満足度★★★★
大人の考え方
男子校出身者としては子供みたいな考え方でなく意外と大人のような考え方だったのでそのあたりはどうなのかと思った部分はあったけど女性陣による男子高校生役というところは面白かった。
満足度★★★★
ホンモノとは
ま、男子校出身者としては男子高校生はこういうとこはもっと大人だし、こういうとこはもっとガキだよって思う個所はあったけど、お話としては面白かった。
満足度★★★★★
無題1968(16-258)
19:30の回(曇)。
ここ「のげシャーレ」は二回目、 岩渕貞太さん、北川結さん、小暮香帆さんのダンス公演「斑(ふ)」2016/2。
18:30受付(チケットはなく、当パンがチケット代わり)、19:05開場。王子の時にはチケットに番号を書いてくれたのにここではなかったので受付順の入場ではありませんでした(なぜ?)。
ひな壇の客席(ベンチシート、一部パイプ椅子)。
舞台には王子と同じく9つの椅子(箱)とそれを囲む白い枠、中空にも白枠。違うのは、左右に楽器、下手にキーボードとギター、上手にはドラムスとベース、周辺に機材。舞台手前に2つ、モニター(?)が客席に向けて置いてあります。アコースティックからエレクトリックな世界に代わったような印象。楽器群が照明に反射。
19:30、前説、奏者、チューニング、開演~21:00終演。
パンドとマイクによる音響効果は抜群でとてもクリアな印象を受けました。
9人いるのに8つの枠、大きさや高さはみな違う、「9-1」で8人、ひとりにひとつの枠にみえる。
エイリアンはどこにいるのだろう。
なぜエイリアンとチャリンコだけが違っているのだろう。
竹蜻蛉だけが白枠に手が届いたのはなぜだろう。
みな「定め」
床には大きな境界にもみえる枠、その白枠は超えるべき壁か。
椅子を吊り上げたのは、自らの足で立ち上がるためなのだろうか。
高校生には見えないのにみな不安を抱えながらも生き生きしている。
「自転車」の大川さん。「りんごりらっぱんつ(2010/11@サンモールS)」で初めて観たのですが全然「変わっていない」。
お名前でよーく調べてみると
飯塚ゆかりさん「地下鉄(2012/5@SENTIO)」「迷迷Q(2014/4@アゴラ)」。
伊藤昌子さん「チェインソング(2012/12@駅前)」。
中谷弥生さん「ゾーヤ・ペーリツのアパート(2016/7@ウエスト)」「寄り添い支える(2014/5@絵空箱)」「森の別の場所(2013/11@風姿花伝)」。
窪田優さん「Q体(2011/5@KAAT)(2015/2@KAAT)」「星の結び目(2011/12@アゴラ)」。
関森絵美さん「奇跡の年 ANNUS MIRABILIS(2015/1@KAAT)」「プラスチックプール(2015/9@空洞)」「「わたしたちのからだは星でできている(2016/7@青少年センター)」。
清水那保さん「11のささやかな嘘(2011/7@みゆき館)」「VOICE(2014/11@ストロボカフェ)」。
三澤さきさん「ユメミルヘヤ 他3篇(2012/5@RAFT)」「遺作(2013/8@RAFT)」「ツヤマジケン(2014/7@王子)」「キスミー・イエローママ(2014/8@OFFOFF」他。
満足度★★★★
男子校らしさがやや足りない
当初はリーディングで上演された作品を演劇として完成させた、というスタンスだろうか。男子校の高校生を女優が演じる、という試みが、リーディングでは活きていたと思ったのだけれど、動きが大きく入ると、何か男子校らしさがやや足りない(女子に見える)気がする。その点を除けば、テキストもテーマもステキなのだけれども…。
満足度★★★★
泣けない。泣けたら☆五つ
めっさ面白かったけど、陰気で軽い仕上がりに変化を遂げていた。
羽衣っぽかった箇所が幾つも有り、すっきりと楽しめた分-短編≧長編といった具合に満足度では2年前の短編に軍配が上がるかな。
はっちゃけていて疾走感がとても清々しい作りだった短編に比して、本作は湿っぽくて別物になっていたね。
満足度★★★★★
無題1960(16-250)
19:30の回(晴)。
18:28受付(半券に整理番号を書いてくれます)、19:02開場。
最前列はミニ椅子。舞台には小さな木の椅子(3X3)。床にはそこを広く囲むように足幅より広い白枠。上の方に白い木枠が8つ吊ってある。
19:27前説(オノマさん、80分)、19:02開演~20:51終演、21:26トーク終了。
2014/11@青少年センターでのリーディング公演から2年。間に、2016/5「趣向ジュニア『大阪、ミナミの高校生』」@同会場と今年は神奈川県の高校演劇大会を観に行ってます(横浜の地区Dブロック、中央大会を観に行き、県大会も都合がつけば)。
雑感
男子校が舞台。実際の高校生とはだいぶ違って見えているはずなのですが、そうでもないかな、と思うところもあります。
高校演劇は、昨年の川越地区とあわせても10作品くらいしか観ていませんが、そのどれからもたいへんよい印象を受けました。
「Q体」のときも感じましたが、本作でもやっぱり「All's right with the world」とはならないなぁ、と思いました。
8月に観た「1999年の夏休み」@横浜国大の劇団三日月座も全寮制の学校のお話しでした。
成長の一過程、同じこと/違うこと、時には残酷な剣となって突き刺さる。
等しいことなどひとつもない海でもがき、おぼれる。すがるものがあるかもしれないし、ないかもしれない。それは努力の賜物なのか、生まれついた運なのか。
宇宙人の靴はなぜ白なのか(リーディングのときもひとり色違いだった)。
また、横浜で。
和田華子さんは「奇跡の年 ANNUS MIRABILIS(2015/1@KAAT)」を観ていましたが、なんといっても9月の「サイタマ・フロンテージ(@東武アーバンパークライン車両内)」の公演が異色で、終演後はホームでちょっとお話というシチュエーション。
満足度★★★★★
ミュージカル
過去にリーディングとかショートバージョンは上演しているらしいが、事前情報を知らないまま初めて観るので、そのタイトルからもっと堅い内容かと思っていた。ところが、女優が演じる男子高校生のミュージカルということで、歌って踊って、まるで宝塚?という楽しい内容。思春期の学生が持っている繊細さと愚かさが見事に表現されていた。上演時間は1時間20分。