作品紹介
兄弟と恋人の間で揺れ動く二人。
兄弟という血のつながりを
亡き父との思い出の断片を手繰り寄せることで
家族をやり直そうとするが・・・。
作品紹介
兄は父の日本人の前妻の子ども。日本に妻と娘がいる日本のサラリーマン。
弟は父の後妻の子ども。台湾に生きる台湾人。
他人同士で出会った二人は、恋人として台湾で逢瀬を重ねてきた。
しかし、父の葬儀で母親違いの兄弟であることを知る。
以前のような恋人同士にはもう戻れない・・・。
同性同士でも、台湾での近親愛は絶対的なタブーだからだ。
作品紹介
生理学的には男性。トランスジェンダー。性転換手術の途中。
兄弟の父親が住んでいたアパートのオーナーの恋人らしい。
その他
(訳)
日本の皆さんこんにちは。
私は『同棲時間』の演出・ユーチンです。
この芝居は、今のところの私の印象としては、
登場するキャラクターがすごく独特で特別の境遇を持っています。
でも私たちは稽古で、この中の人が誰でも持っているヒューマニズムを探しています。
それは、みんなが心の中では戦っているということかと思います。
8月は台湾は一番暑いです。
この熱い熱い感情と一緒に、いろいろな物が暑くて腐って行って
すべてが腐乱しきってしまうような物語ですが、またそこから新しい命が芽生えるのだと思います。
ですから日本の皆さん劇場でお会いしましょう。
お待ちしております。
その他
(訳)
こんにちは。私は作曲を担当とのチョウ・リーテインです。
日本で皆さんにお会いするのを楽しみにしています。
みなさんを劇場でお待ちしております。
その他
(訳)
皆さんこんにちは。
私は劇団・亜戯亜の団長のポン・ハオチンです。
今回は亜戯亜の骨とのコラボレーションで
台湾の新鋭作家、リン・モンホワンの作品『同棲時間』を、
日本の皆さんと一緒に楽しんでいただきます。
この物語は、同性愛、トランスジェンダーと、
そしてもしかしたら愛かもしれないし、愛じゃないかもしれないという不思議で特別な感覚をもたらし、お互いの間に共鳴が生まれればと思います。
みなさん、ぜひ、劇場に私たちの公演を見に来てください。
ありがとうございます。
その他
(訳)
こんにちは。私はリャオ・ユエンチンです。
日本で『同棲時間』を上演できることとても嬉しく思っております。
この物語は同性愛、兄弟、そして私自身が思うにとっても台湾的な物語です。
みんなで台湾の味、台湾のディテールを日本に持って行きたいと思っています。
皆さんに見ていただいて、気に入っていただき、
台湾へのまた違った印象を持っていただければと思います。
8月に日本でお会いしましょう!
その他
(訳)
こんにちは 私は チェン・ホワイチュンです。兄を演じています。
この作品は自分にとっては同じ境遇の物語といえます。
稽古のプロセスは、とても大変ですが、
高雄から列車で稽古に通い、体力的に大変ですが、
この作品に参加できて本当に面白いし、楽しいです。
このテーマは日本にとっても台湾にとっても大切なことだと思います。
なので、ぜひ、見に来てください。
その他
(訳)
日本のみなさんこんにちわ。
私は『同棲時間』の作家のリン・モンホワン、ターズーです。
この物語には、私の家族、台湾の同性愛者たちの境遇を描くと同時に、
台湾と日本の戦前から現在に至るまでの、文化的つながり、そして両国がお互いに影響を及ぼし合う面白い関係性について考えている作品です。
皆さん、お時間あれば、ぜひ劇場に足をお運びください。