万博設計「駱駝の骨壷」
作品紹介
— 今まで生きてきて『まさか』がこんなにも続く日はなかった —
大阪市内、ミナミの繁華街から少し離れた賃貸マンションの一室に夫妻は住んでいる。
その部屋で生まれた子供を「らくだ」と名付ける。夫妻はらくだが好きだから。
名付けられた子供の思いはいかに。
夫妻はその部屋から1歩も出る事なく、某有名通販サイトで「骨壷」をポチり。届いた。
私達はもう、この部屋から出なくても産まれて、生きて、死んでいける。
あと何が足りないかを、探す旅。
1年ぶりの万博設計新作本公演は、万博設計では馴染みになりつつある福井千夏、そして千田訓子。
旗揚げ公演以来の登場となるDanieLonely、加藤智之。
そして今回初の試みとして、東京、文学座より鈴木亜希子をお招きしました。
「大阪」を舞台に落語「らくだ」を下敷きにした、現代的密室劇。
ですが、今回は大阪だけには留まらず、札幌にも密室持って行きます。