実演鑑賞

光藍社

他劇場あり:

2009/11/28 (土) ~ 2009/12/09 (水) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://www.koransha.com/opera/led_opera2009/index.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
チャイコフスキーとプッチーニ、愛と慟哭の2大名作オペラ。
胸に迫る「真実の愛」の姿!

 91年の初来日公演以来96年からは2年おきに来日して、その重厚で圧倒的な名舞台で多くの人に感銘を与えているレニングラード国立歌劇場オペラの2009年11月~12月の来日公演が決定した。演目はチャイコ...

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公演詳細

期間 2009/11/28 (土) ~ 2009/12/09 (水)
出演 レニングラード国立歌劇場
作曲 ジャコモ・プッチーニ
演出
料金(1枚あたり) 4,000円 ~ 18,000円
公式/劇場サイト

http://www.koransha.com/opera/led_opera2009/index.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
説明 チャイコフスキーとプッチーニ、愛と慟哭の2大名作オペラ。
胸に迫る「真実の愛」の姿!

 91年の初来日公演以来96年からは2年おきに来日して、その重厚で圧倒的な名舞台で多くの人に感銘を与えているレニングラード国立歌劇場オペラの2009年11月~12月の来日公演が決定した。演目はチャイコフスキーの傑作『エフゲニー・オネーギン』とプッチーニの名作『トスカ』。どちらも美しいメロディーがふんだんに溢れる中、運命のいたずらに翻弄される主人公の心理を丹念に描いた傑作オペラ作品だ。

【プーシキンの傑作が原作。悲しい愛のすれ違い—『エフゲニー・オネーギン』】

  『エフゲニー・オネーギン』は文豪プーシキンの小説を原作としたオペラで、舞台は1820年頃のペテルスブルク(現在のサンクトペテルブルク)。つまり、この歌劇場の「ご当地オペラ」というわけだ。

  もの静かで奥手の姉と、何事にも積極的な妹。自由思想を持った若いインテリ貴族と、詩人である友人。この二組の男女が物語の綾をつくっていく。姉タチアナは青年エフゲニー・オネーギンを見た瞬間、胸が高鳴る。生まれて初めての恋。厭世的な気持ちでいるオネーギンはつれない。舞踏会で妹のオリガの相手をして、仲のいいところを見せつけてしまう始末。しかし、オリガは友人で詩人のレンスキーの婚約者だった。嫉妬にかられたレンスキーはオネーギンに決闘を申し込み、銃弾に倒れてしまう。思いがけず友を死に至らしめた苦痛を味わうオネーギン。

  時は過ぎ、再び巡り会うタチアナとオネーギン。タチアナは公爵夫人になっていた。「あの少女がこんなにも美しく……」。オネーギンは後悔するが、すでに遅かった。

  典型的な愛のすれ違いメロドラマだが、チャイコフスキーは哀愁を帯びた旋律で、香り高い芸術作品をはかなくも詩的なオペラに仕上げている。叙情性溢れるロシアならではの名舞台を、是非見ておきたい!

【美しい歌姫と正義感溢れる若者による波乱に満ちたメロドラマ—『トスカ』】

  一方、こちらは強い気持ちでつながれている恋人同士の若い画家と歌姫トスカ。時はナポレオン時代の1800年6月、ローマ。脱獄してきた友人を画家がかくまう第1幕冒頭から早くも波乱の予感だ。脱獄囚を追ってきた警視総監は追求のベテランで、幾重にも罠をしかけていく。参考人として捕えられ拷問を受ける画家、彼を助けたいトスカ。助けたいのなら一夜を共にと迫る警視総監。トスカは、とっさの判断で魔の手から逃れるのだが、警視総監は更なる騙しの手口を仕掛けていた……。

 ドラマティックな場面と甘美な愛のメロディーがプッチーニの名旋律で描かれ、舞台は陶酔と緊迫の連続で目が離せない。「妙なる調和」「歌に生き恋いに生き」「星も光りぬ」など全編、名アリアの宝庫。これほどに音楽とドラマとが見事に一致しているオペラも他に例がない。

 プッチーニの名旋律とドラマティックな作品内容にどっぷりと浸って酔いしれるのは、このオペラならではの贅沢の極み。劇的な作品の心理的な側面を見事に描き、絶賛されたこの劇場の「トスカ」を楽しみたい!
その他注意事項
スタッフ 全3幕 日本語字幕付き(イタリア語上演)
作曲:ジャコモ・プッチーニ
台本:ルイージ・イッリカ、ジュゼッペ・ジャコーザ

指揮:ピョートル・フェラネツ(予定)
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
合唱:レニングラード国立歌劇場合唱団

[情報提供] 2009/03/26 12:00 by CoRich案内人

[最終更新] 2009/12/08 23:53 by CoRich案内人

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