ルート67 公演情報 ルート67」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★

    (1/14)あおきりみかん「ルート67」、某舞台・クラッシュな走り屋を彷彿。現実と空想が重なり絡む物語・演出(関係性が少しずつ分かる巧みさ)、多視点・多ベクトルで見せる舞台、身体を限界まで酷使する役者陣(終演後全員汗だく)。エンターテイメントだけど基調はやはり叙情的。

  • 満足度★★★

    懐かしき少年ジ○ンプの匂いが漂うハチャメチャ感。大道具とも一体となった疾走表現、進化した3D表現。珍しく客演も取り込み、活かしたコメディ…で終わらないところが鹿目さんですね。エデンの東側をちょっと思い出す作風。近藤絵里さんのヒミコ役がツボった。

  • 満足度★★★★★

    ヒーローは熱く、友情はじんわりと。

    ネタバレBOX

    3月に見た芝居。
    おもしろさを、言葉にして残そうかと。

    ■ヒーロー感たっぷり!
    ■劇中劇♪
    ■ギミックの楽しさ!

    それでは、いきます。
     
     
    ■ヒーロー感たっぷり!
    原色のボディスーツ。両肩にタイヤ。
    そして、自信たっぷりな言い回し。
    しょっぱなから、ヒーロー物の雰囲気。
    華やかさのあるキャラクターは、好感もてる。

    なぜか、ルート67を駆け足してるのは、ダッシュの演劇的表現。
    絶えず、手足を動かしていたことに、驚いた。
    「この道が好き」で「レース」ということを、これほど伝える動きはない。
    前かがみになることで、走ってるようにしか見えない!

    それから、オリジナル技も楽しい!
    ターボ走法、磁石、回復系。
    別シーンがカットインしても、飽きない演出になっていた。
    まるで、アニメやマンガのような世界観だ。
     
     
    ■劇中劇♪
    歩道を歩き回る、女の子。
    見守る、コートの女。
    そして、工事現場の人、店の人、役場の人。
    友達のお兄さんまで、出てくる。

    初めは、唐突に出た現代劇。
    「ルート67」物語の外側なんだけど、交互にシーンを重ねていく。
    まるでオムニバスのように、2つの独立した話に見える。
    そして、終盤には話のつじつまが合って、人情話になる。オモシロイ♪

    巧みなセリフまわしと、シーン割りの妙が、物語をドライブさせていた。
     
     
    ■ギミックの楽しさ!

    この劇団、舞台を縦横無尽に使いこなしている!

    吹き飛ぶ風景は、看板やダイナーが走り去る。
    (黒子みたく)

    カーブや方向転換は、左右からのスロープを使う。
    キレがいいから、鋭角で曲がった感覚を味わえた。

    また、レース模様が、対話になっている。
    駆け引きで前後に動いたり、ぶっちぎったり。
    (「湾岸ミッドナイト」「頭文字D」みたく)

    お邪魔キャラも、岩かぶったり。
    わけわからなさが、突き抜けてて楽しい!

    夜間のヘッドライトを、LED表現。
    手足を動かしてるから、クルマとして違和感ない。

    極めつけは、舞台奥の垂直手すり!
    金ちゃんの仮装大賞ばりに、走るシーンが垂直に見られる。
    上空から、空撮した感じで、迫力あり。

    シーンの切り替えが、暗転いらず。

    現代劇のシーンも、街路樹やイスが動くし(笑)
    (マトリクスばり)

    芝居って、いろいろできる。
    可能性に、感心しまくりだった。
     
     
    ■雑感

    芝居の楽しさ、劇中劇、オムニバス。
    なんか、遊園地みたいで、あっという間。
    こなれた、というより、名人芸をみたような爽やかさ。

    劇中のせりふにもあるように、
    「ゴールなんて無いのかもしれない」。
    何回でも見たくなる、華やかな芝居だった。
    DVD 出たら、買うつもりです!
    熱い話も、人情話も、好きなんで♪

    ただ、困るのが1つ。
    無性に、ドライブしたくなる。
    ハートに火がついて、何かを目指したくなる。
    昔した、国道の旅。
    東海とは違うエリアで、したいな♪
  • 満足度★★★★

    いつもの如く、表と裏のストーリーが終盤にウェルメイドに収斂されていくパターンが心地良い。俳優陣の消耗が激しい演出で大変そうだった。全体的に男性陣に比べて女性陣がちょっと弱く感じたのは、多分好みの問題だと思う。

  • 満足度★★★★

    人間とクルマのハイブリッド、このアクションスゴくいいー。躍動感溢れるステージ大いに堪能しました。

  • 満足度★★★★

    劇団初見-
    中盤までは面白かったんですけどねェ。

    ネタバレBOX

    “あの”演出はクドイかなというか途中から興ざめたというのが本音です。
    演劇ならではの面白さが在るのだけれど・・。
  • 満足度★★★★

    人生になぞらえたロード・ムービならぬロード・ライブのようであるが、そこには人の深い思いが込められており観応え十分であった。

    少しネタバレするが、パンフに主宰・鹿目由紀女史が「好きな道というものがある。高校の頃好きだったのは並木道の向こうにピンクのネオンが美しい宝飾店がある道だった。夕方、自転車でさわやかな木の間を抜けていくと、ピンクのネオンが夕闇の中に光っていて、なんだか外国に来たような気持ちになった」とある。この情景が舞台そのもの。
    (上演時間1時間35分)

    ネタバレBOX

    日本ではないであろう、ルート67という道を巡る物語。物語の本筋は間違いなく「ルート67」であるが、この道は取り壊される(廃道)になるという。一方、脇筋としてこの道を守ろうとする動き(1人の女子高生)があり、いつの間にか本・脇筋が相互に侵食するように関わりあって行く。

    舞台は日本以外の異国または架想国に設定することで、さまざまなルールに捉われない自由な発想で描いている。基本になる舞台美術は、両側に傾斜のある平台スペース、中央奥にポールが数本立っているのみのシンプルなもの。

    物語はタイトルにあるルート67という道が無くなる。それを何とか阻止したいと思うランナーたちの奮闘劇。いろいろなランナーが登場するが、道を守るために立ち上がる姿を喜劇的に描いている。各々のランナーのラン・スタイルに潜むエネルギーを登場人物に豊かに発散させている。その観せ方は、とにかく走る、その姿をいろいろな角度(傾斜台を利用し後方からの姿、ポールを使い真上からの姿など)で演出し躍動感という印象付をしている。

    一方、この道の景色が好きで毎日眺めている女子高生がいる。その親友が何とか道が無くならない様、工事現場へ日参する。この場面はオー・ヘンリー「最後の一葉」を連想してしまう。風景の移ろいに人生の足取りを重ね、走る早いテンポと抒情が感じられる緩いテンポという緩急が心地よい。
    このシーンへの転換は薄明の中で、ベンチ、並木などが配置され、パンフにある鹿目女史の高校時代の風景を彷彿させるようだが…。

    このルート67の存続をめぐり、民主主義の原点は個人の思い覚醒と連帯だという向日性をしっかり描いた秀作。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    “あおきりみかん”初めて観させていただきましたが、とても良かったです!
    走っている感の表現、スピーディー且つ方向も考慮した場転等々、演出が素晴らしい!
    観終わってみれば、ストーリーも確りとしており見応えがありました。
    体力的に大変だったと思われる役者さんたちにも拍手を送ります。。。

  • 満足度★★★★

    全力疾走,お見事でした。ストーリーもしっかりしているけど,演出かなぁ。場面展開が良いです。ルート67では流れる風景が,道路上ではあの並木が,それぞれの場面を見事に現出しています。場所を立体的に見せる工夫もいいですね。久し振りに観たあおきりみかん,やっぱ良い芝居してくれます。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/11 (土) 14:00

    全力爽快のある意味、体育会系の劇。舞台でスピード感や奥行き、3D感がでていて、観た人しか分からない驚きあり。内容も非常に面白い。場面転換が素早くテンポのいい展開。壱劇屋の「シャドウトラフィック」を思い出した。
    アゲアゲ↑↑

    ネタバレBOX

    ロードレースが劇中の劇であることが、後から分かる構成はとても面白いと思いましたし、自動運転技術が取り沙汰される中、「車と人間が融合する進化」という発想はなっかった。いかにも「女の子」が考えたファンタジーとなっていて、なんかいい。
    メッセージ性も込められていて、とても良い作品だと思いました。
  • 満足度★★★★★

     ルート67はどこかの国の国道である。

    ネタバレBOX

    或る理由で、この国道を守ろうとする勢力があり、経済的な理由から発展を標榜してこの道を壊そうという勢力がある。一方、この道路そのものを愛する人々が居て二つの勢力に紛れ込む。
    このルートを愛する人々の間では噂噺が流れている。3日後に始まるルート67消滅計画を阻止できるレースが、国の主催で行われるというのだ。ルート67を走り優勝した者だけが、ルート破壊を阻止できるという噂だ。走り屋達は、これにのった。レース模様が演じられる中、この国道を守ろうとする勢力の動きが適宜挿入される。この道を守る訳は実に個的な理由なのだが、民主主義が個の総体であるならば、これは原点である。この原点に在る存在と政治との現実的関係を描いた上で、原点たる個々人の弱さが対峙する権力なり、権威なりとの相克を、弱い者達の努力、決して諦めないという行為・行動が意味する所で真っ直ぐ描いた秀作。これは観るべし。笑いもふんだんに盛り込まれ笑いながら泣き、泣きながら笑うことができる。
  • 満足度★★★★★

    面白い!!
    観た方が良いです、絶対に!
    想像していた内容と全く違い、
    いい意味で裏切られました!
    舞台上が、まるでサーキットの様に流れる!すごい疾走感!
    必見です~(^^)
    「鉄男」や「AKIRA」的な
    サイバーパンクのテイストを感じさせる設定や衣装が好みでした!
    これは他の団体を観てもいつも思うのですが、
    宣伝美術が非常に残念(泣!)チラシからは、
    この世界観が微塵も感じられないのが本当にもったいないと思いました。
    例えそれが「狙い」だとしても、
    もっと内容とリンクした世界観が表現できていれば、
    公演に興味を持ってくれる人が沢山いると思います。
    内容が本当に良いだけに、
    とても残念だと思いました(泣)

  • 満足度★★★★★

    意外性、娯楽性、そして感動……すべてがギュッと濃縮された作品でした。各シーンともわかりやすく、飽きずに楽しめます。辛いときに思い出したい言葉がいっぱい!

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/10 (金) 19:30

    作品の面白さも勿論評価したいのですが、まず一言と聞かれれば
    『お疲れ様でした』
    としか言葉が出てこない。
    予想以上の疾走感でした。

  • 満足度★★★★

    楽しかった(*´ω`*)
    麻里那さんが出られなかったのは残念でしたが、それでも、元気いっぱいの全力で、ホントに楽しかったです。
    アゲアゲ。

  • 満足度★★★★★

    最初は?
    という感じでしたが、すぐに引き込まれました。
    あおきりさんの舞台を2回観たのはこの舞台が初めてです。
    台本も予約してしまった!
    アゲアゲ。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/01/14 (土)

    ゴールを目指して駆け抜けていくみんなの様が面白い!
    入れ代わり立ち代わり、時には角度を変えて………………….
    スピード感もあって、時には笑いもあり、見てて楽しかったです。

    今日は最前列に座れ、友達は花村さんの大ファンなので、目の前でばっちり見れて感激してました。
    帰りには握手までして写真まで一緒に撮ってくれて、目がハートになってたかな!?

    1時間45分、いい意味で長かったです。

このページのQRコードです。

拡大