都)
2012/02/09 (木) ~ 2012/02/13 (月)公演終了
満足度★★★
考えることがたくさん
あまりにたくさんのことが詰め込まれていて、正直、消化不良。
役者さんの熱演は素晴らしいと思うのですが、その演技に熱がこもればこもるほど、私の熱は引いて行きました。すみません。
その理由は、次々に起きる出来事やそれに対する舞台上の人々の対応に、微妙に違和感を覚えたからだと思います。
そのため登場人物の誰にも共感できないまま、重苦しいものを飲みこんだような感じでラストまで来ました。
自分勝手な人、責任を取らない人、愚かな人、賢い人、知ったかぶりだけの人、いろいろたくさん見せられました。
確かに今の社会での「あまり知りたくないこと、でも知った以上は考えないといけないこと」の課題はたくさんありました。
ありすぎたのが、残念でした。
Re:FT【劇団5454旗揚げ公演2012年8月!!】
プロデュースユニット四方八方
ザ・ポケット(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しい
面白かったです。
死後の世界、生まれ変わりのシステムを題材にした話というと浅田次郎先生の「椿山課長の七日間」が最高だと思っているのですが、こちらもかなり楽しめました。
こういう死後の世界なら、死んでもそんなに辛くないかな(笑)
お芝居は、会話がしゃれててテンポが良くって、終盤まで飽きさせない。本にセンスがありますね。
その台詞を言う役者陣は、こなれた人もいれば、ちょっと厳しい人まで(失敬)イロイロ。
ちょっと多すぎかなってくらい役者さんたちが出られていました。
最初の役者紹介(オープニングタイトル的な)時間は必要あるのかなと、少し疑問。後ろの方から見ると名前も読めないし、読めたとしても覚えられない。
役者紹介してるんだろうなーと思いつつ観ていましたが、なんとなく劇団の自己満足的な時間にも見受けられました。すみません。そういう感想もあったということで。
今回の「Re:FT」は先に上演された「アフターサービス」の続編らしいですが、初見の私にも違和感なくわかりやすく見ることができました。
ありがとうございました。
バロックオペラ『プラテー』
キョードー東京
渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/09 (木)公演終了
満足度★★★★
オペラとバレエと古楽器のコラボ
武井基治さんと唐澤まゆ子さんの歌声を堪能して来ました。
日本初演とのことで、初めて観たストーリーでしたが、あまりにプラテーが可哀想。プラテーが「醜い」沼の女王という設定なので、男性が女装して演じるようですが、武井基治さんのプラテーがとても可愛らしくて、醜くも傲慢でもなかったので、よけいにストーリーに納得がいきませんでした。
ルイ15世の王太子ルイとスペイン王女マリー・テレーズの結婚式で初演されたオペラだそうです。神々が自分たち貴族で、プラテーが下民だと思ってみたら笑えるのかもしれませんが、今の感覚じゃ笑えません。
そりゃもう革命も起きるはずだよ。
まあ、オペラってだいたいそうなんですが(笑)
ストーリーはともかく、歌も音楽も衣装も大満足でした。
バレエは、残念ながら、発表会レベルでした。
仮名手本吉原恋心中
東方守護-EAST GUARDIAN-
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2012/02/03 (金) ~ 2012/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★
素敵でした
椿烏丸さんの菊之介が観たくて、この日17時の回を取ったのですが、何故か初日以外は全て烏丸さんが初花を演じる扇組に変わっていました。
初日に何かアクシデントでもあったのでしょうか?ちょっと残念でした。
しかしながら、お芝居でのロミオ菊之助があまりにヘタレだったため、初花烏丸さんでよかったのかなとも思いました。
終演後、私が「それにしても菊之介があんまりだ(←思慮が浅くて軟弱で、的な意味)」と文句を言うと、一緒に見ていた友人が「でもまあ、心中物(上方歌舞伎)の男はだいたいあんなだよ」と言いました。
たしかに。
着物にブーツ、私は賛成派です(笑)
衣装も髪型も「銀魂」風でかっこよかったです。
ミニレビューでようやく烏丸さんの男装を観られましたが、あまりに短くてビックリしました。
15分の休憩を待って、7分のショーというのはあんまりです。
でも、やっていただいてよかったです。
二月大歌舞伎
松竹
新橋演舞場(東京都)
2012/02/02 (木) ~ 2012/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日昼の部
六代目勘九郎、襲名公演行ってきました。
初日だったから、ハプニングが続出。
鳴神で坊主のひとりがトンボに失敗して鼻血まみれのまま芝居を続けたり、土蜘蛛の糸が信じられないほどに絡まったり。
けれども、勘九郎は立派でした。同じ代の若手の中でも頭一つ抜きんでた印象です。
土蜘蛛では大幹部の太郎冠者次郎冠者がごちそうでした。
仁左衛門さんの次郎冠者なんて、こういう場で無いとみられませんからね。
その仁左衛門さんの河内山、よかったです。
河内山というと吉右衛門さんの印象がつよいのですが、仁左衛門さんも素敵でした。
仁左衛門さんの口から「江戸っ子は気が短いんでぇっ」とか言われると、新鮮(笑)
終演時間が、初日だから10分押してしまって、16時10分でした。
その後、16時30分に開けられたのかなと心配です。
しかし、通常でも30分しか間がないんですよね。めいっぱいやっていただいてありがたいです。
某花形が2時間くらいしかやらなかったのを思い出しました。
こんなにも
クレネリ ZERO FACTORY
シアター711(東京都)
2012/02/01 (水) ~ 2012/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★
期待以上
プレビュー公演を見ました。
初めに謝りますと、チラシのイラストから勝手に、女の子っぽいおセンチ(←死語)なお話を想像しておりました。
最初の場面で「やっぱり甘ったるい男女の話ね」と思ったら・・・・・・違った!
そこから息詰まる展開で、女性陣の狂気孕んだ演技には圧倒されました。
色々な場面で「女性が書いた芝居だな」と感じました。
正直、それほど期待していなかった(チラシのイメージで)のが、逆に幸いしたのか、すごく惹きこまれました。面白かったです。
ありがとうございました。
下谷万年町物語
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★
宗教画を見た感じ
30年前の初演の時は、確かに伝説になったのだと思う。
今見ると古いというか・・・・・・少なくとも、新鮮味はなかったです。
本水、あれだけバシャバシャとやる意味があるのだろうか。まん中より後ろで見ると、なんだかヤケクソのように見えました。
それでも、ところどころ息を飲むほど美しい場面があり、ありがたい宗教画を見たような気持ちになりました。
宮沢りえさん、かわいかったけれど、できたらもっと宝塚トップスターのような華とキレが欲しかったです。歌もダンスもいま一つ。残念でした。
まあ、あれ毎日やってたら、体力もたせるだけでも大変ですよね。
観る方も、座ってるだけなのに疲れたもの(笑)
火葬
らくだ工務店
OFF OFFシアター(東京都)
2012/01/25 (水) ~ 2012/02/15 (水)公演終了
満足度★★★★★
面白い
教職が聖職だと信じている人は、もういないかもしれない。
それでもやっぱり「先生」はフツーの職とは違うと思う。
ここに出て来る7人の教師は、いずれもフツーだったりフツー以下だったり、とにかく人間らしい。究極の状態に追い込まれて、次々剥がれていく化けの皮。身勝手な主義主張。
たびたびイラッとしたんだけれど、この芝居のテーマってそこじゃなかった。
ずっと「先生」の話だと思って見ていたのが、最後の最後に覆された。
帰りの電車で、もう一度芝居の冒頭からを脳内再生したのだけれど「その事実」を踏まえたら、鳥肌が立った。
ホラーだ。面白い。
愛と平和。【ご来場ありがとうございました!!】
バジリコFバジオ
駅前劇場(東京都)
2012/01/19 (木) ~ 2012/01/23 (月)公演終了
満足度★★★★
初「バジリコFバジオ」でした
人形と人間の役者の融合(ちょっとちがうか?)と聞いて、ものすごく期待して行きましたら、まさに人形がちゃんと役者として存在していました!!
面白かったです。楽しかったです。
しかし、観終わって、ストーリーを思いだそうとしたらなんかよくわからないというか(笑)
本当に、日曜の朝のスーパーヒーロータイム「楽しかったよ」的な内容でした。そんな中で、あかりさんの言った言葉だけが心に残りました。
「見上げるものがあるっていうのは、下を向くよりいいんじゃないか」
帰り道、月を探して見上げました。雨だったけど。
お姉さん役の浅野千鶴さんの声、すごく魅力的ですね。
偽善太郎さんの植田祥平さんは、個人的にすごく気になりました。
木下実香さん、あかりの役も素敵でしたが、人形を作っているのも木下さんと聞いて、ビックリ、惚れました。西荻窪の展示会、絶対行きます。
青春漂流記
劇団鹿殺し
紀伊國屋ホール(東京都)
2012/01/19 (木) ~ 2012/01/29 (日)公演終了
満足度★★★★
初「鹿殺し」
初見で、楽しみにしていきました。とてもよかったです。
ダンス、アクション、家族の絆、人情話とてんこ盛りでしたが、すべてに昭和の香りがしました(笑)
私の年代だとど真ん中なので、いちいち全部が楽しかったです。
高田聖子さんの男前ぶりは素敵でした。
芝居と全然関係ないのですが、菜月チョビさんのシルエットが他人とは思えない、というかまんま自分かと思いました。すごい親近感です。
また見に行かせていただきます。
見た場所が端だったからか、ちょっと音響が悪く大事な台詞が聞き取れなかったところがあり、それが残念でした。
あと、ラストがちょっとだけ弱かった気がしたので☆1つ減らしました。
壽初春大歌舞伎
松竹
大阪松竹座(大阪府)
2012/01/02 (月) ~ 2012/01/26 (木)公演終了
満足度★★★★
思いの外夜の部が楽しめた
せっかく大阪まで行くので、昼夜通しで見ましたが、意外にも(ワタシ的に)、夜の部がよかったです。
楽しみにしていた昼の部の関戸は、先月の平成中村座の勘太郎と菊之助の方がよかった。←あくまでワタシ的に。
そして夜の部は、通し狂言、海老蔵五役。
海老蔵丈ひとりで大活躍でした。
たまに手を抜いているっぽいところもありましたが。
五役はそれぞれ一長一短(というか一長三短くらい?・笑)でしたが、いろいろと面白かったです。
その辺の個々の感想は、長くなるのでネタバレで。
「押忍!!ふんどし部!」再演
キューブ
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
貴重なものを
見させていただきました。
おばさんには眩し過ぎた白フン。
羽鳥三兄弟の長男、君沢ユウキくんがフツーに好みでした。
あの笑顔が良いですね。これからちょっと気にして見ます。
そしてその羽鳥兄弟の末っ子が、無性に気になりました。加藤諒くん。
いえ、イケメンじゃないんですよ。しかも毛深くって、ふんどし姿になったときにすね毛とかがものすごいんですよ。あれ、若い女の子に見せていいのかと老婆心ながら(老婆ながら)気にすることしきり。
でもね、なんか気になる加藤諒くん。最後のカーテンコールとか、彼しか見てなかった(笑)
かわいいんだか不細工なんだかよくわからない、パグやフレンチブルドック見る感じ。←誉め言葉。
踊りも歌も、みんなそんなに上手ではなかったけれど(失敬)、若者のパワーをいただきました。たくさん笑ったし、よかったです。
ガッツザセレソン
東京セレソンデラックス
シアターサンモール(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/09 (月)公演終了
満足度★★★
最後は感動的でした
東京セレソンDXは初見でしたが、永田恵悟さんの引退公演ということで、普段の演劇とは違う感じでした。
前説からなんだかゆるい感じで、最初の「解散記者会見」ではすごく内輪ネタで盛り上がっているので、初見の私にはツライかしらと不安になりましたが、DJ役の広澤草さんの優しい声を聞いているうちに次第に惹きこまれ、最後はそれなりに感動しました。
ラジオで流れた曲が、どれも懐かしい感じで良かったです。
「MY LIFE」と「決意の楽屋」を並べて観ると役者を続けるのって大変なんだなと思わされました。
寿歌(ほぎうた)
シス・カンパニー
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2012/01/05 (木) ~ 2012/02/02 (木)公演終了
満足度★★★★★
レトロな漫画的に楽しんできました
堤真一さんと橋本じゅんさんのファンで、戸田恵梨香さんに全く期待をしていなかったのですが、意外にも戸田恵梨香さんが魅力的でした。
男性二人は言うに及ばす。
80分という短い芝居でしたが満足です。
終演後、胸に残るものがありました。
吐くほどに眠る
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
イメージが違っていましたが
説明文から想像していたのは、もっと表面的にはしたたかで強い女性だったので、なおちゃんがごく普通の女性だったのが意外でした。
だからこそ、悲劇が際立つのかもしれません。
残念ながら、なおちゃんに共感ができなかったのですが・・・・・・