期間 |
2020/10/17 (土) ~ 2020/10/17 (土)
|
劇場 |
奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 能楽ホール
|
出演 |
市川海老蔵、片山九郎右衛門、他 |
脚本 |
|
演出 |
|
料金(1枚あたり) |
6,000円 ~ 8,000円
【発売日】2020/09/25
S席(1回目 14:00 / 2回目 17:00) : 8,000円(税込) A席(1回目 14:00 / 2回目 17:00) : 6,000円(税込)
|
公式/劇場サイト |
https://www.sap-co.jp/events/ebzo-nara/
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
|
タイムテーブル |
2020年10月17日(土) 1回目 開場13:30/開演14:00 2回目 開場16:30/開演17:00 ※公演時間は全編1時間10分を予定しております。 |
説明 |
▶︎演目紹介 素謡「神歌」(かみうた) 能の謡に囃子を入れずに謡うこと素謡(すうたい)と呼びます。最も簡略ではありながら謡の魅力に焦点を当てた上演形式です。
能「翁」を謡のみで上演するのがこの「神歌」ですが、「翁」は能にして能にあらずなどとも形容される神能の特別な演目です。演劇的な物語はなく、天下泰平・国土安穏への祈りを表現する神事としての儀式演目となっています。威儀を正し、舞台披きや年頭に謡うことにより祝福の祈祷とする一曲です。
素踊り「三番叟」(さんばそう) 能「翁」を舞踊化したもので、「翁」とともにめでたい席で上演されることの多い演目です。能同様に儀式的なものとして尊重されていますが、歌舞伎舞踊では三番叟のもつ滑稽味や動きの面白さに重点が置かれています。これが人気を得て、三番叟物と呼ばれる作品が数多く作られました。翁の舞が天下泰平を祈るのに対し、三番叟の舞は力強い足拍子で地固めをし、鈴を持って種まきを表して、五穀豊穣を寿ぎ豊作を祈ります。
スペシャルトーク 一調「安宅」(あたか) 能「安宅」は歌舞伎「勧進帳」の原作となった傑作です。 平家討伐に大功績をあげながら、兄・頼朝と不仲となった義経は、弁慶など腹心の家臣とともに山伏の一行に身を変えて都落ちし、藤原秀衡を頼るべく、奥州を目指して旅を続けていました。途中、安宅の関で関守富樫某に止められますが、弁慶の咄嗟の機転によって間に合わせの巻物をあたかも本物の勧進帳のように朗々と読み上げ、辛くもその場を逃れる逸話を描いています。 一調(いっちょう)の囃子は、常とは変わって一段と技巧を凝らしたものとなり、謡も囃子の演奏を生かすように謡います。
素踊り「延年之舞」(えんねんのまい) 日本の芸能における‘延年’というのは、そもそも平安時代中頃から室町時代にかけて寺院の法会の後に僧侶や稚児によって演じられた芸能のことを指し、そこで行われていた舞を「延年之舞」と呼びました。
〽旅の衣は篠懸の旅の衣は篠懸の
露けき袖やしをるらん
という長唄の唄い出しで有名な「勧進帳」の中で、やっとのことで関を通った一行の前に富樫が追って来て、非礼を詫び、酒宴となります。弁慶は、富樫の罠かと疑いながら、座興に「延年之舞」を舞い、心を許さずに暇を告げ、一行は陸奥へ落ち延びていきます。 |
その他注意事項 |
|
スタッフ |
|
素謡「神歌」(かみうた)
能の謡に囃子を入れずに謡うこと素謡(すうたい)と呼びます。最も簡略ではありながら謡の魅力に焦点を当てた上演形式です。
能「翁」を謡のみで上演するのがこの「神歌」ですが、「翁」は能にして能にあらずなどとも形容される神能の特別な演目です。演劇的な物...
もっと読む