ヒリヒリするほど美しく語りかけてくる「聖母マリアの祈り vsprs」 アラン・プラテルはヨーロッパの伝統文化の中から新しい「21世紀の舞踊文化」をつくりあげた。アメリカで幼児教育を学び、社会悪にさらされる人たちの更生に携わり、その意識形態や動きなどから現代の悲しみ、恐怖や死についてのニューダンス・シアターの舞台芸術を創造。20年前から数々の作品を発表しつづけ、その功績は現代芸術の「メジャー・スター」(NYタイムズ)と称讃されている。今回上演の新作は「精神の病いと身体表現の関係が強調され ― 崇高なバロック音楽が流れるのを聞いていると不安な現代の風景のなかに光明が見えてくるような気がする」(朝日新聞 Around the World)と日本でも評判が高まっている。 多国籍のダンサーたち全員で振付けることを基本にしているプラテルは、そのとき、その時代の「人々を分かつもの、結びつけるものは何か」を問いかける。 アラン・プラテルはピナ・バウシュにつづく先鋭であり、国際社会が平和と安定の方向を見出せない状況にあるとき、その苦しみや苦しみのかたちをヒリヒリするほど美しく語りかけてくるこの「聖母マリアの祈り」は必見の舞台!!
アラン・プラテルはヨーロッパの伝統文化の中から新しい「21世紀の舞踊文化」をつくりあげた。アメリカで幼児教育を学び、社会悪にさらされる人たちの更生に携わり、その意識形態や動きなどから現代の悲しみ、恐怖や死についてのニューダ...
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