演劇倶楽部『座』第22回公演
切なく狂おしい愛と相克の輪舞
実演鑑賞
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/01/20 (火) ~ 2009/01/25 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://za01.com/stage.html
期間 | 2009/01/20 (火) ~ 2009/01/25 (日) |
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劇場 | 東京芸術劇場 シアターイースト |
出演 | 他、壤晴彦、内山森彦(コスモプロジェクト)、真船道朗(客演)、中野壽年(客演)、高山春夫 |
脚本 | 泉鏡花 |
演出 | 壤晴彦 |
料金(1枚あたり) |
6,000円 ~ 6,000円 【発売日】2008/11/23 前売当日共・全席自由 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 月の夜、桑名に着いたふたりの老人、能役者の恩地源三郎と小鼓師辺見秀之進が湊屋という宿へ向かう時、車の音にまじって博多節を唄う声が響いた。声の主は叔父源三郎に勘当され門附に落ちぶれた恩地喜多八である。うどん屋で喜多八はその勘当の顛末を按摩相手に物語る。三年前、もと按摩で芸におごった謡の師匠宗山を懲らしめたため、宗山は「七代まで流儀に祟る」と書いて憤死したのだった。いっぽう湊屋の二老人の前には芸のできぬ芸者がいた。宗山の娘お三重である。唯一できるという娘の「海人」の舞に源三郎らは甥の手を見た。娘は仔細を語る。父なき後、鳥羽の廓に売られ冷たい海の巌の上で「こいしこいし」と泣いたこと、古市で芸者になった後、三味線ひとつできぬお三重に門附が鼓ヶ嶽の裾の雑木林で舞を教えてくれたこと。「舞も、あの、さす手も、ひく手も、ただ背後から背中を抱いて下さいますと、私の身体が、舞いました。」語り終えた娘はふたりの鼓と謡でふたたび舞を舞う。その響きに誘われて宿の外、謡を唱和する喜多八と、喜多八に引き敷かれるように蹲る形なきものの影。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 作=泉鏡花 構成・演出=壤晴彦 振付=林千枝 音楽=中村明一(尺八) 美術=大田創 照明=塚本悟(A.S.G) 音響=SCアライアンス 舞台監督=加藤事務所 ほか 出演=壤晴彦/内山森彦(コスモプロジェクト)/真船道朗(客演)/中野壽年(客演)/高山春夫/高野力哉/相沢まどか/佐藤光生/秦和子/五十野睦子/西田優美/前田恵美子/忌部祥/今野圭子/田中カヲル ほか |
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