公演情報
「キネマと恋人」の観てきた！クチコミ一覧
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思春期に映画に救われた者としては冒頭から落涙。たわいない幸せを共有する瞬間の儚さ、尊さにまた涙。初演と違う印象だったのは、妻夫木聡さん演じる俳優の最後の場面。作り手と観客は作品を介し、離れていても共にあるのだ。初演感想→http://shinobutakano.com/2016/11/22/3721/
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満足度★★★★
廣い客層が楽しめるファンタジーだ。
トラムの再演だが、初演はチケットが手に入らなかった。今回は広い世田パブ。幸いいい席が手に入って、ケラならではのエンタティンメントを３時間半楽しんだ。
ストーリーを取っているのはウッディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」、東海岸の田舎町の話を日本の離れ島の街に移した。べたの東北弁にしているが、想定される規模の島の街が思いつかない。時代もどうやら戦前らしい。架空のファンタジーである設定は強調されている。映画では主演のミア・ファロー(絶品の名演)を追ったストーリーになっているが、こちらは、緒川たまきと、ともさかりえの姉妹を軸にしている。時間もほぼ倍になっていて，原映画のエピソードは殆ど取り入れられているが、見事な換骨奪胎で、ケラならではの舞台作品になっている。日本は映画も演劇も、能・歌舞伎がありながらこういう世界は苦手なのだ。
何よりいいところは、映画の作中人物の脇役俳優が上映中の映画を抜け出して、映画が生きがいの貧しいファンの前に現れるという荒唐無稽の話を、花も実もあるエンタテイメントに仕上げたことで、こういう作品はなかなか現れない。ケラのステージングのうまさはいまさら言うまでもないが、それを支える美術(二村周作)、衣装(伊藤佐智子。色使いは中間色が多く、洒落ていて品がいい)、音楽の編曲、振付(小野寺修二)、みな気合いが入っていて完成度が高い。
映像の中とナマの芝居のつなぎも、いかにもアナログ風なのが却って効果を上げていて面白い。上田大樹らしい劇場映像だ。
俳優は、ケラの芝居の常連が多く出演していて、世界を作っていく。緒川たまきは、ガラとしては都会的だが、長い手足を生かして東北弁のセリフをしゃべっていると、この芝居ならではのキャラクターの味わいが出てくる。ミア・ファローとは違う女優の魅力だ。そこがファンタジーの不思議さでもある。妻夫木聡は、難しい役どころを軽々とやっている。この軽々と見えるというところがこの芝居のキモで、うまい。ともさかりえはしっかり脇を固めて最後のシーンで見せる。ここで原作からケラが動かした狙いも見えてくるのだが、そこまで引き絞っている深謀は見上げたものだ。それぞれのキャラが面白いのがケラの芝居で、今回も遺憾なくその特色が発揮されている。いささか迷いが見えたのは三上市郎の暴君的な亭主くらいだ。
幅広い観客が入って、満席。これでS席￥７，８００は最近の料金では超格安だろう。公共劇場の最近のヒットである。 -
満足度★★★★
才人ケラのセンスと、結集した映像、振り付け、音楽、美術のスタッフと、俳優のアンサンブルが見事に結晶した名舞台。単に演劇という枠をはみ出して、総合芸術というべきもの。歌劇を改革して、楽劇をつくったワーグナーを思い浮かべた。ウディ・アレンの映画を下敷きに、大きくはみ出さず、オリジナルで達成したのでない点で、1点減点した
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満足度★★★★
鑑賞日2019/06/13 (木) 18:30
2016年にトラムで初演されたものの再演だが、初演は観てない。ケラの映画への愛着が微笑ましく感じ取れる好作品である。ウッディ・アレンの「カイロの紫のバラ」という映画へのオマージュということだが、その映画は観てない。映画がサイレントからトーキーへと変わりつつある時期、とある島を舞台に、映画が生き甲斐のハルコ(緒川たまき)の喜びと哀しみを描く。ヒモのような亭主をもつハルコにとっては、島で唯一の映画館で映画を観るときだけが心休まる時間だが、ある日、いつも通り映画を観ていると、映画の中から登場人物の寅蔵が抜け出して来て…、というストーリー。無理矢理な設定とも思えるが、さまざまな出来事が起こり、それぞれに筋は通っている。だが、最後は切なく終わるけれど、何故？という疑問はちょっと残るなぁ(^_^;)。休憩込み３時間２５分は、さすがに長過ぎる。
しのぶ（3216）
ALF0707（1728）
加藤（127）
zoe-fukuoka（1323）
はみ～にょ（1090）
旗森（714）
Takashi Kitamura（753）
jokerman（1309）
チャンムツ（19）
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『キネマと恋人』再演が大千穐楽を迎えたことだし、流山児★事務所の『キネマと怪人』も再演してくれないかなぁ（『阿部定の犬』も。佐藤信さんによる喜劇昭和の世界三部作のうち最後だけしか観てないので）。
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」→阿佐ヶ谷スパイダース「桜姫」→前川知大「終わりのない」…今年の後半は村岡希美さんの追っかけみたいになりそうだ…（苦笑）。 https://t.co/UHrKdCrbV8
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」再演、10月にWOWOWで放送 https://t.co/951xTyQwro WOWOW様ｧｯｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧこれだからWOWOW様課金やめられないんだよ～～～～～～～～～～ありがとうあり… https://t.co/prya80c9tg
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」再演、10月にWOWOWで放送。昨日7月28日に千秋楽を迎えた「キネマと恋人」再演版が、10月にWOWOWで放送される。 https://t.co/XU7F9PpzWn https://t.co/7gVIYzTyaq
5年以上前
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キネマと恋人再演国内ツアー終了お疲れ様でした！！何度観ても発見がある、楽しい舞台でした。好きな役者さんが出てるとか関係なく、純粋に舞台として面白い。学生時代に出会っていたら演劇に興味を持つきっかけになるような、そんなどストレートに全年齢楽しめる舞台でした。再再演は、無いかな？笑
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」を観劇 白眉だったのは、場面転換でのセットの移動。 一般的な芝居では、いわゆる黒子が存在感を消して行われる舞台の転換。この芝居では転換そのものをエンターテイメントに仕立て上げている。（膝行の動きには思わず目を見張った！）
5年以上前
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今日は地元でKERA・MAP「キネマと恋人」を観劇。再演だし評判は耳にしてはいたが、あまり事前情報を得ず観劇。すごく楽しくてほっこりするステキな舞台でした!!妻夫木くんも緒川さんも可愛かった😊始まる前にはロビーで物販をするケラさん… https://t.co/tOVtpgYuZf
5年以上前
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いろいろ胸塞ぐことの多い毎日ですが、幸せな観劇を思い返しながらやり過ごします。 KERA MAP 『キネマと恋人』と、シス・カンパニー『恋のヴェネチア狂騒曲』 緒川たまきさんと池谷のぶえさんのキュートさってば♥
5年以上前
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昨日は盛岡へ。なんと２週連続の盛岡。初めて訪れた盛岡劇場にて、KERA・MAP「キネマと恋人」を観劇。嗚呼、北東北でKERA演劇に触れられる喜びよ……！「キートンの探偵学入門」から始まる例によって3時間越えの愛らしい物語を、演出・… https://t.co/0t6WZmo6LZ
5年以上前
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KERA・MAP『キネマと恋人』盛岡公演初日。本日は13時と18時開演。 御来場お待ちしております。 本日も開場時に私、物販コーナーでソロアルバムを直売りする予定であります。買ってくれると自動的に喜びます。
5年以上前
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台本・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ、主演緒川たまき・妻夫木聡の「キネマと恋人」再演、すごくよかったです 今まで映像でしか観たことのなかったケラさんの舞台を初めて観に行けて嬉しかった https://t.co/roRspFTMev
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」を観ました。娯楽に助けられた自身の思い出がフラッシュバックし、それが今まさに起こってることに涙してしまった。洗練された空間美、すばらしかった。 #kop観劇部員
5年以上前
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今日は、 世田谷パブリックシアター＋KERA ・MAP『キネマと恋人』を観ます♪ 初演は、シアタードラムでも観れたし、今回と同じ名古屋芸創でも、と、本当に幸せな観劇でした。 再演の今回、世田谷パブは自重しました。(観れなかった人が… https://t.co/NAdHtsCmua
5年以上前
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キネマと恋人、再演2回目は名古屋で。何回観てもいいなぁ。近くの席にケラさんいらっしゃったのでチラチラ見てしまった。あと休憩中にみのすけさん見かけた。ラッキーだった。
5年以上前
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明日から3つ舞台見るので、とりあえずアップします。 あなたが隣で一緒に笑ってくれるから生きていける＠KERA MAP「キネマと恋人」 - こんなことを思ったり。ぼちぼちかんげき。 https://t.co/j2CdQAUJ5a #キネマと恋人
5年以上前
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『キネマと恋人』再演を劇場で実際に観た。 そして、観たことがない初演をDVDで観る。初演も最高。再演はさらにパワーアップしていて最高だった。 再演が初演より、よりよい作品になるのは当然だと、私は思う。 『キネマと恋人』は見事に初… https://t.co/BEkjpLABZU
5年以上前
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初のKERA・MAP！キネマと恋人 皮肉だけどエグ味がなくて純粋で、愛しさと切なさが交互に来る。 終わってからcheek to cheekを聞いてまた切なさの波が🥺 最後のカテコまでとっても丁寧な表現で美しい世界だった。 https://t.co/rLC2yHl5OL
5年以上前
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KERA MAP「キネマと恋人」観劇。オープニングのプロジェクションマッピングから各転換、カーテンコールまでどこを切り取ってもスタイリッシュでもう本当に流石の一言。映画と舞台、夢と現実、絶妙だ。緒川たまきさんのチャーミングさも凄い… https://t.co/W0hSO7CEPb
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」 初演時スケジュール合わずで逃した作品。楽しみにしていた。メインキャストは当然ですが、アンサンブルが素晴らしい。正確な動きでもそれぞれの表情がある。妻夫木vs妻夫木+緒川に笑えば笑うほど、ラストは… https://t.co/NNl2vsMWoH
5年以上前
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KERA・MAP『キネマと恋人』 スタンディングオベーション。緒川たまきさんは今まで見た役者の中で1番上手かった。妻夫木くんになりたい。前半一瞬寝てしまったりしたけど、後半ココで効いてくるのかと脚本と演出の巧みさに唸った。脚本も… https://t.co/KWr3lp7xvF
5年以上前
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KERA MAP『キネマと恋人』。映像をアナログ的に使う感じとか、あまり普段お芝居を観ない人も楽しめるはず。切なさ哀しさあるのも良い。てか、ケラさん凄いし、緒川たまきさん素敵だし、素晴らしい夫婦ですホンマに。夏場、フェス1本休憩し… https://t.co/6WX5fLZB9a
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」 初演見にいけなかった分、期待度高まり期待超え、ケラさんの舞台は見にいけばドンピシャ。 緒川たまきさん、今回で好き度が更に上がりました…かわいい… オープニングはさることながら、今回はシンプルなセットで転換の面白さも良かった。
5年以上前
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今日は兵庫県立芸術劇場で KERA・MAP「キネマと恋人」を観ます。 ここの劇場でケラさんの作品を見るのは「ちょっと待ってください」「百年の秘密」「修道女たち」と4回目。 普段は音楽会がひらかれるめちゃ音のいい劇場。 このガル… https://t.co/sKloKsi8kH
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」観てきた〜〜話は何も悪くないし過不足あるわけでもないけど特に心が揺れず私のアンテナには引っかからず。けど画面の使い方コンテンポラリダンスの挟み方舞台装置と演出もよけりゃ役者の演技もさすがのさすがですんごかった…
5年以上前
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KERA・MAP「キネマと恋人」観てきた〜〜話は口に合わなかった、別に何も悪くないし過不足あるわけでもないけど特に心が揺れず私のアンテナではこれに三時間かけるのよくわからない。けど画面の使い方コンテンポラリダンスの挟み方舞台装置と… https://t.co/HMwNtmq3Cq
5年以上前
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観たよ、KERA MAP「キネマと恋人」。銀幕の中の登場人物が現実世界に出現、ヒロインとの出会いを果たすが、彼を演じた俳優とも同時に出会ってしまうという、ファンタジー的なラブ・コメディ。結構シビアな現実を生きるヒロインを緒川たまき… https://t.co/ursAHKNgif
5年以上前
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友だちが大絶賛してた『キネマと恋人』再演やっと観られたよ！ いやもう面白すぎた！ユーモアと皮肉とキュンとするシーンで目まぐるしい。全キャラクターが立っているから物語が深い。映画の中から好きなキャラが飛び出してくる、それを演じる役者… https://t.co/fsRT6UVTIb
5年以上前
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6月29日にKERA MAP"キネマと恋人"観劇。いつもながら劇の世界の余韻に慕ったまま頭の中はもうずっとはるこさんでいっぱい。いつも以上に今回は胸がいっぱいで当分日常会話もごめんちゃいだしありがとさんが続きそう(劇中会話)
5年以上前
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昨日北九州芸術劇場で観た「キネマと恋人」 再演だったけど、やっぱりまた新鮮な気持ちで観られました。 緒川さんの可憐さと、ともさかさんのキュートさ。 映像の美しさと場面転換の見事さに、またまたあっという間の3時間半でした。 再演観られて良かったぁ💕 #キネマと恋人
5年以上前
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KERA・MAP 「キネマと恋人」北九州公演千穐楽終了！ オープニングから素敵な演出や美しい場面転換、ずっとワクワクして観てた。ビックリするシーンもあり、もう1回は観たかったなぁ。 ストーリーに引き込まれて、たくさん笑って、あっという間の3時間半でした。
5年以上前
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『キネマと恋人』こんなにも素晴らしい世界があるんだ。愛おしくてたまらない。何度観ても面白く幸せな気持ちになれる。梟島のみんな、梟島に集まったみんなが大好きだ。ウディ・アレンのこの先はどうなるの？という、ぐるぐるしたマーブル色の世界… https://t.co/xoQRfUf1XF
5年以上前
